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株主優待株で「安心して長期保有できる銘柄」の4つの
条件を伝授!「ドコモ」のように「値動きが穏やか」
で「高配当」な「業績堅調」の「大型株」を探そう!

2019年5月6日公開(2019年5月6日更新)
ザイ編集部
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「株主優待株」を安心して長期保有したいなら、「NTTドコモ」のように「株価の動きが緩やか」で「高配当」な「業績堅調」の「大型株」を選べ!

発売中のダイヤモンド・ザイ6月号では、本誌と別冊で「株主優待」を総力特集! 本誌の特集は「トコトン優待株で儲ける方法」と題し、株主優待名人・桐谷広人さんのほか、ストラテジストやアナリストといった投資のプロに、株主優待株で儲ける極意を聞いている。さらに、株主優待株を激辛診断して「買っていい株主優待株」「買ってはいけない株主優待株」をズバリ判定! 株主優待狙いの投資家なら必見の内容だ。

今回は、その中から「長~く持てる株主優待株」を抜粋。優良な株主優待株を長期保有して、株主優待だけでなく、配当や値上がり益も同時に狙う銘柄選びのコツを楽天証券経済研究所チーフ・ストラテジストの窪田真之さんがわかりやすく解説してくれている。安心して長期保有できる株主優待株に投資したい人は、ぜひ参考にしてほしい。

安心して持ち続けられる株主優待株の条件【1】
時価総額3000億円以上の「大型株」を安値のときに買う!

楽天証券経済研究所・窪田真之さん

 安心して持ち続けられる「株主優待株」に投資して、ほったらかしで株主優待や配当、さらには値上がり益までゲットしたい、という贅沢な希望を持っている人も多いはず。しかし、どんな銘柄に投資をすればいいのだろうか? 楽天証券経済研究所の窪田真之さんは、安心して持ち続けられる「株主優待株」の4つの条件を教えてくれた。

 最初の条件は「時価総額3000億円以上の大型株」だ。

 「長期保有するなら、減配や優待廃止になりにくい銘柄を選びましょう。それには、業績の安定性が最も重要なのです。だからこそ、事業基盤がしっかりしている大型優良株を狙ったほうがいい」(楽天証券経済研究所・窪田さん)

 大型株は中小型株に比べて経営が安定している企業が多い。また、利益が巨額なので、多少のことでは株主優待を廃止したり、減配することもない。これは、過去の実績を見ても明らかだ。

 ただし、値上がり益を得るためには、買い時が重要だ。日本株は、外国人の売り買いで乱高下してきた。特に、時価総額が大きい株は、世界経済が減速するとき外国人に売られて大きく下がる傾向がある。しかし、後から振り返ると、そこが買い場になっていたのだ。

 「過去の日経平均株価を見ると、景気の見通しが悪化したときは株価が下落しています。しかし、景気が悪い時期は長く続かないので、景気が悪いときは株主優待株を安値で買うチャンスです」

 株主優待を維持し続けられる安定した利益を稼ぐ大型株は、株価がなかなか下がらない。しかし、景気が悪いときは巨額の資金を運用する海外のヘッジファンドが、企業の状況に関係なく株を売ってくる。そこが、優良優待株を安値で買えるチャンスなのだ。

 ただし、買うのは景気悪化が話題になって株価が下がった後だと、窪田さんはアドバイスする。

 「2007年以降の景気悪化は数カ月から1年程度で終わっています。世界経済が未曾有の危機に陥ったリーマンショックですら13カ月しか続かなかった。今の景気悪化は2018年後半から始まったと見ていますが、2020年には景気が回復すると予測しています」

 窪田さんは、2019年後半には2020年の景気回復を見越して株価が上がり始めると予想しているので、2019年前半が買い時だと見ている。

安心して持ち続けられる株主優待株の条件【2】
相場急落時こそ、下値リスクが小さい「配当株」を狙う!

 次の条件は、”株主優待だけでなく、配当利回りも高めの企業”を選ぶというもの。

 大型株の中でも配当を出している企業のほうが、業績が安定しているケースが多い。相場急落時に買えば、株価が落ちている分、当然配当利回りも高くなる。また、配当利回りが高い銘柄は、株価急落時に配当狙いの買いが入りやすいため、下値リスクが小さい傾向もある。

 「『NTTドコモ(9437)』のような配当が人気の大型優良株は、配当利回りが過去の平均的な水準より高い時期が底値になるケースが多い。今は日本株全体が割安で利回りが高い銘柄が多い」(窪田さん)

 「NTTドコモ」の配当利回りは4.61%(2019年4月23日時点)で、過去の配当利回りと比較しても高い水準になっているので、株価が急落する局面があれば絶好の買い時となりそうだ。

安心して持ち続けられる株主優待株の条件【3】
株価の値動きが緩やかな株を狙う!

 長期で株主優待株を保有するなら、できるだけ”ドキドキしない株”で、腰を据えて投資したいもの。ただし、株主優待株の中には、株主優待がもらえる権利確定日前後に株価が大きく動くものも多い。

 どんなに荒れた値動きでも気にならない人なら問題はないが、心穏やかに保有し続け、配当や値上がり益も狙いたい人は、株価の値動きが緩やかな株のほうがいいだろう。それには、現時点の株価が底値圏で、普段から値動きが小さい株を狙うのがおすすめだ。

安心して持ち続けられる株主優待株の条件【4】
下方修正を連続で発表していない株を選ぶ!

 大型株で配当利回りが高く、株価の値動きが緩やかでも、避けたほうがいいのは業績が悪い銘柄だ。一時的な減益ならまだしも「3年連続で下方修正しているような株には手を出すべきではない」と、窪田さんは断言する。

 「業績の下方修正を連続で出す企業は、事業戦略が上手くいっていないという証拠。そういった企業は、景気の影響ではなく、簡単には解決できない構造的な問題があるかもしれません」

 楽天証券経済研究所の窪田さんが教えてくれた「安心して長く持ち続けられる株主優待株の4つの条件」をまとめると、以下のようになる。

 これらの条件に当てはまる銘柄を見つけて、株主優待+配当+値上がり益を同時に狙おう!

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 今回は、発売中のダイヤモンド・ザイ6月号の特集「トコトン優待株で儲ける方法」から、楽天証券経済研究所の窪田真之さんが伝授する、長期保有向きの株主優待株の4大条件を抜粋した。特集では、マネックス証券の益嶋裕さんにも、長く持てる株主優待株の選び方を解説してもらっている。また、株主優待名人・桐谷広人さんの儲けワザや、「買っていい株主優待株」「買ってはいけない株主優待株」も紹介しているので、ぜひチェックを!

 大特集は「反撃の最強株」! 2019年の株価の動向分析や、2018年のような暴落が相次ぐ相場環境で挑戦したい、株を底値で拾う手法、注目の銘柄などを紹介している。底値買いで億の資産を築いた個人投資家の売買手法も必見だ。

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