株主優待「1月~12月のおすすめ銘柄」[2024年]

[2023年6月]QUOカード株主優待利回りランキング!新設&記念優待で利回り4%超のアイ・ピー・エスなど6月権利確定の「QUOカード優待株」全17銘柄を紹介!

2023年6月2日公開(2023年6月14日更新)
ザイ・オンライン編集部
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2023年6月の「QUOカード」の株主優待を徹底調査!
大手コンビニ、ファミレスやドラッグストアなどで使えて
個人投資家に人気の「QUOカード」の株主優待を比較

 全国共通のプリペイドカードである「QUOカード」は、さまざまな株主優待のなかでも、特に個人投資家からの人気が高い「優待品」だ。

 人気がある理由は、幅広い業種の店舗で”金券”として利用でき、利便性が高い点にある。利用可能な店舗は全国約6万店に上り、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといった大手コンビニをはじめ、一部のファミレスやドラッグストア、書店などでも使える。しかも、会計時に1円単位で利用できて、有効期限もないので、株主優待でどれだけ大量にもらっても、利用できずに無駄にしてしまう恐れがない。また、カードタイプで財布に入れておいてもかさばらないため、保管場所に困らないこともメリットと言えるだろう。

 一方、株主優待を実施する企業側にもメリットがある。「QUOカード」なら個人投資家からの注目度が高いことに加えて、優待品の配送費を安く抑えられる点も、企業にとっては魅力的。さらに、消費者にとって身近な商品やサービスを扱っていない企業でも、「QUOカード」に会社のロゴや社名をデザインすれば、優待品として採用しやすい。これらの理由で「QUOカード」を優待品に採用する企業は非常に多くなっているのだ。

 それでは、「QUOカード」がもらえる多くの株主優待銘柄の中から、何を基準に、どの銘柄を選べばいいのだろうか。なかには、人気アニメのキャラクターなどが描かれた限定デザインのカードを用意している企業もあるが、多くは社名やロゴなどがデザインされているだけなので、まずは「利回り」と「最低投資額」で絞り込むのが順当だ。

 そこで、「2023年6月」に基準日を迎える株主優待銘柄のうち、「QUOカード」を優待品としている全17銘柄(継続保有条件のある銘柄を除く)の「1年間でもらえるQUOカードの額面」と「年間配当額」、そして「最低投資額」を調査して、「株主優待利回り」や「配当利回り」を算出。「【2023年6月】QUOカードがもらえる株主優待利回りランキング」を作成した(※データは2023年5月30日時点。「QUOカード」がもらえる銘柄であっても、2023年6月の時点で一定期間以上継続保有していないと、株主優待の対象外になる銘柄はランキングに含めていない)
【※関連記事はこちら!】
「6月に権利が確定する株」の配当利回りランキング! 利回り6.0%の「JT」や、同じく利回り6.0%の「あおぞら銀行」など、おすすめの高配当株50銘柄を紹介!

 なお、保有株数によって「QUOカード」の額面が変わる銘柄や「QUOカード」以外の優待品を選択できる銘柄、長期保有優遇制度を設けている銘柄については、備考欄に記載している。

 この「【2023年6月】QUOカードがもらえる株主優待株利回りランキング」を参考にして、「QUOカード」がもらえる高利回りの株主優待銘柄に投資しよう!
【※関連記事はこちら!】
【6月の株主優待の内容&利回りを調査(2023年版)】マクドナルド、すかいらーく、グリコ、アース製薬などの人気優待を紹介! 新設の「QUOカード」優待も!

【2023年6月】
「QUOカード」がもらえる株主優待銘柄の
株主優待+予想配当利回りランキング

順位 最低投資金額
(株価×必要株数)
QUOカード
額面(内訳)
株主優待+
予想配当利回り
株主優待
利回り
予想配当
利回り
1位  オルバヘルスケアホールディングス(2689)【確定月】6月
18万7700円
(1877円×100株)
1000円
(6月のみ)
4.26% 0.53% 3.73%
【備考】500株で2000円分、1000株以上で4000円分。3年以上の継続保有で各1000円分を追加。
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2位  アイ・ピー・エス(4335)【確定月】6月
12万3900円
(1239円×100株)
2000円
(6月のみ)
4.03% 1.61% 2.42%
【備考】300株以上で4500円分。今回から株主優待を新設。創業25周年記念優待の各1000円分を含む(記念優待は今回のみ)。
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3位  サンセイランディック(3277)【確定月】6月
17万4200円
(871円×200株)
500円
(6月のみ)
3.96% 0.29% 3.67%
【備考】500株以上で1000円分。1年以上の継続保有で、100株で500円分のQUOカード、200株以上はカタログギフト。今回で株主優待を廃止。
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4位  キッツ(6498)【確定月】6月/12月
103万1000円
(1031円×1000株)
2000円
(6月1000円、12月1000円)
3.78% 0.19% 3.59%
【備考】2000株で2000円分、3000株以上で3000円分。他に100株以上でグループ会社優待券、1000株以上でカレンダー。
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5位  ベルパーク(9441)【確定月】6月/12月
16万7300円
(1673円×100株)
2000円
(6月1000円、12月1000円)
3.77% 1.20% 2.57%
【備考】他に、自社子会社の結婚相談所の入会費用無料券1枚。
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6位  山田債権回収管理総合事務所(4351)【確定月】6月/12月
9万4800円
(948円×100株)
2000円
(6月1000円、12月1000円)
3.16% 2.11% 1.05%
【備考】特になし。
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7位  エヌジェイホールディングス(9421)【確定月】6月
6万6400円
(664円×100株)
1000円
(6月のみ)
3.02% 1.51% 1.51%
【備考】特になし。
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8位  ビジネスエンジニアリング(4828)【確定月】6月/3月/9月/12月
32万9000円
(3290円×100株)
2000円
(6月500円、3月、9月、12月1500円)
2.56% 0.61% 1.95%
【備考】株主優待を年4回実施。
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9位  コーア商事ホールディングス(9273)【確定月】6月
13万9400円
(697円×200株)
1000円
(6月のみ)
2.30% 0.72% 1.58%
【備考】今回から優待内容を変更。200株以上かつ1年以上の継続保有で2000円分に増額。
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10位  Lib Work(1431)【確定月】6月/3月/9月/12月
7万9200円
(792円×100株)
1000円
(QUOカードは6月のみ)
2.07% 1.26% 0.81%
【備考】QUOカードに加えて、1000株以上で投資用アパート建物割引券。また、1000株以上で年4回、保有株数に応じた株主優待ポイント(プレミアム優待倶楽部)。
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順位 最低投資金額
(株価×必要株数)
QUOカード
額面(内訳)
株主優待+
予想配当利回り
株主優待
利回り
予想配当
利回り
11位  三東工業社 (1788)【確定月】6月
37万8000円
(3780円×100株)
1500円
(6月のみ)
1.99% 0.40% 1.59%
【備考】1000株以上で3000円分。1年以上の継続保有で各2倍。
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12位  プラッツ(7813)【確定月】6月
6万7600円
(676円×100株)
500円
(6月のみ)
1.92% 0.74% 1.18%
【備考】500株以上で1000円分。1年以上の継続保有で各2倍に増額。
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13位  CDG(2487)【確定月】6月
13万5700円
(1357円×100株)
500円
(6月のみ)
1.62% 0.37% 1.25%
【備考】1年以上の継続保有で1000円分に増額、3年以上でQUOカード1000円分+ボックスティッシュ1ケース
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14位  白洋舎 (9731)【確定月】6月/12月
25万4300円
(2543円×100株)
1000円
(6月500円、12月500円)
1.57% 0.39% 1.18%
【備考】1000株で1000円分、5000株以上で2000円分。QUOカードの代わりに保有株数に応じたクリーニング優待券(無料券+3割引券)も選択可能。100株では各1枚。
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15位  ユニバーサル園芸社(6061)【確定月】6月/12月
33万6500円
(3365円×100株)
2000円
(6月1000円、12月1000円)
1.24% 0.59% 0.65%
【備考】特になし。
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16位  IBJ(6071)【確定月】6月/12月
34万1000円
(682円×500株)
500円
(QUOカードは6月のみ)
1.03% 0.15% 0.88%
【備考】1000株以上で2000円分。12月は、500株以上でブライダルネット年会費半額券(1万2000円分)、結婚相談所割引券(3万円分)、加盟金割引券(10万円分)など。
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17位  Genky DrugStores(9267)【確定月】6月20日
41万5500円
(4155円×100株)
1000円
(6月20日のみ)
0.84% 0.24% 0.60%
【備考】500株で2000円分、1000株以上で3000円分。自社店舗出店県内の場合は、自社商品券を100株で2000円分など。
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※最低投資額や利回りは2023年5月30日時点。順位は株主優待と配当の合計利回りで決定。

2023年6月の「QUOカード優待」の17銘柄のうち、
7銘柄は「株主優待+配当利回り」が3%超!

 2023年6月の株主優待で「QUOカード」がもらえるのは、全部で17銘柄だ。株主優待の変更や廃止により、昨年より銘柄数は少なくなっている。その一方で、今回から「QUOカード」の株主優待を新設したり、権利月の変更で6月に株主優待を実施したりする銘柄もある。

 全17銘柄のうち、「株主優待+配当利回り」がもっとも高いのはオルバヘルスケアホールディングス(2689)の4.26%。次いで、今回から株主優待を新設+創業25周年の記念優待も実施するアイ・ピー・エス(4335)の利回りが4.03%で、この2銘柄のみ「株主優待+配当利回り」が4%を超える。アイ・ピー・エスの記念優待は今回のみなので、次年度以降の「株主優待+配当利回り」は(株価が変わらないとすると)3.23%になる。
【※関連記事はこちら!】
アイ・ピー・エス(IPS・4335)、株主優待を新設! さらに2023年6月末は“創業25周年記念”で、優待品のQUOカードを増額へ!

 続く利回りランキング第3位のサンセイランディック(3277)から第7位のエヌジェイホールディングス(9421)までは、「株主優待+配当利回り」が3%台だ。なお、利回り3.96%で第3位となったサンセイランディックは、今回を最後に株主優待を廃止することをすでに発表している。
【※関連記事はこちら!】
サンセランディック、QUOカードの株主優待を廃止! 2023年6月実施分で株主優待は「廃止」し、今後は配当に注力する方針で、同時に今期の「増配」を発表!

 「株主優待+配当利回り」が2%台なのは、年に4回株主優待を実施することで知られるビジネスエンジニアリング(4828)と、コーア商事ホールディングス(9273)Lib Work(1431)の3銘柄。

 Lib Workは、100株保有の場合だと年に1回、6月に1000円分の「QUOカード」がもらえて「株主優待+配当利回り」は2.07%だが、1000株以上保有していると「QUOカード」に加えて、四半期ごとにポイント式のカタログギフト「プレミアム優待倶楽部」も獲得できる。仮に、1000株を保有する場合、「QUOカード」と「プレミアム優待倶楽部」を合わせて計算した「株主優待+配当利回り」は3.46%までアップする。
【※関連記事はこちら!】
「プレミアム優待倶楽部」株主優待利回りランキング! 全69銘柄の配当+優待利回り(2023年5月時点)を比較して、最もお得な「プレミアム優待倶楽部」銘柄を公開

 利回りランキング第11位の三東工業社(1788)から第16位のIBJ(6071)までは「株主優待+配当利回り」が1%台。そして、第17位のGenky DrugStores(9267)のみ、利回りが1%以下の0.84%となっている。

 次に、今回から株主優待の制度や内容を変更した銘柄を見ていこう。ランキング第13位のCDG(2487)は、決算期の変更に伴い、株主優待の実施月を9月⇒6月に変更した。内容は変わらず、100株以上で500円分の「QUOカード」がもらえる。

 また、株主優待を「改悪」したのは、第9位のコーア商事ホールディングスと第17位のGenky DrugStoresだ。コーア商事ホールディングスは、今回から必要最低株数を100株⇒200株に変更している。一方、Genky DrugStoresは、もともと株主優待を年2回実施していたが、12月の株主優待を廃止して、年1回の実施に変更した。

 必要最低単元を保有したとき、1回にもらえる「QUOカード」の金額がもっとも多いのは、通常優待+記念優待で合計2000円分もらえる第2位のアイ・ピー・エスだ。次点は三東工業社(1500円分)となっている。年間で見ても合計2000円分が最高額で、アイ・ピー・エスのほか、キッツ(6498)ベルパーク(9441)山田債権回収管理総合事務所(4351)などの6銘柄が、2000円分の「QUOカード」を獲得できる。

 必要投資額がもっとも少ないのは、ランキング第7位のエヌジェイホールディングス(9421)で6万6400円。また、第12位のプラッツ(7813)も6万7600円で、同じ6万円台だ。しかし、エヌジェイホールディングスは「QUOカード」が1000円分もらえるのに対し、プラッツは500円分。利回りも、エヌジェイホールディングスが3.02%なのに対して、プラッツは1.92%。「お得度」はエヌジェイホールディングスのほうが高くなっている。

 何らかの長期保有の優遇制度を設けているのは、オルバヘルスケアホールディングスコーア商事ホールディングス三東工業社など全5銘柄(今回で株主優待を廃止するサンセイランディックは除く)。オルバヘルスケアホールディングス以外の4銘柄は、いずれも1年以上の継続保有で、もらえる「QUOカード」の金額が2倍になる。なお、CDGの優遇制度は2段階になっていて、1年以上の継続保有で「QUOカード」が500円分⇒1000円分に、また3年以上の保有なら1000円分の「QUOカード」に加えてボックスティッシュが1ケース(12箱)もらえる。

2023年6月に権利を獲得できる「QUOカード」優待銘柄の中で、
「株主優待+配当利回り」が高い上位3銘柄を詳しく解説!

 さて、ここからは「【2023年6月】QUOカードの優待利回りランキング!」の1~3位までの銘柄について詳しく見ていこう。

 利回りランキングの第1位は、オルバヘルスケアホールディングス(2689)で、「株主優待+配当利回り」は4.26%。同社は医療器材事業や、情報技術を活用して医療材料を効率的に提供するSPD事業などを展開している。株主優待の内容は、100株で1000円分、500株で2000円分、1000株以上で4000円分の「QUOカード」で、3年以上の継続保有で区分ごとに1000円分が追加される。

 2023年6月期の通期業績は、増収ながらも2ケタの減益を見込んでいるが、配当に関しては前期比10円の増配を予定している。

オルバヘルスケアホールディングス
業種 コード 市場 権利確定月
卸売業 2689 東証スタンダード 6月末
株価
(終値)
必要株数 最低投資額 株主優待+
配当利回り
1877円 100株 18万7700円 4.26%
※株価などのデータは2023年5月30日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。

 「株主優待+配当利回り」が4.03%でランキング第2位になったのは、企業向けに情報システム開発を行うITベンダーのアイ・ピー・エス(4335)。今回から株主優待を新設して、かつ創業25周年の記念優待も実施する。通常の株主優待は100株で1000円分、300株以上で3500円分の「QUOカード」だが、今回のみ記念優待として100株以上で一律「QUOカード」1000円分が追加される。

 なお、2023年6月期の通期業績は増収かつ2ケタの増益を見込んでいて、業績が好調なことから、前期比10円の増配も予定している。

アイ・ピー・エス
業種 コード 市場 権利確定月
情報・通信業 4335 東証スタンダード 6月末
株価
(終値)
必要株数 最低投資額 株主優待+
配当利回り
1239円 100株 12万3900円 4.03%
※株価などのデータは2023年5月30日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。

 第3位は、権利調整が必要な不動産に特化して売買を行うサンセイランディック(3277)で、「株主優待+配当利回り」は3.96%。今回を最後に株主優待を廃止する。2023年12月期は、第1四半期の業績が計画を上回って推移したことから、通期の業績予想を上方修正。修正後の通期業績予想は、2ケタの増収、2ケタの減益を見込む。

 株主優待の内容は、200株で500円分、500株で1000円分の「QUOカード」。長期保有の優遇制度もあり、1年以上の継続保有で、100株では500円分の「QUOカード」、200株以上はカタログギフトがもらえるが、前述のとおり、今回で株主優待が廃止されるため、これから投資しても継続特典は得られない。

サンセイランディック
業種 コード 市場 権利確定月
不動産業 3277 東証スタンダード 6月末
株価
(終値)
必要株数 最低投資額 株主優待+
配当利回り
871円 200株 17万4200円 3.96%
※株価などのデータは2023年5月30日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。

 以上、2023年6月の株主優待で「QUOカード」がもらえる銘柄の「株主優待+配当利回りランキング」の上位3銘柄を紹介した。

 「株主優待+配当利回り」3%超の銘柄が7つもあり、最低投資金額が10万円を下回るのは4銘柄、長期保有の優遇制度を設けているのは5銘柄など、バラエティに富んだ「QUOカード」優待株が揃った6月。さらには、今回からの新設優待銘柄もある。利回りと株主優待の内容に加えて、業績や直近の株価動向などもしっかり確認した上で、自分が欲しい「QUOカード」優待株を手に入れよう!
(構成・文/肥後紀子)
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1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
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99円 115円 275円 550円/日 1767本
米国、中国
【マネックス証券のおすすめポイント】
日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、4850銘柄以上の米国株や約2650銘柄の中国株を売買できる。「dカード」や「マネックスカード」で投資信託を積み立てると最大1.1%のポイント還元。さらに、投資信託の保有金額に対し、最大0.26%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、2024年7月からは「dカード」による投資信託のクレカ積立などのサービスが始まった。
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0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1844本
米国
【auカブコム証券のおすすめポイント】
MUFGグループとKDDIグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「J.D.パワー 2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」において、ネット証券部門で2年連続第1位となった。 
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(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 112本
(CFD)
【GMOクリック証券のおすすめポイント】
1日100万円まで取引は売買手数料無料! 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップ。米国株の情報では、瞬時にAIが翻訳する英語ニュースやグラフ化された決算情報などが提供されており、米国株CFDの取引に役立つ。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。なお、国内店頭CFDについては、2023年末まで10年連続で取引高シェア1位を継続。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ!
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1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/ 49本
(米国株CFD)
【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】
以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

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