株主優待名人・桐谷広人さんの“デート現場”をダイヤモンド・ザイがスクープ!? というのは冗談で、実はダイヤモンド・ザイ12月号の大特集「株主優待アワード2018-2019」の特集内で、ザイの見習い編集部員・アサヒが桐谷さんと株主優待デートを敢行して、株主優待のお得さを伝えるリポート記事を掲載中!
そのほか、「株主優待アワード2018-2019」では、11月~3月に権利確定する株主優待株の中から、twitterなどで株主優待情報を発信している「人気のSNS投資家」15人とダイヤモンド・ザイ読者が選んだ、おすすめの140銘柄を発表している。
今回はその中から、桐谷さんとの株主優待デートを敢行した編集部員・アサヒが実感した「株主優待の魅力」についての記事を抜粋して紹介しよう!
食事や買い物から、遊園地や映画などの娯楽まで
株主優待は想像を超える活躍ぶり!
今回、「株主優待アワード 2018-2019」の企画で桐谷さんと”優待デート”をして実感したのは、多くの企業が株主優待を実施する昨今、株主優待の内容は本当に多岐にわたっているということ。
外食をお得に楽しめる食事券と、衣料品や雑貨を購入できる買物券が揃えば、衣食住の「衣」「食」が株主優待で満たされる。もちろん「遊び」もお任せを。テーマパークなどのレジャー施設のチケットも無料でゲットできる。自社商品そのものが送られてくる株主優待は、すぐに使えてかなり手軽だ。
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具体的には、「食事券」なら、ファミレスから高級感のあるお寿司屋さんまで、幅広いお店で利用できる。たとえば桐谷さんの”優待デート”では、ファミレス「バーミヤン」は「すかいらーくHD(3197)」、お寿司屋さんの「寿司岩」は「かんなん丸(7585)」の株主優待でもらった食事券を実際に利用した。
食事券の中には、「日本マクドナルドHD(2702)」の株主優待でもらえるマクドナルドのドリンク無料引換券が「追加料金なしでLサイズのドリンクを注文できる」といったように、使い方次第でお得度が上がるものもある。
また、「買物券」なら、ちょっとお高いブランド品のゲットも可能だ。実は”優待デート”の当日に桐谷さんが身に着けていたものも、すべて株主優待の買物券で買っている。例えば、シャツ、ベルトは「タカキュー(8166)」、靴は「ヒマラヤ(7514)」、靴下も「タビオ(2668)」のもの。株主優待だけでトータルコーディネートも夢じゃない。
一方、「遊び」に使えるチケットは、近しい人にプレゼントすると喜んでもらえる株主優待としても支持が厚い。ちなみに、観覧車からスタートし、日本科学未来館に映画館、と娯楽を満喫した桐谷さんの”優待デート”でかかった費用はもちろん0円だ。(観覧車チケット⇒「サノヤスHD(7022)」、日本科学未来館入場券⇒「リコー(7752)」、映画チケット⇒「東映(9605)」)
このほか「衣」「食」「遊び」以外にも、株主優待では様々なモノがもらえる。例えばベッドメーカーの「フランスベッドHD(7840)」の株主優待は、専用の株主優待サイトから欲しいものを選ぶ形式だが、歩数計という意外な商品をもらえるところが面白い。また、自社商品がもらえる株主優待の中には「新商品がいち早く届く」というワクワク感を味わえる銘柄もある。
以上のように、生活のあらゆる面が株主優待で満たされるのだ。
株主優待の魅力は、もらえるモノの多様さ以外にもある。
まず押さえておきたいのは、株主優待がもらえる最低単元を保有するのが、一般的に最も利回りがよいということ。つまり、株主優待は多額の投資をする機関投資家よりも、個人投資家に嬉しい制度になっていると言える。手頃な数万円から始められる株主優待株も少なくない。また、企業によっては、長期で株を保有すると株主優待の内容がグレードアップする場合もあるので、見逃さずにチェックしよう。
株主優待は株主だけでなく、
企業にもメリットがある仕組み!
「こんなにお得でいいの!?」と思ってしまうほど魅力たっぷりの株主優待だが、そもそも企業が株主優待に積極的に取組むのにもワケがある。実は、株主優待は、株主と企業の双方にメリットがあるのだ。
株主のメリットは、もちろん「お礼品」をもらえること。企業に投資してくれた株主へ感謝を意味するお礼品が株主優待だ。
一方、企業のメリットには、まず「株価の安定」がある。株主優待狙いで企業に投資した人が一定層いると、ちょっとしたことでは株を手放さずに保有し続けるため、株価が下がりにくいという傾向がある。
ほかにも、「自社のファンを増やせる」というメリットもある。自社商品を株主優待品にしている企業が多いのは、株主という消費者に商品・サービスを知ってもらい、ファンを増やす絶好の機会と考えているからなのだ。
値下がりに強い株主優待株は、
投資の初心者に最適!
とはいえ、企業に投資して株主にならなければ、株主優待を受け取るチャンスはない。中には、リスクを恐れて投資を始められずにいる人もいるだろう。しかし、上で挙げた「株主優待株の値下がりしにくい特徴」は、株主のメリットでもある。株主優待を目当てに株を買っている人が多いので、相場全体が下落傾向にあっても株が売られにくいのだ。
つまり、株価が底堅い株主優待株は、相場を読むのに慣れていない投資の初心者にぴったりということ。
魅力いっぱいの株主優待で早速投資を始めてみよう!
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