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2021年11月27日 ザイ編集部

日本株で稼いだ6000万円で「米国株のインデックス型
投信&ETF」を買って“1億円”を目指す投資家を直撃!
米国株の「ほったらかし長期投資」で資産倍増を狙え!

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“資産1億円”を目指すために、日本株で稼いだ6000万円を「米国株のインデックス」に切り替えた個人投資家のポートフォリオを紹介!

ダイヤモンド・ザイ2022年1月号の大特集は「株・投資信託・ETFで目指せ1億円!」。この特集では、日本株や米国株、投資信託などで資産1億円を達成した個人投資家の実例を紹介している。今回はこの特集から「米国株のインデックス」に投資して資産を着々と増やすRicoさんの実例を公開!
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日本株で稼いだ6000万円を米国株のインデックスに投資!
激務で銘柄研究する時間がなく、ほったらかしの長期投資にシフト

 30代の会社員であり、投資家ユーチューバーでもあるRicoさんが投資デビューを果たしたのは、学生時代。「お金の心配なく、好きな仕事を選びたい」という理由で、50万円の元手からスタートした。

 当初は、中小型の日本株に投資していたが、持ち前の銘柄分析力を発揮して、UUUM(3990)東映アニメーション(4816)などの値上がり株を次々キャッチ。30代にして約6000万円もの資産を作ることに成功している。

 ところが、2020年からは投資スタイルを一新。一括投資と分割投資のパフォーマンスを比較検証した後に、6000万円を迷いなく「米国株インデックス」に一括投資したのだ(現在の保有銘柄は後述)。
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時間がない人にはインデックス投資が最適!

 Ricoさんによると「米国株インデックス」に投資した主な理由は2つ。一つは、本業が「平日の睡眠は4時間」と激務で、銘柄分析をする時間がなくなったこと。二つ目は「日本株で資産を増やせたのは、相場がよかったおかげであって、自分の投資力ではない。日本株は金融政策の恩恵で浮上していただけで、上値が限定的」と判断したからだという。

 現状、Ricoさんは長期投資のスタイルで米国株インデックスなどを買っている。インデックスということで、銘柄研究は不要なうえに、個別株ほど価格変動リスクはない。それでも、過去の実績からいって、放っておいても平均して年率4%前後で資産を増やせると見ている。すでに、6000万円の資産は2021年までに7000万円以上まで増加した。
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 Ricoさんは本業にも力を入れているため、「急落で生活に困ることはなく、それゆえに狼狽売りすることもありません。逆に、急落時は安値で買い増しできます」と、勤労所得があることを強みと考えている。すでにまとまった資産があるので、そこに勤労所得から入金していくほか、この先30年間、安定的に4%程度の利回りが出るように運用していくだけでも「絶対額は増やせる」と、1億円への手ごたえを示す。

Ricoさんのポートフォリオを公開!
緊急時対応などのため「米国債券型ETF」も組み入れている!

 ひと口に「米国株インデックス投資」といっても、インデックスは複数あるし、投資商品も豊富にある。現状、RicoさんはETFと投資信託の両方を買っているという。

 ETFと投資信託の使い分け方だが、たとえばS&P500などの主要インデックスについては、「eMAXIS Slim米国株式」のような、低コストで複利効果があるインデックス型投資信託を選ぶという。一方で、例えば「米国が利上げしたら、短期的に金融株セクターが上がる」といった「短期のテーマ性」を持った投資では、機動的な売買が可能な「バンガード・米国金融セクター」(VFH)などのETFを検討する。
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 なお、Ricoさんのポートフォリオは以下のとおりだ。一部、日本株やビットコインなども保有しているが、大部分は米国株のインデックス型投資信託とETFで構成されている。

 ポートフォリオに含まれているのは、米国株を対象とする商品が多いが、15%は米国債券のETF「バンガード・トータル債券市場ETF」(BND)に投資しているのが特徴的だ。低リスクかつ約2%の安定利回りが得られる商品だが、Ricoさんがこの商品を保有している最大の理由は「緊急時対応のため」だという。

 世界同時不況などで株が下落したときでも、現金が必要となれば債券を売却して現金化できる。というのも、債券価格は株価との連動性が低く、仮に債券も同時に下落したとしても、価格変動幅が株より小さいため、一般的に評価損が少なくて済むからだ。

 また、株価がいずれ反転すると考えるなら、債券を現金化し、安くなった株式を買い増す資金に振り向けることもできる。ETFなら債券現物を買うより容易だし、債券型の投資信託と違って、価格を見ながら注文した当日に売買できるメリットもある。

 ただし、配当金については日米両国の二重課税で取られ過ぎた税金を取り戻すために、確定申告が必要となることは覚えておこう。
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