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【NISAのお悩み相談室】新NISAで株を買うときのよくある悩みを解決! これまで課税口座や旧NISAでも投資していた人は、銘柄ごとに出口戦略を立てよう!

2024年11月3日公開(2024年10月30日更新)
ザイ編集部
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【NISAお悩み相談室】「課税口座で買った株主優待株や高配当株はNISAで買い直すべき?」「新NISAで損したらどうするのが正解?」など、いまさら聞けないNISAの疑問をスッキリ解決!

発売中のダイヤモンド・ザイ12月号は、特集「【NISA】のお悩み相談室」を掲載。新NISAがスタートして、まもなく1年。ザイ読者のアンケートによると、NISAで買った株や投資信託が正しい選択だったのかどうか、悩んでいる人が多いようだ。そこで、この特集では、読者から寄せられたNISAに関する25のお悩みと、それに対するアドバイスを紹介している。

今回はこの特集から、新NISAでよくある疑問と、それに対するアドバイスを公開するので、参考にしてほしい!
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新NISAで株を買うとき&買った後のよくある疑問をピックアップ!
旧NISAで含み損を抱えた株を持っている人は特に注意!

 NISAは非課税の優遇がある半面、制度やルールはちょっと複雑。そこで、以下ではザイ読者から寄せられた4つのお悩みと、それに対するアドバイスを紹介していこう。
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【NISAのお悩み相談室】読者が抱えるNISAに関するお悩みをFPが解決! 株価急落時の心構えや、老後に判断を迫られる「NISA」と「iDeCo」の取り崩し方を伝授!

【NISAのお悩み①】
課税口座の「株主優待株」や「高配当株」はNISA口座で買い直すべき?

 課税口座で買った株の配当金には、約2割の税金がかかる。しかし、NISA口座で買った株の配当金は非課税。今後も持ち続ける予定があるのなら、いったん売って、NISA口座で買い直すのも手だ。一方、株主優待品は配当と違い、課税口座で買った株のものであっても、原則として非課税となる。優待品だけが目当てなら、NISA口座で買い直す必要性は低いと言えるだろう。

【NISAのお悩み②】
新NISAで損が出ている株はどうすればいい?

 今年スタートした新NISAで買った株が値下がりした場合、選択肢は2通り。1つ目は、非課税期間が無期限になったので、株価が回復するまで持ち続ける戦略。業績が一時的に低迷しているものの、長期的に見れば回復して株価が上がりそうな株ならば、継続保有もアリだ。

 もう1つの選択肢は、損切りして別の有望株を買い直すこと。売却すると非課税枠は翌年以降に復活するので、将来性があまりない株を持ち続けるよりは、損切りして枠を空けたほうがベターだ。
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【NISAのお悩み相談室】読者の「含み損を抱えた持ち株」をアナリストが診断!「オリエンタルランド」「三越伊勢丹HD」は継続もアリ、「ジャックス」は損切り推奨

【NISAのお悩み③】
”旧NISA“で買って損が出ている株はどうする?

 2023年までの旧NISAで買った株を、そのまま新NISA口座へ移すことはできない。非課税期間の5年目が終了すると、課税口座に移管される。

 移管の際、注意したいのは取得価格。実際の買値に関係なく、移管される年の年末の株価に変更される。例えば、実際は100万円で買った株でも、移管する年の年末の株価が50万円に下落していると、移管後の取得価格は50万円ということになる。

 その後、株価が反発し60万円になってから「もう損切しよう」と売ったとする。この場合、本当は40万円の損なのに、10万円の利益と見なされて課税されてしまう。「損したのに課税される」のを避けたいなら、課税口座へ移管される前に損切りするのも合理的な判断と言えるだろう。

【NISAのお悩み④】
長期投資の予定でも上がったら利益確定するべき?

 よく誤解する人がいるが、長期投資は”長期で持つことにより、儲かることを保証する手法“ではない。目標としていた利益が出た場合や、買収報道などで偶然に株価が上昇した場合など、利益が得られるチャンスが到来したのなら、買ってから間がなくても売却してOKだ。新NISAは売却すると翌年以降に枠が復活するので、売却のハードルは下がっている。

 投資信託なら小口で売買できるので、上がったら一部だけ売却する戦略もとれる。株式でも200株以上保有していれば、同じ戦略をとることが可能だ。長期での保有にこだわりすぎるとチャンスを逃すので、注意しておこう。
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株価暴落で「新NISAをやめたい人」に知ってほしい積立投資の考え方! 長期投資で威力を発揮する「ドル・コスト平均法」と「複利効果」を思い出して積立を続けよう!

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