つみたてNISA(積立NISA)おすすめ比較&徹底解説[2024年]

「つみたてNISA」で「ETF」を買うメリットは?
「ネット証券」VS「対面証券」VS「銀行」で比較した
取扱商品の違いと金融機関の選び方も詳しく解説!

2018年5月8日公開(2022年6月6日更新)
深野 康彦
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つみたてNISAのおすすめ証券会社はココ!

 「つみたてNISA(積立型の少額投資非課税制度)」がスタートして約4カ月がたちました。自分も始めようかと考えつつも、どの金融機関で口座を開けばいいのか、まだ迷っているという方もいるでしょう。そこで今回は、金融機関によって「つみたてNISA」で取り扱っている商品のラインナップにどのような違いがあるのか、どの金融機関を利用するのがいいのかをあらためて見ていきます。

 また、現状では3本のETF(上場株式投資信託)が「つみたてNISA」の対象商品に加わっていますが、「つみたてNISA」でETFを選ぶ意味があるのかどうかについても説明したいと思います。

ネット専業証券と対面型証券会社・銀行では
「つみたてNISA」の取扱商品数に10倍の差がある

 まず、ネット専業証券と対面型の大手証券、銀行が「つみたてNISA」の対象商品をどのくらい扱っているのか、そしてその違いを踏まえたうえで、金融機関をどう選べばいいのかについて見ていきましょう。

「つみたてNISA」対象の投信信託のラインナップが最も充実しているのは大手のネット証券です。たとえば、SBI証券は135本、楽天証券は132本、マネックス証券は122本、松井証券は104本(いずれも4月23日時点)と、「つみたてNISA」の対象商品の70~90%以上を扱っています。こうしたネット証券はもともと投資信託の取扱本数自体が多く、一部の商品を除いて、従来から扱っていた商品を「つみたてNISA」に対応させた形とも言えます。

 これに対して、対面型大手証券会社の「つみたてNISA」の取扱商品数は、ネット専業証券に比べると少なく、かなり絞り込んでいます。具体的には、野村證券が6本、大和証券は投資信託12本+ETF3本、みずほ証券はわずか3本です(4月23日時点)。なお、大和証券だけが「つみたてNISA」でETFを購入できますが、ETFについては後で詳しく説明します。

 銀行も、商品数を絞り込んでいるところがほとんどです。たとえば、みずほ銀行と三井住友銀行は、銘柄は異なりますが、両行とも国内・海外のインデックス型投資信託を1本ずつとバランス型投資信託1本の計3本です。りそな銀行は新興国に投資するインデックス型も加えて4本、大手銀行の中では取扱本数が多い三菱UFJ銀行でも、国内・海外のインデックス型投資信託を各3本、バランス型投資信託を3本、アクティブ型投資信託を3本の合計12本となっています(4月23日時点)。

初心者が始めやすいのは「銀行」
商品選びにこだわりたい人は「ネット証券」で!

 では、「つみたてNISA」を利用するにあたって、どのような金融機関を選べばいいでしょうか。これは投資初心者か、投資経験者かによっても違ってきます。

 投資初心者であれば、「つみたてNISA」を始める際の「ハードルの低さ」を重視することをおすすめします。たとえば、普段から給与振り込みなどで利用している銀行が「つみたてNISA」を扱っていれば、そこで口座を開くのが始めやすいと考えられます。

 前述のとおり、「つみたてNISA」で買える商品の数は、銀行が最も少なくなっています。そのほうが初心者にとって買いやすいという面もあります。“インデックス型投信の国内1本、海外1本、バランス型1本”のような形で絞り込まれているため、商品がたくさんあり過ぎて選べないといったこともありません。もともと金融庁は「つみたてNISA」では“選びやすさ”を重視しており、ある意味では銀行のラインナップこそが「つみたてNISA」の本来の目的に合致していると言えるかもしれません。

 一方、投資初心者でも、「つみたてNISA」からスタートして、いずれは株式などの取引もしたいという人は、ネット証券で口座を開いたほうがいいでしょう。銀行では、株式やETFなどの取引はできないからです。もちろん、すでに投資経験があって、「つみたてNISA」でも自分なりにこだわって商品を選びたい人は、取扱商品数の多いネット証券が選択肢になります。もっとも取扱商品の合計本数は多くても、たとえば「日経平均連動型」のような、同じタイプのインデックス型投資信託が何本もあったりします。同じ指数に連動するものなら、運用内容にはほとんど差はありません。それらの中では、なるべく信託報酬が低いものを選ぶのが重要です。

 投資に慣れる(自信を持てる)までは、銀行と同様に「つみたてNISA」で扱う商品数が絞り込まれている、大手対面型証券会社で投資を始めるという考え方もありえます。ただ、取扱商品数以外でも、ネット証券のほうが使い勝手がいい部分もあります。それは、多くの場合、ネット証券は積立日の設定の自由度が高いということです(すべてのネット証券が自由に積立日を設定できるわけではありません)。画一的に、その月の最初の営業日、あるいは毎月25日などと決まっているよりは、「給料日の2日後」など自分の都合に合う日を設定できるほうが利用しやすいでしょう。

【※関連記事はこちら!】
「つみたてNISA」の金融機関の選び方を解説!手数料、取扱商品の数、引き落とし方法で比較した投資初心者と経験者で異なる選び方のポイントとは?

「つみたてNISA」ではETFを
あえて選ぶメリットはあるのか?

 さて、「つみたてNISA」で買える商品は、一定の条件を満たした投資信託とETF(上場株式投資信託)ですが、現状では対象となっているETFは「ダイワ上場投信-トピックス」「ダイワ上場投信-日経225」「ダイワ上場投信-JPX日経400」の3本しかありません。また、「つみたてNISA」でそれらのETFを購入できる金融機関は大和証券のみです。

 では、「つみたてNISA」で投資信託ではなくETFを選ぶ必要はあるでしょうか。結論から言うと、私はあえてETFを選ばなくていいと考えています。

 その理由を説明する前に、ETFとはどのようなものなのか、簡単におさらいしておきましょう。ETFとは、証券取引所に上場している投資信託のことです。インデックス型の投資信託と同じく、多くの銘柄に分散投資して日経平均株価やTOPIXなどの指数に連動する投資成果を目指しますが、株式のように市場で売買できます。投信と株の特徴を併せ持つ金融商品とも言えます。

 ETFは、運用時のコスト(信託報酬)が通常の投資信託より低いという特徴があります。たとえば、「つみたてNISA」の国内インデックス型投資信託の平均信託報酬は0.27%ですが、前述の3本のETFは0.11~0.18%で、いずれも平均を下回っています。一方、大和証券ではETFを売買する際、個別株と同様に取引手数料がかかるため、すべてノーロード(購入時手数料ゼロ)となっている「つみたてNISA」の投資信託に比べると、購入時は負担が大きくなります。

 また、長期投資を考える上で重要な点は、ETFは仕組み上、利益(配当など)を内部に貯めておくことができず、決算時に分配金として支払ってしまうということです。そのため、利益が利益を生む複利効果を期待することができません(「つみたてNISA」の対象となっているインデックス型投信では、分配金は自動的に再投資されます)。

 確かに、運用時のコストではETFのほうが投資信託よりメリットがあるものの、その差は徐々に小さくなっています。たとえば「つみたてNISA」の対象商品のうち、日経平均連動型で比較すると、最も低コストのインデックス投信「eMAXIS Slim国内株式(日経平均)」の信託報酬は0.17172%で、ETF「ダイワ上場投信-日経225」の信託報酬0.1728%よりむしろ安くなっています。そのうえ、取引コストがかかることや複利効果が期待できないことを考えると、「つみたてNISA」でわざわざETFを選ぶ必要はないでしょう。

【※関連記事はこちら!】
つみたてNISA(積立NISA)のインデックス型投信の中で、信託報酬の安い商品を厳選して紹介! 騰落率や取り扱いのある金融機関にも注目して商品を選ぼう!

 ちなみに、今後「つみたてNISA」でETFを取り扱う金融機関が出てくるかというと、私はその可能性は低いと考えます。なぜなら、ETFを積立で購入するには「るいとう(株式累積投資)」(※)を利用する必要がありますが、「るいとう」に対応しているのは野村證券など一部の証券会社に限られるためです。さらに、「るいとう」でのETF購入は仕組み上、証券会社のコスト増につながることもあり、積極的に導入しようという動きは出にくいと思われます。

※1単元未満の少額で株の積み立て購入ができる仕組み

金融機関選びは今後ますます重要に
ただし悩みすぎずにまずは始めること!

 これまで国が主導するような制度やサービスが導入されると、どの金融機関も“横並び”で実施するケースがほとんどでした。しかし「つみたてNISA」では、今回見たように扱っている商品数や商品内容に差があります。これは、そうした状況に変化が出てきた表れなのかもしれません。横並びからの脱却が進んでいけば、今後は「つみたてNISA」に限らず、さまざまなシーンでの金融機関選びの重要性が高まる可能性があります。

 ただ、今のところ「つみたてNISA」の金融機関選びでそこまで悩む必要はないと私は考えます。「つみたてNISA」を始めた後でも、1年に一度ですが、金融機関を変更することも可能です。いつまでも悩んでいて始めないよりは、「思い立ったが吉日」でまずは自分が利用している、あるいは利用しやすい金融機関で、「つみたてNISA」を始めてみればいいのではないでしょうか。

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(構成:肥後紀子)

深野康彦(ふかの・やすひこ)[ファイナンシャルプランナー]
ファイナンシャルリサーチ代表。AFP、1級ファイナンシャルプランニング技能士。クレジット会社勤務を3年間経て1989年4月に独立系FP会社に入社。1996年1月に独立し、現職。あらゆるマネー商品に精通し、わかりやすい解説に定評がある。主な著書に『あなたの毎月分配型投資信託がいよいよ危ない』『ジュニアNISA入門』(ダイヤモンド社)など多数。
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「新NISA」の取扱商品や売買手数料を徹底比較!

※表内のデータは、情報更新時に公表されている「新NISA」の情報をまとめたものです。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
250本 無料 無料 1281本 0〜
0.5%
【SBI証券の新NISA口座のおすすめポイント】
ネット証券大手の一つで、新NISA口座では日本株の売買手数料無料に加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の積み立ては「100円」から可能で、少額から始めたい人に対応。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べる。三井住友カードなどによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用すると、カードの種類やその他の条件によってポイントが貯まる。「投信マイレージ」では保有額に応じたポイントも獲得できる。「成長投資枠」では米国株、中国株、韓国株、ロシア株(現在、注文停止中)、ベトナム株、インドネシア株、シンガポール株、タイ株、マレーシア株など海外株も豊富。単元未満株(1株から日本株が買える)「S株」は東証の全銘柄が対象で、成長投資枠で投資可能。売買手数料はゼロ円だ。「S株」では積立サービス「日株積立」を開始。株数指定(1 株単位)、金額指定(1000円以上、500円単位)で積立ができるようになった。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応しているのも便利。「J.D.パワー2024年NISA顧客満足度調査 」<証券部門>にて、総合満足度ランキング1位を受賞した。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
234本 無料 実質無料 1179本 0.73〜
​1.1%
【マネックス証券の新NISA口座のおすすめポイント】
新NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、米国株、中国株の売買手数料もキャッシュバックで実質無料。マネックス証券は以前から米国株と中国株の取引に力を入れている証券会社で、新NISA口座でも米国株は4850銘柄以上、中国株は約2650銘柄が購入できる。「つみたて投資枠」の対象投資信託のラインナップも豊富。最低購入金額が原則100円で、少額からつみたてNISAを始めることができる。すべての投資信託の販売手数料が無料! 投資信託を保有すると、ほとんどの投資信託で年率0.03〜0.26%の「マネックスポイント」や「dポイント」がもらえる​のも嬉しい。ポイントはAmazonギフト券などに交換できる。投資信託の積立購入のときに「マネックスカード」や「dカード」で支払うと最大1.1%分のマネックスポイントやdポイントが貯まる。単元未満株取引「ワン株」では買付手数料が無料。売却手数料も新NISA口座ならキャッシュバックされるので実質無料だ。2024年3月末から「ON COMPASS」がNISA成長投資枠での利用に対応した。「ON COMPASS」は2023年4月の金融庁公表調査、3年・5年リターンで1位を獲得したおまかせ資産運用サービスだ。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
244本 無料 無料 1145本
【松井証券の新NISA口座のおすすめポイント】
株主優待名人の桐谷さんもおすすめするネット証券
の一つ。新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料で、取り扱っているすべての投資信託の販売手数料も一括購入・積立購入を問わず0円!「つみたて投資枠」対象の投資信託の取扱本数も豊富だ。投資信託は「100円」から購入可能。積立タイミングは「毎月」「毎週」「毎日」が選べる。投資信託の保有額に応じてポイントが付与され、dポイントやPayPayポイント、Amazonギフト券との交換が可能。低コストインデックス投信も含めた全銘柄がポイント還元対象となる「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」はお得感がある。投資信託のロボアドバイザー(利用料無料)では、新NISA対応のモデルポートフォリオ「成長投資コース」も用意されている。専門のオペレーターが投資の意思決定を手助けしてくれる「株の取引相談窓口」(完全予約制)や、NISAに関する質問に答える「NISAサポートダイヤル」を開設。利用料は無料で画期的なサービスとなっている。オンラインの口座開設手続きでは、証券口座とNISA口座の同時開設申込ができるため、手間を省いてすばやい口座開設が可能だ。
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◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)!その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介
 
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還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
241本 無料 無料 1285本 0.5〜
​1.0%
【楽天証券の新NISA口座のおすすめポイント】
NISA口座数が500万口座(2023年11月末時点)で業界NO1。新NISA口座では日本株の売買手数料が0円なのに加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の最低購入金額が「100円」のため、少額から積み立てられる。「つみたて投資枠」では「毎月積立」だけでなく「毎日積立」も選べる。ポイントプログラムが充実しており、「楽天カード」で決済する「クレカ積立」にすれば、毎月の積立額に応じて「楽天ポイント」が付与される。また、投資信託の保有額が一定額に達するとポイントがもらえる(一部対象外の商品あり)。積立代金を「楽天ポイント」で支払うことも可能だ。「成長投資枠」で買える海外株は、米国株、中国株、アセアン株。1株単位で売買する単元未満株「かぶミニ」は約2070銘柄の取引が可能。売買手数料は無料だが、リアルタイム取引(約740銘柄が対象)の場合は別途スプレッドが発生する。なお、単元未満株のリアルタイム取引に対応している証券会社はめずらしく希少だ。新NISAや資産作りに迷ったら相談窓口「withアドバイザー」が便利。楽天社員がアドバイスを行っている。現状の積立診断とプラスワン銘柄を提案してくれるロボアドバイザー「かんたん積立診断」も便利。2024年の「J.D. パワーNISA 顧客満足度調査」<ネット証券部門>のランキングにおいて総合1位を受賞した。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
239本 無料 無料 1137本 0.5%
【auカブコム証券の新NISA口座のおすすめポイント】​
新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料!「つみたて投資枠」の投資信託の種類も多く、「100円」から購入が可能なので投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。「au Payカード」で投資信託を積み立てると0.5%のPontaポイントが貯まるほか、投資信託の保有額に応じてもPontaポイントが貯まる(「au ID」の登録が必要)。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」も便利。通常「プチ株」の購入には手数料が発生するが、「プレミアム積立(プチ株)」の場合、買付手数料が無料。なお、NISA口座(成長投資枠)ならスポット取引でも売買手数料が無料となっており、コスト面でもお得だ。新NISA口座の開設者は特定口座での現物株式の取引手数料が最大5%割引になる「NISA割」がある(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
150本 137〜2200円
(約定代金による)
540本
【SMBC日興証券の新NISA口座のおすすめポイント】
2023年11月から投資信託情報サービス「日興の投信NISA」を開始。数多くの投資信託のなかからおすすめの21本に絞り込んでいるうえ、「なにごともバランスが大事よ」「私は世界の成長にかける」といったタイプごとに5〜6銘柄をピックアップしてくれるので、自分好みのNISA対応ファンドを選ぶ助けになる。SMBC日興証券では一部の投資信託で買付手数料が必要となるが、積立購入(投信つみたてプラン)の場合は全銘柄で買付手数料が原則無料となるので、上手に活用したい。
また、外国株式は、オンライントレードでは取引できないので注意しよう。単元未満株取引「キンカブ」は「100円以上、100円単位」の金額指定で株が買えるのがメリットで、dポイントでも株式投資ができる。「キンカブ」は売買手数料は無料で、100万円以下の買付ならばスプレッドも0%となっている(100万円超の買付時や売却時はスプレッド0.5~1.0%)。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
91本 実質無料 332本
【岡三オンラインの新NISA口座のおすすめポイント】
2024年1月4日以降、新NISA口座では、日本株の売買手数料が全額キャッシュバックされ、実質無料に(上限なし)。投資信託は従来から購入手数料が無料となる「ZEROファンドプログラム」を行っているため、一括購入、積立買付とも手数料が無料だ。投信積立については、1銘柄あたり毎月100円から。低コストの人気ファンドを数多く取りそろえている。ファンド選びに迷った場合は、各自のリスク許容度に合わせた銘柄と投資割合を提案する「投信ロボ」が心強い。また、投資信託の平均保有残高が1000万円以上(プラチナ)、3000万円以上(プレミアゼロ)の場合は、信用取引の手数料が優遇されたり、IPOの当選確率がアップするサービスも提供している。単元未満株の取引も可能で取扱銘柄数も多いが、売買手数料は約定代金2万円まで220円、3万円まで330円、10万円まで660円(すべて税込)などだ。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
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※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
38本 無料 112本
【GMOクリック証券の新NISA口座のおすすめポイント】
新NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。「100円」から積立が可能なのも魅力。GMOクリック証券は、ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。新NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、新NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ!
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
ETF ETF
サービス手数料:
資産残高の0.693〜0.733%(年率・税込)※
【ウェルスナビ(WealthNavi)の新NISA口座のおすすめポイント】
​​
国内外のETFに分散投資をするロボアドバイザー「ウェルスナビ」はNISA口座にも対応。5つの質問に答えるだけで最適なポートフォリオを提案し、毎月自動的に積立投資をしてくれるので、初心者でも簡単に効率的な運用を実行できる。2024年からの新NISAなら、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で資産を購入することで最大で年360万円まで投資可能! 運用コストとしては、一般的な証券会社のような売買手数料ではなく、資産残高に対して決まった割合のサービス利用料を負担する形なので要注意。また、楽天証券と提携した「ウェルスナビ×R」も提供している。その場合、楽天カードや楽天キャッシュを利用し、楽天ポイントを貯めたり、楽天ポイントを利用した購入・積立が可能となる。

※ NISA口座に自動積立だけで入金した場合で試算した手数料。リスク許容度(ポートフォリオ)により異なる。また、各商品の値動きによりポートフォリオのバランスが崩れた場合は、手数料が表記の範囲を超えて変動する可能性がある。
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。※1 年会費無料のクレジットカードの場合。※2 1約定ごとプランで約定金額240万円までの売買手数料。

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優待年末年始

2月号12月20日発売
定価780円(税込)
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[「株」全予測/人気株500激辛診断]
◎新春特別企画
2024年に儲けた株&損した株も大公開!
桐谷さんのゆく年くる年

2025年も全力優待ライフ
◎第1特集
2年目NISAの必勝法!
112人のプロに聞いた!
2025年「株」全予測&儲け方

●日経平均は5万円へ!日本株の高値・安値予測
●生成AIブームも半導体は苦戦!
上がる株・下がる株
●国内利上げで銀行・金融が有望!
上がる業種&テーマ
●中央銀行の買いが継続!金(ゴールド)
●トランプ政権下でも下落傾向!原油
●ドル円は年後半に140円台に!為替
●オルカンの次に買う1本も!投資信託

◎第2特集
買っていい10万円株は97銘柄!
<2025新春>人気の株500+
Jリート14激辛診断

●投資判断に異変アリ!
買いに躍進!》トヨタ自動車、ホンダ…など
強気に転換!》ソニーグループ…など
●儲かる株の見つけ方[1]旬の3大テーマ
通期で上ブレ期待/AI関連で恩恵他
●儲かる株の見つけ方[2]5大ランキング
PBRが低く改善に期待の株/アナリストが強気な株/配当利回りが高い株
●2025年新春のイチオシ株
10万円株/高配当株/株主優待株/Jリート
●気になる人気株
大型株/新興株/Jリート

【別冊付録】
増益割安株は1178銘柄
上場全3916社の最新理論株価

◎第3特集
トランプ政権下でどうなる!?
人気の米国株150診断
●S&P500指数をプロが大予測

●Big8を定点観測!GAFAM+αを分析!
●買いのオススメ株
トランプ株/高配当株
●人気の124銘柄を徹底診断
ナスダック/ニューヨーク証券取引所

◎第4特集
ザイクラブ拡大版!2024年はどうだった?
ザイ読者の悲喜こもごも&2025年の投資戦略
ザイ編集部員のプチ反省&自慢大会も!


◎連載も充実!

◆目指せ!お金名人
◆10倍株を探せ!IPO株研究所2024年10月編
◆おカネの本音!VOL.29兒玉遥さん
◆株入門マンガ恋する株式相場!
◆マンガどこから来てどこへ行くのか日本国
◆人気毎月分配型100本の「分配金」速報データ!


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