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いまだに「新NISA」を始められないなら近くの銀行がおすすめ! インデックス投信の積立投資をするなら、ネット証券にこだわらなくてもコスト面で大差なし!

2024年4月30日公開(2024年4月28日更新)
ザイ編集部
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【新NISA】PCやスマホで「新NISA」の口座開設をするのが不安なら、近くの「ゆうちょ銀行」など対面型の金融機関に頼るのもおすすめ!

ダイヤモンド・ザイ6月号は別冊付録で「【新NISA】超ラクスタートBOOK」が付いてくる! 2024年から大幅に拡充された新NISAだが、いまだに始められないまま、という人もいるかもしれない。この別冊付録では、どんな面倒くさがりの人でもスムーズに新NISAを始められる方法や、口座開設に関する素朴な疑問などを解説しているので、二の足を踏んでいる人は必見だ!

今回はこの特集から「新NISAを早く始めたほうがいい理由」を解決した記事を公開! 手っ取り早く近所の郵便局で新NISAを始める場合の流れも紹介するので、ぜひ参考にしてほしい!
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同じ額を投資しても、スタートが遅れると利益が減る!
悩んでいる暇があるくらいなら、さっさと始めよう!

 2024年1月からスタートした「新NISA」は、もはや一大ブーム。日本株の好調ぶりも相まって、ワイドショーや週刊誌でも新NISA特集を目にするようになった。

 新NISAは非課税で投資できる枠が1人あたり1800万円と、以前より大幅に増額されている。通常であれば、株や投資信託で得た利益には20.315%が課税されるため、非常におトクな制度と言えるだろう。
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新NISAの「6つのメリット・4つのデメリット」を解説! 売却益・配当金などが非課税で、売却しても翌年に非課税投資枠が復活するなどメリットは多いが注意点も

 一方で、いまだに新NISAを始めていない人も多い。しかも「始めたい気持ちはあるのに、まだやっていない」という人がかなりいるようだ。新NISAを利用しない理由の1位は「手続きが面倒・億劫だから」だという(※家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ)。

 しかし、面倒がって始めるのが遅れると、実は損をする可能性がある。以下のシミュレーションを見てもらいたい。これは、合計600万円の投資元本を年利5%で積立投資するという前提で、利益を計算したものだ。

 たとえば、毎月5万円を10年間にわたって積立投資し、年利5%で運用すれば、10年後には775万円になる。だが、スタートが1年遅れて9年で同じ600万円分の投資をするとなると、毎月の積立金額は5.56万円も必要になる。しかも、600万円を投資し終えたときの金額は755万円と、10年間積み立てたときより20万円少なくなる。スタートが2年遅れると、さらに利益は減少。つまり、スタートが遅れるとロスが大きくなるので、始めるなら早いほうがいいのだ。
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新NISAを始める前に知っておきたい“投資の3原則”を解説! 元本割れするリスクを抑えて資産を作るために「積立・分散・長期」を推奨する理由をプロが解説!

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新NISAの口座は証券会社だけでなく銀行でも開ける!
株取引はできないが、インデックス投信の積立をしたい人には十分

 ここからは、とにかく手間をかけたくない人に向けて”超ラク”に新NISAを始める方法を紹介しよう。

対面型なら簡単!

 まず口座開設だが、一般的にはネット証券のサイトで自分で手続きして申し込むのがセオリー。しかし、店舗で手伝ってもらえば、より一層簡単だ。証券会社だけでなく、銀行でもNISA口座は開ける。

 「銀行だと手数料が高いのでは?」と考える人もいるだろう。実は、新NISAの「つみたて投資枠」での投資信託の購入は、どの金融機関であっても手数料ゼロ。それに、地方銀行でも運用コスト(信託報酬)が格安の投資信託を取り扱っていることが多い。よって、新NISAで投資信託の積立だけをやりたいのなら、どこで口座を開いても大差はないのだ。

 ちなみに、銀行では投資信託しか買えないので、個別株にも興味があるなら対面型の大手証券会社も選択肢になる。もちろん、個別株やつみたて投資枠の対象外になっている投資信託を買う際の手数料は、ネット証券のほうが安い。ただ、一番おトクで「完ペキ」な選択肢を求めて迷ってしまい、いつまで経っても始められないのでは本末転倒。この際、細かいことは気にせずにスタートを切ってみてほしい。
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【新NISA】主な証券会社の新NISA口座の特徴を詳しく解説! SBI証券、楽天証券、マネックス証券などの新NISA口座の取扱商品やポイント還元率などを比較!

最寄りの郵便局(ゆうちょ)で新NISAができる!
予約すると投資信託の詳しい説明もオンラインで聞けるので安心!

 対面型の金融機関のうち、多くの人にとってもっとも身近なのは郵便局(ゆうちょ銀行)ではないだろうか。ゆうちょ銀行で新NISAの取引をする場合、全国約2万局の郵便局で口座開設が可能となる。

 小規模な郵便局でも、事前の予約があれば専門的な知識を持った投資信託取扱店舗の社員とオンラインでやりとりできるので、しっかり説明を受けられるという。

 「必要な書類を持参いただければ、原則1回のご来店で口座開設のお手続きが可能です。窓口で口座開設される場合は、事前にご相談予約をしていただくことをおすすめしています」(ゆうちょ銀行広報部)

 コスト面でも、投資信託の積立だけならネット証券を使う場合と大差はなく、インデックス型の低コストな投資信託がラインナップされている。もちろん、ゆうちょ銀行でも、新NISAのつみたて投資枠の対象となる投資信託は、すべて購入時手数料が無料。店舗窓口で購入する場合も手数料はかからないのだ。

 「スマートフォンやパソコンをまったく使わない人でも、窓口や電話でお取引可能です。また、投資経験が少ない方には『長期、分散、積立』といった投資の基礎から丁寧に説明を行っています」(ゆうちょ銀行広報部)

 1回で手続きを終わらせるためにも、まずは最寄りのゆうちょ銀行に相談予約をし、その際必要な持ち物を確認するのがおすすめだ。

 ネット証券ならクレジットカードを利用して積立投資をすることでポイントが貯まるなどのメリットがあるが、NISA口座とクレジットカードの両方に申し込みをする必要がある。その手続きが面倒なら、近くの銀行などで早めにNISA口座を開設することも検討しよう!
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【新NISA口座おすすめ比較】NISAでより多くのポイントが貯まる証券会社はココ! クレカ積立なら「年1万円分以上」のポイント獲得も可能

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【松井証券のおすすめポイント】
1日定額制プランしかないものの1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料という手数料体系は非常に魅力的。また、25歳以下なら現物・信用ともに国内株の売買手数料が完全無料! 資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料、金利・貸株料が0%になる「一日信用取引」や手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。「J.D.パワー2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」では、ネット証券部門で1位を受賞した。
※ 株式売買手数料に1約定ごとのプランがないので、1日定額制プランを掲載。
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1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
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◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル!

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MUFGグループとKDDIグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「J.D.パワー 2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」において、ネット証券部門で2年連続第1位となった。 
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◆【auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率は「1%」とネット証券トップクラス
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