「オルカンとは何なのか」をマンガで解説! 新NISAで話題沸騰の「全世界株型(オール・カントリー)」投資信託は、低コストで分散投資ができる優れもの!

「オルカンとは何なのか」をマンガで解説! 新NISAで話題沸騰の「全世界株型(オール・カントリー)」投資信託は、低コストで分散投資ができる優れもの!

2024年7月6日公開(2024年7月6日更新)
ダイヤモンド・ザイ編集部
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事
NISAで話題沸騰 オルカンって何?

全世界株型の投資信託、「オルカン」(オール・カントリー)。名前の通り世界の株に投資できて、低コスト。新NISAで大人気の商品だ。2024年1~5月で1兆円超のお金が流入した投資信託もある。

でも、「なんとなく」で選ぶのは危険。まずは、そもそも投資信託って何? オルカンって何? というところから、正しくオルカンのことを理解していこう。

マンガでやさしくわかりやすく解説しているので、これを読むだけであなたも「オルカンマスター」に!
【※関連記事はこちら!】
【NISA投信グランプリ2024・番外編】「オルカン」やS&P500型など新NISAで買えるインデックス投信の信託報酬ランキング! 低コスト投信が集結

※「オルカン」は三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の略称として商標登録されているが、ここでは全世界株型インデックス投資信託の総称として使っている。

「オルカン」のこと、ちゃんと知ってる?
信託報酬が安いってホント? 分散投資ってナニ?

※マンガは画像をクリックすると拡大できます。

【ザイ投信グランプリ2024】を発表!本当にいい投資信託だけ表彰!

オルカンの特長1:世界の株に超手軽に分散投資できる!
1本の投資信託で50カ国に投資&銘柄選びの手間いらず

 長い目で見た時に、世界経済は成長し続け、それに伴って世界の株も上昇していくと考えられている。そこで注目を集めるのが「オルカン」だ。特にNISAで大人気。

 オルカンの最大の魅力は、1本で世界の株に分散投資できるところ。約50カ国、およそ3000銘柄を投資対象としている。個別株で買おうとしたら、途方もない労力と資金が必要だが、それを1本の「投資信託」という金融商品で済ませられるのは、画期的だ。

 これだけ幅広い地域に投資していれば、ある国の経済が不調の時に、別の国の好景気が資産の減少を抑えてくれることも期待できる。これを”分散効果”という。

オルカンの特長2:低コストでプロに運用を任せられる!
指数に連動するインデックス型で信託報酬が安い

 超便利なオルカンだが、投資信託を保有中に、毎日かかる「信託報酬(手数料)」が安いのも魅力の一つ。オルカンは「インデックス型投資信託」といって、市場全体の値動きを示す指数に連動するタイプに属する。

 オルカンが連動を目指すのは、下で紹介している全世界株指数。手間がかからない機械的な運用なので、信託報酬も安いのだ。

オルカンの特長3:少額から始められる!
オルカンの特長4:だいたいの金融機関で買える!

 3つ目の魅力はオルカンというよりも投資信託自体の魅力。それは少額で買えること。株はフツー100株単位で注文するので、最低購入額は株価×100株。1銘柄につき安くても数万円の資金が必要だ。

 一方、オルカンをはじめとする投資信託は「金額指定」で注文できる。ほとんどのネット証券は、100円から購入可能だ。これならハードルが低く、初心者でも気軽に挑戦できるだろう。

 また4つ目の魅力は多くの金融機関で買えること。ネット証券だけでなく、対面証券や銀行でも、さまざまな種類のオルカンを扱っている。信託報酬には差はわずかなので気にしすぎないでOKだ。

 とはいえ、同じ指数を対象とした投資信託では原則として運用内容は同じなので、投資信託ごとの当たり外れが出にくい。そのため「コスト(信託報酬)の安さ」を基準に選べばいい。NISAで買えて、特に投資信託の安いオルカンは下の記事でチェック!
【※NISAで買える特に低コストな投資信託はこちら!】
【NISA投信グランプリ2024・番外編】「オルカン」やS&P500型など新NISAで買えるインデックス投信の信託報酬ランキング! 低コスト投信が集結

【※「オルカンの罠」が気になる人はこちら!】
NISAで大人気の「オルカン」の基本と投資初心者が勘違いしやすい“3つの罠”を解説! 全世界株型とはいえ、6割は米国株でリスクも高め、円高では急落の可能性も

※本記事は「ダイヤモンド・ザイ」2024年8月号から一部抜粋・再構成したものです。

関連記事
ダイヤモンド・ザイNISA投信グランプリ[2024年]の記事一覧
ポール・サイ 米国株&世界の株に投資しよう!
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開! 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

人気の株500
米国株150激辛診断
最新理論株価

11月号9月20日発売
定価780円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[人気の株500&米国株150激辛診断]
◎巻頭企画
植田ショック後の日本株の狙い目!

◎第1特集
「買い」「強気」の高配当株は95!暴落に強い株も判明!
人気の株500+Jリート14激辛診断

●儲かる株の見つけ方<1>旬の3大テーマ
第1四半期の利益が高進捗/株価挽回期待/円高追い風
●儲かる株の見つけ方<2>5大ランキング
通期計画を上方修正した株/“稼ぐ力”が強い高ROEの株/配当利回りが高い株
初心者必見の少額で買える株/理論株価よりも割安な株

●儲かる株の見つけ方<3>セクター別平均
配当利回りトップは海運に!
●2024年秋のイチオシ株
10万円株/高配当株/株主優待株/Jリート
●気になる人気株
大型株/新興株/Jリート


◎第2特集
ITはもちろん高配当株や割安株も上がる!
人気の米国株150診断

●米国株大予測!
S&P500指数の今後を予想!
米国経済&業績はどうなる?/利下げでどんな株が上がる?
●Big8を定点観測
●買いのオススメ株
●人気の124銘柄を徹底診断


【別冊付録】
全上場3914社の最新理論株価
理論株価より割安な株は2645銘柄!


◎第3特集
利子で儲ける!
あつまれ!元本確保型商品

●定期預金/個人向け国債/新窓販国債/地方債/社債

 

◎第4特集
攻めと守りで考える!
NISA「オルカン」「S&P500」の次の一手!

●あなたに最適な投資信託を診断!
●攻めの投信:半導体・AI株/インド株/日本の成長株
●攻め&守りの投信:安定株
●守りの投信:金(ゴールド)

 

◎連載も充実!

◆NEWS:桐谷さんなど5人の株の達人から学ぶ暴落相場の必勝法!
◆連載2回目:ZAi編集部の新人・ザイゼンがチャレンジ!目指せ!お金名人
「社会保険って何で払うの? 5つの社会保険でもらえるお金を知ろう!」
◆おカネの本音:鈴木おさむさん(エンジェル投資家&元放送作家)
「51歳で放送作家を引退。投資ファンドをつくり革新的企業を生み出す」
◆マンガ恋する株式相場「大暴落!キモチも株価も乱高下」
◆マンガ「経済データの基本GDPって何?」
◆人気毎月分配型投信100本の「分配金」速報データ!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!


「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

【法人カード・オブ・ザ・イヤー2023】 クレジットカードの専門家が選んだ 2023年おすすめ「法人カード」を発表! 「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報