IPO株の銘柄分析&予想

「AB&Company(エービーアンドカンパニー)」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の美容室チェーン企業との比較や予想まで解説![2021年11月26日 情報更新]

2021年10月15日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 AB&Company(エービーアンドカンパニー)
市場・コード/業種 東証マザーズ・9251/サービス業
上場日 11月19日
申込期間(BB期間) 11月4日~11月10日
おすすめ証券会社 大和証券野村證券CONNECTauカブコム証券(旧:カブドットコム証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 1400円(-6.04%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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AB&Companyが11月19日にIPO(新規上場)!

「AB&Company」の公式サイトより

 AB&Companyは、2021年10月15日、東京証券取引所に上場承認され、2021年11月19日にIPO(新規上場)することが決定した。

 AB&Companyは2018年2月20日(実質上2011年1月5日)に設立された。美容室チェーンを全国展開している。低賃金、長時間労働など美容室業界の古くからの慣習を改革し、高賃金で長期に渡って勤務継続できる業界にしたいという考えのもと、変革を目指してきた。

 フランチャイズ展開を転機に事業を拡大し、直営店のスタイリストとして働いていたスタイリストをフランチャイズオーナーに育て、現在の655店舗(2021年9月末現在)へ拡大成長を実現した。「Agu.」は、郊外型店舗展開やフランチャイズ事業による店舗展開により、創業以来、店舗数を拡大している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

AB&CompanyのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 11月2
ブックビルディング(抽選申込)期間 11月4日~11月10日
公開価格決定 11月11日
購入申込期間 11月12日~11月17日
払込日 11月18日
上場日 11月19日

AB&CompanyのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2021年11月12日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
77.0
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野村證券 5.2
公式サイトはこちら!
CONNECT
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)
[最短翌日に
取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
マッコーリーキャピタル証券(主幹事証券) 16.0  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 1.7  

AB&CompanyのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1470
仮条件
[予想PER(※2)
1470~1490円
15.8倍~16.1倍]
公募価格 1490円
初値 1400円
初値騰落率 -6.04%
予想トレーディングレンジ(※3) 1300~2300
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2021年10月28日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 29.1倍
アルテHD<2406> 27.0倍(連)
ヤマノHD<7571> 23.3倍(連)
QBネットHD<6571> 36.9倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

AB&Companyの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 1478万6320株(予定)
公開株式数 公募5万株  売出468万2100株
(オーバーアロットメントによる売出70万9700株)
想定公開規模(※1) 80.0億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

AB&Companyは美容室チェーンを全国展開

 「Agu.」ブランドを中心とした直営店舗の運営、フランチャイズ運営、インテリアデザインを手掛ける。セグメント別の売上高構成比率は、2020年10月期実績で直営美容室運営事業70.0%、フランチャイズ事業13.2%、インテリアデザイン事業12.5%。9月末時点の店舗数は中部153、東北129、近畿121、関東115など全国655店舗(直営242、FC413)。

 公開価格を意識した初値形成となりそうだ。ファンドの売出しに伴い、公開規模がマザーズIPOとしてはやや大きい。個人投資家に敬遠されやすいタイプで、需給懸念が広がるだろう。積極出店で業績を伸ばしている点は好印象であり、上値余地のある価格設定だが、財務面を不安視する向きも出てくる可能性がある。

 公開規模については80億円前後となる見込み。ファンド保有株は上場後も多く残り、一定条件でロックアップ解除される。

◆「AB&Company」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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AB&Companyの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2018/10 76
(―)
▲ 162
(―)
▲ 163
(―)
2019/10 518
(581.6%)
73
(―)
74
(―)
2020/10 465
(-10.2%)
11
(-84.9%)
28
(-62.2%)
2021/10予
(―)

(―)

(―)
2022/10予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上収益
(伸び率)
税引前利益
(伸び率)
当期利益
(伸び率)
2019/10 8,700
(―)
905
(―)
614
(―)
2020/10 9,630
(10.7%)
912
(0.8%)
584
(-4.9%)
2021/10予 11,009
(14.3%)
1,395
(53.0%)
904
(54.8%)
2022/10予 13,373
(21.5%)
2,099
(50.5%)
1,372
(51.8%)
2021/7 3Q 8,230
(―)
1,070
(―)
695
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:92.79円/27.85円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

AB&Companyの業績コメント

 2022年10月期の業績は、売上収益が前の期比21.5%増の133.7億円、税引前利益が同50.5%増の20.9億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社グループが属する美容室業界については、日常生活において欠かせないサービスと位置付けされているものの、各種イベントの減少や在宅勤務の長期化に伴い少なからず影響が出ているような環境である。

 このような状況のなか、同社グループは、定期的な消毒や換気、スタイリスト全員のマスク着用を徹底し感染防止対策に万全を期し、企業理念に「スタイリストファーストを信念に顧客に幸せと喜びを提供する」ことを掲げ、スタイリスト自身の喜びにつなげることが更なる顧客の幸せにつながると考え、その実現に向けて事業運営に取り組んでいる。

 この結果、2021年10月期第3四半期累計期間(2020年11月-2021年7月)の経営成績は、売上収益82.3億円(前年同期比17.1%増)、営業利益11.4億円(同24.2%増)、税引前利益10.7億円(同32.4%増)、四半期利益6.9億円(同33.8%増)となっている。

AB&Companyの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都新宿区新宿2丁目16番6号新宿イーストスクエアビル6階
代表者名(生年月日) 代表取締役 市瀬 一浩(昭和56年2月2日生)
設立 平成30年2月20日
資本金 9000万円(令和3年10月15日現在)
従業員数 新規上場会社14人 連結会社158人(令和3年9月30日現在)
事業内容 「Agu.」ブランドを中心とした直営店舗の運営、フランチャイズ運営、インテリアデザイン
■売上高構成比率(2020/10期 実績)
品目 金額 比率
直営美容室運営事業 7,777 百万円 70.0%
フランチャイズ事業 1,470 百万円 13.2%
インテリアデザイン事業 1,392 百万円 12.5%
その他 465 百万円 4.3%
合計 11,104 百万円 100.0%
■大株主上位8位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 Sunrise Capital III, L.P. 521万7580株 35.41%
2 Sunrise Capital III (JPY), L.P. 283万560株 19.21%
3 Sunrise Capital III (Non-US), L.P. 226万7580株 15.39%
4 丹内 悠佑 142万600株 9.64%
5 (株)Logotype 103万1540株 7.00%
5 (株)SunFlower 103万1540株 7.00%
7 市瀬 一浩 49万4840株 3.36%
8 (株)I.M.C 44万2080株 3.00%
合計   1473万6320株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 2021年11月に当社の連結子会社であるB-first株式会社への投融資資金のための貸付金として充当する予定
関係会社 B-first株式会社 (連結子会社) フランチャイズ事業
株式会社ロイネス (連結子会社) 直営美容室運営事業
株式会社Puzzle (連結子会社) 直営美容室運営事業
他、連結子会社3社、持分法適用関連会社1社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2018年10月31日
割当先 Sunrise Capital III, L.P.、Sunrise Capital III (Non-US), L.P.、Sunrise Capital III (JPY), L.P.、丹内悠佑
発行価格 351.95円※株式分割考慮済み
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AB&Companyの銘柄紹介

 同社グループは、純粋持株会社である同社及び連結子会社6社並びに関連会社1社により構成されており、美容室チェーンを全国展開している。同社は純粋持株会社として、同社グループの経営戦略の策定及びグループ会社の経営指導等を行っており、その対価として経営指導料を得ている。

(1)直営美容室運営事業

 連結子会社である(株)ロイネス、(株)Puzzle、(株)agir及びAGU NY,Inc.は、それぞれ美容室を直営展開しており、その対価を得ている。また、全ての直営店において、店舗運営は統一的なオペレーションにより行われている。

 なお、(株)ロイネス、(株)Puzzle、(株)agirは以前フランチャイズ加盟店であった法人を連結子会社化することにより直営展開している。

(2)フランチャイズ事業

 連結子会社であるB-first(株)は、Agu.グループ※のフランチャイズ本部として、経営指導、企業ノウハウ及び教育研修の提供、プライベートブランド商品の販売、パーマ液やカラー剤等の材料仕入、広告代理業務、採用、経理や管理業務の代行等を行い、フランチャイズ店からその対価を得ている。

 店舗の運営は各フランチャイズ加盟法人で行われ、フランチャイズ契約により、美容室の経営に関するシステム(サービス・商品・人員の配置方法等)やノウハウ、商標等を使用している。そのため、加盟型フランチャイズ店においても、同社グループブランドを展開している。

※Agu.グループとは、同社グループとそれ以外のフランチャイズ加盟会社全てを含むグループのことである。

(3)インテリアデザイン事業

 連結子会社である(株)建.LABOは、美容室等の内装デザイン業者としてAgu.グループの美容室の出店及びグループ以外の受注案件に関して、店舗デザインや施工業者のアレンジ等のサービス提供を行い、その対価を得ている。

 同社グループは、インテリアデザイン事業を内製化することにより、内装工事費用を比較的安価に抑えることができ、かつ、より短い期間での開業を可能としている。

AB&Companyの投資のポイント

 ファンドの売出しに伴い、公開規模がマザーズIPOとしてはやや大きい。個人投資家に敬遠されやすいタイプで、テック株ほど海外投資家の需要も膨らみづらく、需給懸念が広がるだろう。同じサービス系で公開規模も近いところでは、6/22マザーズ上場のデコルテ・HD<7372>(フォトウエディング等、公開規模72.7億円)が公開価格比-8.0%という初値結果だった。デコルテ・HDと同様に積極出店で業績を伸ばしている点は好印象であり、今後の業績拡大を考慮すれば上値余地のある価格設定と捉えることができるが、財務面を不安視する向きも出てくる可能性がある。

⇒デコルテ・HD<7372>のIPO情報はこちら!

 同社グループは、美容室チェーンを全国展開している。セグメント別の売上高構成比率は、2020年10月期実績で直営美容室運営事業70.0%、フランチャイズ事業13.2%、インテリアデザイン事業12.5%。9月末時点の店舗数は中部153、東北129、近畿121、関東115など全国655店舗(直営242、FC413)。「スタイリストファースト」を掲げ、Agu.グループの特徴としては業務委託モデル、FCオーナー制度、WEB広告による効率的な集客、地方展開及び空中店舗展開が挙げられる。

 また、インテリアデザイン事業も内製化。2020年10月期末時点で有利子負債比率は53.0%、のれん及び無形資産の商標権の割合は62.3%。CLSA Capital Partnersの運営ファンドが発行済株式の70.0%を保有。従業員は連結で158名。代表取締役の市瀬一浩氏は、「Agu.」の前身である「Alice hair salon」を2009年にオープン。

 業績面について、2022年10月期は売上収益が前の期比21.5%増の133.7億円、税引前利益が同50.5%増の20.9億円と増収増益の見通しとなっている。じき終了する2021年10月期は売上収益が同14.3%増の110.0億円、税引前利益が同53.0%増の13.9億円となる見込み。店舗の純増数は、直営店が2021年10月期21店舗、2022年10月期26店舗、FCが109店舗、117店舗を計画している。

 想定仮条件水準の2022年10月期予想PERは15~17倍程度。2021年10月期予想ベースでは他の美容室運営会社並みだが、2022年10月期の業績拡大を考慮すれば割安感のある水準となる。ただ、財務リスク等を考慮する必要もあるだろう。年間配当は1株当たり27.85円を予定しており、配当性向30%を目安として配当を実施する方針。

 公開規模については80億円前後となる見込み。ファンド保有株は上場後も最大563万3620株(上場時発行済株数の38.1%)残り、上場日後180日経過または公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除される。11月中旬のIPOは前日11/18のGRCS<9250>と同社くらいだが、直近IPOの初日結果を見ると個人投資家の初値買い姿勢は積極化しておらず、需給不安は拭いづらそうだ。

⇒GRCS<9250>のIPO情報はこちら!

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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IPOスケジュール一覧[2025年]
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【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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