2023年1月に権利が確定する株主優待の中から
注目すべきお得な銘柄&株主優待内容を徹底調査!
2023年1月に権利確定する株主優待株は、全部で約30銘柄。数こそ少ないが、株主優待利回りが6%超のNATTY SWANKYホールディングス(7674)や、外食系の定番銘柄である丸千代山岡家(3399)、欲しいガーデニング用品が選べるタカショー(7590)、今回からポイント式のカタログギフトの株主優待を導入したベステラ(1433)など、魅力的な銘柄揃いだ。株主優待の内容や利回りはもちろん、業績などもしっかりチェックして、目当ての銘柄を絞り込もう!
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⇒【2023年1月】QUOカードなど“金券”株主優待利回りランキング! 1年の継続保有1年で利回り5%超になるコーセーアールイーなど、1月の金券優待4銘柄を比較
外食系や買い物系の株主優待券がもらえる銘柄に加えて、
株主優待利回りが高い「QUOカード」株など、人気8銘柄を紹介!
まずは、外食や買い物などがお得になる株主優待券の銘柄と「QUOカード」がもらえる銘柄の中から、人気8銘柄を見ていこう。
■人気の株主優待券6銘柄+QUOカード2銘柄! | ||||
最低投資 金額 |
株主優待+ 予想配当利回り |
株主優待利回り | 予想配当利回り | 詳細情報 |
◆NATTY SWANKYホールディングス(7674) 【確定月】1月/7月 | ||||
30万5000円 | 6.56% | 6.56% | ー | |
【株主優待内容】 100株以上で、1000円分の食事券を10枚 |
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【備考】「肉汁餃子のダンダダン」で利用可。店舗利用が難しい場合は冷凍餃子も選択可能 | ||||
◆クロスプラス(3320) 【確定月】1月 | ||||
7万8300円 | 5.36% | 3.83% | 1.53% | |
【株主優待内容】 100株で3000円分、500株で5000円分、1000株以上で1万円分のクーポン券 |
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【備考】今回から株主優待内容を一部変更。クーポン券は自社オンラインストアで利用可。長期保有優遇制度があり、2年以上の継続保有でクーポン券を2000円追加。また、1年以上の継続保有で抽選で10名に30万円相当の旅行券、3年以上で旅行券の当選確率がアップ | ||||
◆スバル興業(9632) 【確定月】1月 | ||||
92万3000円 | 4.34% | 0.22% | 4.12% | |
【株主優待内容】 TOHOシネマズギフトカードを、100株で2000円分、200株で3000円分、300株以上で4000円分 |
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【備考】全国のTOHOシネマズで、映画チケットや商品の購入に利用可。長期保有優遇制度があり、3年以上の継続保有で区分ごとに1000円分を追加 | ||||
◆トーホー(8142) 【確定月】1月 | ||||
18万600円 | 3.88% | 2.77% | 1.11% | |
【株主優待内容】 100株以上で、100円分の買物割引券を50枚 |
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【備考】今回から株主優待内容を一部変更。買物割引券はトーホーストア、A-プライスなど自社店舗各店で利用可(税込1000円分の購入ごとに1枚)。長期保有優遇制度があり、200株以上を1年以上継続保有すると買物割引券200枚、買物割引券100枚+自社セレクト商品、自社セレクト商品のいずれかを選択可。400株以上を1年以上継続保有した場合は、割引券400枚、割引券200枚+自社セレクト商品、自社セレクト商品のいずれかを選択 | ||||
◆不二電機工業(6654) 【確定月】1月/7月 | ||||
33万8400円 | 3.14% | 0.30% | 2.84% | |
【株主優待内容】 300株で500円分、500株で1000円分、1000株以上で2000円分のQUOカード |
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【備考】長期保有優遇制度があり、3年以上の継続保有で300株、500株は2倍に、1000株以上は1.5倍にQUOカードの金額を増額 | ||||
◆ネオジャパン(3921) 【確定月】1月/7月 | ||||
10万2100円 | 2.94% | 0.98% | 1.96% | |
【株主優待内容】 100株で500円分、200株以上で1000円分のQUOカード |
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【備考】特になし | ||||
◆丸千代山岡家(3399) 【確定月】1月/7月 | ||||
24万9200円 | 2.82% | 2.18% | 0.64% | |
【株主優待内容】 ①ラーメン無料券②お米③乾麺5個のいずれかを、100株で①2枚②2kg③1セット、500株で①4枚②4kg③2セット、1000株以上で①6枚②6kg③3セット |
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【備考】ラーメン無料券1枚につき、ラーメン山岡家、極煮干し本舗、味噌ラーメン山岡家の510~1360円のラーメン1杯と引き換え可(大盛、セットメニュー含む)。株主優待利回りは、優待券1枚を1360円分として計算 | ||||
◆鳥貴族ホールディングス(3193) 【確定月】1月/7月 | ||||
21万8300円 | 1.29% | 0.92% | 0.37% | |
【株主優待内容】 食事優待券を、100株で1000円分、300株で3000円分、500株以上で5000円分 |
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【備考】鳥貴族、TORIKI BURGERなど自社店舗で利用 | ||||
※株主優待内容、最低投資金額、利回りは12月16日終値時点 |
1月(&7月)の外食系優待としてすっかり定着しているのが「ラーメン山岡家」などを展開する丸千代山岡家(3399)だ。「ラーメン山岡家」「極煮干し本舗」「味噌ラーメン山岡家」の各店舗で使えるラーメン無料券のほか、お米(北海道産おぼろづき)や自社オンラインサイトで販売している乾麺セットも選べるので、店舗が近くにない人でも安心して利用できる。
株主優待の詳しい内容は、①ラーメン無料券②お米③乾麺5個のいずれかを、100株で①2枚②2kg③1セット、500株で①4枚②4kg③2セット、1000株以上で①6枚②6kg③3セットとなっている。
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必要投資額は24万9200円(12月16日終値で計算、以下同)で、配当+株主優待利回りは2.82%(※ラーメン無料券を1枚1360円として計算)。ラーメン好きの人なら注目だ。
外食系優待では、「肉汁餃子のダンダダン」で利用可能な食事券が年間2万円分ももらえるNATTY SWANKYホールディングス(7674)も、定番になりつつある。今期の配当は未定だが、株主優待利回りだけで6.56%もあり、利回り面での魅力は高い。店舗が近くにない場合は、冷凍の餃子を送ってもらうこともできる。
また、配当+株主優待利回りは1.29%と、利回り面での魅力は低いが、鳥貴族ホールディングス(3193)も、1月(&7月)の人気外食優待の一つ。100株保有時にもらえる食事優待券は半期で1000円分だが、鳥貴族のメニューは一律税込350円なので、現金50円を足せば3品を食べられる計算だ。
買い物系では、アパレルのクロスプラス(3320)と、業務用スーパーで人気のトーホー(8142)に注目しよう。どちらも今回から株主優待の内容を一部変更している。
まず、クロスプラスの株主優待品は、これまでクーポン券と自社選定商品の2択だったが、今回から自社オンラインストアで使えるクーポン券に一本化。また、新たに長期保有の優遇制度も導入し、100株以上を2年以上継続して保有した場合、2000円分を増額することとした。一方、抽選で10名に当たる30万円分の旅行券については継続保有条件を追加し、今回から1年以上保有の株主のみを対象にしている。
トーホーの変更点は「自社商品を選んだ場合の選択肢が増えた」というもの。これまではトーホーセレクト商品のみだったが、今回からはトーホーセレクト商品に加えて、トーホーコーヒーセレクト商品も選べるようになる。ただし、自社商品を選べるようになるためには、200株以上の保有+1年以上継続保有という2つの条件をクリアする必要がある。
さて、1月は映画を見られる株主優待が、なんと4銘柄もある。その中のイチオシは、全国の「TOHOシネマズ」で利用可能な「TOHOシネマズギフトカード」をもらえるスバル興業(9632)だ。必要投資額は最低でも92万3000円と、かなり高額だが、配当+株主優待利回りは4.34%と、なかなかの高利回りになっている。なお、表組みには掲載していないが、東京楽天地(8842)、きんえい(9636)、オーエス(9637)の3銘柄も映画の株主優待を用意しており、自社の映画館で使える優待券がもらえる。
「QUOカード」に代表される金券優待を実施する銘柄は、残念ながら非常に少ない。その中で利回りにこだわるなら、配当+株主優待利回りが3.14%の不二電機工業(6654)がおすすめだ。300株以上の株主が対象で、最低必要額は33万8400円。1月と7月に各500円の「QUOカード」がもらえる。長期保有の優遇制度もあり、3年以上継続保有した場合、300株保有していると、もらえる「QUOカード」が各1000円分にアップする。
投資金額を抑えたいという人は、ネオジャパン(3921)を選ぼう。最低投資金額は10万2100円で、もらえる「QUOカード」は500円分(×年2回)だ。ただし、配当+株主優待利回りは2.94%で、利回り面での魅力は不二電機工業に一歩及ばない。
【※関連記事はこちら!】
⇒【2023年1月】QUOカードなど“金券”株主優待利回りランキング! 1年の継続保有1年で利回り5%超になるコーセーアールイーなど、1月の金券優待4銘柄を比較
今回からポイント式カタログギフトを導入したベステラ、
欲しい靴を選べるダブルエーなど、「モノ」がもらえる注目の4銘柄!
続いて、自社商品やカタログギフトなどがもらえる銘柄について見ていこう。全体数は少ないものの、今回から「モノ」がもらえる株主優待を変更・新設した銘柄も複数あるので、要チェックだ。
■自社商品&カタログギフトで注目の4銘柄! | ||||
最低投資 金額 |
株主優待+ 予想配当利回り |
株主優待利回り | 予想配当利回り | 詳細情報 |
◆ミサワ(3169) 【確定月】1月 | ||||
18万4800円 | 4.33% | 2.71% | 1.62% | |
【株主優待内容】 300株以上で、5000円相当の自社オリジナル株主限定商品(3品より選択) |
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【備考】今回の優待品の選択肢は、バスギフトセット、九谷焼豆皿4枚セット、クッションカバー&中材セットの3種類。100株以上を3年以上継続保有の場合も同じ株主優待品を獲得可能 | ||||
◆タカショー(7590) 【確定月】1月20日/7月20日 | ||||
35万2500円 | 4.11% | 0.85% | 3.26% | |
【株主優待内容】 1/20権利分のみ、株主優待ポイントを、500株で3000ポイント、700株で4000ポイント、900株で5000ポイント、1000株で8000ポイント、2000株で1万8000ポイント、3000株で3万5000ポイント、4000株で5万ポイント、5000株以上で6万ポイント(1ポイント=1円相当)。7/20権利分のみ100株以上で自社オリジナルカレンダー |
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【備考】株主優待ポイントは、ポイント数に応じてガーデニング関連商品と交換可(プレミアム優待倶楽部) | ||||
◆ベステラ(1433) 【確定月】1月 | ||||
46万5500円 | 2.79% | 0.64% | 2.15% | |
【株主優待内容】 株主優待ポイントを500株で3000ポイント、600株で5000ポイント、800株で1万ポイント、900株で1万5000ポイント、1000株で3万ポイント、5000株以上で4万ポイント(1ポイント=1円相当) |
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【備考】今回から株主優待制度を変更。株主優待ポイントは、食品、銘酒、電化製品、雑貨など5000種類以上の商品に交換可(プレミアム優待倶楽部)。共通株主優待コインに交換することで、他のプレミアム優待倶楽部のポイントと合算も可能 | ||||
◆ダブルエー(7683) 【確定月】1月 | ||||
26万9500円 | ー | ー | 0.93% | |
【株主優待内容】 100株以上で、靴1足無料券 |
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【備考】自社オンライン通販サイト「ORiental TRaffic ONLINESTORE」で販売しているORiental TRaffic、WA ORiental TRaffic、ORTR、WA!KARU、KIDSの商品に利用可 | ||||
※株主優待内容、最低投資金額、利回りは12月16日終値時点 |
ここで取り上げた4銘柄は、いずれも欲しいものを自分で選べるのが特徴だ。まず、配当+株主優待利回りが4.33%で、4銘柄中もっとも利回りが高いのがミサワ(3169)。5000円相当のオリジナル株主限定商品3種類の中から、欲しいものを選べる。すでに今回の株主優待品は公表済みで、選択肢はバスギフトセット、九谷焼豆皿4枚セット、クッションカバー&中材セットとなっている。
なお、株主優待の獲得には300株(18万4800円)以上が必要だが、3年以上継続保有すれば、100株の保有でも同じ株主優待品がもらえる。時間はかかるが、投資金額を抑えたいという人は検討してもよいかもしれない。
タカショー(7590)と、今回から株主優待制度を変更したベステラ(1433)の株主優待は、ポイント式のカタログギフトとして人気の高いプレミアム優待倶楽部だ。タカショーもベステラも、500株の保有で3000ポイント分(=3000円相当)の商品を選べる。
【※関連記事はこちら!】
⇒「プレミアム優待倶楽部」株主優待利回りランキング! 全68銘柄の配当+優待利回り(2022年12月時点)を比較して、最もお得な「プレミアム優待倶楽部」銘柄を公開
一般的に、獲得に必要な最低単元(100株など)を保有した場合に、もっとも株主優待利回りが高くなることが多いが、プレミアム優待倶楽部の株主優待は、それにあてはまらないケースが多い。今回取り上げた2銘柄も、利回りが最大化するのは、タカショーだと4000株を保有したときで、株主優待利回りは1.77%。ベステラは1000株を保有したときで、500株保有時の0.64%⇒3.22%までアップする。
なお、プレミアム優待倶楽部は多種多様な商品が選べることでも知られるが、タカショーは選択できる商品を”ガーデニング関連グッズのみ”としている。ガーデニングや家庭菜園が趣味という人にとっては、よい銘柄と言えるだろう。
ちなみに、必要投資額が高かったため表組みには掲載しなかったが、ニッソウ(1444)も、今回からプレミアム優待倶楽部の株主優待を新設している。最低投資額は95万2500円で、年間2万ポイント(=2万円相当)がもらえて、株主優待利回りは2.1%だ(無配予定)。
【※関連記事はこちら!】
⇒ニッソウ、プレミアム優待倶楽部の株主優待の導入を発表! 500株以上の株主に株数と期間に応じて年2万~24万ポイントを贈呈
ダブルエー(7683)の株主優待は、”自社オンラインショップで販売している靴をどれでも1足もらえる”というもの。株主優待利回りは、選択する商品の価格によって変わって来るが、たとえば1万円の靴であれば、配当+株主優待利回りは4.64%と、かなりの高利回りになる。
ところで、半年の継続保有が株主優待の獲得条件になっているため、この表組みには掲載していないが、ダイドーグループホールディングス (2590)も「モノ」がもらえる1月の定番人気優待の一つだ。必要投資金額は48万8000円で、配当+株主優待利回りは2.46%(保有期間は加味せず)となっている。
最後に、権利確定日と権利付き最終売買日も確認しておこう。2023年1月末が権利日の銘柄は、2営業日前の27日(金)が最終売買日だ。ただし、タカショー(7590)のように1月20日(金)が権利日の銘柄は、18日(水)が最終売買日となる。また1月は、不二電機工業(6654)、ミサワ(3169)、タカショー、ベステラ(1433)と、株主優待の獲得に複数単元が必要な銘柄が多い。購入の際にはよく確認して、目当ての株主優待を確実に手に入れよう!
【※関連記事はこちら!】
⇒【2023年1月】QUOカードなど“金券”株主優待利回りランキング! 1年の継続保有1年で利回り5%超になるコーセーアールイーなど、1月の金券優待4銘柄を比較
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【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】 以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。 |
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 |
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