2026年8月の「金券がもらえる株主優待」を徹底調査!
個人投資家に人気の「QUOカード」や各種「ギフトカード」、
選択肢が豊富な「デジタルギフト」の株主優待を比較!
自社商品や株主優待券など、株主優待を実施する企業はさまざまな優待品を用意しているが、その中でも個人投資家から人気が高いのが「汎用性の高い金券」だ。その代表格と言えるのが、全国共通のプリペイドカードである「QUOカード」。利用可能な店舗が全国にあり、セブン-イレブンやローソンといった大手コンビニをはじめ、一部のファミレスやドラッグストア、書店などでも使える。
「JCBギフトカード」や「VJAギフトカード」といったギフトカードも人気が高い。こちらは、百貨店や大手スーパー、家電量販店、外食チェーンなどに強いのが特徴で、「JCBギフトカード」は100万店以上、「VJAギフトカード」は50万店以上もの店で利用できる。
そのほか、利用ジャンルは限られるが全国の書店で使える「図書カード」、全国3万5000店舗の外食チェーンで利用可能な「全国共通お食事券ジェフグルメカード」なども「汎用性の高い金券」の優待品として大人気だ。
さらに、最近増えている優待品が、複数のギフト券や電子マネー、共通ポイントなどの中から、自分の好みに合ったサービスを選択して交換できるデジタルギフトだ。デジタルプラス(3691)がサービスを提供する「デジタルギフト」のほか、「あっとギフト」や「選べるe-GIFT」など複数のサービスがある。なお、この記事内では、ネット経由で選択式の電子ギフト全体を指す言葉として、デジタルギフトを使用する。
デジタルギフトの交換先は、「Amazonギフトカード」「PayPayマネーライト」「dポイント」「au PAY ギフトカード」「QUOカードPay」「Visa eギフト vanilla」「図書カードNEXT」「Uber Eats ギフトカード」など、さまざまなサービスから選べて魅力的だ(※ただし、銘柄によって交換できるサービスが異なる場合がある)。
これらの「汎用性の高い金券」の株主優待は、有効期限がない場合が多いため、株主優待でどれだけ大量にもらっても、利用できずに無駄にしてしまう恐れがない。また、データで受け取れるデジタルギフトはもちろんだが、いずれの場合もかさばらないので、保管場所に困らないこともメリットと言えるだろう。
一方、株主優待を実施する企業側にもメリットがある。「QUOカード」や「ギフトカード」は個人投資家からの注目度が高いことに加えて、優待品の配送費を安く抑えられる。「デジタルギフト」であれば、そもそも配送費自体がかからない。そのため、「QUOカード」や「デジタルギフト」を優待品に採用する企業は、非常に多くなっているのだ。
それでは、こうした「汎用性の高い金券」の株主優待株は、何を基準に選べばよいのだろうか。一部の「QUOカード」ではデザインなどが注目される場合もあるが、基本的には「利回り」と「最低投資額」で絞り込んでいくのが順当だ。
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2026年8月の「金券優待」全29銘柄の利回りランキングを作成し、
優待内容&「株主優待+配当利回り」を一覧で紹介!
ここでは、「2026年8月」に基準日を迎える株主優待株のうち「QUOカード」や「デジタルギフト」などの“金券”を優待品としている全29銘柄(継続保有条件のある銘柄を除く)の「1年間でもらえる金券の額面」と「年間配当額」、そして「最低投資額」を調査して、「株主優待利回り」や「配当利回り」を算出。「【2026年8月】『金券』株主優待利回りランキング」を作成した(※データは2026年7月31日時点。2026年8月の時点で一定期間以上を継続保有していないと株主優待の権利が獲得できない銘柄は、ランキングに含めていない)。
なお、保有株数によってもらえる金券の額面が変わる銘柄や、金券以外の優待品を選択できる銘柄、長期保有の優遇制度を設けている銘柄については、備考欄に記載している。また、ポイント付与タイプのカタログギフト「プレミアム優待倶楽部」では、2026年3月から交換品の選択肢に「デジタルギフト」を追加しているが、銘柄ごとに対応が異なるため、今回の一覧には掲載していない。
この「【2026年8月】『金券』株主優待利回りランキング」の一覧表と、表の後にまとめている注目銘柄の解説を参考にして、「汎用性の高い金券」がもらえる高利回りの株主優待株に投資しよう!
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【2026年8月】
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| 順位 | 金券の種類 | 株主優待+ 予想配当利回り |
金券の額面 (内訳) |
最低投資額 (株価×必要株数) |
予想配当 利回り |
| 1位 | ◆メディア工房(3815) 【確定月】8月/2月 | ||||
| デジタルギフト | 9.03% | 4000円 (8月2000円、 2月2000円) |
4万4300円 (443円×100株) |
― | |
| 【備考】8月の基準日に1年以上の継続保有で500円分を追加(8月、2月とも)。 | |||||
| 2位 | ◆識学(7049) 【確定月】8月/2月 | ||||
| QUOカード | 5.92% | 1万円 (8月5000円、 2月5000円) |
16万9000円 (845円×200株) |
― | |
| 【備考】特になし。 | |||||
| 3位 | ◆コレックホールディングス(6578) 【確定月】8月/2月 | ||||
| QUOカード | 5.85% | 2000円 (8月1000円、 2月1000円) |
4万9600円 (496円×100株) |
1.81% | |
| 【備考】特になし。 | |||||
| 4位 | ◆ディップ(2379) 【確定月】8月/2月 | ||||
| QUOカード | 5.75% | 1000円 (8月500円、2月500円) |
18万6000円 (1860円×100株) |
5.22% | |
| 【備考】500株以上で1000円分(年間2000円分)。 | |||||
| 5位 | ◆ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス(4433) 【確定月】8月 | ||||
| デジタルギフト UCギフトカード |
5.36% | 1000円 (8月のみ) |
8万8700円 (887円×100株) |
4.23% | |
| 【備考】1年以上の継続保有で、500株は6000円分、1000株以上で1万2000円分。 | |||||
| 6位 | ◆IDOM(7599) 【確定月】8月/2月 | ||||
| デジタルギフト | 5.25% | 2500円 (長期保有が不要なのは 今回のみ) |
12万8400円 (1284円×100株) |
3.30% | |
| 【備考】500株で1万3500円分(年間2万7000円分)、1000株以上で3万円分(年間6万円分)。2027年からはいずれの区分も1年以上の継続保有が条件。 | |||||
| 7位 | ◆カーブスホールディングス(7085) 【確定月】8月 | ||||
| QUOカード 電子マネー |
5.21% | 2000円 (8月のみ) |
9万6000円 (960円×100株) |
3.13% | |
| 【備考】500株以上で3000円分。カーブス定期便契約商品の割引も選択可能。2026年8月のみ創業20周年記念特別優待1000円分を含む。1年以上、3年以上の継続保有で区分ごとに増額あり(100株の場合、1年で1500円分、3年以上で2000円分)。今回から優待内容を拡充。 | |||||
| 8位 | ◆ガーデン(274A) 【確定月】8月/2月 | ||||
| デジタルギフト | 4.77% | 2000円 (8月1000円、 2月1000円) |
23万400円 (2304円×100株) |
3.91% | |
| 【備考】200株で2000円分(年間4000円分)、400株以上で3000円分(年間6000円分)。デジタルギフトの代わりに食事券も選択可。今回から株主優待内容を拡充。 | |||||
| 9位 | ◆ホームポジション (2999) 【確定月】8月 | ||||
| QUOカード | 4.68% | 2万円 (8月のみ) |
64万1000円 (641円×1000株) |
1.56% | |
| 【備考】特になし。 | |||||
| 10位 | ◆トーモク(3946) 【確定月】8月/3月 | ||||
| QUOカード | 4.5% | 1万円 (長期保有が不要なのは 今回のみ) |
135万4500円 (4515円×300株) |
3.77% | |
| 【備考】株主優待新設記念で今回限り。3月以降は通常優待で、300株以上かつ1年以上の継続保有でQUOカード1万円分など(2027年3月のみ7カ月間以上の継続保有が条件)。 | |||||
| 順位 | 金券の種類 | 株主優待+ 予想配当利回り |
金券の額面 (内訳) |
最低投資額 (株価×必要株数) |
予想配当 利回り |
| 11位 | ◆ジオコード(7357) 【確定月】8月/2月 | ||||
| デジタルギフト | 4.49% | 1万円 (8月5000円、 2月5000円) |
33万3800円 (1669円×200株) |
1.50% | |
| 【備考】特になし。 | |||||
| 12位 | ◆リテールパートナーズ(8167) 【確定月】8月/2月 | ||||
| JCBギフト カード |
4.38% | 2000円 (8月1000円、 2月1000円) |
13万7100円 (1371円×100株) |
2.92% | |
| 【備考】1000株で3000円分(年間6000円分)、3000株以上で5000円分(年間1万円分)。JCBギフトカードの代わりに、自社買物優待券も選択可能。 | |||||
| 13位 | ◆明光ネットワークジャパン(4668) 【確定月】8月 | ||||
| デジタルギフト | 4.37% | 500円 (8月のみ) |
7万7800円 (778円×100株) |
3.73% | |
| 【備考】300株で4500円分、500株で5000円分、1000株以上で6000円分。3年以上の継続保有で100株のみ1500円分に増額。今回から株主優待内容を一部拡充。 | |||||
| 14位 | ◆クラウディアホールディングス(3607) 【確定月】8月 | ||||
| QUOカード | 4.21% | 500円 (8月のみ) |
3万5600円 (356円×100株) |
2.81% | |
| 【備考】300株で1000円分、1000株以上で3000円分。他に、100株以上で株主優待券1枚。 | |||||
| 15位 | ◆ソーバル(2186) 【確定月】8月 | ||||
| QUOカード | 4.15% | 500円 (8月のみ) |
9万1600円 (916円×100株) |
3.60% | |
| 【備考】1000株以上で2000円分。1000株以上を3年以上の継続保有で、4000円分に増額。 | |||||
| 17位 | ◆天満屋ストア(9846) 【確定月】8月/2月 | ||||
| VJAギフト カード |
3.98% | 2000円 (8月1000円、 2月1000円) |
10万600円 (1006円×100株) |
1.99% | |
| 【備考】1000株以上で3000円分(年間6000円分)。VJAギフトカードの代わりに、自社ギフトカードも選択可能。 | |||||
| 18位 | ◆リネットジャパングループ(3556) 【確定月】8月/2月 | ||||
| デジタルギフト | 3.64% | 3万円 (8月1万5000円、 2月1万5000円) |
82万5000円 (825円×1000株) |
― | |
| 【備考】他に、3月と9月に100株以上で「NETOFF」宅配買取クーポン及び1000円分の「NETOFF」買物券。買取クーポンと買物券は2年以上の継続保有で金額アップ。 | |||||
| 19位 | ◆高速(7504) 【確定月】8月/3月 | ||||
| QUOカード | 3.5% | 2500円 (8月2000円、 3月500円) |
41万4000円 (4140円×100株) |
2.90% | |
| 【備考】3月のみ300株で3000円相当、500株で5000円相当、1000株以上で1万円相当のカタログギフト。今回から株主優待を拡充し、8月にも実施。 | |||||
| 20位 | ◆マルゼン(5982) 【確定月】8月/2月 | ||||
| QUOカード | 3.24% | 2000円 (8月1000円、 2月1000円) |
121万8000円 (4060円×300株) |
3.08% | |
| 【備考】1000株で3000円分、1万株以上で5000円分のジェフグルメカード。 | |||||
| 順位 | 金券の種類 | 株主優待+ 予想配当利回り |
金券の額面 (内訳) |
最低投資額 (株価×必要株数) |
予想配当 利回り |
| 21位 | ◆旭化学工業(7928) 【確定月】8月 | ||||
| QUOカード | 3.16% | 1000円 (8月のみ) |
6万3200円 (632円×100株) |
1.58% | |
| 【備考】特になし。 | |||||
| 22位 | ◆エッチ・ケー・エス(7219) 【確定月】8月 | ||||
| QUOカード | 2.86% | 1000円 (8月のみ) |
26万2500円 (2625円×100株) |
2.48% | |
| 【備考】500株で2000円分、1000株で3000円分、3000株以上で5000円分。3年以上の継続保有で、保有株数に応じた追加あり(100株の場合、3000円分に増額)。 | |||||
| 23位 | ◆平和堂(8276) 【確定月】8月20日/2月20日 | ||||
| デジタルギフト | 2.85% | 1000円 (8月500円、2月500円) |
26万6300円 (2663円×100株) |
2.48% | |
| 【備考】1000株以上で2000円分(年間4000円分)。デジタルギフトの代わりに、自社店舗で使える株主優待券も選択可能。300株以上を2年以上、継続保有した場合、区分ごとに500円分を追加。 | |||||
| 24位 | ◆MERF(3168) 【確定月】8月 | ||||
| QUOカード | 2.75% | 500円 (8月のみ) |
12万7500円 (1275円×100株) |
2.35% | |
| 【備考】500株で1000円分、1000株上で2000円分。 | |||||
| 25位 | ◆プリントネット(7805) 【確定月】8月 | ||||
| デジタルギフト | 2.39% | 500円 (8月のみ) |
7万5400円 (754円×100株) |
1.72% | |
| 【備考】200株で1000円分、500株で2500円分、1000株以上で5000円分。他に、1000株以上で鹿児島県産黒豚しゃぶしゃぶセット。1年以上の継続保有で100株で500円分、1000株以上で1000円分のデジタルギフトを追加。 | |||||
| 26位 | ◆ハイデイ日高(7611) 【確定月】8月/2月 | ||||
| おこめ券 | 2.11% | 880円 (8月440円、2月440円) |
28万8000円 (2880円×100株) |
1.81% | |
| 【備考】500株で1320円分(年間2640円)、1000株以上で2200円(年間4400円)。自社株主優待券も選択可。2月のみ、500株以上3年以上の継続保有で、区分ごとに追加あり(500株ではおこめ券1枚を追加)。 | |||||
| 27位 | ◆ALiNKインターネット(7077) 【確定月】8月/2月 | ||||
| デジタルギフト | 1.96% | 2000円 (8月1000円、 2月1000円) |
10万1900円 (1019円×100株) |
― | |
| 【備考】200株で2000円分(合計4000円分)、300株以上で3000円分(合計6000円分)。100株以上1年以上の継続保有で1000円分のQUOカードを追加(2月のみ)。今回から株主優待内容を変更 | |||||
| 28位 | ◆エルテス(3967) 【確定月】8月/2月 | ||||
| デジタルギフト | 1.69% | 1000円 (長期保有が不要なのは 8月のみ) |
5万9300円 (593円×100株) |
― | |
| 【備考】800株以上で5000円分。800株以上を6カ月以上継続保有の場合は1万円分に増額。2027年2月以降は400株以上かつ6カ月以上のみが対象で、400株で5000円分、800株以上で1万円分。今回から株主優待内容を拡充。 | |||||
| 29位 | ◆ライフフーズ(3065) 【確定月】8月/2月 | ||||
| ジェフグルメ カード |
0.93% | 1000円 (8月500円、2月500円) |
16万1700円 (1617円×100株) |
0.31% | |
| 【備考】200株で1500円分(年間3000円分)、500株以上で3000円分(年間6000円分)。区分ごとに倍額の株主優待券も選択可。 | |||||
| ※最低投資額や利回りは2026年7月31日終値時点。順位は株主優待と配当の合計利回りで決定。 | |||||
2026年8月に確定の「金券優待」でもらえる金券の種類と
株主優待利回りをランキング上位の銘柄からチェック!
8月は全部で29銘柄が、「QUOカード」やデジタルギフトに代表される「汎用性の高い金券」類をもらえる株主優待を実施する。まずは、株主優待品について確認しておこう。
もっとも多いのは「QUOカード」の14銘柄だがデジタルギフトも11銘柄あり、徐々に「デジタルギフト」へのシフトが進んでいる印象だ。なお、デジタルギフトがもらえる11銘柄のうち、1銘柄は「UCギフトカード」を選択することもできる。またそれ以外では、「ジェフグルメカード」「おこめ券」「JCBギフトカード」「VJAギフトカード」が各1銘柄となっている。
では、29銘柄を「株主優待+配当利回り」ランキング順に見ていこう。1位はメディア工房(3815)の9.03%。無配のため株主優待のみの利回りだが、ダントツで高利回りだ。2026年8月期の通期業績は赤字予想だが、7月2日の適時開示情報で「2026年8月期の期末株主優待については、現行制度から変更なく実施」と表明している。
株主優待利回りが5.92%(無配)でランキング2位の識学(7049)から、7位で利回り5.21%のカーブスホールディングス(7085)までの6銘柄は「株主優待+配当利回り」が5%台。6位のIDOM(7599)は、8月と2月に株主優待を実施するが、2027年2月以降は1年以上の継続保有が必要なため、表の「金券の額面」からは外してある。その2月分も含めて計算すると「株主優待+配当利回り」は7.20%になる。
続く8位のガーデン(274A)は利回り4.77%で、ここから16位のイズミ(8273)までの9銘柄は、利回り4%台となっている。ちなみに、13位の明光ネットワークジャパン(4668)は、100株保有時だと利回り4.37%だが、300株保有なら5.66%までアップする。
利回り3.98%でランキング17位の天満屋ストア(9846)から、利回り3.16%で21位の旭化学工業(7928)までの6銘柄は、「株主優待+配当利回り」が3%台。22位のエッチ・ケー・エス(7219)から、26位のハイデイ日高(7611)までは利回り2%台だ。
そして、利回りランキング27位のALiNKインターネット(7077)と28位のエルテス(3967)は、ともに1%台。29位のライフフーズ(3065)のみ「株主優待+配当利回り」が0.93%となっている。ただし、ライフフーズは200株保有なら利回りは1.24%までアップする。
ここまで見てきたように、全29銘柄のうち半数以上が「株主優待+配当利回り」4%以上の銘柄となっている。高利回りの金券優待を狙っている人にとって、8月は非常に魅力的な月と言えるだろう。
今回から株主優待の内容を拡充する銘柄や
記念優待で「金券」がもらえる銘柄をまとめて紹介!
今回から株主優待を新設する銘柄はないが、今回限りの記念優待銘柄や、株主優待の内容を拡充した銘柄は複数ある。記念優待を実施するのは、利回りランキング7位のカーブスホールディングス(7085)と10位のトーモク(3946)の2銘柄だ。
カーブスホールディングスは、記念優待と優待拡充の合わせ技を予定。今回から保有株数に応じた株主優待を導入して「QUOカード」の金額を引き上げるとともに、電子マネー(デジタルギフト)や自社の定期便契約商品の割引という選択肢も用意した。
さらに、チェーン創設20周年記念優待で、今回のみ100株以上で区分ごとに1000円分の上乗せがある。100株保有で「QUOカード」の場合、前期までは500円分だったが、今期は記念優待分も含めて2000円分がもらえる。
【※関連記事はこちら!】
⇒カーブスHD、株主優待の拡充&記念優待を発表し、夜間取引で株価がストップ高に! QUOカードが従来より増額されるほか、記念優待で額面が+1000円分アップ
トーモクは、来年3月に株主優待を新設することを記念して、今回のみ300株以上の保有で1万円分の「QUOカード」がもらえる。なお、3月の株主優待は1年以上の継続保有が条件になるが、2027年については2026年8月からの8カ月の継続保有でOKだ。
【※関連記事はこちら!】
⇒トーモク、株主優待の新設+特別優待を発表! 特別優待は8月末、通常優待は3月末に300株を1年以上保有でQUOカードがもらえる!
一方、今回から株主優待を拡充したのは、前述のカーブスホールディングスに加えて、ランキング8位のガーデンや13位の明光ネットワークジャパン、16位のイズミなど6銘柄。ガーデンの株主優待は、これまで「壱角家」と「山下本気うどん」で使える食事券だったが、今回からデジタルギフトも選択できるようになった。
また、イズミは2月末に「1株⇒3株」の株式分割を実施したが、分割後の100株でもこれまで同様、500円分の「QUOカード」がもらえるため、株主優待については実質3倍の拡充となっている(なお、株主優待券を選んだ場合は、分割前の100株に比べて半分の金額となる)。
年間3万円分のデジタルギフト、8月に2万円分の「QUOカード」
などの銘柄や、必要投資金額3万円台で利回り4%超の銘柄も!
続いて、株主優待金額に注目して利回りランキングを見てみよう。29銘柄の中で、年間にもらえる「QUOカード」やデジタルギフトの金額がもっとも高いのは、ランキング18位のリネットジャパングループ(3556)だ。8月と2月に1万5000円分のデジタルギフトがもらえて、年間では3万円分になる。
8月のみの株主優待金額では、利回りランキング9位のホームポジション(2999)がもっとも高く、2万円分の「QUOカード」がもらえる。年間で1万円分(8月と2月に各5000円分)となると、利回りランキング2位の識学が「QUOカード」を、11位のジオコード(7357)がデジタルギフトをそれぞれもらえる。
また、10位のトーモクは、記念優待で8月に1万円分の「QUOカード」がもらえるが、2027年3月からは通常の株主優待も新設。こちらは、300株以上かつ1年以上(2027年は8カ月間)の継続保有で、毎年3月に1万円分の「QUOカード」がもらえる。つまり、この1年間に関しては、継続保有していれば年間2万円分の「QUOカード」を獲得することが可能だ。
高額の金券がもらえる銘柄は、必要投資金額も数十万円など高めなものが多いが、その中では2位の識学の必要投資金額が16万9000円と、比較的安価となっている。投資金額を抑えながら、高利回り、高金額の金券優待を狙っている人は注目してもよさそうだ。
逆に、29銘柄の中で必要投資金額がもっとも少ないのは、利回りランキング14位のクラウディアホールディングス(3607)。もらえる「QUOカード」は8月のみで500円分だが、必要投資金額は3万5600円で「株主優待+配当利回り」は4.21%となっている。
何らかの長期保有の優遇制度を設けているのは、ランキング1位のメディア工房をはじめ、5位のヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス(4433)、7位のカーブスホールディングス、15位のソーバル(2186)など12銘柄ある。
この中で特に注目したいのは、1年以上かつ必要最低単元の継続保有で特典が得られるメディア工房やカーブスホールディングスだ。メディア工房は、1年の継続保有でもらえるデジタルギフトの金額が年間4000円分⇒年間5000円分にアップする。
カーブスホールディングスのほうは、1年以上、3年以上の2段階の継続保有特典を設けていて、記念優待分の1000円分を除くと、初年度1000円分⇒1年以上で1500円分⇒3年以上で2000円分と、3年間でもらえる金額が2倍になる。
8月に権利を獲得できる「QUOカード」など金券優待銘柄の中で、
「株主優待+配当利回り」が高い上位3銘柄を詳しく解説!
さて、ここからは「【2026年8月】『金券』株主優待利回りランキング」の1~3位までの銘柄について詳しく見ていこう。
ランキング1位は、株主優待利回りが9.03%(無配)のメディア工房(3815)。占い鑑定や女性向けコンテンツの企画・制作・配信のほか、占い事業で蓄積したデータを活用したBtoBサービスなどを展開している。2026年8月期の通期業績は、2ケタの減収、5億8700万円の赤字を見込んでいる。
株主優待では、100株以上で2000円分のデジタルギフトを8月と2月の年2回もらえる。交換先はAmazonギフトカードやQUOカードPay 、PayPayポイントなどを予定。また、長期保有の優遇制度があり、8月末の権利確定日に100株以上を1年以上にわたって継続保有している場合は、8月と2月にそれぞれ500円分のデジタルギフトが追加される。
| ■メディア工房 | |||
| 業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
| 情報・通信業 | 3815 | 東証グロース | 8月末 |
| 株価 (終値) |
必要株数 | 最低投資額 | 株主優待+ 配当利回り |
| 443円 | 100株 | 4万4300円 | 9.03% |
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※株価などのデータは2026年7月31日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
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株主優待利回りが5.92%(無配)でランキング2位になったのは、独自の組織運営理論「識学」をベースとした組織コンサルティングなどを手がけている識学(7049)。株主優待は8月と2月の年2回で、200株以上の保有で各5000円分の「QUOカード」がもらえる。
なお、2027年2月期の通期業績は、前期比1ケタの減収、5000万円の赤字を見込んでいる。
| ■識学 | |||
| 業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
| サービス業 | 7049 | 東証グロース | 8月末・2月末 |
| 株価 (終値) |
必要株数 | 最低投資額 | 株主優待+ 配当利回り |
| 845円 | 200株 | 16万9000円 | 5.92% |
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※株価などのデータは2026年7月31日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
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ランキング3位は、「株主優待+配当利回り」が5.85%のコレックホールディングス(6578)。傘下の事業会社で、エネルギー、アウトソーシング、メディアプラットフォームの3つの事業ポートフォリオでさまざまな事業を展開している。
株主優待は、8月と2月の年2回実施。100株以上でそれぞれ1000円分の「QUOカード」がもらえる。なお、2027年2月期の通期業績は2ケタの増収、3ケタの増益を見込んでいる。
| ■コレックホールディングス | |||
| 業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
| 卸売業 | 6578 | 東証スタンダード | 8月末・2月末 |
| 株価 (終値) |
必要株数 | 最低投資額 | 株主優待+ 配当利回り |
| 496円 | 100株 | 4万9600円 | 5.85% |
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※株価などのデータは2026年7月31日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |
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以上、2026年8月の株主優待で「QUOカード」やデジタルギフトなどの「汎用性の高い金券」がもらえる、「株主優待+配当利回りランキング」の上位3銘柄を詳しく紹介した。
8月の「汎用性の高い金券」優待は、この3銘柄をはじめ「株主優待+配当利回り」が4~5%以上と高いものが多く、しかも、29銘柄中9銘柄が10万円以下という買いやすい価格で購入可能だ。また、5銘柄の株主優待金額が年間1万円以上で、高額金券を狙っている人も見逃せない。
全体相場の値動きが荒い中、利回りや内容に加えて、必要投資額や直近の業績、株価の動向なども確認して、目当ての「金券優待」を慎重に絞り込もう!
(構成・文/肥後紀子)
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⇒「8月に権利が確定する株」の配当利回りランキング! 利回り5.2%の「伊澤タオル」、同5.1%の「オーバーラップHD」など、2026年8月のおすすめ高配当株を紹介
⇒【8月の株主優待の内容&利回りを調査(2026年版)】今回から優待拡充のコジマ、コシダカHD、優待再開のワッツのほか、利回り5%超の金券優待銘柄にも注目!
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外国株 | |||
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