◆1月~12月までのお得な株主優待の内容はココでチェック!◆
2023年12月に権利が確定する株主優待の中から
注目すべきお得な銘柄&株主優待内容を徹底調査!
12月の株主優待は全部で約180銘柄。1年の中では3番目に多い月で、キリンホールディングス(2503)やライオン(4912)などの自社商品詰め合わせがもらえる銘柄や、ヒューリック(3003)、内外トランスライン(9384)といったカタログギフトの人気銘柄、さらには日本マクドナルドホールディングス(2702)に代表される外食系の定番銘柄などが豊富に揃っている。
また、人気の「QUOカード」がもらえる株は、利回り3%を超える新設銘柄が複数あり、こちらも見逃せない。ここ1カ月ほど全体相場は右肩上がりのため、高値掴みに注意しつつ、欲しい銘柄をしっかり絞り込もう!
選べるギフトのヒューリック、自社商品のアース製薬や
ライオンなど、「モノ」がもらえる人気の7銘柄をピックアップ!
まずは、欲しい商品を選べるカタログギフトを中心に、自社商品詰め合わせなど「モノ」がもらえる株主優待株から、人気の7銘柄をピックアップした。
■カタログギフトや自社製品詰め合わせがもらえる人気7銘柄! | ||||
最低投資額 | 株主優待+ 予想配当利回り |
株主優待利回り | 予想配当利回り | 詳細情報 |
◆ダイキアクシス(4245) 【確定月】12月 | ||||
37万2500円 | 4.84% | 0.81% | 4.03% | |
【株主優待内容】 株主優待ポイントを、500株で3000ポイント、600株で4000ポイント、700株で5000ポイント、800株で6000ポイント、900株で7000ポイント、1000株で8000ポイント、2000株で2万ポイント、3000株以上で4万ポイント(1ポイント=1円相当) |
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【備考】株主優待ポイントは、ポイント数に応じて食品、電化製品、ギフト、旅行・体験など5000種類以上の商品と交換可(プレミアム優待倶楽部)。長期保有優遇制度もあり、1年以上の継続保有で付与ポイントが1.1倍。共通株主優待コインに交換することで、ほかのプレミアム優待倶楽部のポイントと合算も可能 | ||||
◆内外トランスライン(9384) 【確定月】12月 | ||||
24万3500円 | 4.11% | 0.62% | 3.49% | |
【株主優待内容】100株で1500円相当、200株で2500円相当、4000株以上で5000円相当のカタログギフト | ||||
【備考】今期の株主優待品をすでに発表済み。100株の場合の選択肢は、新潟県コシヒカリ(無洗米)2kg、帝国ホテル温冷タイプスープセット、ラ・ベットラ・ダ・オチアイバウムクーヘン、花王キュキュット6本セットなど全20品 | ||||
◆ヒューリック(3003) 【確定月】12月 | ||||
42万8850円 | 4.06% | 0.70% | 3.36% | |
【株主優待内容】 300株以上で3000円相当のグルメカタログギフト |
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【備考】長期保有優遇制度があり、3年以上の継続保有で6000円相当(300円相当×2点)。2025年12月以降は株主優待制度を変更予定 | ||||
◆キリンホールディングス(2503) 【確定月】12月 | ||||
21万7950円 | 3.63% | 0.46% | 3.17% | |
【株主優待内容】 100株で1000円相当、1000株以上で3000円相当の自社グループ商品など(複数から選択) |
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【備考】前回の100株優待の選択肢は、ビール詰め合わせセット(4本)、清涼飲料の詰め合わせセット(7本)、キリンiMUSEプラズマ乳酸菌サプリメント1袋、キリンシティ食事券1000円分、「キリン飲酒運転根絶募金」への寄付の5種類 | ||||
◆アース製薬(4985) 【確定月】12月/6月 | ||||
48万3000円 | 3.27% | 0.83% | 2.44% | |
【株主優待内容】 6月は100株で2000円相当、1000株以上で3000円相当、12月は100株以上で2000円相当の自社製品詰め合わせ |
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【備考】6月は長期保有優遇制度があり、3年以上の継続保有で株主優待金額が3000円相当に増額。昨年12月の優待品は、「ナチュラス天然ハーブのゴキブリよけ」「アース天然ハーブの虫よけパール」「バスクリン極みの湯」「Hakugen Earth 快適ガードプロ プリーツタイプ」の4品 | ||||
◆北海道コカ・コーラボトリング(2573) 【確定月】12月/6月 | ||||
26万6000円 | 3.24% | 2.11% | 1.13% | |
【株主優待内容】 100株で2800円相当、1000株以上で3500円相当の自社製品詰め合わせ。好きな自社商品との交換も可(100株で1箱、1000株以上で2箱) |
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【備考】株式分割に伴い、今回から株主優待を拡充。前回の100株保有時の優待品は、いろはす、綾鷹、爽健美茶、コカ・コーラ、アクエリアスなど全22品 | ||||
◆ライオン(4912) 【確定月】12月 | ||||
13万3200円 | ー | ー | 1.95% | |
【株主優待内容】 100株以上で、新製品を中心とした自社製品詰め合わせ |
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【備考】前回は「クリニカPRO オールインワン」「キレイキレイ薬用手指の消毒ジェルプラス」「ルックプラス 泡ピタ トイレ洗浄スプレー」など計6品 | ||||
※株主優待内容、最低投資額、利回りは11月17日終値時点 |
カタログギフトの中でも人気の高い、グルメアイテムに特化しているのがヒューリック(3003)の株主優待だ。300株で3000円相当のグルメカタログギフトがもらえて、3年以上継続保有すると6000円相当(3000円相当×2品)にアップする。必要投資金額は42万8850円(11月17日終値で計算、以下同)と、やや高めだが、配当+株主優待利回りは4.06%で、なかなかの高利回りだ。
実は、ヒューリックは2025年12月期からの株主優待制度の変更を発表している。2025年以降は2年以上の継続保有が株主優待を獲得する条件となり、株主優待品は6000円相当のカタログギフトに変わる。ただし、2023年と2024年はこれまで通りで、2023年に購入して継続保有すれば2025年の株主優待の権利も獲得できる。
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株主優待の変更後も保有するかどうか迷っている人は、とりあえず今年の権利を獲得した上で、検討するのがいいだろう。
【※関連記事はこちら!】
⇒ヒューリック(3003)、11期連続の「増配」を発表! 年間配当は11年で19倍に増加、2023年12月期は前期比6円増の「1株あたり48円」に!
内外トランスライン(9384)もカタログギフトがもらえるが、保有区分ごとにグルメ商品や洗剤、タオルといった日用品など20品から選択できる。選択肢は限られているが、すでに今年のラインナップが公式サイトのIRページで公表されているので、内容を確認してから投資を検討できるのがメリットと言えるだろう。配当+株主優待利回りは4.11%だ。
選択肢ができるだけ多いほうがいいという人は、ポイント制のカタログギフト「プレミアム優待倶楽部」を採用している銘柄を選ぶのがいいかもしれない。ポイント数に応じて選べる商品数は異なるが、食品や電化製品、体験型ギフトなど全部で5000種類以上が用意されている。12月は10銘柄以上が「プレミアム優待倶楽部」を採用しているが、利回りで選ぶなら、配当+株主優待利回りが4.84%のダイキアクシス(4245)がおすすめだ。
なお、株主優待の利回りは、株主優待品がもらえる最低単元数(100株など)でもっとも高くなるケースが多いが、「プレミアム優待倶楽部」の採用銘柄の場合、保有株数が多いほど利回りが高くなる例が目立つ。ダイキアクシスもその例に当てはまり、600株なら4.92%、700株なら4.99%と利回りが上がっていき、3000株ちょうどなら配当+株主優待利回りは5.82%までアップする(必要投資額は223万5000円)。
【※関連記事はこちら!】
⇒「プレミアム優待倶楽部」株主優待利回りランキング! 71銘柄の配当+優待利回り(2023年11月時点)を比較して最もお得な「プレミアム優待倶楽部」銘柄を公開!
カタログギフトではないが、キリンホールディングス(2503)の株主優待は、数種類の選択肢から欲しいものを選べる。前回の選択肢は、100株の保有でビール詰め合わせセット、清涼飲料の詰め合わせセット、キリンiMUSEプラズマ乳酸菌サプリメント、キリンシティ食事券、「キリン飲酒運転根絶募金」への寄付の5種類で、1000株以上を保有する場合は、さらにメルシャンワイン詰め合わせも選ぶことができた。
ちなみに、12月はアサヒグループホールディングス(2502)、サッポロホールディングス(2501)も株主優待を実施しているが、ビール大手3社の中では、キリンホールディングスがもっとも必要投資額が少ない(21万7950円)。逆に、配当+株主優待利回りは3.63%で、3社の中ではもっとも高利回りだ。アサヒグループホールディングスの必要投資額は55万7000円で利回り2.24%、サッポロホールディングスは58万2500円で利回り0.94%となっている。
北海道コカ・コーラボトリング(2573)は、2023年7月の株式分割に伴い、今回から株主優待を一部変更・拡充した。分割後も、これまでどおり100株では2800円相当の自社製品詰め合わせ(22本入り)がもらえるが、さまざまな商品の詰め合わせではなく、特定の商品だけを選択することも可能になった。好きな商品が明確にある人にとっては、うれしい拡充策と言えるだろう。分割によって、最低投資金額は26万6000円と以前より買いやすい金額になった一方、配当+株主優待利回りは3.24%で、以前よりアップしている。
アース製薬(4985)の株主優待は、自社の虫よけ製品や入浴剤、洗口液などの詰め合わせ。年2回実施していて、12月は100株以上の株主に、一律で2000円相当の商品が贈呈される。2022年は「天然ハーブの虫よけパール」や「バスクリン 極みの湯」など4品がもらえた。また、6月は100株で2000円相当、1000株以上では3000円相当の詰め合わせになるが、3年以上継続保有すると100株保有でも3000円相当の詰め合わせがもらえるようになる。配当+株主優待利回りは3.27%と、まずまずの水準だ。
一方、ライオン(4912)の株主優待は、新製品を中心とした自社商品詰め合わせで、こちらは株主優待品の金額を公表していない。昨年はハミガキや洗濯用、住居用、台所用の各種洗剤など6品がもらえたが、市販価格から2500円前後とみられ、仮に2500円で計算すると株主優待利回りは1.88%となり、配当利回り1.95%と合わせると配当+株主優待利回りは3.83%にもなる。
利回り4%超のアルペン、おなじみのマック&すかいらーくなど、
買い物や外食をお得な価格で楽しめる株主優待券の定番7銘柄!
続いて、買い物や外食の際にあるとうれしい「株主優待券」がもらえる銘柄の中から、定番的存在の7銘柄を紹介しよう。
■外食や買い物に使える「株主優待券」の定番7銘柄! | ||||
最低投資額 | 株主優待+ 予想配当利回り |
株主優待利回り | 予想配当利回り | 詳細情報 |
◆アルペン(3028) 【確定月】12月/6月 | ||||
19万1200円 | 4.71% | 2.09% | 2.62% | |
【株主優待内容】 100株で2000円分、500株で5000円分、1000株以上で7500円分の優待券 |
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【備考】「アルペン」「ゴルフ5」「スポーツデポ」などの自社店舗及び、フィットネスクラブやゴルフ場などの自社運営施設で利用可 | ||||
◆ルックホールディングス(8029) 【確定月】12月 | ||||
23万5700円 | 4.67% | 1.70% | 2.97% | |
【株主優待内容】 100株で4000円分、400株以上で8000円分の株主優待商品券 |
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【備考】今回から株主優待の内容を拡充。株主優待商品券は自社オンラインストア、一部実店舗で利用可。「お得なお楽しみ詰め合わせパック」も用意。長期保有優遇制度もあり、3年以上の継続保有で、区分ごとに株主優待金額が1.25倍に増額 | ||||
◆きちりホールディングス(3082) 【確定月】12月/6月 | ||||
9万8300円 | 3.56% | 3.05% | 0.51% | |
【株主優待内容】 100株で1500円分、500株で9000円分、1000株以上で1万9500円分の優待券 |
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【備考】「KICHIRI」や「いしがまやハンバーグ」などグループ各店で利用可(一部除外店舗あり)。今回から長期保有優遇制度を導入。500株以上を1年以上継続保有した場合、500株で1500円分、1000株以上で3000円分の優待券を追加 | ||||
◆日本マクドナルドホールディングス(2702) 【確定月】12月/6月 | ||||
63万7000円 | 2.40% | 1.79% | 0.61% | |
【株主優待内容】 冊子タイプの優待食事券を、100株で1冊、300株で3冊、500株以上では5冊 |
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【備考】1冊にバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品引換券×6枚。株主優待利回りは夜マックの「倍ビックマックセット」(950円)で計算 | ||||
◆すかいらーくホールディングス(3197) 【確定月】12月/6月 | ||||
22万5100円 | 2.05% | 1.78% | 0.27% | |
【株主優待内容】 100株で2000円分、300株で5000円分、500株で8000円分、1000株以上で1万7000円分の株主優待カード |
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【備考】「ガスト」や「バーミヤン」など自社グループ店舗で利用可(一部除外店舗あり)。テイクアウト利用可能 | ||||
◆ホットランド(3196) 【確定月】12月/6月 | ||||
20万2400円 | 1.97% | 1.48% | 0.49% | |
【株主優待内容】 100株で1500円分、500株で7500円分、1000株以上で1万5000円分の株主優待券 |
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【備考】「築地銀だこ」「薄皮たい焼 銀のあん」「コールド・ストーン クリーマリー」など自社グループ各店で利用可 | ||||
◆パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532) 【確定月】12月/6月 |
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33万7600円 | 1.80% | 1.18% | 0.62% | |
【株主優待内容】 100株以上で自社グループの電子マネー「majica」を2000ポイント(1ポイント=1円) |
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【備考】国内の「ドン・キホーテ」「アピタ」「ピアゴ」などmajica加盟店で利用可。ポイントの受け取りには「majicaアプリ」への会員登録が必要 | ||||
※株主優待内容、最低投資額、利回りは11月17日終値時点 |
買い物系では、まず今回から株主優待の内容を拡充したルックホールディングス(8029)を押さえておこう。株主優待の金額が、区分ごとに従来の2倍にアップしていて、たとえば100株保有なら、これまでは2000円分⇒今回から4000円分の株主優待商品券をもらえる。
商品券の利便性も向上していて、自社オンラインショップで「マリメッコ」や「SCAPA」「A.P.C」といったブランドのファッションアイテムや、インテリア雑貨などの購入に使えるほか、今回からは一部実店舗でも使えるようになるという。さらに、オンライン限定で優待金額以上の内容をセットにした「お楽しみ詰め合わせパック」も選択できる。配当+株主優待利回りは4.67%と、かなりの高水準だ。
ゴルフやスキーといったスポーツやアウトドアライフを楽しんでいる人には、アルペン(3028)の株主優待もおすすめだ。100株保有では、2000円分の優待券を12月と6月の年2回もらえる。「アルペン」や「ゴルフ5」「スポーツデポ」などの店舗で使えるほか、自社運営のフィットネスクラブやゴルフ場、スキー場でも利用可能だ。配当+株主優待利回りは4.71%で、前述のルックホールディングスを上回る高利回りとなっている。
「ドン・キホーテ」に行く機会が多い人は、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)もチェックしておきたい。配当+株主優待利回りは1.80%と、あまり高くはないが「ドン・キホーテ」やスーパーの「アピタ」「ピアゴ」で使える自社専用電子マネー「majica」のポイントを、年間4000円分ももらえる。
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⇒連続「増収増益」期間ランキング公開!【2023年版】1位は「パンパシHD」の32期!「増収&増益」を継続する期間が長い「長期安定成長株」の43銘柄を一挙に公開!
外食系の定番銘柄では「KICHIRI」や「いしがまやハンバーグ」などの優待券をもらえるきちりホールディングス(3082)のお得度が高い。必要投資額は9万8300円と手頃で、かつ配当+株主優待利回りは3.56%と、まずまずの水準だ。さらに、今回から500株以上の株主を対象に、長期保有の優遇制度も導入。500株以上を1年以上継続保有すると、500株では1500円分の優待券が追加される。
もともときちりホールディングスの株主優待は、100株保有時より500株以上のほうが利回りが高くなるが、継続保有の特典を加味した場合の配当+株主優待利回りは4.78%までアップする(500株を1年継続保有した場合)。なお、店舗が関東以西の一部都府県に限られているので、投資する前に、近くに優待券を使える店があるかどうかを確認しておこう。
ほかにも12月は、日本マクドナルドホールディングス(2702)やすかいらーくホールディングス(3197)、ホットランド(3196)など、定番の外食優待が揃っている。今挙げた3銘柄は、利回り面での魅力はさほど高くはないが、店舗数が多いので使い勝手はいいだろう。
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⇒【株主優待】個人投資家に人気の「優待株ベスト3」を発表! 食事券の「マクドナルド」、優待カードの「イオン」を抑え、1位は“優待廃止”を発表した人気銘柄に
記念優待で利回り5%超の日本和装HD、新設の小田原機器など、
配当+株主利回り3%台後半以上の「QUOカード」優待株6銘柄!
最後は、個人投資家に特に人気の「QUOカード」がもらえる優待株を見ていこう。ここでは、必要投資額が20万円以下で、配当+株主優待利回りが3%台後半以上という、高利回りの「QUOカード」優待株を6銘柄取り上げる。
■配当+株主優待利回りが4%超の金券優待6銘柄! | ||||
最低投資額 | 株主優待+ 予想配当利回り |
株主優待利回り | 予想配当利回り | 詳細情報 |
◆日本和装ホールディングス(2499) 【確定月】12月 | ||||
3万4800円 | 5.46% | 1.44% | 4.02% | |
【株主優待内容】 100株以上で500円分のQUOカード |
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【備考】創業40周年の記念優待で、今回のみの実施 | ||||
◆アウトソーシング(2427) 【確定月】12月 | ||||
11万5250円 | 4.60% | 0.87% | 3.73% | |
【株主優待内容】 100株で1000円分、500株で2000円分、5000株で3000円分、2万5000株以上で4000円分のQUOカード |
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【備考】特になし | ||||
◆小田原機器(7314) 【確定月】12月 | ||||
10万7200円 | 4.11% | 1.87% | 2.24% | |
【株主優待内容】 100株で2000円分、500株以上で3000円分のQUOカード |
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【備考】今回から株主優待を新設 | ||||
◆フジマック(5965) 【確定月】12月 | ||||
8万2500円 | 4.12% | 1.21% | 2.91% | |
【株主優待内容】 100株で1000円分のQUOカード |
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【備考】今回を最後に株主優待を廃止。長期保有優遇制度があり、1年以上の継続保有で1000円分を追加 | ||||
◆アイフィスジャパン(7833) 【確定月】12月 | ||||
6万1300円 | 3.84% | 0.82% | 3.02% | |
【株主優待内容】 100株以上で500円分のQUOカード |
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【備考】特になし | ||||
◆ベルパーク(9441) 【確定月】12月/6月 | ||||
16万6500円 | 3.78% | 1.20% | 2.58% | |
【株主優待内容】 100株以上で、1000円分のQUOカードと株主優待券1枚 |
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【備考】株主優待券は、「結婚相談所ベルブライド」の入会時にかかる初期費用分(入会金・登録料)に使用可能 | ||||
※株主優待内容、最低投資額、利回りは11月17日終値時点 |
6銘柄の中で必要投資金額が3万円台ともっとも少なく、配当+株主優待利回りが5.46%ともっとも高いのが、日本和装ホールディングス(2499)だ。6銘柄の中では、唯一の利回り5%超え銘柄でもある。創業40周年の記念優待のため、今回限りの実施となっていて、100株以上で一律500円分の「QUOカード」がもらえる。
【※関連記事はこちら!】
⇒日本和装HD、創業40周年の「記念株主優待」の実施! 2023年12月末に100株以上の保有で一律「QUOカード」500円分がもらえる!
投資金額をなるべく抑えたい人には、ほかにも必要投資金額が6万1300円のアイフィスジャパン(7833)や、必要投資金額が8万2500円のフジマック(5965)がある。特に、フジマックは1000円分の「QUOカード」がもらえるので、1回にもらえる金額が500円分では、やや物足りないという人にはおすすめだ。ただし、フジマックは今回限りで株主優待を廃止することをすでに発表している。
【※関連記事はこちら!】
⇒フジマック(5965)、QUOカードの株主優待を廃止! 12月末に100株の保有で「QUOカード」がもらえたが、2023年で廃止され、今後は配当での株主還元に注力へ
利回りを優先したい人は、フジマックのほかアウトソーシング(2427)や小田原機器(7314)にも注目しよう。3銘柄とも配当+株主優待利回りが4%を超えている。なかでも、今回から株主優待制度を導入した小田原機器は、1回に2000円分の「QUOカード」が獲得できる。利回りだけでなく、一度にもらえる「QUOカード」の金額も魅力的と言えるだろう。
【※関連記事はこちら!】
⇒小田原機器、株主優待の新設と増配を発表! 12月末に100株保有で「QUOカード」2000円がもらえる優待新設など、利益還元策を強化!
ほかにも、この12月から「QUOカード」がもらえる株主優待を導入した銘柄は複数ある。必要投資額が20万円を超えていたり、利回りが3%台半ば未満だったりしたために表組みに掲載していないが、ピーエイ(4766)(株主優待利回り3.31%)、コーチ・エィ(9339)(配当+株主優待利回り3.23%)、安江工務店(1439)(配当+株主優待利回り3.18%)などだ。
【※関連記事はこちら!】
⇒コーチ・エィ、株主優待を新設! 12月末に100株以上を保有すると一律「QUOカード」3000円分がもらえることに
なお、ピーエイは「QUOカード」のほか、東京都目黒区の商業施設「クラフトビレッジ西小山」で利用可能な2000円分のドリンク券ももらえるため、ドリンク券を加味した場合の株主優待利回りは5.52%に達する。
ちなみに、取り上げた6銘柄で唯一、年2回の株主優待を実施しているのがベルパーク(9441)で、1回1000円分、年間では2000円分の「QUOカード」がもらえる。
権利確定日と権利付最終売買日も忘れずに確認しておこう。2023年12月末が権利日の銘柄は、2営業日前の27日(水)が最終売買日だ。なお、ダイキアクシス(4245)やヒューリック(3003)、ピーエイ(4766)、安江工務店(1439)のように、株主優待の獲得には複数単元が必要な銘柄もある。購入の前には、最終売買日と必要単元数を再度見直して、目当ての銘柄を確実に手に入れよう!
◆1月〜12月までのお得な株主優待の内容はココでチェック!
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2566本 | ○ 米国、中国、 韓国、ロシア 、アセアン |
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【SBI証券のおすすめポイント】 ネット証券最大手のひとつ。国内株式の売買手数料を完全無料化! 取引報告書などを電子交付するだけで、現物取引、信用取引に加え、単元未満株の売買手数料まで0円になるので、売買コストに関しては圧倒的にお得な証券会社と言える。投資信託の数が業界トップクラスなうえ100円以上1円単位で買えるので、投資初心者でも気軽に始められる。さらに、IPOの取扱い数は大手証券会社を抜いてトップ。PTS取引も利用可能で、一般的な取引所より有利な価格で株取引できる場合もある。海外株式は米国株、中国株のほか、アセアン株も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富だ。米国株の売買手数料が最低0米ドルから取引可能になのも魅力。低コストで幅広い金融商品に投資したい人には、必須の証券会社と言えるだろう。2024年は「JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」の「証券業種」で1位を獲得。また口座開設サポートデスクが土日も営業しているのも、初心者には嬉しいポイントだ。 |
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【SBI証券の関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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0円 (1日定額) |
0円 (1日定額) |
0円 (1日定額) |
0円/日 | 1890本 | ○ 米国 |
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【松井証券のおすすめポイント】 1日定額制プランしかないものの1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料という手数料体系は非常に魅力的。また、25歳以下なら現物・信用ともに国内株の売買手数料が完全無料! 資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料、金利・貸株料が0%になる「一日信用取引」や手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。 ※ 株式売買手数料に1約定ごとのプランがないので、1日定額制プランを掲載。 |
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【関連記事】 ◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)! その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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1約定ごと(税込) | 1日定額(税込) | 投資信託 ※1 |
外国株 | |||
10万円 | 20万円 | 50万円 | 50万円 | |||
◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||||
99円 | 115円 | 275円 | 550円/日 | 1767本 | ○ 米国、中国 |
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【マネックス証券のおすすめポイント】 日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、約4850銘柄の米国株や2650銘柄以上の中国株を売買できる。また、投資信託の保有金額に対し、最大0.26%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、2024年7月からは「dカード」による投資信託のクレカ積立などのサービスが始まった。 |
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【関連記事】 ◆NISAのクレジットカード積立は「dカード積立」がおすすめ! ポイント還元率は業界トップクラスの1.1%で、「dカード GOLD」ならお得な付帯サービスも満載 ◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル! ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
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【人気の「米国株」の銘柄数がトップクラス!】 | ||||||
◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) ⇒詳細情報ページへ | ||||||
0円 (1日定額) |
0円 (1日定額) |
0円 (1日定額) |
0円/日 | 1832本 | ○ 米国 |
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【auカブコム証券のおすすめポイント】 MUFGグループとKDDIグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「HDI格付けベンチマーク」2023年の「問合せ窓口」「Webサポート」の両部門において、最高評価の三つ星を獲得した。 |
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【関連記事】 ◆auカブコム証券の新アプリで「スマホ投資」が進化! 株初心者でもサクサク使える「シンプルな操作性」と、投資に必要な「充実の情報量」を両立できた秘密とは? ◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると最大5%のPontaポイントがたまる! NISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! ◆【auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率は「1%」とネット証券トップクラス |
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0円 (1日定額) |
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0円/日 | 129本 | ○ (CFD) |
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【GMOクリック証券のおすすめポイント】 1日100万円まで取引は売買手数料無料! 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。また、27歳以下なら現物株が売買手数料が無料で取引できるのもメリット。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップしており、売買代金では5大ネット証券に食い込むほど急成長している。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。なお、国内店頭CFDについては、2023年末まで10年連続で取引高シェア1位を継続。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ! |
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1約定ごと(税込) | 1日定額(税込) | 投資信託 ※1 |
外国株 | |||
10万円 | 20万円 | 50万円 | 50万円 | |||
◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券) ⇒詳細情報ページへ | ||||||
0円 (1日定額) |
0円 (1日定額) |
0円 (1日定額) |
0円/日 | 36本 | ○ (米国株CFD) |
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【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】 以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。 |
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【関連記事】 ◆【ネット証券おすすめ比較】株の売買手数料を比較したらあのネット証券会社が安かった! ◆株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券は? 手数料、使い勝手で口座を使い分けるのが桐谷流! |
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【SBIグループに入ってIPO取扱数も急増!】 | ||||||
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 |
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