IPO株の銘柄分析&予想

「ジンジブ」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の就職支援サービス企業との比較や予想まで解説![2024年3月27日 情報更新]

2024年2月16日公開(2024年3月27日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ジンジブ
市場・コード/業種 グロース・142A/サービス業
上場日 3月22日
申込期間(BB期間) 3月6日~3月12日
おすすめ証券会社 SBI証券SMBC日興証券岩井コスモ証券マネックス証券松井証券SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 3980円(+127.43%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

ジンジブが3月22日にIPO(新規上場)!

「ジンジブ」の公式サイトより

 ジンジブは、2024年2月16日、東京証券取引所に上場承認され、2024年3月22日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ジンジブは2015年3月23日に設立された。同社は「これからを生きる人の夢を増やす」というパーパスのもと、ますます深刻化する若手人材不足という日本社会の社会課題解決に貢献すべく、高校生に特化した新卒採用支援事業、高卒社会人の教育・転職支援サービス事業及びDX人材の育成・研修サービス等教育事業を展開している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ジンジブのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月4
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月6日~3月12日
公開価格決定 3月13日
購入申込期間 3月14日~3月19日
払込日 3月21日
上場日 3月22日

ジンジブのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2024年3月7日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
87.0
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券
[最短即日で取引可能]
4.3
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.9%
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松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
香川証券 0.9%  
極東証券 0.9%  
Jトラストグローバル証券 0.9%  
東海東京証券 0.9%  
東洋証券 0.9%  
水戸証券 0.9%  
むさし証券 0.9%  
あかつき証券 0.4  

ジンジブのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1590
仮条件
[予想PER(※2)
1620~1750円
13.4倍~14.5倍]
公募価格 1750円
初値 3980円
初値騰落率 +127.43%
予想トレーディングレンジ(※3) 1100~4500
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社4社の予想PER(2024年3月1日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【4社平均】 17.4倍
学情<2301> 14.3倍
エンジャパン<4849> 32.1倍(連)
セイファート<9213> 11.0倍(連)
メディア総研<9242> 12.3倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割安と判断できる。

ジンジブの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 139万6500株(予定)
公開株式数 公募20万株  売出15万株
(オーバーアロットメントによる売出5万2500株)
想定公開規模(※1) 6.4億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ジンジブは高校生に特化した就職・転職支援

 高卒就職採用支援サービス及び人財育成サービスを手掛ける。高校生の就職を支援する就職求人サイト「ジョブドラフトNavi」は、2023年12月時点で掲載社数は2354社となっている。2023年3月期の金融機関からの紹介による商談数は2751件。

 大学生を対象とした就職支援サービスはよく見かけるが、高校生を対象としたサービスは同社のみとみられ、ユニークな立ち位置が注目されそうだ。公開規模に軽量感があり、需給主導での初値上昇が期待されよう。

 公開規模は6億円台と軽量感のある大きさ。ベンチャーキャピタルの保有株式計18万株については公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除となるが、規模が小さいため需給面への懸念は軽微だろう。3/22は同時上場する銘柄はない。

◆「ジンジブ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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[最短3日後に取引可能]
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ジンジブの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2020/3 462
(―)
177
(―)
162
(―)
2021/3 691
(―)
▲ 298
▲ 299
2022/3 972
(40.7%)
▲ 93
▲ 65
2023/3 1,517
(56.0%)
64
41
2024/3予 2,112
(39.2%)
263
305.5%
169
307.3%
2023/12 3Q 1,548
(―)
173
(―)
111
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:121.02円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

ジンジブの業績コメント

 2024年3月期の業績は、売上高が前期比39.2%増の21.1億円、経常利益が同305.5%増の2.6億円と増収増益の見通しとなっている。

 景況感が依然として厳しい状況にある現在にあって、前期(2023年3月期)から継続して、同社主軸サービスである「ジョブドラフトサービス」の商談獲得ルートの新規開拓を進め、金融機関等からの見込顧客紹介や資料問合せ・セミナー参加を通じた「インバウンド」商談が主軸となり、受注を牽引している。

 また第3四半期累計期間(2023年4~12月)より新潟・岡山・熊本支店を開設しエリア拡大を行ったことで、安定的な商談確保が実現できている。SNSを活用した採用活動支援などの新たな企画制作サービス・代行支援サービスの商材増による受注単価の向上もあり、受注高が好調に推移し、結果、ジョブドラフトNavi掲載社数は2354社(前期末時点での掲載社数1489社)と規模拡大が実現している。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高15.4億円で73.3%、経常利益1.7億円で65.8%となっている。

ジンジブの詳細情報

■基本情報
所在地 大阪府大阪市中央区南本町二丁目6番12号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 佐々木 満秀(昭和43年3月22日生)
設立 平成27年3月23日
資本金 9800万円(令和6年2月16日現在)
従業員数 162人(令和6年1月31日現在)
事業内容 高卒就職採用支援サービス及び人財育成サービス
■売上高構成比率(2023/3期 実績)
品目 金額 比率
採用領域 1,434 百万円 94.5%
教育領域 72 百万円 4.8%
その他 10 百万円 0.7%
合計 1,517 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 佐々木 満秀 96万株 80.23%
2 三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合 13万株 10.87%
3 ナントCVC2号投資事業有限責任組合 5万株 4.18%
4 海老根 智仁 3万株 2.51%
5 池田 良介 1万株 0.84%
6 橋本 典子 5000株 0.42%
7 森田 司 3000株 0.25%
8 渡邊 圭美 2000株 0.17%
9 森 隆史 1500株 0.13%
9 代表世話人(株) 1500株 0.13%
合計   119万3000株 99.71%
■その他情報
手取金の使途 (1)人材採用・人件費、(2)広告宣伝費に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2023年1月30日
割当先 森隆史(同社取締役)、新田圭(同社取締役)、渡邊圭美(同社取締役)、長谷川佳紀(同社取締役)、森田司(同社取締役)、大貫彰(同社常勤監査役)、河合大輔(元同社取締役)、代表世話人(株)、橋本典子
発行価格 2,200円 ※株式分割を考慮済み
◆「ジンジブ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ジンジブの銘柄紹介

 同社は高校生に特化した新卒採用支援事業、高卒社会人の教育・転職支援サービス事業及びDX人材の育成・研修サービス等教育事業を展開している。高校生の就職活動は、「一社ずつ応募する」、「7月から9月の短期間で応募志望先を選定する」、「応募に際して校内選考を受ける」など、大学生の就職活動とは大きく違う点が存在する。

 また文字情報のみの「求人票」が主な情報源となるため、具体的な仕事や企業のイメージが湧きづらい中で、職場見学先やその先の応募先を決めていく必要がある。限られた情報、期間、機会で就職活動をしなければならない高卒人材の課題となっているのが、入社後のミスマッチによる早期離職で、就職後3年以内の離職率は高水準で推移している。これらの課題を解決すべく、同社は高校生及び高卒社会人に特化した就職・キャリア支援を行っている。

 同社は、高卒人材採用支援事業の単一セグメントであり、採用領域として「採用支援サービス」、「企画制作サービス」、「代行支援サービス」、教育領域として「教育研修サービス」の区分を設けている。

(1)採用支援サービス

 採用支援サービスは、企業の高校新卒採用をサポートするサービスである。高校生の就職を支援する就職求人サイト「ジョブドラフトNavi」(2015年8月提供開始)は高校生向け求人情報メディアであり、会社の雰囲気や1日の仕事の流れ、先輩社員インタビューなどを写真や動画を用いて紹介している。掲載社数は2354社(2023年12月末現在での実掲載数)。また、2023年6月から、「ジョブドラフトNavi」と連携して利用可能なシステムとして、「ジョブドラフトTeacher」を学校向けに提供することを開始した。

 また、高校生の職業体験イベント「おしごとフェア」や、就職活動直結の合同企業説明会「ジョブドラフトFes」、高校教員のための職業体験イベント「先生Fes」を運営している。そのほか、受検者の特性を明らかにする適性検査アプリと、面接を体系的に進めるためのマニュアルを企業向けに提供し、入社後のミスマッチ防止をサポートする「ジョブドラフトSurvey」を提供している。

(2)企画制作サービス

 企画制作サービスは、企業の高校新卒採用における求人ナビ原稿作成、DTP制作(採用パンフレット制作・イベントブース装飾制作)、Web制作(企業紹介動画制作・採用ホームページ制作)を行い、「ジョブドラフトNavi」掲載企業の魅力に関する訴求力を強化することで、企業の採用活動をサポートするサービスである。

(3)代行支援サービス

 代行支援サービスは、企業の高校新卒採用における活動の代行を行い、「ジョブドラフトNavi」掲載企業の採用活動の効率化・企業負担の軽減をサポートするサービスである。高校訪問代行サービス、求人票発送代行サービスなどを行う。

(4)教育研修サービス

 教育研修サービスは、高校生及び高卒社会人に向けた教育研修プログラムの提供サービスである。

(5)その他

 2022年10月から、高卒第二新卒・既卒生の就職・転職を支援する「ジョブドラフトNext」サービスの提供を開始した。高卒第二新卒とは、18~25歳程度までを対象とした高卒社会人全般を指す。

ジンジブの投資のポイント

 大学生を対象とした就職支援サービスはよく見かけるが、高校生を対象としたサービスは同社のみとみられ、ユニークな立ち位置が注目されそうだ。公開規模に軽量感があり、需給主導での初値上昇が期待されよう。直近では、2月8日に上場したVeritas In Silico<130A>(公開規模9.2億円)が対公開価格比+100.1%、2月28日に上場した光フードサービス<138A>(同9.8億円)が+119.9%という強い初値をつけている。

⇒Veritas In Silico<130A>のIPO情報はこちら! 
⇒光フードサービス<138A>のIPO情報はこちら!

 1998年、広告代理店として代表取締役社長の佐々木満秀氏が個人創業したのがはじまり。佐々木社長自身も高卒で、元々はトラックの運転手だったという。2015年8月に現事業である高校生就職支援サービスとして高校生向け求人ナビサービスを開始し、2020年より高校生のための新卒支援事業に集中するためグループ内を組織再編し、現在の体制となった。

 高校生の就職を支援する就職求人サイト「ジョブドラフトNavi」は、2023年12月時点で掲載社数は2354社となっている。高卒就職というニッチ市場へ特化したポジショニングや、全国の高校との強いネットワーク(2023年3月期には1849校の高校に訪問)、採用支援サービスと企画制作サービスの相乗効果、金融機関との連携による事業基盤の拡大(2023年12月末現在63行と提携、2023年3月期の金融機関からの紹介による商談数2,751件)などが同社事業の特徴となっている。高卒新卒市場だけではなく、18~25歳の早期離職をした、若しくは離職を考える高卒社会人(高卒第二新卒)向けの教育+転職支援サービスも拡大中。従業員は162名。

 業績面について、2024年3月期の業績は、売上高が前期比39.2%増の21.1億円、経常利益が同305.5%増の2.6億円と増収増益の見通しとなっている。採用領域では、金融機関との提携数が伸びていることから、新規受注案件の獲得が好調に推移している。販売費および一般管理費について、人件費は、2023年11月~2024年3月に17名の中途採用を計画しているほか、2023年4月には43名の新卒入社もあったことから、人件費の金額は8.5億円(前期比30.2%増)を見込んでいる。一方で、広告宣伝費は前期に比して抑制し、企業向けプロモーションに集中していることから0.8億円(同22.4%減)を見込んでいる。

 想定仮条件水準での今期予想PERは12~14倍程度。高専生に特化した就活支援を行っているメディア総研<9242>あたりが意識された価格設定か。

⇒メディア総研<9242>のIPO情報はこちら! 

 公開規模は6億円台と軽量感のある大きさ。ベンチャーキャピタルの保有株式計18万株については公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除となるが、規模が小さいため需給面への懸念は軽微だろう。3/22は同時上場する銘柄はない。2月IPOは総じて良好な結果だったため、需給主導での初値上昇に期待がかかりそうだ。

◆「ジンジブ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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【2024年11月1日時点】


【2024年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。
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【SMBC日興証券】
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2022年には24社のIPOの主幹事を務める
おすすめ証券会社!関連記事はこちら

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