証券会社比較
2020年1月24日 ザイ編集部

【2020年最新版】ネット証券の手数料を徹底調査!
2019年の年末から激変している主要ネット証券8社の
現物株&信用取引に関する手数料の最新情報を公開!

主要ネット証券8社の手数料体系を徹底調査!「現物株の取引が約定代金50万円まで無料」「信用取引の売買手数料がすべて0円」の証券会社を紹介!

ダイヤモンド・ザイでは、記者が集めたマネー・経済関連の最新トピックを「ZAi NEWS CHANNEL!」で毎号紹介している。今回は発売中のダイヤモンド・ザイから、「ネット証券の手数料値下げ合戦」に関する記事をピックアップ!

2019年の年末から、ネット証券各社の手数料は大幅に変わっている。基本は無料化や値下げの方向だが、部分的に値上げしている証券会社も。取引手法などによって、自分に合った証券会社は変わるので、慎重に比較検討することが大切だ。そこで、今回はダイヤモンド・ザイで紹介している主要ネット証券の手数料の一覧表を抜粋する!
【※関連記事はこちら!】
【証券会社おすすめ比較】売買手数料の安さで選ぶ!お得な証券会社ランキング(現物取引・1約定ごと)

2019年の年末から熾烈な手数料の値下げ合戦がスタート!
現物株の売買手数料は“約定金額50万円までは無料”も当たり前に

 2019年の年末から、ネット証券の手数料の値下げ合戦が過熱している。各社、手数料体系が3カ月前と比べて一変した。

 引き金になったのが「投資信託の販売手数料の引き下げ」だ。2019年11月、フィデリティ証券が「オンラインプログラムのサービスを使えば、取り扱うすべての投資信託の販売手数料を撤廃する」と発表。2019年11月から投資信託の取り扱いを始めたLINE証券も、最初からすべての投資信託の販売手数料をゼロでスタートした。この動きに、主要なネット証券がほぼ追随。好成績のアクティブ型や、短期トレード主体のブル・ベア型など、どの投資信託を買っても手数料がかからなくなった。

◆投資信託・ETF(上場型投信)の手数料は無料の時代に!
証券会社 購入額にかかわらず手数料0円
投資信託 国内ETF
(現物)
米国ETF
(現物)
その他
(信用)
SBI証券 すべて
(2700本)
103銘柄* 9銘柄(買付)* ETF、
リート、
ETNなど*
SBI証券のメリット・手数料・取り扱い商品は?
楽天証券 すべて
(2639本)
101銘柄 9銘柄(買付) ETF、
リート、
ETNなど
楽天証券のメリット・手数料・取り扱い商品は?
松井証券 すべて
(1231本)
松井証券のメリット・手数料・取り扱い商品は?
岡三オンライン証券 すべて
(526本)
岡三オンライン証券のメリット・手数料・取り扱い商品は?
auカブコム証券 すべて
(1143本)
100銘柄 すべて
マネックス証券 すべて
(1181本)
3銘柄* 9銘柄(買付)* ETF、
リート、
ETNなど*
マネックス証券のメリット・手数料・取り扱い商品は?
GMOクリック証券 97本
(取り扱い全115本)
GMOクリック証券のメリット・手数料・取り扱い商品は?
ライブスター証券 すべて
(2本)
すべて
ライブスター証券のメリット・手数料・取り扱い商品は?
※表中のマークはキャッシュバック対応。

 続いて、株式投資における「信用取引の手数料」も見直された。まず、2019年の12月2日、auカブコム証券が「信用取引の手数料撤廃」を打ち出した。ただし、その代わりに信用金利を引き上げている。これにより、auカブコム証券の信用金利は、他社と比べて割高になった。この動きには、個人投資家から怒りの声も。なぜなら、信用取引では、売買手数料よりも金利のほうがコスト負担が重いためだ。auカブコム証券は金利負担がかかる分、長期の信用取引には向かず、大口の短期トレード向きになったと言える。
【※信用金利の引き上げには、億超え投資家からも怒りの声が……。関連記事はこちら!】
株で1億円以上の資産を築いた“億超え投資家”の4人が昨年の投資成績を告白! 信用取引や集中投資など、株初心者は“猿マネ”厳禁の豪快な投資手法を大公開!

◆「1約定ごとに手数料がかかるプラン」のほうが
 お得な証券会社4社の手数料を比較!

【※信用取引「1約定ごとプラン」の手数料の関連記事はこちら!】
信用取引のコストで選ぶ! お得な証券会社ランキング(1約定ごとプラン手数料・金利・貸株料)
  証券会社 auカブコム証券 マネックス証券 GMOクリック証券 ライブスター証券




売買
手数料

(税込)
約定金額 1注文ごとに手数料がかかるプラン
10万円まで 99円 110円 96円 88円
50万円まで 275円 495円 265円 198円
100万円まで 1089円 1650円※指値 479円 374円



信用取引
売買
手数料
(税込)
約定金額 すべて
0円
1注文 1日 すべて
0円
10万円まで 104円 0円
50万円まで 209円 220円
100万円まで 390円 440円
買建の
金利
(年率)
制度信用 3.98% 2.80% 2.75% 2.30%
一般
(無期限)
3.79% 3.47% 2.00% 2.75%
売建の
貸株料
(年率)
制度信用 1.15% 1.15% 1.10% 1.10%
一般
(無期限)
2.25% 1.10% 0.80% 取扱いなし
 米国株 売買手数料 取扱いなし 0~22米ドル 取扱いなし 取扱いなし
その他の特徴 単元未満株の積立手数料も購入手数料が無料。信用の手数料を撤廃したが、金利が高いので短期がオススメ。貸株サービスもある。 米国株に強い。19年に米国株の手数料を大幅に引き下げたほか、米国ETF9銘柄でも手数料を撤廃。1日定額プランは2750円かかる。 信用取引の金利が比較的安い。VIPプラン適用で制度信用金利が1.8%に。貸株サービスでは金利1%以上の
ボーナス銘柄がある。
信用取引の現引・現渡手数料は無料。金利はキャンペーン適用で制度信用は1.80%、一
般信用は1.97%に優遇される。
※株式の売買手数料は、1回の約定ごとに手数料がかかる「1約定ごとのプラン」と、何回取引しても手数料が定額の「1日定額プラン」のどちらかを選べる証券会社が多い。この表では、「1約定ごとのプラン」のほうが「1日定額プラン」よりお得な証券会社4社を比較。

 ただ、ネット証券業界で手数料引き下げの流れを作ったことは、評価に値するだろう。auカブコム証券が信用取引の手数料を完全撤廃したことで、SBI証券楽天証券松井証券岡三オンライン証券が、相次いで信用取引の手数料体系を改良。それまでは、1日の約定代金10万~20万円まで無料だったところを、4社とも一気に50万円まで無料と改良した

◆「1日の約定代金の合計で手数料が決まる定額プラン」のほうが
 お得な証券会社4社の手数料を比較!

【※信用取引「1日定額プラン」の手数料の関連記事はこちら!】
信用取引のコストで選ぶ! お得な証券会社ランキング(1日定額プラン手数料・金利・貸株料)
  証券会社 SBI証券 楽天証券 松井証券 岡三オンライン証券




売買
手数料

(税込)
約定金額 1日の約定代金の合計で手数料が決まる定額プラン
10万円まで 0円 0円 0円 0円
50万円まで
100万円まで 838円 943円 1100円 880円



信用取引
売買
手数料
(税込)
約定金額 1日の約定代金の合計で手数料が決まる定額プラン
10万円まで 0円 0円 0円 0円
50万円まで
100万円まで 524円 943円 1100円 770円
買建の
金利
(年率)
制度信用 2.80% 2.80% 3.10% 2.60%
一般
(無期限)
2.80% 2.80% 4.10% 2.80%
売建の
貸株料
(年率)
制度信用 1.15% 1.10% 1.15% 2.00%
一般
(無期限)
1.10% 1.10% 2.00% 取扱いなし
 米国株 売買手数料 0~22米ドル 0~22米ドル 取扱いなし 取扱いなし
その他の特徴 キャッシュバック対応だが、夜間PTS取引(現物)も無料なのはここだけ。他社が手数料を引き下げると追随するので、どの分野も最低に近い。 「いちにち定額コース」にはデイトレード割引もあり、1日のうちに同一銘柄を売買した場合、手数料が大幅に安くなる。 1日定額コースの約定金額は現物株と信用の合算。保有株(対象の1000銘柄程度)を0.2%以上の金利で貸株できる。 現物株で約定20万円まで無料だったので頭一つ抜けていたが、各社が50万円に引き上げたので横並びに。制
度信用金利は安い。
※株式の売買手数料は、1回の約定ごとに手数料がかかる「1約定ごとのプラン」と、何回取引しても手数料が定額の「1日定額プラン」のどちらかを選べる証券会社が多い。この表では、「1日定額プラン」のほうが「1約定ごとのプラン」よりお得な証券会社4社を比較。

 また、auカブコム証券に合わせて、約定代金の上限を設けず、信用取引の手数料を完全撤廃したのがライブスター証券だ。ライブスター証券は金利も低いため、信用取引をする人には使い勝手がいい証券会社になったと言えるだろう。

ライブスター証券⇒詳細情報ページへ
1約定ごと信用手数料(税抜) 金利(買)・貸株料(売)
10万円 30万円 50万円 100万円 制度信用 一般信用*
すべて0円 2.30%/買
1.10%/売
2.75%/買
【ライブスター証券のおすすめポイント】
もともと売買手数料の安さに定評のある証券会社だったが、2019年12月から信用取引の売買手数料が完全に無料となり、さらにお得になった。なお、投資信託は信用取引の代用有価証券として利用可能だ。また、現物取引の手数料も最安値水準で、そのお得度は株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。低コストで株や先物取引をアクティブにトレードしたい人にはおすすめの証券会社だ。
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◆株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券は? 手数料、使い勝手で口座を使い分けるのが桐谷流!
【証券会社おすすめ比較】信用コストランキング(1約定ごと)ライブスター証券の公式サイトはこちら

 なお、SBI証券楽天証券松井証券は、その日のうちに売買を終了する「1日信用取引」なら、売買手数料も現引・現渡手数料も完全無料になった。

 そして、多くの人が最も気になるのが、「現物株取引」の手数料だろう。一連の流れで、こちらも「1日の約定総額50万円までは無料」とする会社が増えた。このプランを提供している証券会社を使えば、東証に上場する9割の株は、単元株を手数料無料で買える。さらに、SBI証券auカブコム証券は、将来的には現物株取引の手数料の完全撤廃をほのめかしている。

 ほかにも、2019年は米国株取引の手数料が引き下げられたり、ETFも手数料なしで買えるものが増やされたりと、さまざまなサービス合戦が展開されている。今後も、手数料引き下げの流れは続きそうなので、こまめに最新の手数料を確認しておくとよさそうだ。

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ザイ3月号

 発売中のダイヤモンド・ザイの大特集は「2020年の【最強日本株】」! 2020年に値上がりしそうな注目株を「5万円株」「高配当株」「10倍株」「株主優待株」「大型安定株」「IPO株」という部門に分けて、たっぷり紹介している。銘柄の紹介に加えて、アナリストなどのプロ25人による日経平均株価の値動き予測や、2020年の注目イベントに基づく戦略の立て方なども取り上げているので、2020年の投資計画を立てたい人は、ぜひチェックを!

 そのほかにも、ダイヤモンド・ザイは「スマホやパソコンでラクラク作成【確定申告】(2020年最新版)」「2020年こそ株デビュー!」「コストや分配金のギモンが丸わかり! 投信入門」「定年退職までのロードマップ~退職金専用の定期預金って?~」「早期退職優遇がいま増えるワケは?」など、お得な情報が盛りだくさん!

 また、別冊付録は「メルカリ&ラクマ大研究」! メルカリとラクマは、初心者でも簡単に不要品を売買できることで話題のフリマアプリ。この付録では、初心者向けに始めるときの手順や、上手に活用するコツなどを紹介しており、今後、不要品を断捨離しながらお小遣い稼ぎをしたい人なら必見だ!