「つみたてNISA」(積立NISA)は、投資で得られた利益(運用益)にかかる約20%の税金がゼロになるお得な制度。この連載では、「つみたてNISA」の特徴を紹介しています。
「つみたてNISA」で購入できる投資信託・ETF(上場投資信託)は、2019年12月1日現在で173本あります。その中から今回取り上げるのは、「国内株式型」と呼ばれる投資信託です。今回は、「国内株式型」の投資信託の特徴や、おすすめの「国内株式型」の投資信託を紹介します。
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「つみたてNISA」で買える“国内株式型”の投資信託は
情報の得やすさと手数料の安さが強み!
「国内株式型」の投資信託とは、主に日本国内の株式に投資する投資信託をいいます。
「国内株式型」の投資信託のメリットは、なんといっても情報が得やすいこと。日本に住んでいる人なら、ニュースやインターネットなどで日本の株式市場の状況や日本企業の情報が、自然と入ってくることでしょう。
また、海外の株などに投資する場合と比べて、日本国内の株に投資をする方が、いろいろとコストが安く済みます。そこで、「国内株式型」の投資信託は、比較的、手数料が安いものが多いのもメリットです。投資信託を保有中はずっとかかる手数料である「信託報酬」は、たとえ0.2%〜0.3%程度の違いであっても、投資信託を長く保有すればするほど大きな差になっていきます。運用で利益が出ていても、「信託報酬」が高いと、思いのほか儲からないということになりかねません。
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その他、「国内株式型」の投資信託には「為替リスク」がないため、海外の株などに投資する投資信託と比べて、価格変動幅(リスク)が低いのも特徴の一つです。
「つみたてNISA」で「国内株式型」の投資信託を選ぶべき人は、これまで投資をしたことがない人。「国内株式型」はわかりやすく、コストの低さからも利益を出しやすい仕組みになっていることから、投資初心者のはじめの一歩として最適ではないかと思います。
一方で、日本には決して明るくない将来的な不安要因があるのも事実。まだまだ日本は経済成長すると思いますが、中長期的には、人口が少なくなり、消費が減り、経済成長が鈍る可能性があることは知っておいてもいいでしょう。だからこそ、以前の記事でご紹介したとおり、分散投資が大切なのです。
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日本の株式市場の動きを正確に表す指標である
「TOPIX(トピックス)」に連動する投資信託がおすすめ!
「つみたてNISA」で投資できる「国内株式型」のインデックス投信には、ベンチマークとする(同じ値動きになることを目指す)指数によって、「日経平均株価(日経225)」「TOPIX(東証株価指数)」「JPX日経400」の3つのタイプがあります。
「日経平均株価(日経225)」は、日本経済新聞社が発表している株価指数です。東京証券取引所の第一部(東証一部)に上場している会社から、会社の規模や業種のバランス、株の取引量などをみて、市場を代表すると考えられる225銘柄を選び出したうえで算出しています。「日経平均株価(日経225)」は、225銘柄の株価を単純に平均して算出するので、株価の高い銘柄の値動きに影響されやすくなる傾向があります。
「TOPIX(東証株価指数)」は、東京証券取引所の第一部(東証一部)に上場している全銘柄、約1700社の浮動株(市場で売買可能の株)調整後の時価総額(株価×上場株式数)を指数として算出するものです。そのため、時価総額の大きい銘柄の値動きに影響されやすくなります。
そして、「JPX日経400」は、東京証券取引所に上場しているすべての銘柄の中から、業績や資本活用の面で優れた「投資家にとって投資魅力の高い会社」400社を選び、その値動きを指数にしたものです。2014年から発表が始まった、比較的、新しい指数です。日経平均株価やTOPIXに連動するインデックス投信と比べて、信託報酬はやや高めの傾向があります。また、「JPX日経400」型のインデックス投信はまだ本数が少なめです。
「日経平均株価(日経225)」「TOPIX(東証株価指数)」「JPX日経400」の3つの中で、筆者が投資信託を選ぶ際に採用する指数は、「TOPIX(東証株価指数)」です。なぜなら、3つの指数の中でもっとも組み入れられている銘柄数が多く、株式市場全体の値動きを正確に反映していると考えられるからです。また、信託報酬も安い投資信託のラインナップが多いのも魅力です。
2019年12月1日現在、「つみたてNISA」で購入できる「国内株式型」の投資信託のうち、TOPIXをベンチマークにする投資信託は12本あります。TOPIXに連動するインデックス投信を選ぶ際は、この中から、より信託報酬の安いもの、純資産総額が増えているものを選ぶのを基本にしましょう。
なお、「国内株式型」の投資信託で、かつ、アクティブ型の投資信託も「つみたてNISA」にはいくつか用意されています。アクティブ投信を選ぶ場合は、過去の運用実績が重要です。過去の運用実績がいいからといって今後もいいとは限りませんが、それでも、今まで安定した成果を出せていれば、しっかりした運用がなされている投資信託だと判断できます。
もちろん、アクティブ投信の場合も、インデックス投信と同じく、月次の資金流入が堅調で、純資産総額が安定して増えているものを選ぶことが大切です。
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「つみたてNISA」で買うべき
おすすめの「国内株式型」投資信託はこの4本!
それでは、「つみたてNISA」で購入できる「国内株式型」のおすすめ投資信託を、インデックス投信とアクティブ投信、それぞれ2本ずつ紹介したいと思います。なお、データは2019年11月25日現在のものです。
■【インデックス型】のおすすめ投資信託
◆ eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)(三菱UFJ国際投信)
「国内株式型」のインデックス投信の信託報酬は、値下げ競争が激しくなっています。あるインデックス投信が信託報酬を下げたら他のインデックス投信も追随するという、「引き下げ合戦」が続いているのです。私たち投資する側からすればありがたい話ですね。
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、その中でも信託報酬が安い投資信託。2019年には2月・5月と信託報酬の引き下げを実施するなど、値下げにも積極的です。2017年2月27日の設定から、ほぼ一貫して純資産総額が増加しています。これからも純資産総額が少しずつ増えるにしたがって、より安定した運用が期待できる投資信託だと言えるでしょう。
◆ eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)(三菱UFJ国際投信) | ||
ベンチマーク | 基準価額 | 純資産総額 |
TOPIX(東証株価指数) | 11,682円 | 122.80億円 |
購入時手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
なし | 0.154%以内(税込) | なし |
【取り扱い金融機関の例】SBI証券、松井証券、マネックス証券 | ||
◆ <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
(ニッセイアセットマネジメント)
どうしても日経平均株価をベンチマークにするインデックス投信がいい、というのであれば<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドがおすすめです。原則として日経平均株価に採用されている225銘柄のうち200銘柄以上に投資し、日経平均株価に連動することを目指しています。こちらも2019年6月に信託報酬の引き下げを実施しています。
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⇒つみたてNISA(積立NISA)のインデックス型投信の中で、信託報酬の安い商品を厳選して紹介! 騰落率や取り扱いのある金融機関にも注目して商品を選ぼう!
◆ <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド (ニッセイアセットマネジメント) |
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ベンチマーク | 基準価額 | 純資産総額 |
日経平均株価(日経225) | 13,692円 | 71.45億円 |
購入時手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
なし | 0.154%以内(税込) | なし |
【取り扱い金融機関の例】SBI証券、松井証券、マネックス証券 | ||
■【アクティブ型】のおすすめ投資信託
◆ コモンズ30ファンド (コモンズ投信)
コモンズ30ファンドは、投資の目線は30年(30年の長い目で見て成長する銘柄を選ぶ)、投資対象は原則として30銘柄程度、企業との対話を重視するという「30年目線・30銘柄・対話」を銘柄選定の方針に掲げ、長期投資を行う投資信託です。多くの投資信託は100銘柄以上に分散投資するものですが、「コモンズ30ファンド」の場合は、30年スパンでも成長できる真のグローバル企業を30社ほど厳選して投資を行います。リターンも純資産総額も順調に増加しており、評価を上げている投資信託の一つだと言えるでしょう。
◆ コモンズ30ファンド (コモンズ投信) | ||
ベンチマーク | 基準価額 | 純資産総額 |
なし | 29,069円 | 181.25億円 |
購入時手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
なし | 1.078%以内(税込) | なし |
【取り扱い金融機関の例】SBI証券、松井証券、マネックス証券 | ||
◆ ひふみ投信 / ひふみプラス(レオス・キャピタルワークス)
ひふみ投信は、カリスマファンドマネージャー兼代表取締役社長の藤野英人氏が率いる独立系の運用会社「レオス・キャピタルワークス」が運用する投資信託です。主に日本の成長企業に投資しています。過去5年のトータルリターンは12.76%と、好成績を誇っています。情報提供にも積極的で、「レオス・キャピタルワークス」のスタッフが動画・セミナー・メディアなどで情報発信しています。
「レオス・キャピタルワークス」に「つみたてNISA」口座を開いて直接購入するほか、SBI証券や松井証券、楽天証券などの証券会社の「つみたてNISA」口座からも購入できます。その場合は「ひふみプラス」という商品名になりますが、運用方針・組み入れ銘柄は同じです。
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⇒「ひふみ投信」の投資方針や運用成績に関する疑問を最高投資責任者の藤野英人さんに直撃! 海外株比率を増やした理由や昨年の成績がTOPIXに負けた原因は?
◆ ひふみ投信 / ひふみプラス(レオス・キャピタルワークス) | ||
ベンチマーク | 基準価額 | 純資産総額 |
なし |
48,972円(ひふみ投信) 40,036円(ひふみプラス) |
1341.17億円(ひふみ投信) 5908.17億円(ひふみプラス) |
購入時手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
なし | 1.078%以内(税込) | なし |
【ひふみ投信の取り扱い金融機関】レオス・キャピタルワークス 【ひふみプラスの取り扱い金融機関の例】SBI証券、松井証券、マネックス証券 |
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日本に住み、生活している私たちですから、「つみたてNISA」を始めるときに「まずは日本国内に投資しよう」と考える方は多いでしょう。そのときに、今回ご紹介したような投資信託をメインに据えて考えれば、ポートフォリオも組みやすくなると思います。ぜひ検討してみてくださいね。
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⇒つみたてNISA(積立NISA)を始めるなら、おすすめの証券会社はココだ!手数料や投資信託の取扱数などで比較した「つみたてNISA」のおすすめ証券会社とは?
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(株)Money&You代表取締役、ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本証券アナリスト協会検定会員。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職。女性向けWEBメディア「FP Cafe」や「Mocha(モカ)」を運営。マネーコンサルタントとして、資産運用・税金・Fintechなどに関する執筆・監修、書籍、講演などマネーリテラシー向上に努めている。著書は『投資信託 勝ちたいならこの7本!』『やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方』 『入門仮想通貨のしくみ』『つみたてNISAでお金は勝手に増えていく』など多数。
【2023年5月10日更新】
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売買手数料 | 購入可能なつみたてNISA対象商品数 | |||
投資信託 | ETF | インデックス型投信 | アクティブ型投信 | ETF |
◆SBI証券 | ||||
無料 | ― | 170本 | 23本 | ― |
【SBI証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】 ネット証券大手の一つ。つみたてNISA対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、つみたてNISAで選べる投資信託の本数は193本と、つみたてNISAを扱う証券会社の中でも多い。「100円」から投資信託の積み立てが可能で、少額から始めたい人に対応。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べるので、きめ細かい時間分散投資もできる。三井住友カードによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用するとお得。決済額の0.5%のポイントと投信マイレージによるTポイントが両方貯まる。NISA、つみたてNISA預りでの投信積立にも利用できる。スマホアプリ「かんたん積立アプリ」は、つみたて NISAに対応しており、投資信託をスマホで管理できる。「かんたん積立アプリ」では、おすすめの資金や金額配分の提案もしてくれる。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応している。 |
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【関連記事】 ◆【SBI証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】「つみたてNISA」対象の投資信託の取扱数が193本と充実しているのがSBI証券の魅力! ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」! |
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◆マネックス証券 | ||||
無料 | ― | 147本 | 20本 | ― |
【マネックス証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】 つみたてNISA対象の投資信託のラインナップは167本と豊富。最低購入金額が原則100円と、少額からつみたてNISAを始めることができる。また、独自の資産設計アドバイスツール「MONEX VISION」が、おすすめの投資信託を紹介してくれる。「つみたてNISA」と「iDeCo」、どちらの制度が各個人の投資目的に適しているか、アドバイスが受けられる「つみたてNISA・iDeCoシミュレーション」が便利。NISA・つみたてNISAを利用して投信を保有すると、約8割のファンドで年率0.08%のマネックスポイントがもらえるのも嬉しい。総合口座での取引でも、約定金額の低い価格帯で特に手数料が安いため、将来少額からでも株式投資を始めたい初心者にもおすすめ。 |
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【関連記事】 ◆マネックス証券は「マネックスカード」での積立投資で1.1%分のポイントが貯まってお得! クレジットカードを利用して、投資信託を積立投資する方法を解説! ◆【マネックス証券「つみたてNISA」のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託が167本もあり、 初心者も安心の資産設計アドバイスツールが使える! ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得!国内株は無料、外国株も買付が実質無料のうえ、外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者におすすめ! |
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【クレカ積立ならポイント還元率が業界トップクラスの1.1%!】 | ||||
◆楽天証券 | ||||
無料 | ― | 165本 | 25本 | ― |
【楽天証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】 NISA口座※の開設数ナンバー1!(2022年9月末時点)つみたてNISAで取り扱う投資信託の本数は190本と、つみたてNISAを扱う証券会社の中でも多い。投資信託の最低購入金額が「100円」のため、少額からつみたてNISAを始められる。「毎月積立」だけでなく、「毎日積立」も可能だ。また、積立代金の引き落としは、証券口座や「楽天銀行」、その他金融機関に加え、「楽天カード」も選択できる。積立代金を「楽天ポイント」で支払うことも可能。さらに、「楽天カード」のクレジット決済にすれば、毎月の積立額に応じて「楽天ポイント」が付与される。2021年6月に投信積立クレジットカード決済、楽天ポイントに対応したロボアドバイザー「らくらく投資」が登場。専用バランスファンドで、お得に、お手軽にロボ機能が活用できる。「つみたてNISA」「NISA」口座でも利用できる。※一般・つみたて・ジュニアNISA合計。 |
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【関連記事】 ◆【楽天証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託が190本と豊富! 積立額に応じポイント還元&ポイントで投資も可能! ◆楽天証券が投資信託の積立時の「楽天カード」決済&積立額の1%分のポイント還元を開始! ポイントの再投資も可能で、最強の「つみたてNISA」口座が誕生 |
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【楽天カード&楽天キャッシュの活用で、より多くのポイントをゲット!】 | ||||
◆松井証券 | ||||
無料 | ― | 164本 | 22本 | ― |
【松井証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】 株主優待名人の桐谷さんもおすすめするネット証券の1つ。つみたてNISA対象の取扱本数は186本と豊富。100円から投資信託を購入可能。積立タイミングは毎月、毎日が選べて、年の途中からでも非課税枠の使い切りができる「増額設定」にも対応している。ロボアドバイザーが投資信託のポートフォリオの提案から運用をサポートする「投信工房」(利用無料)をはじめ、情報ツールが豊富でサポート体制も充実。100円から投資信託を購入することができるため、投資初心者も始めやすい。2020年12月から新たなサポートダイヤル「株の取引相談窓口」を開設。一般的なサポート電話とは異なり、専門のオペレーターが投資の意思決定をサポートする。利用料は無料で、事前予約も可能な画期的なサービスとなっている。 |
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【関連記事】 ◆【松井証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託を186本も用意! ロボアドバイザーが投資初心者の資産設計をサポート ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」! |
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売買手数料 | 購入可能なつみたてNISA対象商品数 | |||
投資信託 | ETF | インデックス型投信 | アクティブ型投信 | ETF |
◆auカブコム証券 | ||||
無料 | ― | 169本 | 21本 | ― |
【auカブコム証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】 つみたてNISA対象の投資信託は190本で順次拡大予定。積み立ては100円から可能で、投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。NISA口座(つみたてNISAを含む)の開設者は通常の現物株式の取引手数料が最大5%割引になるのもメリットだ。自分でファンドを選べないなら、自分に合ったファンドをおすすめしてくれる「FUND DRESS」が便利。投資初心者にも、すでに投資を行っている中上級者にもおすすめできる。 |
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【関連記事】 ◆auカブコム証券が、Pontaポイントを活用した「ポイント投資」を開始! 買い物や食事で貯まったポイントで投資信託を購入して、お得に資産運用を始めよう! ◆【auカブコム証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】「つみたてNISA」対象の投資信託は190本と豊富で、現物株の取引手数料が最大5%割引になる特典もあり! |
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◆SMBC日興証券 | ||||
無料 | ― | 143本 | 15本 | ― |
【SMBC日興証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】 2020年7月から、オンライントレード(日興イージートレード)の「投信つみたてプラン」で「つみたてNISA」の取扱いを開始した。買付金額は毎月1000円以上、1000円単位。銘柄選びの助けになる「とうしんLab.」では、年齢や運用方針に応じたおすすめファンドを紹介している。複数銘柄を同時に買付設定できる「つみたてカート機能」があり、つみたてNISA対象・非対称銘柄を組み合わせた独自の買付プラン設定が可能だ。 |
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【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と、多くの割当が期待できる主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣! |
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◆大和証券 | ||||
無料 | 1.242%以下 | 15本 | 4本 | 7本 |
【大和証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】 投資信託は信託報酬の低いインデックス型投信を中心に絞り込んだ計19本。低コストのバランス型投信もしっかりラインナップされているので、投資初心者でも始めやすい。アクティブ型は「年金積立 Jグロース」など4本。また、つみたてNISAでETFを豊富に取り扱う貴重な金融機関となっている。積立頻度を毎月、隔月、3カ月ごと、4カ月ごと、6カ月ごとから選択可能。 |
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※掲載情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。 |
【2023年5月10日更新!】 ◆NISA口座の株式売買手数料や取扱商品、キャンペーンを徹底比較! NISA投資で利用すると得する、おすすめネット証券はココだ! |
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株式売買手数料 (税込み) |
取扱商品 | NISAでのIPO対応 (昨年の取扱数/うち主幹事数) |
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国内株 | 海外株 | 投資信託 ※1 | ||
◆SBI証券 | ||||
無料 | ○ | ○ 米国株 中国株 韓国株 ロシア株 アセアン株 |
約2600本 (原則、全ての投信が 販売手数料無料) |
○ (88社/11社) |
【SBI証券のNISA口座のおすすめポイント】 ネット証券で日本株の個人取引シェアNo.1! NISA口座では日本株の売買手数料が無料、かつ海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。米国、中国(香港)、アセアン各国、韓国、ロシアなど、NISA口座対応の海外株が豊富! また、全ての投信、投信積立が原則ノーロード(買付手数料無料)となっている。IPOの取扱が多いのも魅力だ。三井住友カードによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用するとお得。決済額の0.5%のポイントに加え、投信マイレージによってTポイント、Pontaポイント、dポイントから選んだポイントが貯まる。NISA、つみたてNISA預りでの投信積立にも利用できる。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応している。2019年1月開始の「簡易NISA口座開設」制度に対応、証券総合口座がない状態からの申込でも最短2営業日程度で取引が始められる。 |
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【関連記事】 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」! ◆SBI証券のおすすめポイントはココだ!~IPOの多さ&夜間取引、銀行との連携など独自サービスも充実の大手ネット証券 |
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◆マネックス証券 | ||||
無料 | ○ | ○ 米国株 中国株 |
約1250本 (原則、全ての投信が 販売手数料無料) |
○ (50社/0社) |
【マネックス証券のNISA口座のおすすめポイント】 NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、海外株(海外ETF含む)も購入時の手数料が全額キャッシュバックされる(=実質無料)。他の証券会社と比べてNISA口座での外国株の取り扱い銘柄数が多いのも魅力! 米国株は4000銘柄以上、中国株は2500銘柄以上がNISA口座でも購入できる。投資信託は、NISA口座での取引や「投信つみたて」を含めて、すべて購入時手数料が無料(ノーロード)。マネックストレーダーやスマホなどのツールもNISAでの取引に対応。 1日100円から積み立てが可能な「毎日つみたて」は、NISA・つみたてNISA(つみたてNISAは月額指定のみ)でも利用できる。NISA・つみたてNISAを利用して投信を保有すると、約8割のファンドで年率0.08%のマネックスポイントがもらえるのも嬉しい。 |
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【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! ◆AKB48の4人が株式投資とNISAにチャレンジ!「株」&「投資信託」で資産倍増を目指せ!第1回 証券会社を選ぼう ◆マネックス証券おすすめのポイントはココだ!日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手 |
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◆楽天証券 | ||||
無料 | ○ | ○ 米国株 中国株 アセアン株 |
約2600本 (原則、全ての投信の 販売手数料無料) |
× |
【楽天証券のNISA口座のおすすめポイント】 NISA口座※の開設数ナンバー1! 日本株の売買手数料が無料で、海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。海外株は米国、中国(香港)、アセアン各国と、幅広い銘柄が揃っている。さらに投資信託も約2600本と充実しており、全ての投資信託の販売手数料が無料。またポイントプログラムが充実しており、投資信託の残高に応じてポイントがもらえたり、楽天市場の買い物でポイントアップも可能だ。2019年1月開始の「NISA口座開設申込時における即日買付制度」に対応。申込から取引(商品買付)までを、最短で当日中に行える。毎月決まった金額や口数を自動売却して、少しずつ現金が受け取れる「定期売却サービス」も行っている。2021年6月に投信積立クレジットカード決済、楽天ポイントに対応したロボアドバイザー「らくらく投資」が登場。専用バランスファンドで、お得に、お手軽にロボ機能が活用できる。「つみたてNISA」・「NISA」口座でも利用できる。※一般・つみたて・ジュニアNISA合計(2022年9月末時点)。 |
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【関連記事】 ◆楽天証券おすすめのポイントはココだ!使いやすいトレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! ◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が詳細で見やすい! ◆スマホでNISAの取引、株と投資信託などを売買できるネット証券のランキングを発表!主要ネット証券のNISA取引スマホ対応状況 |
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◆松井証券 | ||||
無料 | ○ | × | 約1600本 (原則、全ての投信が 販売手数料無料) |
○ (9社/0社) |
【松井証券のNISA口座のおすすめポイント】 日本株の売買手数料が無料で、取り扱っている全ての投資信託の販売手数料も、一括購入・積立購入を問わず、無料! 2022年2月から米国株の取扱を開始したが、現状では米国株はNISA・つみたてNISA・ジュニアNISAで取引ができない。旬のテーマやチャートの形から銘柄探しができる「チャートフォリオ」や「テーマ投資ガイド」、投資情報の決定版「マーケットラボ」、高機能ロボアドバイザー「投信工房」が無料で利用できるなど、情報ツール類が充実。2020年12月から新たなサポートダイヤル「株の取引相談窓口」を開設。一般的なサポート電話とは異なり、専門のオペレーターが投資の意思決定をサポートする。利用料は無料で、事前予約も可能な画期的なサービスとなっている。 |
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【関連記事】 ◆松井証券はどうして投資信託の取扱数が少ないのか? あえて取扱数で勝負せず、松井証券が「顧客に無駄なコストを使わせない」という理念にこだわる理由とは ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」! ◆松井証券のおすすめポイントはココだ!松井証券の無料サービスと個性派投資情報を使いこなそう! |
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株式売買手数料 (税込み) |
取扱商品 | NISAでのIPO対応 (昨年の取扱数/うち主幹事数) |
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国内株 | 海外株 | 投資信託 ※1 | ||
◆GMOクリック証券 | ||||
無料 | ○ | × | 130本以上 (110本以上は 販売手数料無料) |
○ (1社/0社) |
【GMOクリック証券のNISA口座のおすすめポイント】 NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。100円から積立が可能なのも魅力。ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ! |
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【関連記事】 ◆GMOクリック証券のおすすめポイントはココだ!コストが激安な上にツール、情報も充実して大手ネット証券に成長 ◆GMOクリック証券の株アプリ/株roid/iClick株を徹底研究!適時開示情報やアナリストレポートも過去90日分が読める! |
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◆auカブコム証券 | ||||
無料 | ○ | × | 約1550本 (原則、全ての投信が 販売手数料無料) |
○ (23社/0社) |
【auカブコム証券のNISA口座のおすすめポイント】 NISA口座なら国内株の売買手数料が無料、100銘柄のETFも売買手数料が無料! 投資信託は100円から購入が可能。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」もある。NISA口座を保有していると一般口座(と特定口座)の現物株式売買手数料が最大5%割引になる「NISA割」もお得(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。2020年1月14日から投資信託の販売手数料がすべて無料に! また、対象の投資信託を保有して「au ID」を登録しているとPontaポイントがたまるお得な「auカブコムの資産形成プログラム」は、特定口座・一般口座・NISA口座が対象となっている。なお、米国株式取引は、NISAに対応していない。 |
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株式売買手数料 (税込み) |
取扱商品 | NISAでのIPO対応 (昨年の取扱数/うち主幹事数) |
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国内株 | 海外株 | 投資信託 ※1 | ||
◆SMBC日興証券 | ||||
137~1650円 (約定代金による) |
○ | × | 約1000本 (650本以上は 販売手数料無料) |
○ (66社/21社) |
【SMBC日興証券のNISA口座のおすすめポイント】 証券会社でトップクラスのIPO取扱実績を誇る。NISA口座でもIPOに参加できるので、公募価格の数倍になることもあるIPO投資で非課税のメリットを生かしたいなら、口座を開いておきたい証券会社だ。また、100円からdポイントでも株式投資ができる独自サービス「キンカブ(金額・株数指定取引)」があり、NISAの限度額120万円をムダなく使えるのが魅力!サポートツール 「fund eye Plus」も便利だ。 |
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◆岡三オンライン | ||||
0~1650円 (約定代金や料金プランによる) |
○ | × | 約650本 (2020年1月6日より 販売手数料実質無料) |
○ (45社/0社) |
【岡三オンラインのNISA口座のおすすめポイント】 2020年1月6日より、ブルベアファンドも含む全ての投資信託の購入時手数料が完全無料に(ただし、ETF等の上場投資信託を除く)。積立買付時も購入時手数料が無料になる。NISA口座の株式売買手数料は有料だが、そもそも一般口座(と特定口座)の手数料はネット証券でも割安。NISA対応ではないがFXやCFD(くりっく株365)などの商品ラインナップも充実している。 |
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◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券) | ||||
55~1100円 (約定代金や料金プランによる) |
○ | × | 10本 (販売手数料無料) |
○ (5社/0社) |
【SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)のNISA口座のおすすめポイント】 顧客満足度調査の「ネット証券 手数料部門」で1位を獲得するなど、売買手数料の安さはネット証券でもピカイチ! NISAの場合、売買手数料が無料の証券会社もあるのでNISA口座しか利用しない株式投資初心者にはさほどメリットはないが、NISAをきっかけに長期的に投資を始めたいなら、手数料が安いSBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)はおすすめ! |
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。※1 投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託サーチ機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 |