IPO株の銘柄分析&予想

「ウイルテック」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の製造請負・製造派遣企業との比較や予想まで解説![2020年3月9日 情報更新]

2020年2月4日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ウイルテック
市場・コード/業種 東証二部・7087/サービス業
上場日 3月6日
申込期間(BB期間) 2月19日~2月26日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券野村證券大和証券岩井コスモ証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 1200円(±0.00%)
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ウイルテックが3月6日にIPO(新規上場)!

「ウイルテック」の公式サイトより

 ウイルテックは、2020年2月3日、東京証券取引所に上場承認され、2020年3月6日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ウイルテックは1992年4月1日に設立された。製造請負・製造派遣事業、機電系技術者派遣事業及び修理サービス事業を行う「マニュファクチャリングサポート事業」、建設系技術者派遣事業を行う「コンストラクションサポート事業」、受託製造事業及び電子部品卸売事業を行う「EMS事業」、その他、障がい者支援事業、畜産業及び海外事業を行っている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ウイルテックのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 2月18日
ブックビルディング(抽選申込)期間 2月19日~2月26日
公開価格決定 2月27日
購入申込期間 2月28日~3月4日
払込日 3月5日
上場日 3月6日

ウイルテックのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2020年2月19日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短3日で取引可能]
88.7
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
3.5
公式サイトはこちら!
野村證券 2.6
公式サイトはこちら!
大和証券
[最短翌日に取引可能]
1.7
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短3日で取引可能]
1.7%
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券 1.7%  

ウイルテックのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1280
仮条件
[予想PER(※2)
1100~1200円
8.8倍~9.6倍]
公募価格 1200円
初値 1200円
初値騰落率 ±0.00%
予想トレーディングレンジ(※3) 1000円~2000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2020年2月14日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 12.0倍
nmsHD<2162> 8.4倍(連)
日総工産<6569> 15.9倍(連)
平山<7781> 11.7倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

ウイルテックの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 605万8500株(予定)
公開株式数 公募88万8500株  売出90万株
(オーバーアロットメントによる売出26万8100株)
想定公開規模(※1) 26.3億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ウイルテックは製造請負・派遣の東証2部上場

 製造請負・製造派遣事業、機電系・建設系技術者派遣事業、受託製造事業を展開する。前期は「マニュファクチャリングサポート事業」が売上高の70.0%、「コンストラクションサポート事業」が同13.2%、「EMS事業」が同16.5%。従業員は連結で3,753名。十分な人材を効率的に確保するため、採用システムの改善を進めている。

 メーカーの製造依頼、人材派遣ニーズを背景に製造請負・製造派遣会社のIPOは人気だった時期もある。しかし、足元では製造業景況感の悪化とともに関連企業は業績、株価ともに弱含みで、今回のIPOにおいて初値買い人気は高まりづらいと考えられる。

 公開規模については20億円台半ばから後半となる見込みで、軽量感のある水準とは言えない。3/6はきずなHD<7086>が同時上場するため、初値買いの分散も想定する必要がある。

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SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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ウイルテックの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2016/3 9,760
(―)
392
(―)
101
(―)
2017/3 10,337
(5.9%)
410
(4.8%)
107
(6.1%)
2018/3 11,427
(10.6%)
499
(21.7%)
458
(327.5%)
2019/3 16,022
(40.2%)
626
(25.4%)
429
(-6.2%)
2020/3予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2018/3 20,001
(―)
994
(―)
746
(―)
2019/3 22,899
(14.5%)
939
(-5.5%)
649
(-13.0%)
2020/3予 25,001
(9.2%)
1,143
(21.6%)
758
(16.7%)
2019/9 2Q 12,250
(―)
627
(―)
413
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:125.11円/44.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

ウイルテックの業績コメント

 2020年3月期の業績は、売上高が前期比9.2%増の250.0億円、経常利益が同21.6%増の11.4億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社グループを取り巻く事業環境は、主要取引先である電子部品関連分野においては、世界的な半導体製造装置市場の需要見通しに下降傾向がみられるなかで、新興国でのスマートフォン販売の底入れ感から、電子部品、デバイスの需要に回復の兆しが見えつつあるが、半導体業界においては、下振れ傾向が継続する状況となった。また、建設関連分野においては、公共投資の持続的な伸び、工場など設備投資が持ち直すなかで、全国的に工事量が堅調に推移した。

 このような状況のもと、同社グループは積極的な営業活動を推進すると同時に、コスト管理の徹底と業務の効率化を一層推し進め、業績の確保に努めている。

 なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高122.5億円で48.9%、経常利益6.2億円で54.8%となっている。

ウイルテックの詳細情報

■基本情報
所在地 大阪府大阪市淀川区東三国四丁目3番1号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 宮城 力(昭和52年9月17日生)
設立 平成4年4月1日
資本金 9800万円(令和2年2月3日現在)
従業員数 新規上場会社3112人 連結会社3753人(令和1年12月31日現在)
事業内容 製造請負・製造派遣事業、機電系・建設系技術者派遣事業、受託製造事業
■売上高構成比率(2019/3期 実績)
品目 金額 比率
マニュファクチャリングサポート事業 16,022 百万円 70.0%
コンストラクションサポート事業 3,025 百万円 13.2%
EMS事業 3,769 百万円 16.5%
その他 83 百万円 0.3%
合計 22,899 百万円 100.0%
■大株主上位5位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 小倉 秀司 385万8000株 74.62%
2 株式会社RASアセット 85万9000株 16.62%
3 宮城 力 40万株 7.74%
4 ウイルテックグループ従業員持株会 3万2000株 0.62%
5 ウイルテックグループ役員持株会 1万3000株 0.25
合計   516万2000株 99.85%
■その他情報
手取金の使途 (1)子会社の工場移設(又は増設)及び機械装置に係る設備投資のために同社に貸し付ける資金、(2)人事給与システムその他のシステム更新に係る設備投資資金、(3)マニュファクチャリングサポート事業の機電系技術者派遣事業のロボット関連への設備投資資金、(4)事業拡大のための採用費用など事業を推進する上での経費に充当する予定
関係会社 株式会社ワット・コンサルティング (連結子会社) コンストラクションサポート事業
デバイス販売テクノ株式会社 (連結子会社) EMS事業
株式会社ウイルハーツ (連結子会社) その他(障がい者支援事業)
他、連結子会社3社、持分法適用関連会社1社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
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ウイルテックの銘柄紹介

 同社グループは、同社((株)ウイルテック)、連結子会社6社及び持分法適用関連会社1社により構成されており、下記の事業を営んでいる。

(1)マニュファクチャリングサポート事業

1.製造請負・製造派遣事業

 製造請負とは、メーカーを顧客として、一般的に顧客の工場等の一部を借受け、事業所を設置し、顧客と契約した物を製造する事業である。製造業務を請け負う会社を請負会社、物の製造を依頼する会社を発注者、請負事業に従事する者を請負労働者と呼ぶ。請負労働者は、請負会社と雇用契約を結び、指揮命令も請負会社から受ける。発注者より指揮命令を受けない点が、製造派遣との大きな違いとなっている。製造請負は労働者派遣事業には該当しないため、労働者派遣法の適用対象外となる。

 製造派遣とは、人材派遣会社に登録している者を、取引先の事業所へ派遣し、派遣先の担当者の指揮命令のもとで労働サービスを提供する労働者派遣事業の一形態である。メーカーを顧客として、顧客工場等へ人材を派遣し、物の製造等の業務に従事させ、労働サービスを提供する事業を行っている。

 2004年3月の労働者派遣法改正で解禁された派遣の形態であり、労働者派遣法の適用を受ける。事業の特徴として、派遣労働者は派遣元と雇用契約を結ぶが、派遣労働者に指揮命令をするのは派遣先である点が挙げられる。同社グループは、労働者派遣法の適用を受け、派遣労働者を保護するために様々な取り組みをする義務がある。

2.機電系技術者派遣事業

 人材派遣会社に登録している者を、取引先の事業所へ派遣し、派遣先の担当者の指揮命令のもとで労働サービスを提供する労働者派遣事業の一形態である。主にエレクトロニクス・機械等の設計関連に秀でた技術を持つ人材を派遣し、労働サービスを提供する事業を行っている。

3.修理サービス事業

 破損し、不具合の発生した製造物を補修・修理するサービス業態である。法人、個人を顧客として、主に太陽光発電の電源設備やコーヒーメーカー等の電気機器の訪問修理事業を行っている。

(2)コンストラクションサポート事業

 人材派遣会社に登録している者を、取引先の事業所へ派遣し、派遣先の担当者の指揮命令のもとで労働サービスを提供する労働者派遣事業の一形態である。主に建築・土木等の設計関連に秀でた技術を持つ人材を派遣し、労働サービスを提供する事業を行っている。

(3)EMS事業

1.受託製造事業

 電子機器等の受託生産を行う事業を言う。一般に受託製造事業は少品種大ロットの大量生産型と、多品種小ロットの試作対応型とに分けられるが、同社グループは後者の多品種小ロット型の受託製造事業を営んでいる。主として、電気機械等に用いられるプリント基板の実装工程等を受託し、生産活動を行っている。

2.電子部品卸売事業

 生活家電などの民生品を製造する電機メーカー、製品を製造する機械・装置といった産業機械を製造する電機メーカーなどに対して、電子部品メーカーより購入した電子部品を販売する事業である。

(4)その他

1.障がい者支援事業

 「障害者の雇用の促進等に関する法律」上の特例子会社として認定を受けており、雇用促進を図るための事業を展開している。

2.畜産業

 宮崎県において、国産黒毛和牛の繁殖、子牛の販売を行っている。

3.海外事業

 連結子会社WILLTEC VIETNAM Co., Ltd.、WILLTEC MYANMAR Co., Ltd.はそれぞれベトナム、ミャンマーにおいて人材コンサルティング事業と教育コンサルティング事業を営んでいる。ベトナムのハノイ工科大学、ミャンマーのタウンジー技術大学と提携し、海外の優秀な技術者を獲得できるつながりを有していることが事業の特徴である。

ウイルテックの投資のポイント

 製造請負・製造派遣会社のIPOでは、2018年3月に東証1部へ上場した日総工産<6569>(公開規模102.0億円)が公開価格比+23.7%というしっかりした初値を付けた。このようにメーカーの製造依頼、人材派遣ニーズを背景に関連企業のIPOは人気だった時期もある。しかし、足元では製造業景況感の悪化とともに関連企業は業績、株価ともに弱含みで、今回のIPOにおいて初値買い人気は高まりづらいと考えられる。

 東証2部上場案件は一般的に初値パフォーマンスが低い傾向にあり、公開規模も軽量感のある水準とは言えない。昨年の東証2部上場案件11社の公開価格に対する初値騰落率は平均+28.8%だが、一部のソフトウェア開発会社が押し上げた格好だ。

 同社グループは、「マニュファクチャリングサポート事業」(前期実績で売上高の70.0%)、「コンストラクションサポート事業」(同13.2%)及び「EMS事業」(同16.5%)を展開する。マニュファクチャリングサポート事業では製造請負・製造派遣事業、機電系技術者派遣事業及び修理サービス事業を、コンストラクションサポート事業では建設系技術者派遣事業を、EMS事業では受託製造事業及び電子部品卸売事業を行っている。

 製造請負・製造派遣で行う業務の範囲は物の溶接、鋳造、加工、組立て、洗浄、塗装、運搬等と幅広く、製造物も電子部品、民生用電気製品、産業用機械製品など多岐に渡る。従業員は連結で3,753名。24時間対応の採用システムを導入し、365日対応のコールセンター受付やウェブ面接を導入。採用後のフォロー体制としてキャリアコンサルタントを配置し、定着率の向上に努めている。また、自社採用サイト「ザ・工場の仕事」を作成し、多様な採用チャネルを構築している。

 業績面について、2020年3月期は売上高が前期比9.2%増の250.0億円、経常利益が同21.6%増の11.4億円と増収増益の見通しとなっている。主力のマニュファクチャリングサポート事業は上期実績が12.5%増収で、下期については8.3%増収を見込む。半導体製造装置関連の主力取引先の減産が影響しているものの、下期にかけて既存事業先におけるシェア拡大や新規顧客開拓等で売上高を増加させる見込みという。

 想定仮条件水準の今期予想PERは9~11倍程度で、上場している製造請負・製造派遣中堅~大手との比較で妥当な価格設定と言えるだろう。年間配当は1株当たり44.0円(うち中間配当24.2円)を予定しており、想定仮条件水準の予想配当利回りは3%強となる。

 公開規模については20億円台半ばから後半となる見込み。小倉秀司会長とその資産管理会社が発行済株式の91.2%を保有しており、ベンチャーキャピタル株主は見当たらない。既存株主の売り圧力はさほど強くないだろう。ただ、3/6はきずなHD<7086>が同時上場するため、初値買いの分散を想定する必要がある。

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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