「オルカンとは何なのか」をマンガで解説! 新NISAで話題沸騰の「全世界株型(オール・カントリー)」投資信託は、低コストで分散投資ができる優れもの!
全世界株型の投資信託、「オルカン」(オール・カントリー)。名前の通り世界の株に投資できて、低コスト。新NISAで大人気の商品だ。2024年1~5月で1兆円超のお金が流入した投資信託もある。
でも、「なんとなく」で選ぶのは危険。まずは、そもそも投資信託って何? オルカンって何? というところから、正しくオルカンのことを理解していこう。
マンガでやさしくわかりやすく解説しているので、これを読むだけであなたも「オルカンマスター」に!
【※関連記事はこちら!】
⇒【NISA投信グランプリ2024・番外編】「オルカン」やS&P500型など新NISAで買えるインデックス投信の信託報酬ランキング! 低コスト投信が集結
※「オルカン」は三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の略称として商標登録されているが、ここでは全世界株型インデックス投資信託の総称として使っている。
「オルカン」のこと、ちゃんと知ってる?
信託報酬が安いってホント? 分散投資ってナニ?
※マンガは画像をクリックすると拡大できます。
オルカンの特長1:世界の株に超手軽に分散投資できる!
1本の投資信託で50カ国に投資&銘柄選びの手間いらず
長い目で見た時に、世界経済は成長し続け、それに伴って世界の株も上昇していくと考えられている。そこで注目を集めるのが「オルカン」だ。特にNISAで大人気。
オルカンの最大の魅力は、1本で世界の株に分散投資できるところ。約50カ国、およそ3000銘柄を投資対象としている。個別株で買おうとしたら、途方もない労力と資金が必要だが、それを1本の「投資信託」という金融商品で済ませられるのは、画期的だ。
これだけ幅広い地域に投資していれば、ある国の経済が不調の時に、別の国の好景気が資産の減少を抑えてくれることも期待できる。これを”分散効果”という。
オルカンの特長2:低コストでプロに運用を任せられる!
指数に連動するインデックス型で信託報酬が安い
超便利なオルカンだが、投資信託を保有中に、毎日かかる「信託報酬(手数料)」が安いのも魅力の一つ。オルカンは「インデックス型投資信託」といって、市場全体の値動きを示す指数に連動するタイプに属する。
オルカンが連動を目指すのは、下で紹介している全世界株指数。手間がかからない機械的な運用なので、信託報酬も安いのだ。
オルカンの特長3:少額から始められる!
オルカンの特長4:だいたいの金融機関で買える!
3つ目の魅力はオルカンというよりも投資信託自体の魅力。それは少額で買えること。株はフツー100株単位で注文するので、最低購入額は株価×100株。1銘柄につき安くても数万円の資金が必要だ。
一方、オルカンをはじめとする投資信託は「金額指定」で注文できる。ほとんどのネット証券は、100円から購入可能だ。これならハードルが低く、初心者でも気軽に挑戦できるだろう。
また4つ目の魅力は多くの金融機関で買えること。ネット証券だけでなく、対面証券や銀行でも、さまざまな種類のオルカンを扱っている。信託報酬には差はわずかなので気にしすぎないでOKだ。
とはいえ、同じ指数を対象とした投資信託では原則として運用内容は同じなので、投資信託ごとの当たり外れが出にくい。そのため「コスト(信託報酬)の安さ」を基準に選べばいい。NISAで買えて、特に投資信託の安いオルカンは下の記事でチェック!
【※NISAで買える特に低コストな投資信託はこちら!】
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【※「オルカンの罠」が気になる人はこちら!】
⇒NISAで大人気の「オルカン」の基本と投資初心者が勘違いしやすい“3つの罠”を解説! 全世界株型とはいえ、6割は米国株でリスクも高め、円高では急落の可能性も
※本記事は「ダイヤモンド・ザイ」2024年8月号から一部抜粋・再構成したものです。
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