【NISA投信グランプリ2024・リート部門】最優秀賞は割安銘柄の比重を高くする「ダイワ米国リート・ファンドII(年1回決算型)」!
第2回となる「ダイヤモンド・ザイNISA投信グランプリ2024」では、新NISAで買える好成績のアクティブ投信を表彰している。「1.どれだけ上がったか(成績)、2.どんな時も下がらない(下がりにくさ)、3.ずっと優等生(成績の安定度)」の3つの基準で、完全な実力主義で評価。「個人投資家にとって本当にいい投資信託」にこだわっているのが特徴だ。全7部門のうち、「リート部門」の受賞投信5本を紹介する。
日米リートの投資信託にも分散投資しよう!
投資信託の中には不動産に投資するリートを対象にしたものがある。主な収益源は家賃収入と物件の売却益だ。リートにはオフィス、住宅、物流施設、ホテルとさまざまな種類があり、それぞれ特徴がある。例えば、インバウンドが増えればホテルの収益が上がり、ホテルリートの価格が上がる。相場を読みどういう比率で組合わせるかが、運用担当者の腕の見せどころだ。今回は、米国リートから2本、国内リートから3本が選ばれた。為替の影響もあり日米リートの運用成績は大きく異なる。分散投資として、株のほかにも日米リートの投資信託を持っておきたい。
ダイワ米国リート・ファンドII(年1回決算型)
(同部門の平均)
5年のうちで悪い年なし! 成績の安定度が100点
米国のリートに投資し、組入銘柄の配当利回りが市場平均を上回ることを目指す。米国リートの運用先駆者・コーヘン&スティアーズ社が運用。割安な銘柄の比重を高くする運用方針で、成長性の魅力が高くても価格が割高な銘柄の比重は落としている。この運用手法が功を奏し成績は安定していい。成績は5年、3年で100点。下がりにくさでも最大下落率はマイナス19.9%。米国リート平均のマイナス23.7%より下落幅は約4ポイント小さい。さらに成績の安定度も100点だ。 ⇒詳細はこちら
販売会社/大和 ⇒販売会社一覧はこちら
フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド(資産成長型)
(同部門の平均)
頻繁な銘柄入替えが奏功! 複数のシナリオに対応
フィデリティ・USリート・ファンド(資産成長型)D(為替ヘッジなし)
(同部門の平均)
野村Jリートファンド
(同部門の平均)
J-REITオープン(年4回決算型)
(同部門の平均)
3カ月に1回、分配金が受け取れる!
野村Jリートファンドと運用手法や組入銘柄が似通っているが、販売会社がかなり異なる。年4回決算型で四半期ごとに120円ずつの分配金が出ている。Jリートは2月末時点で平均分配金利回りが4.67%と高まっており、定期的に分配金を享受したい人に向いている。 ⇒詳細はこちら
販売会社/マネックス、 楽天、 いちよしほか ⇒販売会社一覧はこちら
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