株で1億円以上の資産を築いた個人投資家の真似をして“億り人”を目指そう! スゴ腕投資家が株初心者だったころの行動を調査して“億り人”になるヒントを探る!
発売中のダイヤモンド・ザイ7月号の大特集は「11人の億り人に学ぶ!【1億円】までの株入門」! この特集では、株で46億円の利益を稼ぎ出した個人投資家・テスタさんをはじめ、株で億単位の資産を築いた”億り人”11人のインタビューを掲載。彼らの投資スタイルや銘柄の選び方などを詳しく聞いているので、株式投資をしている人なら参考になるはずだ。
今回はこの特集から、“億り人”が初心者時代に「元手をいくら用意したか」「元手をどのように貯めたのか」などを調査した記事を紹介!“億り人”を参考にして「資産1億円を目指すロードマップ」も公開するので、株で資産を築きたい人はチェックしよう!
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⇒株で46億円を稼いだ投資家・テスタさんが「株初心者がやるべきこと」を伝授! 投資歴6年で“億り人”になれたトレードの秘訣や、注目している投資対象を直撃!
誰でも投資を始めたばかりのときは、失敗も当たり前!
ただし、億り人は決して失敗に腐らず、資金の増強を続けていた!
ダイヤモンド・ザイ7月号の大特集「11人の億り人に学ぶ!【1億円】までの株入門」には、株で億単位の資産を築いた”億り人”が登場する。「億り人なんて、遠い世界の人……」と思うかもしれないが、いかに億り人と言えど、最初からノーミスで資産を増やしていたわけではない。
億り人の一人で、株で46億円の利益を稼ぎ出した個人投資家のテスタさんは「最初の1年目から大きく勝てる人はいません。株を3年やっていれば、『1年目はめちゃくちゃな理論でやっていたな……』と振り返る人のほうが多いと思います」と話す。つまり、スタート地点では誰もが初心者なのだ。
しかし、億り人が成功できたのは、普通の投資家とは違った行動をとっていたからだ。それを探るべく、ダイヤモンド・ザイでは億り人たちに”投資初期”のエピソードをいくつか尋ねてみた。
まずは「投資を始めるときに元手をどれだけ用意したか」。 億り人の回答は以下のとおりだった。
◆「20代は投資信託をチョコチョコ買い続けていました。株は30代半ばから、貯金300万円を元手にスタートしました」(立川一さん)
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⇒株の配当金で暮らす生活も実現可能な投資術を公開! 株の配当が増え続ける会社を選んで投資するだけで、1億5000万円の資産を築いた会社員の投資法を紹介
◆「大学生時代に仕送りをもらいつつ、がっつりバイトをやって450万円貯めました。それを丸々、投資資金としました」(零さん)
◆「大学生のときにバイトで貯めた30万円でスタート。大学院を卒業する頃の投資総額は180万円ほどでした」(なのなのさん)
◆「新社会人の頃は毎月2万円を投信積立していましたが、価格の下落や約定スピードの遅さが気になり、思い切って株に挑戦。社会人4年目に貯金160万円で始めました」(愛鷹さん)
元手については、意外と現実的な数字であり、潤沢な資金で始めている人はそう多くない。また、億り人のなかには専業投資家もいれば、別に仕事を持っている兼業投資家もいる。もっとも、現時点で専業投資家の人でも、投資初期には兼業投資家だった人がほとんどだ。彼らが仕事のかたわらで「毎月いくら投資に充てていたか」という質問に対する回答は、以下のようになった。
◆「月15万円ほどを投資に入れてきました。株を本格的に始めたのは30代ですが、当初はかなり無茶をしていたなあ」(立川一さん※現在も会社員)
◆「投資を始めるときに月10万円、ボーナスはほぼ全部を投資資金にすると決めていました。年250万円ほどを証券口座に入金する計算です。これは今も変わりません」(とりでみなみさん※現在も会社員)
◆「追加資金で新しい銘柄をどんどん買うスタイルなので、月10万円程度を入金し続けています。もちろん配当も再投資」(愛鷹さん※現在も会社員)
◆「20代のときから給料のほとんどを投資へ。投資総額が増えるほど、資産の増え方も大きくなるので入金は超重要です」(なのなのさん※現在も会社員)
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⇒株主優待株や増配株で稼ぐ“コツコツ”投資家4人が投資成績や保有銘柄を告白! 投資するタイミングのほか、優待株のメリットや高配当株に潜むリスクなどを解説
経験値を上げていけば、資産増のペースも上がる!
投資初期に自分に合った投資スタイルを確立することが重要
やはり、資産を大きくしていくためには、最初に用意した元手に加え、定期的に入金を続けるのがベストのようだ。億り人たちのコメントには「月10万円ずつ入金」という声が複数あったが、会社員の給与の中から毎月それだけの金額を捻出するのは、容易なことではない。そこで、億り人たちに「タネ銭を作るための方法」を尋ねると、以下のような回答を得られた。
◆「節約するなら、固定費を削減することが重要。私の場合は、車を手放したことが大きかったです。駐車場代、保険、ガソリン代などがなくなり、月5万円は浮きました」(すぽさん)
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⇒著名な勝ち組投資家は「コロナ・ショック」にどう対応したのか? 株価暴落時の投資行動や売買銘柄、成績など、個人投資家1272人へのアンケートした結果も公開
◆「転職して給料が増え、投資額もアップ。さらに、証券口座に入った配当で投資信託の積立をする仕組みを作りました」(なのなのさん)
◆「給料アップが最優先で、社長に年収アップを直談判したこともあります。飲み会は行っても1次会で帰っていました」(零さん)
◆「長期の海外出張中は手当がたくさんつきました。このときも生活レベルを変えなかったので、数百万円貯まりましたね」(立川一さん)
先に紹介したように、億り人たちが投資をスタートしたときの元手は、一般の投資家に比べてそれほど多いわけではなかった。しかし、毎月投資に回す金額をなるべく増やすため、節約や仕事にかなり力を入れている点が、億り人の投資初期の行動の大きな特徴と言えそうだ。
兼業投資家の場合、株式投資の成績がイマイチでも、毎月入金するタネ銭の積み上げで資産を増やすことはできる。元手100万円からスタートし、仮にタネ銭を毎月10万円ずつ投入できれば、株で失敗しても数年で資産1000万円は達成できるだろう。
この間に辛抱強く実践を重ね、自分に合った投資スタイルを見つけることができれば、投資初心者から一段階ステップアップして「資産形成期」に移行できる。失敗が減り、資産を増やす仕組みが確立されると「資産膨張期」へ。投資額が増える分、利益幅も大きくなり、無理のない運用でも雪だるま式に資産を増やすことが可能になる。
その段階に至るためには、投資初期での足場固めが重要だ。この時期は、タネ銭の捻出に苦心したり、投資の成果が思うように出なかったりで心折れやすいが、耐え忍んだ先に億り人への道が待っている。ダイヤモンド・ザイでも、さまざまな投資家が採用している投資手法を紹介しているので、それらを参考にしつつ、自分の投資スタイルを見つけるまで粘ってほしい。
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長期投資向きの高配当株や、”億り人”の成功の秘訣を紹介!
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今回は、発売中のダイヤモンド・ザイ7月号の大特集「11人の億り人に学ぶ!【1億円】までの株入門」から、一部を抜粋した。特集では、今回一部を抜粋した億り人のインタビューをたっぷり掲載しているので、夢の資産1億円突破を目指す人は、ぜひ参考にしてほしい。
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