【日本株】高い成長性に加えて安定感もある「高成長株」の中で、アナリストが特に注目するのは「SHIFT」と「eWeLL」の2銘柄!
発売中のダイヤモンド・ザイ2023年3月号の大特集は「最強【日本株】番付(2023年・初場所)」! この特集では「王道株」「高配当株」「株主優待株」「10万円未満株」「割安株」「高成長株」という6つのジャンル別に、アナリストが選んだ”最強”の日本株を紹介! また、ストラテジストやアナリストによる「2023年12月までの日経平均株価の予測」も掲載しているので、投資の参考になるだろう。
今回はこの大特集から、アナリストがおすすめする「高成長株」の2銘柄を公開!
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「日本を代表するグロース株」と評価される「SHIFT」や、
訪問看護市場の拡大で需要を伸ばし続ける「eWeLL」に注目!
「AI」や「DX」「IP(知的財産)」「インバウンド」など、今後も拡大が期待できる領域で事業を展開し、将来的に株価の大幅上昇も期待できるのが「高成長株」だ。ただ、高成長株は見極めが難しく、株価も乱高下しがちな傾向がある。
そこで、ここでは「今期2ケタの営業増益を計画」「自己資本比率40%以上」という条件を満たし、高成長かつ健全財務でアナリストが評価する「高成長株」2銘柄を紹介しよう(※株価などの数字は2023年1月4日時点)。
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最初に紹介するのは、AI・DX関連株のSHIFT(3697)だ。
SHIFTは、企業向けソフトウェアのテスト受託を主力とする企業。導入企業は2000社以上で、2023年8月期は34%増収・36%営業増益を計画。達成すれば14期連続増収・6期連続増益となる。創業から17年で売上高600億円超、今期は34%増の870億円を目指す。内藤証券の高橋俊郎さんは「日本を代表するグロース株」と評する。「2026年8月期に売上1000億円を計画していますが、前倒しでの達成が見込まれます」(高橋さん)
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ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの海老澤界さんは「優良顧客が増加して単価上昇が進み、営業利益率も上昇傾向。サービス等品質の確保に重要なエンジニアの採用に力を入れており、従業員満足度を重視している点は、サステナブル経営の良いお手本」とする。
また、フェアトレードの田村祐一さんは「エンジニア増員を背景に、品質保証サービスが伸長。キーエンスの元社長が社外取締役として参画、キーエンス流の徹底した営業戦略を導入して顧客単価が上昇し、顧客数も拡大が継続。今後も成長が期待できます」と評価している。
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続いて紹介するのは、同じくAI・DX関連株のeWeLL(5038)だ。
eWeLLは、訪問看護に特化した専用電子カルテシステム「iBow(アイボウ)」を開発、訪問看護業務を支援する。すでに2000事業所以上で導入され、訪問看護電子カルテのシェアはトップ。在宅医療・療養のニーズの高まりを背景に、2022年12月期は32%増収・49%営業増益を見込む。
フィスコの白幡玲美さんは「顧客数や顧客単価は順調に増加。今後も訪問看護市場の拡大が見込まれ、需要は拡大していくと予想します。業績好調で、通期の経常利益予想を10%上方修正しましたが、保守的。さらなる上ブレも期待できます」と分析。
内藤証券の高橋俊郎さんは「国策である在宅医療を確立するには、訪問看護をする人材が必須。看護者の事務作業と情報共有を手助けする企業として、注目大」と見ている。
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