※2017年12月のIPO情報はこちら!
⇒IPOスケジュール一覧【2017年】
毎年12月は「IPO祭り」とも呼ばれ、新規上場する企業の数が多いと言われている。
IPO株は、株式投資の一種でありながら、少ないリスクで大きなリターンを期待できる数少ない投資法のひとつ。しかし、いくらIPO投資をしたくても、新規上場する銘柄がなくては当然売買することはできない。
つまり、新規上場の多い12月は、IPO投資家にとって年に1回訪れる絶好のチャンスの月なのだ。
決算時期と新規上場の手続きの関係から
IPOは3の倍数の月に多い
2013年から2016年まで、過去4年間に日本取引所グループで新規上場した件数を月ごとにまとめると、次のようになる。ただし、2016年は11月21日時点の数字なので、今後数件増える可能性はある。
データを見ると、今年に関して言えば3月の方が多いものの、過去4年の平均では、やはり12月に上場する銘柄数が多い。さらに、3月、6月、9月、12月と、3の倍数の月のIPO銘柄数が多いのがわかるだろう。
「3の倍数の月に上場する企業が多いのは、企業の決算時期との関係です」
と言うのは、投資サービス会社フィスコで長年IPOについて分析をしている株式アナリスト・小林大純(こばやし・ひろずみ)さん。
「企業が新規上場するときは、直近四半期の決算を締めてから1カ月あまりで決算を確定し、上場を最終決定して発表、そして上場、という流れになり、その作業に大体3カ月くらいかかります。四半期の決算は3の倍数の月になるので、結果として3月、6月、9月、12月に上場する企業が多いのではないでしょうか。特に12月上場の企業が多いのは、『年内に上場したい』という企業の思惑から、駆け込み的にIPOが増えるようです」
2016年12月に上場するのは15銘柄
一押しは、自動運転技術のベンチャー企業「ZMP」
2016年の12月に新規上場する銘柄は、次の通り(※2016年11月21日時点)。なお、それぞれの銘柄の詳しい情報は、詳細ページを参照して欲しい。
※2017年12月のIPO情報はこちら!
⇒IPOスケジュール一覧【2017年】
■2016年12月に新規上場するIPO銘柄(2016年11月21日時点) | ||||||
上場日 | 銘柄名 | 主幹事 | ブックビルディング期間 | 詳細 ページ |
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12/7 | イントラスト | みずほ証券 | 11/21~11/28 | |||
12/8 | グッドコムアセット | 野村證券 | 11/21~11/28 | |||
12/14 | キャリアインデックス | SBI証券 | 11/28~12/2 | |||
12/15 | MS-Japan | 野村證券 | 11/29~12/5 | |||
12/16 | シンシア | SBI証券 | 11/30~12/6 | |||
12/19 | 日本モーゲージサービス | みずほ証券 | 11/30~12/6 | |||
ZMP | SMBC日興証券 | 11/30~12/8 | ||||
船場(せんば) | 野村證券 | 12/1~12/7 | ||||
12/20 | リネットジャパングループ | SBI証券 | 12/2~12/8 | |||
12/21 | グレイステクノロジー | 東海東京証券 | 12/5~12/9 | |||
セグエグループ | みずほ証券 | 12/5~12/9 | ||||
イノベーション | SMBC日興証券 | 12/6~12/12 | ||||
12/22 | フォーライフ | みずほ証券 | 12/6~12/12 | |||
エイトレッド | 大和証券 | 12/7~12/13 | ||||
12/27 | ティビィシィ・スキヤツト | SMBCフレンド証券 | 12/7~12/13 | |||
⇒詳細な「IPOスケジュール」はこちら! |
2016年の「IPO祭り」の先陣を切るのは、家賃保証などの総合保証サービス事業を展開するイントラスト(7191)と、不動産デベロッパーのグッドコムアセット(3475)の2社で、11月21日(月)からブックビルディング(抽選申し込み)がスタートした。
その後は1週間ほど間が空くが、12月半ばからは連日IPOが続く。12月19日(月)は、3社同時に上場する。虎視眈々と投資チャンスを狙っていたIPO投資にとっては、絶好の機会だ。
12月上場のIPO銘柄の中でも注目度が高いのは、今なにかと話題となっている自動運転技術の開発を行うベンチャー企業、ZMP(7316)だろう。
「自動運転車開発の有望ベンチャーとして、かねてから株式市場でも知られている企業です。ソニー(6758)やディー・エヌ・エー(2432)といった有力企業との連携や、『ロボットタクシー』の実証実験など、豊富なニュースフローで期待が高まっています。政府も、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて自動運転技術の実現を目指しており、政策に沿ったテーマ性が人気を後押しするでしょう」(小林さん)
と、小林さんもZMPに期待を寄せる。
好調な日本株市場がこのまま続けば
12月のIPOにも期待できる
IPO投資をする際に気になるのは、市場環境だ。いくら有望なIPO銘柄であっても、市況が悪いと大きな値上がりは期待しにくい。しかし2016年12月に関して言えば、非常に良好が市場環境が期待できる。
「トランプ次期米大統領の政策に期待した買いや、米長期金利の上昇に伴う円安進行を受けて、日本株は強い動きを見せています。中小型株はやや出足が鈍かったのですが、ここに来て資金流入が観測されており、個人投資家のリスク許容度も高まっていると見られます。こうした市場環境は、IPOには追い風となるでしょう」(小林さん)
もともと、「IPO祭り」のように新規上場が集中する時期は、投資家の関心がIPO投資に向かいやすく、その分、資金がIPO市場に流入して株価も上がりやすいというメリットがある。
その一方で、IPOが集中することのデメリットもある。
「IPO銘柄数が多いと、事業内容や公開規模による銘柄選別が強まる傾向があります。さらに、同日に複数社が上場する場合は、初値買い資金が分散するため、想定より初値が伸び悩むこともあります。こうしたことを考慮した上で、慎重にIPO投資に臨んでいただきたいと思います」(小林さん)
IPO株を購入するには厳しい抽選で当たる必要があるため、「できるだけ多くの証券会社から申し込んで当選確率を上げる」というのが基本戦略となる。抽選申し込み自体は無料で、当選できなければ一切の費用はかからない。
問題は、申し込みから抽選までの期間、購入費用分の資金が拘束される証券会社が多いことだ。例えば、公開価格1500円、1単元100株のIPO株に申し込むと、一定期間15万円の資金が拘束される。
つまり、IPOに申し込むのは無料とは言え、数多くの銘柄に申し込むには、それなりの資金を用意する必要があるのだ。十分に資金のある人は問題ないが、限られた資金で12月の「IPO祭り」にチャレンジしたい人は、数多くのIPO銘柄の中からより有望な企業を選び出すことが重要となる。
IPO株の分析方法は、こちらの関連記事が参考になるだろう。
【IPO株の分析方法はこちら!】
IPO株の初値を予想するのは意外と簡単だった!?公開規模や予想PER、仮条件などの公開情報を元にプロが実際にやっている初値予想の出し方を公開!
SBI証券なら、12月上場の15銘柄中12銘柄に申し込みが可能
注目のZMPを狙うならSMBC日興証券は外せない!
これから証券会社の口座を開いて12月の「IPO祭り」に参加したい、という人は、まずどこの証券会社がオススメだろうか?
まずは、自分が申し込みたいIPO銘柄を決め、そこを取り扱っている証券会社を中心に、なるべく当選確率を上げるために複数の証券会社から申し込むのが定番のやり方だ。だが、初心者にとっては、いきなり複数の証券会社の口座を開くのはハードルが高いかもしれない。
2016年12月の「IPO祭り」に関して言えば、一番のおすすめ証券会社は「SBI証券」だ。12月上場の15銘柄のうち実に12銘柄に申し込むことができ、そのうち3社では主幹事証券まで務めている。もちろん、前出のZMPにも申し込み可能だ。
また、15銘柄のうち11銘柄を取り扱う「SMBC日興証券」もおすすめだ。主幹事数は2社だが、注目のZMPの主幹事証券を務めているのは魅力的だ。ZMPを狙う人は、ぜひ口座を解説しておきたい。
【SBI証券の詳細ページはこちら!】
IPOの多さ&夜間取引、銀行との連携など、独自サービスも充実のネット証券最大手!
【SMBC日興証券の詳細ページはこちら!】
信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
その他、こちらの記事ではIPOに当選しやすい証券会社について解説しているので、参考にするといいだろう。
【IPO投資向け証券会社選びならこちら!】
IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え!通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
今年の「IPO祭り」を機会に
IPO投資にチャレンジしてみよう!
今回の記事では、2016年12月の「IPO祭り」について解説した。
IPOは一般の人にはなかなか馴染みがないだけに、株式投資初心者にはハードルが高いように思われがちだ。しかし、最初にも書いたが、IPO投資はリスクが少なく大きなリターンが期待できる非常に魅力的な投資だ。これまでIPO投資をしたことのない人は、今回の「IPO祭り」を機会に、ぜひチャレンジしてみて欲しい。
※2017年12月のIPO情報はこちら!
⇒IPOスケジュール一覧【2017年】
■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
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【2025年2月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
23社 52社 |
19社 52社 |
24社 47社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
11社 76社 |
21社 91社 |
13社 89社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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【関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |
【2025年2月1日時点】
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◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 ※ |
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2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 61社 |
0社 65社 |
100%:1単元1票の平等抽選 | 1200万 |
【ポイント】 ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで松井証券と並んで第2位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。 ※口座数は2025年1月末時点 |
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【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 70社 |
0社 55社 |
70%以上:1人1票の平等抽選 | 160万 |
【ポイント】 年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には54社と全証券会社中で楽天証券と並んで2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。 |
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【関連記事】 ◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう! ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
1社 50社 |
0社 53社 |
0社 61社 |
100%:1人1票の平等抽選 | 265万 |
【ポイント】 毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。 |
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【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】 |
◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 49社 |
0社 49社 |
0社 38社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
46万 |
【ポイント】 以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 |
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【ZAi×岡三オンライン証券・期間限定タイアップキャンペーン!】 |
◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 37社 |
0社 44社 |
0社 42社 |
70%:1人1票の平等抽選 30%:優遇抽選 |
− |
【ポイント】 大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。 |
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 35社 |
0社 42社 |
0社 37社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 34万 |
【ポイント】 IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。 |
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【関連記事】 ◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり! |
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 20社 |
0社 26社 |
0社 23社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 176万 |
【ポイント】 五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。 ※2025年2月1日から名称変更。 |
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【クレカ積立の還元率は「最大3%」とネット証券トップクラス!】 |
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |