IPO株の銘柄分析&予想

「Schoo(スクー)」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の学習サービス企業との比較や予想まで解説![2024年10月24日 情報更新]

2024年9月17日公開(2024年10月24日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 Schoo(スクー)
市場・コード/業種 グロース・264A/サービス業
上場日 10月22日
申込期間(BB期間) 10月3日~10月9日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 761円(+10.29%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

Schooが10月22日にIPO(新規上場)!

「Schoo」の公式サイトより

 Schooは、2024年9月17日、東京証券取引所に上場承認され、2024年10月22日にIPO(新規上場)することが決定した。

 Schooは2011年10月3日に設立された。「大人の学び事業」を行っている。社会人の「学び手」に向けては、法人向け研修サービス「Schoo for Business」、個人向け学習サービス「Schoo for Personal」を提供し、高等教育機関・社会人教育事業者の「教え手」に向けては、学習管理プラットフォームサービス「Schoo Swing」を提供している。全社売上高に占める「Schoo for Business」の割合が90%を超えており、同社の主力サービスとなっている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

SchooのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 10/2
ブックビルディング(抽選申込)期間 10/3~10/9
公開価格決定 10/10
購入申込期間 10/11~10/17
払込日 10/21
上場日 10/22

SchooのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2024年10月11日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券
[最短即日で取引可能]
4.3
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
2.2
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
野村證券(主幹事証券) 91.3  
岡三証券 0.4  

SchooのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 580
仮条件
[予想PER(※2)
630~690円
14.5倍~15.9倍]
公募価格 690円
初値 761円
初値騰落率 +10.29%
予想トレーディングレンジ(※3) 350~1000
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社4社の予想PER(2024年9月30日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【4社平均】 20.6倍
Aoba-BBT<2464> 14.8倍(連)
インソース<6200> 26.3倍(連)
コーチ・エィ<9339> 15.6倍(連)
ビジコーチ<9562> 25.5倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

Schooの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 1160万9200株(予定)
公開株式数 公募100万株  売出442万3600株
(オーバーアロットメントによる売出81万3500株)
想定公開規模(※1) 36.2億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

Schooは主力サービスは「Schoo for Business」

 個人・法人向けオンライン動画学習サービスの提供を行う。2024年9月期第3四半期(2024年4-6月)において、月次定期収益(MRR)は2.33億円、契約社数は2400社、1顧客当たりの平均売上金額(ARPA)は9.7万円、解約率(Net RevenueChurn Rate)は0.04%となっている。

 2024年9月期は黒字転換見込みに加え、まもなくスタートする2025年9月期は大幅な増益予想を出していることから成長期待は抱きやすい。ただ、公開規模はやや荷もたれ感があり、10月IPOの件数も増えてきたことから、個人投資家の資金余力がどの程度残されているかは地合いに左右されそうだ。

 一方、上場時に全株を放出するファンドも多く、出口案件のイメージは強い。

◆「Schoo」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
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[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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Schooの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2021/9 978
(78.3%)
▲ 395
(―)
▲ 404
(―)
2022/9 1,317
(34.7%)
▲ 766
▲ 770
2023/9 2,007
(52.4%)
▲ 671
▲ 680
2024/9予 2,844
(41.6%)
14
14
2025/9予 3,902
(37.2%)
609
4250.0%
503
3492.9%
2024/3 2Q 1,292
(―)
▲ 82
(―)
▲ 82
(―)
2024/6 3Q 2,038
(―)
▲ 13
(―)
0
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:43.33円/0.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

Schooの業績コメント

 2024年9月期の業績は、売上高が前の期比41.6%増の28.4億円、経常利益が0.1億円(前の期は6.7億円の損失)と増収・経常黒字転換の見通しとなっている。

 継続的な売上高成長の実現に向けて、広告宣伝・販売促進等の積極的なマーケティング投資、人材採用・育成をはじめとした組織体制の強化、顧客体験価値の向上に向けた学習コンテンツの質の向上、新規顧客の獲得及び既存顧客に対するカスタマーサクセスなどに注力してきた。その結果、売上高は順調に進捗し、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高が20.3億円で71.7%となっている。

 売上高が増加している要因としては、Schoo for Business に係る契約社数(2024年9月期末見込み2456社)とARPA(同9.8万円)ともに伸長を見込んでいることで、全社売上高の90.6%を占めるSchool for Businessに係るMRR売上高が増加したためとみている。また、営業損益も黒字に転じており、これを受けて繰延税金資産の回収可能性を見直し、将来減算一時差異及び繰越欠損金の一部について繰延税金資産を計上した結果、第3四半期累計期間の四半期純損益も黒字に転じた。

 なお、2025年9月期の業績は、売上高が前期比37.2%増の39.0億円、経常利益が同43.5倍の6.0億円と増収増益の見通しとなっている。

Schooの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都渋谷区鶯谷町2番7号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 森 健志郎(昭和61年10月14日生)
設立 平成23年10月3日
資本金 1億円(令和6年9月17日現在)
従業員数 169人(令和6年8月31日現在)
事業内容 個人・法人向けオンライン動画学習サービスの提供
■売上高構成比率(2023/9期 実績)
品目 金額 比率
「学び手」に向けたサービス 1,956 百万円 97.4%
「教え手」に向けたサービス 51 百万円 2.6%
合計 2,007 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 森 健志郎 270万株 25.45%
2 IF Growth Opportunity Fund I, L.P. 127万8210株 12.05%
3 KDDI地方創生事業育成1号投資事業有限責任組合 111万6060株 10.52%
4 BIG2号投資事業有限責任組合 90万7050株 8.55%
5 インキュベイトファンド2号投資事業有限責任組合 70万110株 6.60
5 ANRI1号投資事業有限責任組合 70万110株 6.60%
7 あおぞらHYBRID2号投資事業有限責任組合 47万9640株 4.52%
8 中西 孝之 30万株 2.83%
9 土佐機工(株) 25万3800株 2.39%
10 第一生命保険(株) 25万3770株 2.39%
合計   868万8750株 81.90%
■その他情報
手取金の使途 運転資金として(1)人材に対する投資及び(2)マーケティングに係る広告宣伝費に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2023年12月26日
割当先 GLIN Impact Capital投資事業有限責任組合
発行価格 833円 ※株式分割を考慮済
◆「Schoo」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
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SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)
[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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Schooの銘柄紹介

 同社は、2011年に「世の中から卒業をなくす」をミッションとして、大人の学び(リカレント教育)領域で、「1人ではなくみんなと」「場所と時間の制約のないオンラインで」を掛け合わせた動画学習サービスを提供することを目的に創業した。社会人の「学び手」に向けては、法人向け研修サービス「Schoo for Business」、個人向け学習サービス「Schoo for Personal」を提供し、高等教育機関・社会人教育事業者の「教え手」に向けては、学習管理プラットフォームサービス「Schoo Swing」を提供している。2024年9月期第3四半期累計期間においては、全社売上高に占める「Schoo for Business」の割合が90%を超えており、同社の主力サービスとなっている。

[「学び手」に向けたサービス]

 社会人の「学び手」に向けては、法人向けと個人向けの「Schoo」サービスを提供している。その特徴の1つとして、法人向けと個人向けのサービスの基盤が同一であることが挙げられる。これにより、学習意欲の高い受講者のフィードバックにより最適化されたプロダクト及び今学ぶべき幅広い学習コンテンツを、学ぶ文化の醸成・浸透を課題とする法人顧客へ提供することが可能になり、「受講者視点での学習体験」による同社独自の価値を創造することができている。2024年8月末時点の「Schoo」サービス全体の有効会員数は約115万人となっている。有効会員数は、当サービスに登録された全会員から退会した会員を差し引いた、当サービスの会員として有効な登録数である。

 創業以来蓄積してきた8500本以上の豊富な学習コンテンツに加え、それらのコンテンツ企画・制作及び配信を可能にするノウハウは、同社の強みである。学習コンテンツは「時代にリンクした学び」をテーマに掲げ、「ビジネス基礎力」「デジタルリテラシー」「AI時代の人間力」「リベラルアーツ」「デザイン力」という5つの大きな学習領域を定義し、新しい学びのコンテンツを企画開発している。これらの5つの学習領域が統合され身についていくときに、大量消費・大量生産を原動力とした成長経済から、社会課題を原動力とする持続可能社会をつくり上げていく力が身につくと考えている。

 動画制作・配信にあたっては、1本1本の学習動画の構成演出や台本等の作成、ベテランの放送技術スタッフによる動画制作スタジオでの生放送や収録を行っており、毎日約60分の生放送授業の配信と月50本以上のコンテンツ制作を実現する体制を構築している。主力サービスである「Schoo for Business」は、自律型人材を育成するオンライン研修サービス。個人向けの「Schoo for Personal」は2012年1月から提供している。

[「教え手」に向けたサービス]

 大学をはじめとする高等教育機関等向けの「Schoo Swing」は、クラウドベースの学習管理プラットフォームサービスである。2021年9月にリリースしてから2024年8月末時点までに累計25校の導入実績を有している。「Schoo Swing」は、オンライン授業の配信ツール、授業などのコンテンツを管理するためのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)、学習管理のためのLMS(ラーニング・マネジメント・システム)が一体となっており、授業中はもちろん授業前から授業後までのオンライン教育フローを一元化する。

Schooの投資のポイント

 2024年9月期は黒字転換見込みに加え、まもなくスタートする2025年9月期は大幅な増益予想を出していることから成長期待は抱きやすい。ただ、公開規模はやや荷もたれ感があり、10月IPOの件数も増えてきたことから、個人投資家の資金余力がどの程度残されているかは地合いに左右されそうだ。また、株主はベンチャーキャピタルが多く、上場日後360日間の価格解除条項のないロックアップがしっかりかかってはいるが、将来的な需給懸念はくすぶるだろう。

 同社は、学びや教育を起点とした事業を展開している。社会人の「学び手」に向けては、法人向け研修サービス「Schoo for Business」、個人向け学習サービス「Schoo for Personal」を提供し、高等教育機関・社会人教育事業者の「教え手」に向けては、学習管理プラットフォームサービス「Schoo Swing」を提供している。「教え手」に向けたサービスとしては、大学をはじめとする高等教育機関等向けの「Schoo Swing」を提供している。2024年9月期第3四半期(2024年4-6月)において、月次定期収益(MRR)は2.33億円、契約社数は2400社、1顧客当たりの平均売上金額(ARPA)は9.7万円、解約率(Net RevenueChurn Rate)は0.04%となっている。従業員は169名。

 業績面について、2025年9月期の業績は、売上高が前期比37.2%増の39.0億円、経常利益が同43.5倍の6.0億円と増収増益の見通しとなっている。売上高の増加を見込む要因としては、Schoo for Business に係る契約社数(2025年9月期末見込2713社)とARPA(同13.2万円)ともに伸長する見込みで、売上高の大半を占めるSchool for Businessに係るMRR売上高が増加する前提であるため。また、売上高構成比率としては、主力サービスの Schoo for Businessが2025年9月期で93.5%となることを見込んでいる。想定仮条件水準の2025年9月期予想PERは12~14倍台と割高感はない水準。

 公開規模は30億円台と荷もたれ感のある大きさ。上場時に全株を放出するファンドも多く、出口案件のイメージは強い。ただ、上場後も残る発行済株式については、上場日後360日間のロックアップがかかっており、しばらく需給面への懸念は乏しい。スケジュール面では、10月22日上場となれば、翌日以降に東京地下鉄<9023>やリガクHD<268A>といった超大型案件も控えることになる。

⇒東京地下鉄<9023>のIPO情報はこちら! 
⇒リガクHD<268A>のIPO情報はこちら!

◆「Schoo」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2024年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。
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