2022年の桐谷広人さんの「投資成績」や「儲かった株&損した株」を公開!
発売中のダイヤモンド・ザイ2023年2月号は、特集「桐谷広人さん+億り人6人の”ゆく年くる年”」を掲載! この特集では、人気の優待投資家・桐谷広人さんや、億単位の資産を築いた個人投資家6人に、2022年の投資について振り返ってもらったほか、2023年の投資戦略についても聞いている。
今回はこの特集から、桐谷広人さんの2022年の振り返りと、2023年の投資戦略を公開! 桐谷さんに、2022年に儲かった株と損した株も挙げてもらっているので、ぜひチェックを!
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2022年は株価の回復+優待&配当で資産は約10%アップ!
2023年も安い高配当株や株主優待株などを買う方針は変わらず!
「2022年は、2月のロシアによるウクライナ侵攻で、日経平均株価が2万5000円割れになってびっくり。でも、私は安くなったら買う主義なので、その後の回復で6~7%の値上がり益をゲット。配当と株主優待で年間1700万円くらいなので、値上がり益と合わせると、2022年は約10%のプラスで終わりましたね。私にとってはいい年でした」と、桐谷さんは2022年を振り返る。
2022年は、桐谷さんがコロナ禍の安値で買っていた日本航空(9201)やJR各社などの株価も、ようやく復活した。
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「第2波、第3波とコロナ感染者数の増加が続き、株価も低迷したままでなかなか売れませんでしたが、ようやく株価が回復。私にとっての2022年を表す漢字は『復』。復活や回復の復ですね」(桐谷さん)
なお、2022年に特に儲けた株として、桐谷さんが挙げてくれたのが以下の3銘柄だ。
このうち、トリドールホールディングス(3397)は、コロナ禍より前に安値で買っていたものを、2022年に高値で売ることに成功。アルヒ(7198)は高配当に注目して買い、TOB発表で値上がりしたところで売却することができた。Waqoo(4937)は2021年に新規上場したばかりの無配の株だが、桐谷さんは短期トレードを繰り返して利益を獲得している。
ただし、全面的に成功ばかりだったわけではない。桐谷さんが挙げた2022年の失敗トレードは以下のとおりだ。
安くなったら買うという方針ながら、下落したときに買い下がっていくナンピン買いは、リスクが高い。2022年も、ナンピン買いでの失敗が続いてしまった。特に、無配転落と株主優待の廃止で株価が急落していた河西工業(7256)は、ムキになってナンピンし続けた結果、含み損が200万円ほどに。2022年だけでも50万円近くの損失を出してしまい、反省しきりだとか。
ちなみに、投資以外で2022年に桐谷さんが印象深かったことは、TV番組「月曜から夜ふかし」で顔のシミを取り、眉毛を初めてカットした「美容体験」だそう。「みんなに褒められましたし、眉毛一つで意外とキリッとするもんだなと。新しい気づきでしたねえ」と、まんざらでもなかった様子。2023年の桐谷さんは美容に邁進か!?
最後に、2023年の投資戦略を尋ねると「2023年も基本的には『安い株を買う』。これまでと変えません」と桐谷さん。
桐谷さんの株選びの基本方針は「株価が年初来安値を更新し、配当+株主優待の利回りが4%以上の銘柄を買う」こと。2023年もこの方針は継続する一方で、「公開価格を割ったIPO株は、無配でも注目し、短期売買も楽しむつもり」だという。
また、投資以外の抱負は「食事や映画、ジムなど株主優待で人生を楽しむことに変わりありませんが、そろそろもう少しゆったりとした時間の使い方をしたいですねえ……」と話す桐谷さん。2023年には、果たして実現できるのか!?
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