桐谷さんの株主優待銘柄[2021年]
2020年11月26日 ザイ・オンライン編集部

株主優待名人・桐谷広人さんの「2020年の運用成績」と
「おすすめ銘柄の騰落率」を発表! コロナ相場で大儲け
することができた“2つの短期売買テクニック”も公開!

株主優待名人・桐谷広人さんの2020年の運用成績は? 2020年に桐谷さんが値上がり予想を的中させた銘柄も紹介!

発売中のダイヤモンド・ザイ2021年1月号の大特集は、「【10倍株】5つの鉄則&注目株68」! ダイヤモンド・ザイでは、毎号アナリストなどのプロの協力を仰ぎ、さまざまな観点で選んだ注目株を紹介している。今回の特集では、2020年にダイヤモンド・ザイが取り上げた数々の注目株の成績を総点検! 株価が上がった株・下がった株を分析することによって、株価が大化けする「10倍株」を事前に発掘するための「5つの鉄則」を割り出し、その鉄則に基づいた注目株を紹介している。

ここでは特集の中から、おなじみの株主優待名人・桐谷広人さんが、2020年に注目した株を点検した記事を紹介! 2020年も多数の株主優待株をおすすめしてくれた桐谷さんだが、はたしてその成績は?
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推奨した「河西工業」の暴落で反省しきりの桐谷さんだが、
「スクロール」のように株価が3倍以上に急騰した銘柄も!

 ダイヤモンド・ザイ2021年1月号の大特集「【10倍株】5つの鉄則&注目株68」では、ダイヤモンド・ザイ編集部が”2020年の大反省会”を実施し、今年1年間に特集で「おすすめ株」として取り上げた銘柄のうち、どんな銘柄が上がって、どんな銘柄が下がったかを振り返っている。

桐谷さんの推奨した河西工業が急落…!

 その結果、株価が10倍以上になった銘柄もあれば、半減した銘柄もあったことが判明した。もっとも株価がダウンしたのは、ダイヤモンド・ザイ3月号(2020年1月21日発売)で株主優待名人の桐谷さんが推奨していた河西工業(7256)。1月下旬から10月末までの9カ月間で、株価は54.1%も値下がりしている。

 自動車部品を手掛ける河西工業は、コロナ禍で業績に大きな打撃を受けており、2020年8月には配当予想を無配にすることと、「QUOカード」の株主優待を廃止することを発表。その結果、同じようにコロナ禍で打撃を受けた、さまざまな銘柄の株価が戻り始めてからも、低迷を続けている。
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 2020年1月の段階では予見が難しかったコロナ・ショックのせいとはいえ、これには桐谷さんも反省しきり。だが一方で、2020年に桐谷さんが注目した株のなかには、株価が大きく上昇した銘柄もたくさんあり、おすすめ株全体の平均成績は+12.9%だった。なお、桐谷さんの注目株のうち、値上がり率上位の銘柄は、以下のとおりだ。

 値上がり率1位は、女性向けアパレルや雑貨の通販会社であるスクロール(8005)(2020年2月21日発売のダイヤモンド・ザイ4月号に掲載)。株価は2月下旬から10月末での8カ月間で約3倍になっている。2位のアプライド(3020)や3位の出前館(2484)も、掲載号の発売後から、株価は2倍以上に値上がりしている。
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配当を維持している株主優待株に注目!

 「2020年の春先は、新型コロナウイルスの影響で外出自粛となり、外食や小売り関連の株主優待株は業績が悪化。当然株価も冴えず、無配に転落した銘柄も少なくありませんでした。私の資産も減りましたが、それでも株主優待と配当で年1000万円以上もらっているので、損益はトントンかな。年の後半からは、コロナ禍の影響を受ける外食優待株は様子見にして、配当を維持し続ける株主優待株に注目しました」(桐谷さん)

 実際、上で紹介した桐谷さんのおすすめ株・値上がり率上位銘柄の顔ぶれを見ると、2020年8月21日発売のダイヤモンド・ザイ10月号で紹介してくれた銘柄が多い。桐谷さんの読みどおり、配当を維持し続ける株主優待株が強かったことが見て取れる。
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”コロナ相場”では短期売買でこまめに利益を確定!
1年を振り返ると「そんなに悲惨な年ではありませんでした」

 桐谷さんは株主優待株や高配当株を長期保有しつつ、実は短期売買も精力的に行っている。そこで、今年”コロナ相場”でうまく儲けたパターンを聞いてみた。

 桐谷さんによると、今年利益につながった短期売買のパターンは2つあるという。一つは、”急落時の利回りがアップしたときに買う”というもの。株価が下がれば、当然ながら配当利回りは高くなる。そうすれば、利回りに注目度が集まってリバウンドすると踏んで、買いを入れるというわけだ。たとえば小倉クラッチ(6408)は、株価が下がって配当利回りが5%超になった1891円で買い、株価が48%上昇した2800円で売って、大きく儲けることができた。

株主優待名人・桐谷広人さん株主優待名人・桐谷広人さん

 利益につながった短期売買のパターンの2つ目は、”以前に売った銘柄を、以前の売値を割ったところで再び狙う”方法。いったん保有した銘柄は、売却後も値動きをウォッチする桐谷さんだが、売却後に株価が上昇し、悔しい思いをするケースも少なくない。コロナ・ショック時は、桐谷さんが売却したあとも株価が上昇していた多くの銘柄の株価が急落したため、手放したことを後悔していた株については、以前の売値を割ったところで再び「買い」。その後、コロナ・ショックからの戻り相場で上昇に転じたところで売却し、利益を確定できたという。

 そんな短期売買と長期保有を併せて、2020年の成績を振り返ると、「そんなに悲惨な1年ではありませんでした」というのが桐谷さんの感想。長期保有の株主優待株や高配当株は、上場が廃止されたり、株主優待の廃止や無配・減配が発表されたりして憂き目も見たが、長期保有を続けている間に株価が10倍になり、それを利益確定できた銘柄も。トータルで見ると、2020年の桐谷さんは、納得のいく成績を上げることができたようだ。
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ダイヤモンド・ザイ2021年1月号

 今回は、発売中のダイヤモンド・ザイ2021年1月号の大特集「【10倍株】5つの鉄則&注目株68」から、株主優待名人・桐谷広人さんの注目株に関する記事を紹介した。

 ダイヤモンド・ザイ2021年1月号は、ほかにも「人生が変わる! 収入が増える!【副業】のススメ」「高配当株で実現する【毎月配当生活】(2021年のカレンダー&メモ付き)」「上がる米国株を【投資信託】でまとめ買い!」「バイデン勝利で相場はどう動く?」「遺して死ねるか! デジタル終活最前線」など、注目の特集が満載!

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