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【新NISA】成長投資枠で買える「隔月分配型」投資信託
のおすすめ商品を紹介! 分配型投信は見た目の利回り
だけでなく、中長期の「本当の利回り」を確認しよう!

2023年10月3日公開(2023年11月11日更新)
ザイ編集部
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「新NISA」の成長投資枠で買える「隔月分配型」投資信託を選ぶときの注意点は?「毎月分配型」の代わりに買いたい人は必見!

ダイヤモンド・ザイでは、毎号巻頭でマネーに関する”最旬”トピックを取り上げているが、発売中のダイヤモンド・ザイ11月号のテーマは「新NISAで買える【隔月分配型投信】人気22本の本当の利回りを調査!」。

シニア層を中心に「毎月分配型」の投資信託が人気を集めているが、2024年1月から始まる新NISAでは、毎月分配型は対象外。一方、毎月ではなく隔月で分配金を出す「隔月分配型」の投資信託は、新NISAの成長投資枠での投資が可能だ。

今回は、隔月分配型の投資信託を選ぶときの注意点や、使いこなすためのヒントを解説! 

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「新NISA」では買えない投資信託も多い!
「毎月分配型」は長期投資に不向きとされて対象外に!

 2024年1月からスタートする新NISA。投資による利益が非課税になり、しかも非課税期間は無期限。投資信託の積立をしたい人も株を買いたい人も、利用しない手はないだろう。
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 投資信託の積立メインの運用を考えているなら、まずは新NISAの「つみたて投資枠」を検討することになる。つみたて投資枠では、金融庁が選定した投資信託やETFの積立投資が可能だ。

 ただし、「つみたて投資枠」では買えない投資信託もたくさんあるので、対象外の投資信託については「成長投資枠」で買うことになる。しかし、つみたて投資枠よりは選択の幅が広い成長投資枠でも、買えない投資信託は多い。

 一般社団法人の投資信託協会は”新NISAの成長投資枠で買える投資信託のリスト”を月1回のペースで発表しているが、2023年9月1日現在、その数は1616本。日本で販売されている投資信託の本数が6000本近くであることを考えると、新NISAで買えない商品がいかに多いかがわかるだろう。

 つみたて投資枠でも成長投資枠でも買えない投資信託の代表例が「毎月分配型」だ。毎月分配型の投資信託は、特別分配金(※元本を取り崩して支払われる分配金。利益ではない)の発生による元本取り崩しのリスクが高く、金融庁によって「長期の資産形成にはそぐわない」と判断されたことから、新NISAでは対象外となっている。
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新NISAの成長投資枠では「隔月分配型」なら買える!
使い方次第では、毎月分配金がもらえるように設計することも可能!

 とはいえ、毎月分配型の投資信託はシニア層を中心に人気が高い。「新NISAで毎月分配型の投資信託を買い、非課税で分配金を受け取りたい」と思っていた人も多いのではないだろうか。

 そんな人に注目してほしいのが「隔月分配型」の投資信託だ。隔月分配型とは、その名のとおり2カ月に1回、分配を実施する投資信託のこと。9月1日時点の新NISAの成長投資枠で買える投資信託リストの中には、実に54本もの隔月分配型が含まれている。

 以前から、隔月分配型の投資信託に投資している人は意外と多い。もっともよくあるのは、年金生活をしているシニア層が、年金の支給されない奇数月に分配金を受け取れるよう設計するパターンだ。

 こうしたニーズを見越して、現在販売されている隔月分配型の投資信託のほとんどは、奇数月に分配するタイプとなっている。先に挙げた成長投資枠の対象となっている隔月分配型54本のうち、52本が奇数月分配型だ。

 しかし、少数ではあるが、偶数月に分配金を出す隔月分配型もある。投資家が偶数月分配型と奇数月分配型の両方を買えば、実質的には毎月分配型の投資信託を買うのと同じ状態に。今後、新NISAで隔月分配型の人気が高まってきた場合、「毎月分配金をもらいたい」というニーズに応える形で、偶数月分配型の本数が増える可能性もあるかもしれない。

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見た目の利回りだけでなく「本当の利回り」をチェック!
マイナスだと損をしている状態なので要注意!

 投資する前に注意しておきたいのは、隔月分配型の投資信託の健全性だ。前述のように、元本の取り崩しが発生しがちな毎月分配型は、長期投資に不向きと見なされており、類似の隔月分配型にも同様のリスクがある。元本を取り崩して高い分配金を出している投資信託は、健全とは言えない。

 健全性を図るうえでは、見た目の利回りだけでなく「本当の利回り」をチェックするのがおすすめ。本当の利回りとは、分配金の合計から基準価額の下落分を差し引き、それを1年前の基準価額で割って算出するもの。これがマイナスだと、元本の取り崩しが発生し、損していることを意味するので、少なくとも本当の利回りがプラスの投資信託を選びたい。

 また、直近だけでなく、中長期で見て平均的に本当の利回りが高ければ、安定して利益を出せている証明となる。そこで、ダイヤモンド・ザイでは新NISAで買える隔月分配型54本のうち、3年以上の運用実績があり、純資産残高が30億円以上の22本の本当の利回りを調査した。

 その中で、「3年平均の本当の利回り」が高かった商品を3本紹介しよう。最も高かったのは「(年6%目標払出)のむラップ・ファンド(普通型)」で、3年平均の本当の利回りは5.0%。2位は「六花選[MHAM6資産 バランスファンド]」で、本当の利回りは4.9%。3位は「選択の達人[NWQグローバル厳選証券ファンド(為替ヘッジなし)]」で、本当の利回りは4.2%だった。

 調査対象の22本のうち、本当の利回りがマイナスとなったのは6本にとどまった。そのため、SBI証券シニア・ファンドアナリストの川上雅人さんは「際立って高利回りでもなく、おおむね健全な運用の投資信託が多い」と評価する。

 ただ、投資対象には注意を払う必要がある。現状、新NISAで買える隔月分配型の多くは、バランス型の投資信託ということもあって、値動きが比較的安定している。しかし、今後は株式型やリート型など、値動きが激しい隔月分配型が登場し、「成長投資枠の対象となる可能性が高い」と川上さんは指摘する。

 その場合、利回りは高くなる一方、リスクも高くなる。実際、9月には米国のハイ・イールド債に投資する商品も新たに加わっている。新NISAで隔月分配型を活用する際は注意しよう。
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