【新NISA】成長投資枠におすすめの「5万円株」は、業績好調な「パーソルホールディングス」と「じげん」の2銘柄!
発売中のダイヤモンド・ザイ2024年1月号の大特集は「市場改革&新NISAで追い風が吹いている【5万円株】96銘柄」。この特集では「5万円台以下」のおすすめの96銘柄を、ザイ編集部とアナリストなどの専門家が厳選!「新NISAで買うべき20銘柄」に加えて、高配当株や株価数倍も狙えるスゴイ株をドーンと紹介するので、初心者や投資の予算が少ない人、分散投資をしたい人などは必見だ!
今回は、この特集の「新NISAで買うべき20銘柄」から、注目の2銘柄を公開するので投資の参考にしてほしい!
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東証の市場改革や企業の意識の変化で「5万円株」が増加!
有名企業や高配当で知られる企業の株も5万円台以下で買える!
100株(1単元)買うときの必要額が5万円台以下の株を、ダイヤモンド・ザイでは「5万円株」と呼んでいる。
最近、その5万円株の注目度が急上昇している。というのも、2023年7月に東証は、これまで”望ましい最低投資額”として定めていた「5万円以上50万円未満」という規定のうち、下限にあたる「5万円以上」を撤廃。つまり「5万円株を増やす」という方針に転換したのだ。
さらに、2024年1月からは「新NISA」がスタートする。個別株を買える成長投資枠の年間の上限投資額は240万円。例えば、東京エレクトロン(8035)のように、100株買うときの投資額が約200万円もするような株だと、1銘柄にしか投資できない。
これが5万円株なら、複数銘柄への分散投資ができるほか、買うタイミングを分散させつつ、複数単元を保有することもできる。また「あとちょっとだけ投資枠が余っている」といった場合にも、5万円株なら穴埋めとして候補に入れやすそうだ。
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企業も対応し始めている。例えばNTT(9432)は、2023年7月に1株⇒25株の株式分割を行った。「米国の大手IT株と同様に少額で買えるように」という意図によるもので、この結果、NTTは1万円台以下で買える「1万円株」になっている。
新NISAを控え、個人投資家に買ってもらおうという狙いもある。実際、分割前の3月末と比べて、株主数は約54万人増加するなど、効果はバツグンだった。今後も、NTTに続いて大規模分割を発表する企業は登場しそうだ。
配当性向の引き上げで注目の「パーソルホールディングス」や、
長期で持って株価倍増を期待できる「じげん」に注目!
もっとも、将来の株式分割を待つまでもなく、すでに日本株市場には有名企業や成長企業、高配当の5万円株がたくさんある。以下では、その中でも長期保有に向いており、新NISAで買うのにピッタリな5万円株を2銘柄紹介していこう!(※株価などのデータは11月2日時点)
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一つ目の銘柄は、100株買うときの投資額が2.5万円のパーソルホールディングス(2181)だ。
パーソルホールディングスは人材派遣大手のテンプスタッフとピープルスタッフが統合して誕生した会社。人材サービスではリクルートに次いで2位だ。競争の激しい業界だが、2008年の上場以来黒字を継続している。経営の効率性の指標であるROEは10%前後での推移だが、営業利益は右肩上がりの増益基調。前期の営業利益は、上場した2009年3月期の約6倍にまで伸びている。足元の業績も、人手不足によるサービス需要の拡大や、エンジニア派遣の伸びが見込まれており、増収増益ペースが続きそうだ。
パーソルホールディングスは2026年3月期の売上高1兆5500億円を目標として掲げているが、これまでの成長の実績から、十分達成可能と見ていいだろう。注目は、前期までは30%前後で推移していた配当性向を約50%に引き上げると公約したこと。現状でも配当利回りは3.78%と高いが、今後は一段の利回りアップが期待できる。これほど魅力的な銘柄が、2023年9月に株式を10分割したことから2万円台で買えるようになっており、非常に買いやすくなった点も高く評価できる。
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続いて紹介する銘柄は、100株買うときの投資額が5.1万円のじげん(3679)だ。
じげんは、美容業界特化型求人「リジョブ」を中心に、人材・不動産賃貸・中古車輸出などでサイト・メディアを展開する企業。マーケティング技術を基盤に、積極的なM&Aを活用することで、売上高が年率20%台のハイペースで成長している。
2021年3月期にコロナ禍での求人情報誌や海外旅行事業の減損計上により、上場以来初の赤字となった。だが、赤字は単年度で終わり、翌期にはV字回復。足元では旅行需要の回復による航空券予約サイトの伸びなどで、今期は最高益を更新予定だ。長期の経営計画では、2026年3月期の売上高を2023年3月期の87%増にあたる350億円超とする目標を公表している。
じげんの株価は、事業の強みや高成長を反映し、かつては2000円台だった。しかし、前述の赤字やグロース株全般の低調で低迷中。ただ、PER14倍台は成長力から見ても割安感がある。利益水準も高く、営業利益は年間約10億円ずつのペースで増えている。コツコツ買って、グロース株が物色される相場で、まずは1000円台乗せを狙いたい。
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【2024年11月5日時点】 2024年にスタートした新制度を解説! 「新NISA」の取扱商品や売買手数料を徹底比較! ※表内のデータは、情報更新時に公表されている「新NISA」の情報をまとめたものです。 |
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つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
250本 | 無料 | 無料 | 1277本 | 0〜 0.5% |
【SBI証券の新NISA口座のおすすめポイント】 ネット証券大手の一つで、新NISA口座では日本株の売買手数料無料に加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の積み立ては「100円」から可能で、少額から始めたい人に対応。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べる。三井住友カードなどによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用すると、カードの種類やその他の条件によってポイントが貯まる。「投信マイレージ」では保有額に応じたポイントも獲得できる。「成長投資枠」では米国株、中国株、韓国株、ロシア株(受付停止中)、ベトナム株、インドネシア株、シンガポール株、タイ株、マレーシア株など海外株も豊富。単元未満株(1株から日本株が買える)「S株」は東証の全銘柄が対象で、成長投資枠で投資可能。売買手数料はゼロ円だ。「S株」では積立サービス「日株積立」を開始。株数指定(1 株単位)、金額指定(1000円以上、500円単位)で積立ができるようになった。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応しているのも便利。「J.D.パワー2024年NISA顧客満足度調査 」<証券部門>にて、総合満足度ランキング1位を受賞した。 |
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【関連記事】 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! ◆【SBI証券のNISA「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託の取扱数が250本と金融機関の中でも充実しているのがSBI証券の魅力! ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 |
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■マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
234本 | 無料 | 実質無料 | 1176本 | 0.73〜 1.1% |
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つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
244本 | 無料 | 無料 | 1144本 | − |
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つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
240本 | 無料 | 無料 | 1269本 | 0.5〜 1.0% |
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つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
238本 | 無料 | 無料 | 1130本 | 1.0% |
【auカブコム証券の新NISA口座のおすすめポイント】 新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料!「つみたて投資枠」の投資信託の種類も多く、「100円」から購入が可能なので投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。「au Payカード」で投資信託を積み立てると最大1%のPontaポイントが貯まるほか、投資信託の保有額に応じてもPontaポイントが貯まる(「au ID」の登録が必要)。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」も便利。通常「プチ株」の購入には手数料が発生するが、「プレミアム積立(プチ株)」の場合、買付手数料が無料。なお、NISA口座(成長投資枠)ならスポット取引でも売買手数料が無料となっており、コスト面でもお得だ。新NISA口座の開設者は特定口座での現物株式の取引手数料が最大5%割引になる「NISA割」がある(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。 |
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【関連記事】 ◆【auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率は「1%」とネット証券トップクラス ◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると最大5%のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! ◆【auカブコム証券のNISA「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託は238本と豊富で、現物株の取引手数料が最大5%割引になる特典もあり! |
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■SMBC日興証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
149本 | 137〜2200円 (約定代金による) |
− | 540 | − |
【SMBC日興証券の新NISA口座のおすすめポイント】 2023年11月から投資信託情報サービス「日興の投信NISA」を開始。数多くの投資信託のなかからおすすめの21本に絞り込んでいるうえ、「なにごともバランスが大事よ」「私は世界の成長にかける」といったタイプごとに5〜6銘柄をピックアップしてくれるので、自分好みのNISA対応ファンドを選ぶ助けになる。SMBC日興証券では一部の投資信託で買付手数料が必要となるが、積立購入(投信つみたてプラン)の場合は全銘柄で買付手数料が原則無料となるので、上手に活用したい。 また、外国株式は、オンライントレードでは取引できないので注意しよう。単元未満株取引「キンカブ」は「100円以上、100円単位」の金額指定で株が買えるのがメリットで、dポイントでも株式投資ができる。「キンカブ」は売買手数料は無料で、100万円以下の買付ならばスプレッドも0%となっている(100万円超の買付時や売却時はスプレッド0.5~1.0%)。 |
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つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
91本 | 実質無料 | − | 332本 | − |
【岡三オンラインの新NISA口座のおすすめポイント】 2024年1月4日以降、新NISA口座では、日本株の売買手数料が全額キャッシュバックされ、実質無料に(上限なし)。投資信託は従来から購入手数料が無料となる「ZEROファンドプログラム」を行っているため、一括購入、積立買付とも手数料が無料だ。投信積立については、1銘柄あたり毎月100円から。低コストの人気ファンドを数多く取りそろえている。ファンド選びに迷った場合は、各自のリスク許容度に合わせた銘柄と投資割合を提案する「投信ロボ」が心強い。また、投資信託の平均保有残高が1000万円以上(プラチナ)、3000万円以上(プレミアゼロ)の場合は、信用取引の手数料が優遇されたり、IPOの当選確率がアップするサービスも提供している。単元未満株の取引も可能で取扱銘柄数も多いが、売買手数料は約定代金2万円まで220円、3万円まで330円、10万円まで660円(すべて税込)などだ。 |
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つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
37本 | 無料 | − | 112本 | − |
【GMOクリック証券の新NISA口座のおすすめポイント】 新NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。「100円」から積立が可能なのも魅力。GMOクリック証券は、ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。新NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、新NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ! |
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【関連記事】 ◆GMOクリック証券のおすすめポイントはココだ!コストが激安な上にツール、情報も充実して大手ネット証券に成長 ◆GMOクリック証券の株アプリ/株roid / iClick株を徹底研究!適時開示情報やアナリストレポートも過去90日分が読める! |
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つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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ETF | ETF | |||
サービス手数料: 資産残高の0.693〜0.733%(年率・税込)※ |
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【ウェルスナビ(WealthNavi)の新NISA口座のおすすめポイント】 国内外のETFに分散投資をするロボアドバイザー「ウェルスナビ」はNISA口座にも対応。5つの質問に答えるだけで最適なポートフォリオを提案し、毎月自動的に積立投資をしてくれるので、初心者でも簡単に効率的な運用を実行できる。2024年からの新NISAなら、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で資産を購入することで最大で年360万円まで投資可能! 運用コストとしては、一般的な証券会社のような売買手数料ではなく、資産残高に対して決まった割合のサービス利用料を負担する形なので要注意。また、楽天証券と提携した「ウェルスナビ×R」も提供している。その場合、楽天カードや楽天キャッシュを利用し、楽天ポイントを貯めたり、楽天ポイントを利用した購入・積立が可能となる。 ※ NISA口座に自動積立だけで入金した場合で試算した手数料。リスク許容度(ポートフォリオ)により異なる。また、各商品の値動きによりポートフォリオのバランスが崩れた場合は、手数料が表記の範囲を超えて変動する可能性がある。 |
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【関連記事】 ◆【2024年最新版】「ロボアドバイザー」の機能や利用料、特徴を比較!証券会社のサービスから独立系業者まで紹介 |
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。※1 年会費無料のクレジットカードの場合。※2 1約定ごとプランで約定金額240万円までの売買手数料。 |