IPO株の銘柄分析&予想

「さくらさくプラス」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の保育所運営企業との比較や予想まで解説![2020年10月31日 情報更新]

2020年9月24日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 さくらさくプラス
市場・コード/業種 東証マザーズ・7097/サービス業
上場日 10月28日
申込期間(BB期間) 10月13日~10月19日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券野村證券SBI証券岩井コスモ証券マネックス証券楽天証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 3435円(+47.42%)
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さくらさくプラスが10月28日にIPO(新規上場)!

「さくらさくプラス」の公式サイトより

 さくらさくプラスは、2020年9月24日、東京証券取引所に上場承認され、2020年10月28日にIPO(新規上場)することが決定した。2020年4月24日にIPO予定だったが、4月16日に上場延期を決定(旧記事はこちら)。今回改めて上場を決定した形となる。

 さくらさくプラスは2017年8月1日に設立された。同社グループは保育事業において「さくらさくみらい」という名称で、保育ニーズが中長期的に高いものと見込まれる東京23区を中心に認可保育所、小規模認可保育所、東京認証保育所を直営で運営している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

さくらさくプラスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 10月12日
ブックビルディング(抽選申込)期間 10月13日~10月19日
公開価格決定 10月20日
購入申込期間 10月21日~10月26日
払込日 10月27日
上場日 10月28日

さくらさくプラスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2020年10月13日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短3日で取引可能]
91.3
公式サイトはこちら!
野村證券 3.0
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
3.0
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短3日後に取引可能]
1.3
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.4%
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
エース証券 0.4%  

さくらさくプラスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2230
仮条件
[予想PER(※2)
2230~2330円
8.6倍~9.0倍]
公募価格 2330円
初値 3435円
初値騰落率 +47.42%
予想トレーディングレンジ(※3) 2000円~5000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2020年10月8日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 18.2倍
グローキッズ<6189> 18.4倍(連)
テノ.<7037> 19.8倍(連)
キッズスマイル<7084> 16.5倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

さくらさくプラスの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 413万株(予定)
公開株式数 公募35万株  売出32万7400株
(オーバーアロットメントによる売出10万1600株)
想定公開規模(※1) 17.4億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

さくらさくプラスは東京中心に認可保育所を運営

  認可保育所を中心とした保育所等の運営を行う。「さくらさくみらい」という名称で、保育ニーズが中長期的に高いと見込まれる東京都23区を中心に認可保育所、小規模認可保育所、東京都認証保育所を直営で60施設(9月時点)運営。保育所への利活用を想定した不動産の管理・運用及びベトナムにおける保育所の運営も行う。

 菅新政権が保育サービスの拡充で待機児童問題を解消する方針を掲げ、関連銘柄は政策の追い風期待が再燃しているようだ。新興株IPOの初値好調が続いていることも追い風。しかし、新興IT企業などと比べると注目度がやや低い印象は拭えず、公開規模も軽量とまでは言いづらい。

 公開規模については10億円後半となる見込み。10/28はプレミアアンチエイジング<4934>が同時上場し、10/27上場のカラダノート<4014>もこの日まで初値持ち越しとなる公算も。

◆「さくらさくプラス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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野村證券
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さくらさくプラスの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2018/7 155
(―)
40
(―)
27
(―)
2019/7 263
(70.2%)
52
(31.9%)
35
(27.6%)
2020/7
(―)

(―)

(―)
2021/7予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2018/7 3,244
(―)
749
(―)
366
(―)
2019/7 5,154
(58.9%)
1,395
(86.4%)
697
(90.2%)
2020/7推 7,629
(48.0%)
1,494
(7.0%)
933
(33.8%)
2021/7予 9,613
(26.0%)
1,683
(12.7%)
1,069
(14.6%)
2020/4 3Q 5,375
(―)
1,399
(―)
866
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:258.84円/-円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

さくらさくプラスの業績コメント

 2021年7月期の業績は、売上高が前期比26.0%増の96.1億円、経常利益が同12.7%増の16.8億円と増収増益の見通しとなっている。

 保育に対する需要は、女性の社会進出を促す政府の施策などにより、引き続き増加傾向が続いている。「新しい経済政策パッケージ」で明言された、2020年度末に向けて32万人分の保育の受け皿整備が進んでいることや、2019年10月に「幼児教育・保育の無償化」がスタートするなど、就労女性が増えている東京都心部を中心に保育への関心は引き続き高い状況にあると考えられる。

 前第3四半期累計期間(2019年8月-2020年4月)においては、14施設の東京都認可保育所を新たに開設するなど、業績は順調に拡大している。

さくらさくプラスの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都千代田区有楽町一丁目2番2号 東宝日比谷ビル
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 西尾 義隆(昭和48年10月28日生)
設立 平成29年8月1日
資本金 5000万円(令和2年9月24日現在)
従業員数 新規上場会社16人 連結会社1105人(令和2年8月31日現在)
事業内容 認可保育所を中心とした保育所等の運営
■売上高構成比率(2019/7期 実績)
品目 金額 比率
保育事業 5,154 百万円 100.0%
合計 5,154 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 株式会社だいぎ 66万9000株 17.70%
1 株式会社TKS 66万9000株 17.70%
3 西尾 義隆 55万5000株 14.68%
3 中山 隆志 55万5000株 14.68%
5 田中 順也 21万株 5.56
6 株式会社クリエイトバリュー 16万2000株 4.29%
7 森田 周平 15万株 3.97%
8 村田 良 8万4000株 2.22%
9 原 幸一郎 7万5000株 1.98%
9 原 周平 7万5000株 1.98%
合計   320万4000株 84.76%
■その他情報
手取金の使途 連結子会社である株式会社さくらさくみらいへの投融資資金に充当する予定
関係会社 株式会社さくらさくみらい (連結子会社) 保育事業
株式会社さくらさくパワーズ (連結子会社) 保育事業
株式会社あかるいみらいアセット (持分法適用関連会社) 保育事業
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「さくらさくプラス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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野村證券
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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さくらさくプラスの銘柄紹介

 同社グループ(同社及び同社の関係会社)は、子会社の経営管理を主な事業内容とする同社及び「保育事業」として保育所の運営及び保育所への利活用を想定した不動産の仲介、コンサルティングを主な事業内容とする連結子会社2社((株)さくらさくみらい及び(株)さくらさくパワーズ)、保育所への利活用を想定した不動産の管理・運用及びベトナムにおける保育所の運営を主な事業内容とする関連会社2社((株)あかるいみらいアセット、Hana TED.,JSC)により構成されている。なお、同社グループの事業は「保育事業」の単一セグメントとなっている。

 同社は様々な不動産情報を収集し、蓄積された保育ノウハウを施設整備に活かした保育所開発を行っている。加えて保育所の立地に関しても駅からの距離、利便性の高いエリアへの強いこだわりを持ち、利用者や働く保育士から選ばれる施設づくりを行い、ソフト(保育の内容及び職員の質)とハード(施設及び不動産)の両輪を見据え事業を展開している。

 同社グループの保育事業においては、「さくらさくみらい」という名称で、保育ニーズが中長期的に高いものと見込まれる東京都23区を中心に認可保育所、小規模認可保育所、東京都認証保育所を直営で運営している。なお、2020年9月時点の運営施設数は60施設となっている。同社グループが運営する保育施設の概要は以下のとおり。

・認可保育所

 児童福祉法に基づく児童福祉施設であり、施設の広さや保育士の数など国が定めた基準に基づいて自治体から認可された施設である。同社グループでは東京都23区を中心に千葉、埼玉、大阪で保育園を運営している。同社グループは、国及び自治体が負担する施設型給付を委託費として交付を受け施設運営を行っている。

・小規模認可保育所

 「子ども・子育て支援法」により、市区町村による認可事業で定員6人以上19人以下かつ0歳から2歳までの子どもを対象と定められている。同社グループは、利用者からの保育料徴収及び自治体からの地域型保育給付を委託費として交付を受け施設運営を行っている。

・東京都認証保育所

 現在の認可保育所だけでは応えきれていない大都市のニーズに対応しようとする東京都独自の制度である。同社グループは、利用者からの保育料徴収及び自治体からの運営費補助金の交付を受け施設運営を行っている。

「その他付随業務」

 同社グループでは、保育事業において保育所建設に最適な土地や建物を賃借するために、幅広く不動産物件の情報を収集しているが、収集した物件情報を利活用して付随的に不動産仲介や管理業務を行っており、主にさくらさくパワーズにおいて不動産仲介・コンサルティング業務、あかるいみらいアセットにおいて不動産管理業務を行っている。

 また、ベトナムは近年、経済成長著しく、教育にコストをかける文化が醸成されているため、日本式保育のニーズが高まっており、同社グループの有する保育サービスの国際展開の足掛かりとするべく、ベトナム現地法人のHana TED.,JSCにおいてハノイ市内で「Hana home」保育所の運営を行っている。

さくらさくプラスの投資のポイント

 従前に4/24の上場を予定し、延期した経緯がある。その際の仮条件は1150円~1430円で、今回は価格水準を引き上げ、公開株式数も増やしての再チャレンジとなる。菅新政権が保育サービスの拡充で待機児童問題を解消する方針を掲げ、関連銘柄は政策の追い風期待が再燃しているようだ。新興株IPOの初値好調が続いていることも追い風となるだろう。

 しかし、デジタル化の波に乗る新興IT企業などと比べると注目度がやや低い印象は拭えない。また、公開規模も軽量とまでは言いづらい水準。保育所運営企業のIPOでは、3/4マザーズ上場で公開規模20.8億円のKids Smile Holdings<7084>が公開価格比+20.9%という初値を付けている。

 同社グループは、純粋持株会社である同社及び保育事業として保育所の運営及び保育所への利活用を想定した不動産の仲介を主な事業内容とする連結子会社2社、保育所への利活用を想定した不動産の管理・運用及びベトナムにおける保育所の運営を主な事業内容とする関連会社2社により構成される。

 「さくらさくみらい」という名称で、保育ニーズが中長期的に高いものと見込まれる東京都23区を中心に認可保育所、小規模認可保育所、東京都認証保育所を直営で60施設(9月時点)運営している。認可保育所は、事業者が利用者に保育サービスを提供し、委託費を各自治体に請求する制度。

 また、保育事業において収集した物件情報を利活用して付随的に不動産仲介や管理業務を行っているほか、ベトナムにおける日本式保育のニーズの高まりを受け、ハノイ市内で「Hana home」保育所の運営を行っている。2019年7月期実績で売上高の16.1%が大田区向け、有利子負債比率が48.0%。

 業績面について、2021年7月期は売上高が前期比26.0%増の96.1億円、経常利益が同12.7%増の16.8億円と増収増益の見通しとなっている。認可保育園を14施設新規開設する計画で、期末時点の運営施設数は74施設となる見込み。入所率は開園初年度65%、2年目75%、3年目以降95%と推移する想定になっている。また、新たな保育園特化型の私募ファンドの組成運用に伴う各種業務報酬やその他付属業務に係る報酬の発生も見込む。営業利益は4.6億円(同91.9%増)ほどで、営業外収益で新規開設に係る補助金を計上する。

 想定仮条件水準の今期予想PERは8~9倍。類似企業が軒並み20倍弱といった水準のため、割安と受け止められる可能性はあるが、補助金の収益ウェイトの大きさを考慮すると妥当とも考えられる。

 公開規模については10億円後半となる見込み。ベンチャーキャピタル株主は見当たらない。ただ、10/28はプレミアアンチエイジング<4934>が同時上場するほか、10/27上場のカラダノート<4014>がこの日まで初値持ち越しとなる公算が大きく、初値買いの分散を想定しておく必要がある。

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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IPOの主幹事数が業界トップクラスで
2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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