「つみたてNISA」(積立NISA)は、投資で得られた利益(運用益)にかかる約20%の税金がゼロになるお得な制度。この連載では、「つみたてNISA」の特徴を紹介しています。
「つみたてNISA」で購入できる投資信託・ETF(上場投資信託)は、2020年2月25日現在で173本あります。その中から今回は「バランス型」と呼ばれる投資信託を取り上げます。「バランス型」の投資信託の特徴や、おすすめの「バランス型」の投資信託を紹介しましょう。
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「バランス型」は幅広く分散投資ができて、リバランスも自動!
ただし、自分なりの細やかな調整はできない点に注意
投資信託は数十、ときには数百もの金融商品を組み入れています。これにより、投資信託を一つ買うだけで、組み入れられている金融商品に分散投資をすることができます。さらに、違う資産・地域に投資する投資信託を2本、3本と組み合わせて購入すれば、より幅広い分散投資が可能です。
例えば、元本を大きく増やすために株式型の投資信託を、不動産需要に期待して不動産型の投資信託を、安定成長を見込んで債券型の投資信託を買う、という具合です。投資信託の組み合わせや、各投資信託に投資する金額の配分を変えれば、投資の成果も変わってくることになります。こうした、購入する資産の組み合わせを「ポートフォリオ」といいます。
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「バランス型」の投資信託は、あらかじめ「ポートフォリオ」が組まれた商品です。投資信託を何本も買わなくても、1本で、複数のシンプルな投資信託を買ったような効果を得られます。中には、国内・先進国・新興国の株式と債券、国内・先進国の不動産の合計8資産に1本で投資してくれる「バランス型」の投資信託もあります。
つまり、自分で複数の投資信託を組み合わせて「ポートフォリオ」を考えるのは難しい・面倒だという人は、「バランス型」の投資信託を一つ買っておけば、それだけで複数の資産に分散投資するのと同じような効果を得ることができるのです。
さらに、「バランス型」の投資信託の場合、資産を元の配分比率を一定に保つ「リバランス」も自動でしてくれます。
例えば、「国内株式型25%・外国株式型25%・国内債券型25%・外国債券型25%」というポートフォリオを組んだとしましょう。投資をしばらく続けた結果、株式が値上がりして、ポートフォリオの資産配分が「国内株式型35%・外国株式型40%・国内債券型15%・外国債券型10%」になったとします。
値上がり自体は嬉しいことでしょう。しかし、見方を変えれば、ここから株式が値下がりしたときには、当初の想定より大きく損をしてしまう可能性もあります。そうしたリスクを抑えるために、たとえば株式を一部売って債券を買うなどして、配分比率を調整する(元に戻す)のです。
自分で複数の投資信託を組み合わせて購入している場合は、リバランスも自分で行う必要があります。その点、「バランス型」の投資信託は、リバランスは自動で行ってもらえるのもメリット。投資の手間を減らせるのが魅力です。
一方、「バランス型」の投資信託のデメリットとして、信託報酬が「インデックス型」投資信託に比べて少し高めという点が挙げられます。「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」(信託報酬は0.154%)など、ひと昔前に比べれば信託報酬がかなり安い「バランス型」も出てきてはいますが、自分でコストの安い「インデックス型」投資信託を組み合わせたほうが、信託報酬は安上がりでしょう。
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また、「バランス型」の投資信託は、自分の希望する資産配分に変えたいと思っても変更できません。例えば、一般的に金利が上昇するときには、債券の価格は下落するといわれています。仮にそうした局面がやってきて、あなたが債券を買いたくないと思ったとしても、「バランス型」の投資信託の場合は債券に投資してしまいます。お手軽な反面、自分なりの細かな調整はできないことを押さえておきましょう。
「バランス型」の投資信託には
「固定型」と「変動型」がある。おすすめは……
「バランス型」の投資信託には、資産の配分比率が「株式50%・債券50%」などとあらかじめ固定されている「固定型」と、相場の状況を見ながらその都度、配分比率を変える「変動型」の2つがあります。
こう紹介すると、「変動型」のほうが市場の動向に柔軟に対応できてよさそうに感じるかもしれません。しかし、よくも悪くもファンドマネージャーの手腕にかかる部分が大きくなってしまうので注意が必要です。ファンドマネージャーは運用のプロではありますが、たとえプロであっても、今後の値動きを予想するのは難しいものです。ファンドマネージャーの判断次第では、リスクを広げてしまうかもしれません。
また、「変動型」の投資信託は最近設定されたものも多く、運用実績が乏しいため、運用成績については未知数です。もちろん、過去の運用成績がよいからといって、必ずしも今後の運用成績もよくなる保証はありませんが、過去の運用成績がしっかりわかるということは、将来の実績を予測しやすくはなるでしょう。その点で、投資初心者の方は、資産の配分比率が「株式50%・債券50%」などとあらかじめ固定されている「固定型」を選んでおいたほうが無難だといえそうです。
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「バランス型」投信の「4資産」と「8資産」を比較すると
「8資産」のほうがハイリスク・ハイリターン!
「バランス型」の投資信託で主流なのが、①国内株式・外国株式・国内債券・外国債券の4資産に分散投資しているタイプと、②国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内REIT(不動産投資信託)、海外REITの8資産に分散投資しているタイプです。ずばり、どちらのタイプがよいのでしょうか。
ポイントになるのは、資産全体の中でリスク(値動きの幅)が大きい資産がどれくらいの配分を占めるかです。一般的に、商品のリスクは債券よりREIT、REITより株式のほうが高いといわれます。また国別に見ると、国内より海外(先進国より新興国)のほうがリスクは高いといわれます。
例えば、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等バランス型)」は、国内株式、外国株式、国内債券、外国債券の4資産に25 %ずつ均等に配分する「バランス型」の投資信託です。株式と債券の配分は50%ずつ、国内と海外の配分も50%ずつ、リスクの小さい資産とリスクの大きい資産(国内債券以外)の配分は25対75となります。
一方、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は、国内株式、国内債券、先進国株式、先進国債券、新興国株式、新興国債券、国内REIT、海外REITの8資産に12.5%ずつ均等に配分している「バランス型」の投資信託です。株式と債券とREITの配分は、37.5対37.5対25、国内と海外の配分は37.5対62.5、リスクの小さい資産とリスクの大きい資産(国内債券以外)の配分は12.5対87.5となります。
この例で考えると、リスクを低くしながら安定的に運用したい人は「4資産」、リスクを取っても高いリターンを狙いたい人は「8資産」を選ぶとよい、といえそうです。
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「ターゲットイヤー型」は信託報酬が高めで、
損失を挽回しづらいのでおすすめできない!
あらかじめ目標とする年を決めて、その年が近づくにつれて組み入れる資産の比率を変更する投資信託を「ターゲットイヤー型」といいます。例えば、60歳で退職するタイミングを見越して、若いうちは株式を多く組み入れ、60歳が近づくにつれて徐々に債券に切り替えていく、といった運用をします。一般的に、年齢を重ねると、取れるリスク(リスク許容度)が小さくなるといわれています。それを組み入れる資産の比率で具体化した投資信託ともいえるでしょう。
しかし、結論からいいますと、「ターゲットイヤー型」の投資信託はあまりおすすめはできません。
まず何より、ほかのバランス型投資信託より信託報酬が割高なのがネックです。また、年齢によるリスク許容度の変化はあくまで一般的な話で、万人に当てはまるものではありません。もっとリスクを取ればお金を増やせるのに、というチャンスをみすみす逃すことになりかねません。
また、若いうちなど、株式などのリスクの高い資産に投資しているときに大きく下落してしまうと、債券などのリスクの低い資産に切り替わったあとでの挽回はほぼ不可能。大きな損失を抱えたまま身動きが取れなくなってしまいます。したがって、「ターゲットイヤー型」を選ぶよりも、「インデックス型」の投資信託を組み合わせるか、「バランス型」投資信託を選ぶべきでしょう。
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「つみたてNISA」で買うべき
おすすめ「バランス型」投資信託はこの2本!
それでは、「つみたてNISA」で購入できる「バランス型」のおすすめ投資信託を2本紹介したいと思います。どちらも「固定型」です。なお、データは2020年2月21日現在です。
◆【バランス型】のおすすめ投資信託
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は、国内、先進国、新興国の株式・債券に加え、国内外の不動産の合計8資産に投資する投資信託です。2017年5月に設定された比較的新しい商品ですが、純資産総額はすでに481億円。そもそも信託報酬は低いのですが、純資産総額が500億円以上・1000億円以上になると、信託報酬が段階的に引き下げられます。取り扱っている金融機関が多く、買いやすいのもメリットです。
◆ eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)(三菱UFJ国際投信) | ||
ベンチマーク | 基準価額 | 純資産総額 |
合成指数 | 11,983円 | 481.46億円 |
購入時手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
なし | 0.154%(税込) | なし |
【つみたてNISAで買える金融機関の例】SBI証券、松井証券、マネックス証券 | ||
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」は、国内外の株式と債券、4資産にそれぞれ25%ずつ投資する投資信託です。国内・債券の比率が高いため、比較的リスクは低い商品だといえます。リスクを抑えつつ、「バランス型」の投資信託を買ってみたいという場合に向いています。「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックス~」というシリーズは、信託報酬の引き下げに積極的な点も評価できます。
◆<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)(ニッセイ・アセットマネジメント) | ||
ベンチマーク | 基準価額 | 純資産総額 |
合成指数 | 12,228円 | 52.55億円 |
購入時手数料 | 信託報酬 | 信託財産留保額 |
なし | 0.154%(税込) | なし |
【つみたてNISAで買える金融機関の例】SBI証券、松井証券、マネックス証券 | ||
さまざまな資産に投資でき、値動きが安定している「バランス型」の投資信託。手軽に分散投資できる反面、信託報酬は高くなりがちなので、なるべく信託報酬の安いものを選んでいくようにしましょう。
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(株)Money&You代表取締役、マネーコンサルタント。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職。女性のための、一生涯の「お金の相談パートナー」が見つかる場『FP Cafe』を運営。メディアなどで投資に関するコラム執筆、書籍の執筆・監修、講演など日本人のマネーリテラシー向上に努めている。著書は『やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方』(きんざい)、 『税金を減らしてお金持ちになるすごい!方法』(河出書房新社)など多数。日本証券アナリスト協会検定会員。ファイナンシャルプランナー(AFP)。twitter→@yorifujitaiki
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【2024年11月4日時点】 2024年にスタートした新制度を解説! 「新NISA」の取扱商品や売買手数料を徹底比較! ※表内のデータは、情報更新時に公表されている「新NISA」の情報をまとめたものです。 |
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■SBI証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
250本 | 無料 | 無料 | 1277本 | 0〜 0.5% |
【SBI証券の新NISA口座のおすすめポイント】 ネット証券大手の一つで、新NISA口座では日本株の売買手数料無料に加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の積み立ては「100円」から可能で、少額から始めたい人に対応。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べる。三井住友カードなどによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用すると、カードの種類やその他の条件によってポイントが貯まる。「投信マイレージ」では保有額に応じたポイントも獲得できる。「成長投資枠」では米国株、中国株、韓国株、ロシア株(現在、注文停止中)、ベトナム株、インドネシア株、シンガポール株、タイ株、マレーシア株など海外株も豊富。単元未満株(1株から日本株が買える)「S株」は東証の全銘柄が対象で、成長投資枠で投資可能。売買手数料はゼロ円だ。「S株」では積立サービス「日株積立」を開始。株数指定(1 株単位)、金額指定(1000円以上、500円単位)で積立ができるようになった。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応しているのも便利。「J.D.パワー2024年NISA顧客満足度調査 」<証券部門>にて、総合満足度ランキング1位を受賞した。 |
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【関連記事】 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! ◆【SBI証券のNISA「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託の取扱数が250本と金融機関の中でも充実しているのがSBI証券の魅力! ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 |
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■マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
234本 | 無料 | 実質無料 | 1176本 | 0.73〜 1.1% |
【マネックス証券の新NISA口座のおすすめポイント】 新NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、米国株、中国株の売買手数料もキャッシュバックで実質無料。マネックス証券は以前から米国株と中国株の取引に力を入れている証券会社で、新NISA口座でも米国株は4850銘柄以上、中国株は約2650銘柄が購入できる。「つみたて投資枠」の対象投資信託のラインナップも豊富。最低購入金額が原則100円で、少額からつみたてNISAを始めることができる。すべての投資信託の販売手数料が無料! 投資信託を保有すると、ほとんどの投資信託で年率0.03〜0.26%の「マネックスポイント」や「dポイント」がもらえるのも嬉しい。ポイントはAmazonギフト券などに交換できる。投資信託の積立購入のときに「マネックスカード」や「dカード」で支払うと最大1.1%分のマネックスポイントやdポイントが貯まる。単元未満株取引「ワン株」では買付手数料が無料。売却手数料も新NISA口座ならキャッシュバックされるので実質無料だ。2024年3月末から「ON COMPASS」がNISA成長投資枠での利用に対応した。「ON COMPASS」は2023年4月の金融庁公表調査、3年・5年リターンで1位を獲得したおまかせ資産運用サービスだ。 |
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【関連記事】 ◆NISAのクレジットカード積立は「dカード積立」がおすすめ! ポイント還元率は業界トップクラスの1.1%で、「dカード GOLD」ならお得な付帯サービスも満載 ◆【マネックス証券の「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託が234本もあり、初心者も安心の資産設計アドバイスツールが使える! ◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル! |
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【クレカ積立でのポイント還元率が業界トップクラス!】 | ||||
■松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
244本 | 無料 | 無料 | 1144本 | − |
【松井証券の新NISA口座のおすすめポイント】 株主優待名人の桐谷さんもおすすめするネット証券の一つ。新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料で、取り扱っているすべての投資信託の販売手数料も一括購入・積立購入を問わず0円!「つみたて投資枠」対象の投資信託の取扱本数も豊富だ。投資信託は「100円」から購入可能。積立タイミングは「毎月」「毎日」が選べる。投資信託の保有額に応じてポイントが付与され、dポイントやPayPayポイント、Amazonギフト券との交換が可能。低コストインデックス投信も含めた全銘柄がポイント還元対象となる「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」はお得感がある。投資信託のロボアドバイザー(利用料無料)では、新NISA対応のモデルポートフォリオ「成長投資コース」も用意されている。専門のオペレーターが投資の意思決定を手助けしてくれる「株の取引相談窓口」(完全予約制)や、NISAに関する質問に答える「NISAサポートダイヤル」を開設。利用料は無料で画期的なサービスとなっている。オンラインの口座開設手続きでは、証券口座とNISA口座の同時開設申込ができるため、手間を省いてすばやい口座開設が可能だ。 |
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【関連記事】 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! ◆【松井証券「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託を244本も用意!ロボアドバイザーが投資初心者の資産設計をサポート ◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)!その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介 |
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■楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
240本 | 無料 | 無料 | 1269本 | 0.5〜 1.0% |
【楽天証券の新NISA口座のおすすめポイント】 NISA口座数が500万口座(2023年11月末時点)で業界NO1。新NISA口座では日本株の売買手数料が0円なのに加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の最低購入金額が「100円」のため、少額から積み立てられる。「つみたて投資枠」では「毎月積立」だけでなく「毎日積立」も選べる。ポイントプログラムが充実しており、「楽天カード」で決済する「クレカ積立」にすれば、毎月の積立額に応じて「楽天ポイント」が付与される。また、投資信託の保有額が一定額に達するとポイントがもらえる(一部対象外の商品あり)。積立代金を「楽天ポイント」で支払うことも可能だ。「成長投資枠」で買える海外株は、米国株、中国株、アセアン株。1株単位で売買する単元未満株「かぶミニ」は約1600銘柄の取引が可能。売買手数料は無料だが、リアルタイム取引(約750銘柄が対象)の場合は別途スプレッドが発生する。なお、単元未満株のリアルタイム取引に対応している証券会社はめずらしく希少だ。新NISAや資産作りに迷ったら相談窓口「withアドバイザー」が便利。楽天社員がアドバイスを行っている。現状の積立診断とプラスワン銘柄を提案してくれるロボアドバイザー「かんたん積立診断」も便利。2024年の「J.D. パワーNISA 顧客満足度調査」<ネット証券部門>のランキングにおいて総合1位を受賞した。 |
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■auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
238本 | 無料 | 無料 | 1130本 | 1.0% |
【auカブコム証券の新NISA口座のおすすめポイント】 新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料!「つみたて投資枠」の投資信託の種類も多く、「100円」から購入が可能なので投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。「au Payカード」で投資信託を積み立てると最大1%のPontaポイントが貯まるほか、投資信託の保有額に応じてもPontaポイントが貯まる(「au ID」の登録が必要)。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」も便利。通常「プチ株」の購入には手数料が発生するが、「プレミアム積立(プチ株)」の場合、買付手数料が無料。なお、NISA口座(成長投資枠)ならスポット取引でも売買手数料が無料となっており、コスト面でもお得だ。新NISA口座の開設者は特定口座での現物株式の取引手数料が最大5%割引になる「NISA割」がある(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。 |
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【関連記事】 ◆【auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率は「1%」とネット証券トップクラス ◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると最大5%のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! ◆【auカブコム証券のNISA「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託は238本と豊富で、現物株の取引手数料が最大5%割引になる特典もあり! |
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■SMBC日興証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
150本 | 137〜2200円 (約定代金による) |
− | 540本 | − |
【SMBC日興証券の新NISA口座のおすすめポイント】 2023年11月から投資信託情報サービス「日興の投信NISA」を開始。数多くの投資信託のなかからおすすめの21本に絞り込んでいるうえ、「なにごともバランスが大事よ」「私は世界の成長にかける」といったタイプごとに5〜6銘柄をピックアップしてくれるので、自分好みのNISA対応ファンドを選ぶ助けになる。SMBC日興証券では一部の投資信託で買付手数料が必要となるが、積立購入(投信つみたてプラン)の場合は全銘柄で買付手数料が原則無料となるので、上手に活用したい。 また、外国株式は、オンライントレードでは取引できないので注意しよう。単元未満株取引「キンカブ」は「100円以上、100円単位」の金額指定で株が買えるのがメリットで、dポイントでも株式投資ができる。「キンカブ」は売買手数料は無料で、100万円以下の買付ならばスプレッドも0%となっている(100万円超の買付時や売却時はスプレッド0.5~1.0%)。 |
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■岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
91本 | 実質無料 | − | 332本 | − |
【岡三オンラインの新NISA口座のおすすめポイント】 2024年1月4日以降、新NISA口座では、日本株の売買手数料が全額キャッシュバックされ、実質無料に(上限なし)。投資信託は従来から購入手数料が無料となる「ZEROファンドプログラム」を行っているため、一括購入、積立買付とも手数料が無料だ。投信積立については、1銘柄あたり毎月100円から。低コストの人気ファンドを数多く取りそろえている。ファンド選びに迷った場合は、各自のリスク許容度に合わせた銘柄と投資割合を提案する「投信ロボ」が心強い。また、投資信託の平均保有残高が1000万円以上(プラチナ)、3000万円以上(プレミアゼロ)の場合は、信用取引の手数料が優遇されたり、IPOの当選確率がアップするサービスも提供している。単元未満株の取引も可能で取扱銘柄数も多いが、売買手数料は約定代金2万円まで220円、3万円まで330円、10万円まで660円(すべて税込)などだ。 |
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■GMOクリック証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
38本 | 無料 | − | 112本 | − |
【GMOクリック証券の新NISA口座のおすすめポイント】 新NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。「100円」から積立が可能なのも魅力。GMOクリック証券は、ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。新NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、新NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ! |
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■ウェルスナビ(WealthNavi) | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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ETF | ETF | |||
サービス手数料: 資産残高の0.693〜0.733%(年率・税込)※ |
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【ウェルスナビ(WealthNavi)の新NISA口座のおすすめポイント】 国内外のETFに分散投資をするロボアドバイザー「ウェルスナビ」はNISA口座にも対応。5つの質問に答えるだけで最適なポートフォリオを提案し、毎月自動的に積立投資をしてくれるので、初心者でも簡単に効率的な運用を実行できる。2024年からの新NISAなら、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で資産を購入することで最大で年360万円まで投資可能! 運用コストとしては、一般的な証券会社のような売買手数料ではなく、資産残高に対して決まった割合のサービス利用料を負担する形なので要注意。また、楽天証券と提携した「ウェルスナビ×R」も提供している。その場合、楽天カードや楽天キャッシュを利用し、楽天ポイントを貯めたり、楽天ポイントを利用した購入・積立が可能となる。 ※ NISA口座に自動積立だけで入金した場合で試算した手数料。リスク許容度(ポートフォリオ)により異なる。また、各商品の値動きによりポートフォリオのバランスが崩れた場合は、手数料が表記の範囲を超えて変動する可能性がある。 |
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。※1 年会費無料のクレジットカードの場合。※2 1約定ごとプランで約定金額240万円までの売買手数料。 |