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【米国株】ウクライナ侵攻により「買い」のチャンスが到来! 「売り物が出尽くす」「FRBが利上げを見送る」など、今が絶好の買いチャンスと判断する理由を解説

2022年2月24日公開(2022年3月29日更新)
広瀬 隆雄
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ロシアがウクライナに対し攻撃を開始したことで、
原油や債券、金(ゴールド)に買いが集まる!

 日本時間の2月24日、ロシアがウクライナに対して攻撃を開始しました。現在起こっていることを要約すると、以下の通りです。

1)ロシアの陸軍が、ウクライナ国境のすべての要地でウクライナ軍と交戦中。ベラルーシ側に陣取ったロシア軍もウクライナへ侵攻を試み中。
2)ロシアは、ウクライナ最大の都市キエフを含むウクライナの軍事施設、空港、官庁に対して空爆を行った。
3)アゾフ海地方マリウポル市は、とりわけ激しい空爆にさらされている。

 こうした動きを踏まえ、WTI原油は前日比+6.25%高の97.9ドルで取引されています。債券は安全資産への逃避の買い物を集めて、利回り1.897%に低下。金(ゴールド)は前日比+1.84%の1945ドルで取引されています。

ロシアのウクライナ急襲により株式市場は動転しているが、
今こそ「買いのチャンスが到来」と考えよう!

 ロシアは2月23日、沿道でロシア国旗の小旗が振られる中、親ロシア派が多数を占めるドンバス地方へ凱旋しました。その時点で、「今回の騒動もこれで終わりか?」と多くの人が思いました。23日の米国株の立会が買い先行で始まったのは、そのような理由からです。ところが、24日になってロシアが一転して総攻撃に転じたため、市場は動転しています。

 しかし、米国の株式市場は、2月24日か25日のどちらかで大底をつけ、来週から反転上昇すると思います。その理由は以下の通りです。

1)弱気センチメントが噴出することで、売り物が出尽くす。
2)連邦準備制度理事会(FRB)は、戦争を理由に利上げを見送ることができる。
3)原油価格の急騰は、シェール業者に増産に踏み切るきっかけを与え、中期での需給関係は急速に悪化が予想される。そして、それはインフレの鎮静化をもたらす。
4)事業主は先行き不透明をなによりも嫌うので、雇用面でも新規採用をストップする。それは賃金のスパイラル的上昇に目処がつくことを意味する

 つまり「ショックは買い!」なのです。ロスチャイルドいわく「砲声で買え!」という格言もあるので、ここは買いだと思います
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