IPO株の銘柄分析&予想

「アイビス」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のアプリ開発企業との比較や予想まで解説![2023年3月27日 情報更新]

2023年2月17日公開(2023年3月27日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 アイビス
市場・コード/業種 グロース・9343/サービス業
上場日 3月23日
申込期間(BB期間) 3月7日~3月13日
おすすめ証券会社 大和証券SBI証券楽天証券松井証券auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)CONNECTDMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 2121円(+190.55%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

アイビスが3月23日にIPO(新規上場)!

「アイビス」の公式サイトより

 アイビスは、2023年2月17日、東京証券取引所に上場承認され、2023年3月23日にIPO(新規上場)することが決定した。

 アイビスは2000年5月11日に設立された。「モバイル事業」と「ソリューション事業」を展開している。モバイル事業では、「作画工程を動画にして絵を描く楽しさを共有したい」というコンセプトから、自社開発したiOS・Android用モバイルペイントアプリ『ibisPaint』の開発、サービス運営、さらには『ibisPaint』で制作された全世界のユーザコンテンツに発表の場を与える自社オンラインギャラリー「ibispaint.com」の運営も行っている。

 ソリューション事業では大きく分けて2つのサービスを展開している。1つは労働者派遣法に基づくシステムエンジニア等のIT技術者派遣サービス、そしてもう1つはモバイルアプリやWebアプリ等の受託開発・運用保守及びクラウドコンピューティングサービスである「AWS」を用いたサーバ構築・移行・運用保守等の受託開発サービスを提供している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

アイビスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月6
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月7日~3月13日
公開価格決定 3月14日
購入申込期間 3月15日~3月20日
払込日 3月22日
上場日 3月23日

アイビスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2023年3月8日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券
[最短翌日に取引可能]
3.5
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.7
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楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.9%
公式サイトはこちら!
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)
[最短翌日に
取引可能]
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CONNECT
[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
東海東京証券(主幹事証券) 87.0  
みずほ証券 4.3  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 1.7  

アイビスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 650円
仮条件
[予想PER(※2)
670~730円
11.6倍~12.6倍]
公募価格 730円
初値 2121円
初値騰落率 +190.55%
予想トレーディングレンジ(※3) 300~2500
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2023年3月2日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 18.7倍
セルシス<3663> 21.1倍(連)
エスユーエス<6554> 13.5倍(連)
ジャパニアス<9558> 21.4倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

アイビスの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 348万8783株(予定)
公開株式数 公募70万株  売出15万株
(オーバーアロットメントによる売出12万7500株)
想定公開規模(※1) 6.4億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

アイビスは世界ダウンロード数No.1「ibisPaint」開発

 モバイル事業(モバイルペイントアプリ『ibisPaint』の開発、サービス運営)、ソリューション事業(IT技術者派遣サービス、アプリ開発及びサーバ構築・移行・運用保守等の受託開発サービス)を手掛ける。自社開発したiOS・Android用モバイルペイントアプリ『ibisPaint』は世界19言語に対応しており、2021年日本企業発のアプリとして世界ダウンロード数No.1を記録。

 「ibisPaint」は知名度が高いほか、ソリューション事業においてはDX関連銘柄として投資家に注目されそうだ。中大型案件の多い3月IPOラッシュだが、同社は公開規模が10億円未満と軽量感があり、需給主導での初値上昇に期待が高まるだろう。ただ、3/23は3社同時上場予定。

 公開規模については6~7億円程度となる見込み。

◆「アイビス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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アイビスの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2019/12 361
(―)
14
(―)
31
(―)
2020/12 1,618
▲ 68
▲ 39
2021/12 2,744
(69.6%)
107
72
2022/12 3,397
(23.8%)
238
121.4%
168
132.3%
2023/12予 3,590
(5.7%)
292
22.7%
202
20.2%
2022/9 3Q 2,555
(―)
338
(―)
219
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:57.90円/10.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

アイビスの業績コメント

 2023年12月期の業績は、売上高が前期比5.7%増の35.9億円、経常利益が同22.7%増の2.9億円と増収増益の見通しとなっている。

 モバイル事業においては、主製品であるモバイルペイントアプリ『ibisPaint』シリーズについて、アプリ上の新機能や様々な改善、無料素材の新規追加、YouTubeでの操作方法ショート動画の公開等により、シリーズ累計ダウンロード数が2022年12月末に2.9億DL超となった。また、2022年6月末にリリースした『ibisPaint』のWindows版の累計販売数は1.1万件と、順調に推移している。

 また、2022年9月末時点でサブスクリプション型のプレミアム会員数(月額課金・年額課金)は6.3万人、売切型アプリの累計販売数は55.6万件と好調な推移を見せている。一方で、2022年8月頃より特に欧米や新興国における広告市況が急激に悪化し、アプリ広告売上はやや低調となっている。

 ソリューション事業におけるIT技術者派遣については、積極的に営業活動及び採用活動を行ったが、採用活動においては、依然として求職者優位の状態が継続している。受託開発については、Webアプリケーションや業務システム等への投資が拡大傾向にあり、メディア業や情報サービス業の企業からの需要が想定以上に発生した。

アイビスの詳細情報

■基本情報
所在地 名古屋市中村区名駅三丁目17番34号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 神谷 栄治(昭和48年5月30日生)
設立 平成12年5月11日
資本金 9592万円(令和5年2月17日現在)
従業員数 221人(令和4年12月31日現在)
事業内容 モバイル事業(モバイルペイントアプリ『ibisPaint』の開発、サービス運営)、ソリューション事業(IT技術者派遣サービス、アプリ開発及びサーバ構築・移行・運用保守等の受託開発サービス)
■売上高構成比率(2021/12期 実績)
品目 金額 比率
モバイル事業 1,659 百万円 60.5%
ソリューション事業 1,084 百万円 39.5%
合計 2,744 百万円 100.0%
■大株主上位3位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 神谷 栄治 188万6243株 67.64%
2 村上 和彦 55万9680株 20.07%
3 渡辺 秀行 34万2860株 12.29%
合計   278万8783株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 運転資金として(1)「ibisPaint」の新規ユーザ獲得のための広告宣伝費、(2)IT技術者確保のための採用費及び人件費に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「アイビス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能]
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CONNECT[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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アイビスの銘柄紹介

 同社は事業の種類別に、「モバイル事業」と「ソリューション事業」を展開している。

(1)モバイル事業

 モバイル事業においては「モバイル無双®で世界中に"ワォ!"を創り続ける」をミッションとしている。「作画工程を動画にして絵を描く楽しさを共有したい」というコンセプトから、同社が自社開発したiOS・Android用モバイルペイントアプリ『ibisPaint』の開発、サービス運営、さらには『ibisPaint』で制作された全世界のユーザコンテンツに発表の場を与える自社オンラインギャラリー「ibispaint.com」の運営を行う事業セグメントである。

 同社は『ibisPaint』をモバイルアプリ提供プラットフォームである「Google Play」や「App Store」等を通じてユーザに提供している。『ibisPaint』は無料で基本的な機能を使用することのできるアプリで、『ibisPaint』上にバナー広告や動画広告等が表示されるようになっており、同社はこの広告枠に複数のSSP事業者から提供される広告をアドネットワークを通じて表示することにより、SSP事業者ごとに最適化された広告収益を得ている。SSP事業者への広告枠の提供は本事業の広告ビジネスにおける主な収益源となっている。

 また、より快適に利用してもらうために、2つの有料サービスを提供している。1つは、広告非表示機能を含む追加機能や追加素材等の利用が可能となる定額課金型のプレミアム会員サービスの提供(サブスクリプション)であり、月額課金制と年額課金制の2種類の方法がある。もう1つは、アプリ上の広告が非表示となる売切型アプリの提供であり、初回インストール時に広告非表示機能付の有料版を購入する方法と無料版のインストール後に広告除去アドオンを購入する方法がある。

 両サービスは本事業のBtoCビジネスモデルにおける主な収益源となっている。上記、アプリ広告売上及びアプリ課金収入については、ユーザの獲得・維持が収益構造の源泉となっている。そのため広告投資(広告宣伝費)を計画的に行っている。また『ibisPaint』は、世界の19言語に対応したアプリであり、積極的な海外プロモーション投資(投資対象国は61ヶ国)を実施し、ユーザ数の増加及び収益の拡大に繋げている。

(2)ソリューション事業

 ソリューション事業では大きく分けて2つのサービスを展開している。1つは労働者派遣法に基づくシステムエンジニア等のIT技術者派遣サービス、そしてもう1つはモバイルアプリやWebアプリ等の受託開発・運用保守及びクラウドコンピューティングサービスである「AWS」を用いたサーバ構築・移行・運用保守等の受託開発サービスである。

 同社には20年以上培ってきた開発力があり、新技術・開発環境に対応可能な優秀なエンジニアも在籍している。その技術力をIT技術者派遣・受託開発として企業向けに提供を行う事業セグメントである。

 IT技術者派遣は、同社が無期雇用契約を締結したシステムエンジニア等の技術者を、労働者派遣契約に基づき、顧客である求人企業(派遣先企業)に派遣し、その人材派遣料を収益源とするビジネスモデルである。受託開発は主に請負契約又は準委任契約によるもので、モバイルアプリの受託開発・運用保守を受託している。受託開発に係る売上は、フロー型の収益モデルであり、運用保守に係る売上は受託開発したアプリの運用が継続する限りは安定的に収益が見込めるストック型の収益モデルである。AWSを用いたサーバ構築・移行・運用保守については原則として同社内のみで行っており、収益モデルはアプリの受託開発・運用保守と同様である。

アイビスの投資のポイント

 自社開発のモバイルペイントアプリ「ibisPaint」は知名度が高いほか、ソリューション事業においてはDX関連銘柄として投資家に注目されそうだ。中大型案件の多い3月IPOラッシュだが、同社は公開規模が10億円未満と軽量感があり、需給主導での初値上昇に期待が高まるだろう。ただ、3/23は3社同時上場というスケジュールであり、なかでも日本ナレッジ<5252>が同じく10億円未満の小型案件となっていることもあり、初値買い資金分散の影響を受けそうだ。

⇒日本ナレッジ<5252>のIPO情報はこちら!

 静岡県浜松市にて2000年設立。同社は「モバイル事業」と「ソリューション事業」を展開している。同社が自社開発したiOS・Android用モバイルペイントアプリ『ibisPaint』は「ほぼフル機能を無料で提供している」ことが最大の特徴となっている。世界19言語に対応しており、結果的に2021年日本企業発のアプリとして世界ダウンロード数No.1を記録している。MAU(Monthly Active Users)においても2022年12月に全世界で4,000万人に達した。2022年の年間新規DL数は約8489万となっており、世界のどこかで「1秒で2.7人にダウンロード」されている計算になるという。

 また、2022年12月末現在『ibisPaint』の累計ダウンロード数において、海外のユーザ数は全体の92.5%に達しているほか、年代別ではZ世代(25歳未満)の利用が61.6%と多い。ソリューション事業ではIT技術者派遣サービス及び受託開発サービスを行っている。2021年12月期売上高の32.0%がGoogle LLC向け、14.8%がInMobi Japan(株)向け。従業員は221名。

 業績面について、2023年12月期の業績は、売上高が前期比5.7%増の35.9億円、経常利益が同22.7%増の2.9億円と増収増益の見通しとなっている。モバイル事業においては、売上高22.3億円(同3.2%増)を見込んでいる。アプリ広告については2019年以降のコロナ特需を考慮・控除し売上16.5億円(同4.8%減)、新規ダウンロード予測数は8936万DL、サブスクリプション売上は3.1億円(同60.7%増)、売切型アプリ売上は2.4億円(同13.7%増)と予測している。ソリューション事業については、人員増加によるシステム開発案件受注拡大分を見込み、13.5億円(同10.0%増)と計画している。

 想定仮条件水準の今期予想PERは10~12倍程度で、他のモバイルソフト関連、IT人材関連企業と比較して割安感も感じられる。年間配当は1株当たり10.00円(前期実績は0.00円)を予定しており、今期以降は配当性向15~20%を目安に配当を実施していく方針。

 公開規模については6~7億円程度となる見込み。発行済株式は代表取締役社長・常務取締役が9割弱を保有し、需給面への不安は乏しい。IT関連の小型案件で積極的な初値買いを集めやすいと想定されるが、前述の通り3社同時上場となるため、同時上場銘柄と比較し人気度変化が見られるか今後注視していきたい。

◆「アイビス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。
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