27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■売り一巡後は押し目を拾う流れに
■大日塗料、26/3下方修正 純利益 17億円←29億円
■丸紅<8002>次世代電力系統安定化装置、韓国社と共同開発
■売り一巡後は押し目を拾う流れに
27日の日本株市場は売り先行で始まり、売り一巡後は押し目買い意欲の強い相場展開が見込まれる。26日の米国市場はNYダウが17ドル高、ナスダックは273ポイント安だった。前日の取引終了後に決算を発表したエヌビディアの下げが重荷になった。ただ、セールスフォースが買われるなかでソフトウエア株の買い戻す動きが続いたほか、米国とイランの核協議で仲介をしたオマーンやトランプ政権の高官が協議の進展に言及したことが安心感につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円安の58715円。円相場は1ドル=156円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。エヌビディアは5%を超える下落となったことで、アドバンテスト<6857>や東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷になりそうである。ただ、前日の日経平均株価は朝方につけた59332円を高値に利益確定の動きから下げに転じる場面もみられており、持ち高調整の動きも出ていたため、エヌビディアの下落を嫌気した動きは限られ、売り一巡後は押し目を拾う流れに向かう可能性はありそうだ。
日経平均株価は日足・週足のボリンジャーバンドの+2σ水準まで上昇しているため、利食いの動きは入りやすいところであるが、バンドの切り上がりに沿ったトレンド形成のなかでは、押し目買い意欲は強いだろう。エヌビディアの下落影響からハイテク株が弱い値動きをみせたとしても、内需系などTOPIX型への買いに向かわせそうである。また、グロース250指数は直近で大幅な調整をみせたものの、25日・200日線を支持線としたリバウンドを強めてきた。日経平均株価がこう着感を強めるなかで、個人主体の資金は中小型株での値幅取り狙いにも向かわせよう。
また、来週は3月に入ることで中旬に予定されている日米首脳会談に関心が集まりやすいだろう。対米投融資を巡り関連するであろうテーマ株への物色が改めて強まる可能性はありそうだ。エネルギー問題を背景としたAIデータセンターに関連する幅広い銘柄が注目されやすいところである。
■大日塗料、26/3下方修正 純利益 17億円←29億円
大日塗料<4611>は2026年3月期業績予想の修正を発表。純利益を29億円から17億円に下方修正した。2月26日付で特定子会社の異動を伴う子会社の持分譲渡契約を締結することを決議。持分譲渡に伴い、関係会社整理損失を特別損失に計上する見込みであることから、純利益は前回予想を下回る。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(58753.39、+170.27)
・NYダウは上昇(49499.20、+17.05)
・為替相場は円安・ドル高(156.00-10)
・米長期金利は低下
・高市内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・旭化成<3407>独医薬を1431億円で買収、重症感染症領域拡大
・MTG<7806>アイシンと、超微細水粒子で髪ケア、美容機器
・丸紅<8002>次世代電力系統安定化装置、韓国社と共同開発
・三菱商事<8058>英で高機能肥料原料プロに出資、食料安保に対応
・丸紅<8002>航空機代替エンジン供給、シンガポール系と連携
・アルファ<3434>欧に塗装2ライン年内めど増設、車部品向け
・ホンダ<7267>上級SUV「CR-V」投入、国内登録車テコ入れ
・新明和工業<7224>多芯シールド電線加工、自動処理機を投入
・NTT<9432>NTTデータG、DC稼働、京都に新設、IOWN活用可能
・パナソニックHD<6752>DC向け液冷参入、400・800kW機開発最終段階
・住友化学<4005>仏の農薬事業統合、欧環境規制に迅速対応
・カネカ<4118>ペロブス電池の変換効率40%目指す
・JX金属<5016>東邦チタニウムを完全子会社に
・住友林業<1911>大型木造で非住宅開拓、BF構法4階建て
・カナデビア<7004>鹿島と、風車基礎で認証取得、浮体式洋上風力向け
・東京建物<8804>東京・品川にオフィス回帰対応ビル、来月開業
・第一三共<4568>創薬AI・ロボ本格活用、研究拠点新棟に導入
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 2月東京都区部消費者物価コア指数(予想:前年比+1.7%、1月:+2.0%)
・08:50 1月鉱工業生産速報値(予想:前月比+5.6%、12月:-0.1%)
<海外>
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