「つみたてNISA」で積立投資できる投資信託・ETFは、2022年8月20日現在、215本あります。そもそも投資信託とETFは、投資する資産によって、①株式型(株式に投資する投資信託)、②債券型(債券に投資する投資信託)、③不動産型(不動産に投資する投資信託)、④資産複合型(複数の資産に投資する投資信託)の4つに分類することができますが、つみたてNISAで投資できる215本の投資信託・ETFは①の「株式型」と④の「資産複合型」のどちらかになっています。
今回は特に「資産複合型」の投資信託を取り上げて、詳しい解説と代表的な商品を紹介します。
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「資産複合型」の投資信託の魅力は
複数の異なる資産にまとめて投資できること
「資産複合型」の投資信託をさらに細かく分類すると、「バランス型(配分比固定型)」「ターゲットイヤー型(時間経過による配分比変動型)」「リスクコントロール型(相場変動型)」の3種類があります。いずれも、国内外の株式・債券・不動産といった複数の資産にまとめて投資できるところが魅力です。主なメリットをまとめてみましょう。
「資産複合型」の投資信託に投資するメリット①
1本の投資信託を買うだけで分散投資ができる!
一般的な投資信託は、例えば、「国内株式型」「先進国株式型」などといった具合に、商品によってどの資産に投資するかが決まっています。もちろん、「国内株式型」であっても「先進国株式型」であっても、そのなかで複数の銘柄に投資しているので分散投資ができるように思いますが、実際には投資先の株式市場全体が大きく下落する局面では損失が大きくなってしまいます。
それに対して「資産複合型」の投資信託は、例えば、「国内株式・外国株式・国内債券・外国債券の計4資産」「国内・先進国・新興国の株式と債券、国内と海外の不動産の計8資産」という具合にいろいろな資産がセットになっています。ですから、「資産複合型」の投資信託を1本買うだけで、幅広い分散投資が簡単に実現するのです。
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「資産複合型」の投資信託に投資するメリット②
資産配分をプロに“おまかせ”できる!
「資産複合型」の投資信託の資産配分は、投資信託の運用会社に“おまかせ”できます。自分で、「株式に○%、債券に○%」などと、複数の投資信託を組み合わせて購入する手間が省けます。
もちろん、プロの資産配分だから損をしない、必ず儲かるということはありません。しかし、難しいことを考えなくてもさまざまな資産に投資できるのは大きなメリットでしょう。
「資産複合型」の投資信託に投資するメリット③
資産配分の「リバランス」が自動でできる!
「資産複合型」の投資信託は、「リバランス」の面でも役立ちます。リバランスとは、資産配分の偏りをもとに戻すことです。
例えば、「株:債券=50:50」の「資産複合型」の投資信託に投資したところ、株が値上がりしたことで資産の割合が、「株:債券=70:30」になったとします。これをそのまま放置していると、この投資信託の価格変動リスクが大きくなってしまいますので、株を売ったり債券を買ったりして、配分比率を「株:債券=50:50」に戻すわけです。「資産複合型」の投資信託は、こうしたリバランスを自動でやってくれます。
「資産複合型」の投資信託のリバランスは、「つみたてNISA」でも重宝します。つみたてNISAの非課税投資枠には年40万円までという上限があり、つみたてNISAで保有している投資信託を売却しても非課税投資枠は復活しないため、売買によるリバランスがしにくいのが欠点です。しかし、「資産複合型」の投資信託に積立投資をしていれば、「つみたてNISA」の枠を使うことなく、自動でリバランスが完了するのです。
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複数の資産に固定比率で投資する
「バランス型」は“インデックス系”がおすすめ!
「資産複合型」に共通するメリットがわかったところで、ここからは、「資産複合型」を「バランス型」「ターゲットイヤー型」「リスクコントロール型」に分けて、代表的な商品や注意が必要な点などを解説していきましょう。
「資産複合型」の投資信託のうち、各資産に一定の比率(固定比率)で投資する投資信託をここでは「バランス型(配分比固定型)」とします。「バランス型」の投資信託には、複数のインデックス投資信託を組み合わせた「インデックス系」と、投資先の資産比率を決めて、銘柄の選定や運用は機動的に行う「アクティブ系」があります。
「バランス型」の投資信託は、基本的にはインデックス系のバランス型投資信託がおすすめです。インデックス系はアクティブ系よりも手数料が断然安いからです。資産配分が同じならば、インデックス系もアクティブ系も運用成績に大差がありません。それであれば、手数料が少ないインデックス系のほうが効率的にお金を増やせると考えられます。
インデックス系のバランス型投資信託には、以下のようなものがあります(基準価額は2022年8月22日時点)。
◆<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) | ||
ベンチマーク | 基準価額 | 純資産総額 |
合成指数 | 14,692円 | 234.52億円 |
購入時手数料 | 信託報酬 | 3年のトータルリターン(累積) |
なし | 0.154%以内(税込) | 26.53% |
【つみたてNISAで買える金融機関の例】SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券 | ||
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、国内株式・外国株式・国内債券・外国債券の4資産に25%ずつ投資する投資信託です。
◆eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | ||
ベンチマーク | 基準価額 | 純資産総額 |
合成指数 | 13,932円 | 1616.42億円 |
購入時手数料 | 信託報酬 | 3年のトータルリターン(累積) |
なし | 0.154%以内(税込) | 24.12% |
【つみたてNISAで買える金融機関の例】SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券 | ||
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、国内・先進国・新興国の株式と債券、国内と海外の不動産の計8資産に12.5%ずつ投資する投資信託です。
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「ターゲットイヤー型」と「リスクコントロール型」の
投資信託への積立投資はおすすめできない
「資産複合型」の投資信託には、資産配分の比率が一定の「バランス型(配分比固定型)」と、資産配分の比率が変わる「変動型」があります。先に紹介した「ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」と「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は、「バランス型(配分比固定型)」投資信託でした。
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対する「変動型」の投資信託のひとつである「ターゲットイヤー型」は、時間が経過するに連れてリスク資産の比率を少なくしていく投資信託です。
投資のリスク許容度は、一般に、年齢が若いときほど高いと言われます。若い人ほど長期間投資ができますし、仮に損失が出たとしても挽回できる時間があるからです。
そこで、「ターゲットイヤー型」の投資信託では、若いうちは株式中心の投資でハイリターンを狙い、歳を重ねるごとに徐々に債券中心でリスクを減らす……という具合に、時間経過に合わせて資産配分を変更する運用を行います。年齢によるリスク許容度の変化に合わせて資産配分を変える投資信託、ともいえます。
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一方、「リスクコントロール型」の投資信託は、時間の経過ではなく相場変動に合わせて、機動的に資産配分を変更する投資信託です。例えば、普段は株と債券にバランスよく投資しますが、株価が下落基調になったときには債券を多めにするなどして、リスクの低い資産配分に機動的に変更する、といった運用を行います。
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「リスクコントロール型」の投資信託の代表的な商品は、「投資のソムリエ」です。国内外の株式・債券・不動産に投資して、目標リスク水準4%を目指す投資信託です。投資環境が急に変化した場合でも、安定した運用成績を目指す運用を行います。
「ターゲットイヤー型」も「リスクコントロール型」も、リスクを抑えながらリターンを狙えるいい投資信託と言えるかもしれません。しかし、どちらも信託報酬が「バランス型(配分比固定型)」の投資信託より高いのが難点です。
また、「ターゲットイヤー型」の「年齢によるリスク許容度の変化」は、必ずしも万人に当てはまるものではありません。人生100年時代といわれ、80歳・90歳・100歳……と長生きする人が増えている今、50代・60代はまだまだ資産を増やす時期です。その時期に、年齢だけを理由にしてリスクを減らしてしまうと、増やせる資産も増やせなくなってしまいます。
「ターゲットイヤー型」では、株式に投資しているときに大きな損失を被ってしまった場合、債券などのリスクの低い資産に切り替わったあとで損失を挽回することは、ほぼ不可能です。
その点、「リスクコントロール型」は市場に合わせて機動的にリスクを抑え、安定した運用成績があげられる点はいいのですが、市場が上昇したときには「インデックス型」や「バランス型」ほどの値上がりが期待できないばかりか、市場が下落したときも、損失が必ず回避できるとは限りません。現に「投資のソムリエ」のトータルリターンは、
・1年 -10.43%
・3年(年率) -3.99%
・5年(年率) 1.52%
・設定来(年率) 1.6%
※設定日:2012年10月26日
(以上「マンスリーレポート2022年7月29日基準」より)
となっており、年率1.54%の信託報酬を踏まえると、ほぼトントンという状況です。
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⇒老後資金が足りなくなる“長生きリスク”に備えるには「分散投資」が効果的! 商品・地域・通貨・時間の4つの分散でリスクを抑えながら老後資金を運用しよう
「iDeCo」や「企業型DC」などで
「ターゲットイヤー型」を積み立てていたら見直しを
このように「ターゲットイヤー型」は、年齢だけでリスク許容度を決めてしまうため、どの投資信託もおすすめできません。また、「ターゲットイヤー型」は信託報酬が高く、金融機関が儲かる商品のため、「iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)」や「企業型DC(企業型確定拠出年金)」で商品を指定しなかった場合の購入商品(指定運用方法・デフォルト商品)となっている場合もあります。もし、知らないうちに「ターゲットイヤー型」を積み立てていたら、変更したいところです。
どうしてもリスクを取りたくないという場合には、「投資のソムリエ」のような「リスクコントロール型」の投資信託を選べば、市場の変動に合わせた機動的な投資ができます。とはいえ、「リスクコントロール型」の信託報酬は一般的に高いので、信託報酬を踏まえると利益はほとんどないケースが多いでしょう。基本的には「資産複合型」のなかなら、「バランス型(配分比固定型)」を選んでおけば問題ないと考えます。
以上、今回は「資産複合型」の投資信託を紹介しました。「資産複合型」のなかでおすすめするのは、インデックス系の「バランス型(配分比固定型)」です。1本で複数の資産に低コストで投資できるうえ、自動でリバランスも行ってくれる便利な商品だからです。
投資初心者であれば、まずは「バランス型」の投資信託を1本、積立投資して、ほったらかしておくのが一番の戦略です。
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⇒「つみたてNISA」、プロがおすすめする6つの証券会社・銀行を発表! 失敗しない金融機関の選び方と「ポイントの有無」や「取扱銘柄数」などを比較して詳しく解説
(株)Money&You代表取締役/マネーコンサルタント 中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職へ。女性向けWebメディア『FP Cafe』や『Mocha(モカ)』を運営すると同時に、マネーコンサルタントとして、資産運用・税金・Fintech・キャッシュレスなどに関する執筆・監修、書籍、講演などを通して日本人のマネーリテラシー向上に注力している。『1日1分読むだけで身につくお金大全100』(自由国民社)、『はじめてのFIRE』(宝島社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)など著書多数。日本証券アナリスト協会検定会員、ファイナンシャルプランナー(AFP)、日本アクチュアリー会研究会員。
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【2024年12月7日時点】 2024年にスタートした新制度を解説! 「新NISA」の取扱商品や売買手数料を徹底比較! ※表内のデータは、情報更新時に公表されている「新NISA」の情報をまとめたものです。 |
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■SBI証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
250本 | 無料 | 無料 | 1281本 | 0〜 0.5% |
【SBI証券の新NISA口座のおすすめポイント】 ネット証券大手の一つで、新NISA口座では日本株の売買手数料無料に加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の積み立ては「100円」から可能で、少額から始めたい人に対応。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べる。三井住友カードなどによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用すると、カードの種類やその他の条件によってポイントが貯まる。「投信マイレージ」では保有額に応じたポイントも獲得できる。「成長投資枠」では米国株、中国株、韓国株、ロシア株(現在、注文停止中)、ベトナム株、インドネシア株、シンガポール株、タイ株、マレーシア株など海外株も豊富。単元未満株(1株から日本株が買える)「S株」は東証の全銘柄が対象で、成長投資枠で投資可能。売買手数料はゼロ円だ。「S株」では積立サービス「日株積立」を開始。株数指定(1 株単位)、金額指定(1000円以上、500円単位)で積立ができるようになった。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応しているのも便利。「J.D.パワー2024年NISA顧客満足度調査 」<証券部門>にて、総合満足度ランキング1位を受賞した。 |
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【関連記事】 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! ◆【SBI証券のNISA「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託の取扱数が250本と金融機関の中でも充実しているのがSBI証券の魅力! ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 |
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■マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
234本 | 無料 | 実質無料 | 1179本 | 0.73〜 1.1% |
【マネックス証券の新NISA口座のおすすめポイント】 新NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、米国株、中国株の売買手数料もキャッシュバックで実質無料。マネックス証券は以前から米国株と中国株の取引に力を入れている証券会社で、新NISA口座でも米国株は4850銘柄以上、中国株は約2650銘柄が購入できる。「つみたて投資枠」の対象投資信託のラインナップも豊富。最低購入金額が原則100円で、少額からつみたてNISAを始めることができる。すべての投資信託の販売手数料が無料! 投資信託を保有すると、ほとんどの投資信託で年率0.03〜0.26%の「マネックスポイント」や「dポイント」がもらえるのも嬉しい。ポイントはAmazonギフト券などに交換できる。投資信託の積立購入のときに「マネックスカード」や「dカード」で支払うと最大1.1%分のマネックスポイントやdポイントが貯まる。単元未満株取引「ワン株」では買付手数料が無料。売却手数料も新NISA口座ならキャッシュバックされるので実質無料だ。2024年3月末から「ON COMPASS」がNISA成長投資枠での利用に対応した。「ON COMPASS」は2023年4月の金融庁公表調査、3年・5年リターンで1位を獲得したおまかせ資産運用サービスだ。 |
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【関連記事】 ◆NISAのクレジットカード積立は「dカード積立」がおすすめ! ポイント還元率は業界トップクラスの1.1%で、「dカード GOLD」ならお得な付帯サービスも満載 ◆【マネックス証券の「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託が234本もあり、初心者も安心の資産設計アドバイスツールが使える! ◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル! |
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【クレカ積立でのポイント還元率が業界トップクラス!】 | ||||
■松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
244本 | 無料 | 無料 | 1145本 | − |
【松井証券の新NISA口座のおすすめポイント】 株主優待名人の桐谷さんもおすすめするネット証券の一つ。新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料で、取り扱っているすべての投資信託の販売手数料も一括購入・積立購入を問わず0円!「つみたて投資枠」対象の投資信託の取扱本数も豊富だ。投資信託は「100円」から購入可能。積立タイミングは「毎月」「毎週」「毎日」が選べる。投資信託の保有額に応じてポイントが付与され、dポイントやPayPayポイント、Amazonギフト券との交換が可能。低コストインデックス投信も含めた全銘柄がポイント還元対象となる「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」はお得感がある。投資信託のロボアドバイザー(利用料無料)では、新NISA対応のモデルポートフォリオ「成長投資コース」も用意されている。専門のオペレーターが投資の意思決定を手助けしてくれる「株の取引相談窓口」(完全予約制)や、NISAに関する質問に答える「NISAサポートダイヤル」を開設。利用料は無料で画期的なサービスとなっている。オンラインの口座開設手続きでは、証券口座とNISA口座の同時開設申込ができるため、手間を省いてすばやい口座開設が可能だ。 |
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【関連記事】 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! ◆【松井証券「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託を244本も用意!ロボアドバイザーが投資初心者の資産設計をサポート ◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)!その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介 |
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■楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
241本 | 無料 | 無料 | 1285本 | 0.5〜 1.0% |
【楽天証券の新NISA口座のおすすめポイント】 NISA口座数が500万口座(2023年11月末時点)で業界NO1。新NISA口座では日本株の売買手数料が0円なのに加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の最低購入金額が「100円」のため、少額から積み立てられる。「つみたて投資枠」では「毎月積立」だけでなく「毎日積立」も選べる。ポイントプログラムが充実しており、「楽天カード」で決済する「クレカ積立」にすれば、毎月の積立額に応じて「楽天ポイント」が付与される。また、投資信託の保有額が一定額に達するとポイントがもらえる(一部対象外の商品あり)。積立代金を「楽天ポイント」で支払うことも可能だ。「成長投資枠」で買える海外株は、米国株、中国株、アセアン株。1株単位で売買する単元未満株「かぶミニ」は約2070銘柄の取引が可能。売買手数料は無料だが、リアルタイム取引(約740銘柄が対象)の場合は別途スプレッドが発生する。なお、単元未満株のリアルタイム取引に対応している証券会社はめずらしく希少だ。新NISAや資産作りに迷ったら相談窓口「withアドバイザー」が便利。楽天社員がアドバイスを行っている。現状の積立診断とプラスワン銘柄を提案してくれるロボアドバイザー「かんたん積立診断」も便利。2024年の「J.D. パワーNISA 顧客満足度調査」<ネット証券部門>のランキングにおいて総合1位を受賞した。 |
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【関連記事】 ◆楽天証券が投資信託の積立時の「楽天カード」決済&積立額の1%分のポイント還元を開始! ポイントの再投資も可能で、最強の「つみたてNISA」口座が誕生 ◆【楽天証券のNISA「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託が241本と豊富!積立額に応じポイント還元&ポイントで投資も可能! ◆【楽天証券の特徴とおすすめポイントを解説!】売買手数料が安く、初心者にもおすすめの証券会社! 取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」を貯めよう |
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【楽天カード+楽天キャッシュで月15万円の投信積立までポイント還元!】 | ||||
■auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
239本 | 無料 | 無料 | 1137本 | 0.5% |
【auカブコム証券の新NISA口座のおすすめポイント】 新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料!「つみたて投資枠」の投資信託の種類も多く、「100円」から購入が可能なので投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。「au Payカード」で投資信託を積み立てると0.5%のPontaポイントが貯まるほか、投資信託の保有額に応じてもPontaポイントが貯まる(「au ID」の登録が必要)。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」も便利。通常「プチ株」の購入には手数料が発生するが、「プレミアム積立(プチ株)」の場合、買付手数料が無料。なお、NISA口座(成長投資枠)ならスポット取引でも売買手数料が無料となっており、コスト面でもお得だ。新NISA口座の開設者は特定口座での現物株式の取引手数料が最大5%割引になる「NISA割」がある(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。 |
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【関連記事】 ◆【auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率は最大1%とネット証券トップクラス ◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると最大1%のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! ◆【auカブコム証券のNISA「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託は239本と豊富で、現物株の取引手数料が最大5%割引になる特典もあり! |
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■SMBC日興証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
150本 | 137〜2200円 (約定代金による) |
− | 540本 | − |
【SMBC日興証券の新NISA口座のおすすめポイント】 2023年11月から投資信託情報サービス「日興の投信NISA」を開始。数多くの投資信託のなかからおすすめの21本に絞り込んでいるうえ、「なにごともバランスが大事よ」「私は世界の成長にかける」といったタイプごとに5〜6銘柄をピックアップしてくれるので、自分好みのNISA対応ファンドを選ぶ助けになる。SMBC日興証券では一部の投資信託で買付手数料が必要となるが、積立購入(投信つみたてプラン)の場合は全銘柄で買付手数料が原則無料となるので、上手に活用したい。 また、外国株式は、オンライントレードでは取引できないので注意しよう。単元未満株取引「キンカブ」は「100円以上、100円単位」の金額指定で株が買えるのがメリットで、dポイントでも株式投資ができる。「キンカブ」は売買手数料は無料で、100万円以下の買付ならばスプレッドも0%となっている(100万円超の買付時や売却時はスプレッド0.5~1.0%)。 |
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【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と、多くの割当が期待できる主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣! |
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■岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
91本 | 実質無料 | − | 332本 | − |
【岡三オンラインの新NISA口座のおすすめポイント】 2024年1月4日以降、新NISA口座では、日本株の売買手数料が全額キャッシュバックされ、実質無料に(上限なし)。投資信託は従来から購入手数料が無料となる「ZEROファンドプログラム」を行っているため、一括購入、積立買付とも手数料が無料だ。投信積立については、1銘柄あたり毎月100円から。低コストの人気ファンドを数多く取りそろえている。ファンド選びに迷った場合は、各自のリスク許容度に合わせた銘柄と投資割合を提案する「投信ロボ」が心強い。また、投資信託の平均保有残高が1000万円以上(プラチナ)、3000万円以上(プレミアゼロ)の場合は、信用取引の手数料が優遇されたり、IPOの当選確率がアップするサービスも提供している。単元未満株の取引も可能で取扱銘柄数も多いが、売買手数料は約定代金2万円まで220円、3万円まで330円、10万円まで660円(すべて税込)などだ。 |
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【関連記事】 ◆【証券会社比較】岡三オンラインの「現物手数料」「信用取引コスト」から「取扱商品」、さらには「最新のキャンペーン情報」までまとめて紹介! ◆「IPO(新規上場)が当選しやすくなる」証券会社の選び方を伝授! 優先すべきは、当選するまで資金が不要な岡三オンライン証券、野村證券などの4社だ! |
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■GMOクリック証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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投資信託 | 株式売買手数料(税込) | 投資信託 | ||
国内株 | 米国株 | |||
38本 | 無料 | − | 112本 | − |
【GMOクリック証券の新NISA口座のおすすめポイント】 新NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。「100円」から積立が可能なのも魅力。GMOクリック証券は、ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。新NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、新NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ! |
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【関連記事】 ◆GMOクリック証券のおすすめポイントはココだ!コストが激安な上にツール、情報も充実して大手ネット証券に成長 ◆GMOクリック証券の株アプリ/株roid / iClick株を徹底研究!適時開示情報やアナリストレポートも過去90日分が読める! |
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■ウェルスナビ(WealthNavi) | ||||
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | クレカ積立 還元率 ※1 |
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ETF | ETF | |||
サービス手数料: 資産残高の0.693〜0.733%(年率・税込)※ |
− | |||
【ウェルスナビ(WealthNavi)の新NISA口座のおすすめポイント】 国内外のETFに分散投資をするロボアドバイザー「ウェルスナビ」はNISA口座にも対応。5つの質問に答えるだけで最適なポートフォリオを提案し、毎月自動的に積立投資をしてくれるので、初心者でも簡単に効率的な運用を実行できる。2024年からの新NISAなら、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で資産を購入することで最大で年360万円まで投資可能! 運用コストとしては、一般的な証券会社のような売買手数料ではなく、資産残高に対して決まった割合のサービス利用料を負担する形なので要注意。また、楽天証券と提携した「ウェルスナビ×R」も提供している。その場合、楽天カードや楽天キャッシュを利用し、楽天ポイントを貯めたり、楽天ポイントを利用した購入・積立が可能となる。 ※ NISA口座に自動積立だけで入金した場合で試算した手数料。リスク許容度(ポートフォリオ)により異なる。また、各商品の値動きによりポートフォリオのバランスが崩れた場合は、手数料が表記の範囲を超えて変動する可能性がある。 |
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。※1 年会費無料のクレジットカードの場合。※2 1約定ごとプランで約定金額240万円までの売買手数料。 |