来週の日経平均株価の予想レンジを発表!

来週(9/2~6)の日経平均株価の予想レンジは、3万8000~3万9500円! 75日移動平均線を突破すれば強い上昇が期待できるが、米国の重要な経済指標に注意

2024年8月30日公開(2024年8月30日更新)
ラカンリチェルカ(村瀬 智一)
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今週の日経平均株価は、エヌビディアの決算通過後に買いが優勢となり、
上値抵抗線として意識される「75日移動平均線」近くまで上昇!

 今週(8月26〜30日)の日経平均株価は上昇し、最終的に先週末と比べて283.48円(0.74%)高い3万8647.75円で終えました。

■日経平均株価チャート/日足・3カ月
日経平均株価チャート/日足・3カ月日経平均株価チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
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 先週の8月23日、パウエル米・連邦準備理事会(FRB)議長がカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)の講演で、次回9月の米・連邦公開市場委員会(FOMC)において利下げを行うことを強く示唆しました。これを受けて米国の長期金利が低下したことで、為替市場では円買い・ドル売りが強まり、一時1ドル=143円台半ばへと円高に進みました。

■米ドル/円チャート/日足・3カ月
米ドル/円チャート/日足・3カ月米ドル/円チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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 この円高の流れから、週明け8月26日の日経平均株価は下落しました。その後、ドル/円相場が落ち着いたことで翌27日はリバウンド。28日も続伸しましたが、日本時間の29日早朝に予定されていた半導体大手のエヌビディア(NVDA)の決算を見極めたいとする模様眺めムードが強く、狭いレンジで推移する膠着感の強い展開となりました。

 8月29日早朝(現地時間の28日)に発表されたエヌビディアの決算は売上高見通しが予想を上回ったものの、株価は時間外取引で一時8%ほど下落したことから、29日の日経平均株価は下落し、一時3万7970円まで売られました。ただし、決算シーズンを通過したことで押し目狙いの買いが意識されやすかったこともあり、小幅な下落にとどまりました。

 週末の8月30日は、朝方こそ伸び悩みましたが、前日29日にNYダウが最高値を更新したことが支援材料となって日経平均株価は上昇し、心理的な上値抵抗線として意識される75日移動平均線近くでの攻防となりました。

来週の日経平均株価は、75日移動平均線を明確に上放れることで
出遅れているファンドなどが「買い」を強めてくる展開に期待!

【来週の日経平均株価の想定レンジ】
 3万8000 ~ 3万9500円

 
 来週(9月2〜6日)の日経平均株価は、さらなる上昇を意識した展開が期待されます。今週は全体相場への影響力が大きいエヌビディアの決算を控えて慎重姿勢が強まっていましたが、8月29日早朝に大きな波乱もなく通過したことから、来週はリバウンド狙いの買いが入りやすいでしょう

 また、日経平均株価は8月30日の上昇で75日移動平均線を捉えてきました。このまま75日移動平均線を明確に上放れてくるようだと、上昇の勢いが一段と強まりそうです

 特に、8月21~28日は東証プライム市場の売買高が連日で13億株台と薄商いが続いていました。8月23日のパウエルFRB議長の講演と28日のエヌビディアの決算を控えるなかで積極的な売買が手控えられていたことがうかがえます。そのため、買い遅れているファンドなどは、上値抵抗線の突破で買いを強めてくる可能性があります。

 なお、米国では9月3日に8月のISM製造業景況指数、4日に7月の雇用動態調査(JOLTS)求人件数と米・地区連銀経済報告(ベージュブック)、5日に8月の総合購買担当者景気指数(PMI)改定値と8月のISM非製造業景況指数、6日に8月の雇用統計の発表がそれぞれ予定されています。これらの指標の内容によっては金利や為替の動向が影響される可能性はありますが、基本的には9月のFOMCでの利下げ期待が下支えになりそうです

【今週の値上がり率・値下がり率・出来高ランキング】
フルッタフルッタが+69.23%で値上がり率トップ!

 ここからは、今週、値動きが目立った個別銘柄を見ていきましょう。

 今週の値上がり率ランキングのトップはフルッタフルッタ(2586)でした。8月14日に発表した2025年3月期・第1四半期の決算で、営業損益が黒字に転換したことが材料視され急伸。その後、28日に信用取引の増し担保徴収措置の変更が発表されたことで急落する局面もありましたが、週を通して見れば低位材料株に対する個人投資家の物色が活発でした。

 値上がり率2位はKHC(1451)。8月26日にファースト住建(8917)が、KHCに対して完全子会社化を目指したTOBを実施すると発表。TOB価格は1127円で、これにサヤ寄せする形で連日のストップ高となりました。

 値上がり率3位のREVOLUTION(8894)は、8月23日の取締役会において販売用不動産の売却を決議したと発表。2024年10月期・第4四半期の決算に寄与するとして材料視されたようです。株価が2ケタの低位株のため、個人主体の資金が集中した形です。

 一方、今週の値下がり率ランキング1位のゼネラル・オイスター(3224)は、8月28日に株主優待制度を廃止すると発表したことが嫌気されました。
【※関連記事はこちら!】
ゼネラル・オイスター、株主優待の廃止を発表し、夜間取引で21%超も株価が下落! 2024年9月の権利確定分を最後にポイントなどがもらえる株主優待を廃止

 値下がり率2位はプレシジョン・システム・サイエンス(7707)。先週はエムポックス(サル痘)の検査キットの需要が増加するとの思惑から急伸し、値上がり率ランキングのトップでしたが、今週は持ち高調整に伴う換金売りが強まったようです。

■今週の値上がり率 トップ5
順位 先週末比(%) 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
1 +69.23 フルッタフルッタ(東G・2586)
2 +60.57 KHC(東S・1451)
3 +56.00 REVOLUTION(東S・8894)
4 +50.88 アイズ(東G・5242)
5 +50.62 雨風太陽(東G・5616)
■今週の値下がり率 ワースト5
順位 先週末比(%) 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
1 −34.92 ゼネラル・オイスター(東G・3224)
2 −30.44 プレシジョン・システム・サイエンス(東G・7707)
3 −24.88 Will Smart(東G・175A)
4 −20.70 ホームポジション(東S・2999)
5 −19.12 ネクセラファーマ(東P・4565)
■今週の出来高 トップ5
順位 出来高(株) 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
1 782,905,100 NTT(東P・9432)
2 577,213,400 ランド(東S・8918)
3 417,307,500 ジャパンディスプレイ(東P・6740)
4 254,407,400 大黒屋ホールディングス(東S・6993)
5 215,651,500 楽天グループ(東P・4755)

【来週の主要イベント】
米国とドイツのPMI改定値、米国のISM製造業・非製造業と
ベージュブック、雇用統計、ブロードコムの決算などに注目!

 来週は以下のようなイベントが予定されています。

<9月2日(月)>
◆決算:伊藤園(2593)
◆4-6月期四半期法人企業統計調査
◆中8月Caixin担当者景気指数(PMI)
独8月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆欧8月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値

<9月3日(火)>
◆決算:内田洋行(8057)
米8月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
米8月ISM製造業景況指数
◆米7月建設支出

<9月4日(水)>
◆決算:アインホールディングス(9627)
◆中8月Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)
◆独8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆欧8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆欧7月卸売物価指数(PPI)
◆米MBA住宅ローン申請指数
◆米7月貿易収支
◆米7月製造業新規受注
◆米7月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
◆決算:ゲームストップ(GME)ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)

<9月5日(木)>
◆決算:積水ハウス(1928)
◆7月毎月勤労統計調査
◆独7月製造業新規受注
◆欧7月小売売上高
◆米8月チャレンジャー人員削減数
◆米8月ADP雇用統計
◆米8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆米8月総合購買担当者景気指数(PMI)改定値
米8月ISM非製造業景況指数
◆決算:ブロードコム(AVGO)

<9月6日(金)>
◆決算:日本駐車場開発(2353)クミアイ化学工業(4996)
◆7月全世帯家計調査
◆7月景気先行指数/一致指数速報値
◆独7月鉱工業生産
◆独7月貿易収支
◆欧4-6月期四半期域内総生産(GDP)確定値
米8月雇用統計

【来週の注目銘柄】
「SWCC」「TDK」「トリプルアイズ」の3銘柄をピックアップ!

 来週、注目したい銘柄は、この3つです。

SWCC(2024年8月30日時点)
業種 市場・コード 株価 予想PER 実績PBR
非鉄金属 東P・5805 5370円 17.6倍 2.03倍
電力会社の設備増強に伴う需要拡大が期待される
電力インフラ向け電線・ケーブルを主力に、自動車向けや電子部品向け、通信・産業用途向けのケーブル・ワイヤハーネスなどを手掛けています。8月29日、東京電力ホールディングス(9501)が2027年度までに送電網の増強に4700億円を投じ、さらに大型変所も新増設する計画だと報じられました。そのほかにも複数の電力会社がデータセンターや半導体工場の増加に対応して送電網を増強すると報じられており、電気通信設備工事向けの需要拡大が期待されます。株価は、30日にマドを空けて急伸し、19日以来の高値を更新。過熱感が警戒されやすいものの、1998年から続いていた長期的なボトム水準から明確に上放れてきたところであり、上昇余地は大きいと見られます。
最新の株価チャートはこちら(SBI証券公式サイトへ)
TDK(2024年8月30日時点)
業種 市場・コード 株価 予想PER 実績PBR
電気機器 東P・6762 9847円 29.1倍 2.00倍
9月9日の「新型iPhone」の発表に向けて注目度が高まる
電子部品大手です。エヌビディア(NVDA)の決算による大きな波乱の展開はありませんでしたが、次は9月9日に開催予定のアップル(AAPL)の特別イベントに関心が集まっています。このイベントでは生成AI(人工知能)が利用できる新型スマホ「iPhone 16」が発表すると見られています。中国における需要の落ち込みが警戒される一方で、インドでの需要増加が期待されており、新機種の発表を受けてアップルのサプライヤーへの注目度が高まりそうです。株価は、8月5日の急落後はリバウンドを見せましたが、足元では、下向きで推移する25日移動平均線に上値を抑えられる形で調整しています。ただし、週末30日には75日移動平均線からのリバウンドにより再び25日移動平均線を突破しており、リバウンド狙いのタイミングになりそうです。
最新の株価チャートはこちら(SBI証券公式サイトへ)
トリプルアイズ(2024年8月30日時点)
業種 市場・コード 株価 予想PER 実績PBR
情報・通信 東G・5026 1544円 2304.4倍 16.86倍
AI像認識プラットフォーム「AIZE」が好調に推移
AIエンジンによる画像認識プラットフォーム「AIZE」によるサービスの提供などを行うAIソリューション事業を展開しています。AIZE部門における大型受託開発案件の獲得など、AIソリューション事業が好調に推移しているほか、GPUサーバー事業においても足元で大型案件の納品を行っています。8月28日まではエヌビディアの決算を控えてAI関連への物色も手控えられがちでしたが、決算を通過したことで物色が再燃しそうです。株価は緩やかな上昇トレンドが続いており、今週に入って25日・75日移動平均線からの上放れを見せてきました。7月の高値2141円を意識した上昇トレンドが期待できます。
最新の株価チャートはこちら(SBI証券公式サイトへ)

【※今週のピックアップ記事!】
日経平均株価の2025年8月末までの値動きを専門家が予想! 年内には「4万円台」を回復して、2025年中盤には「4万5000円」に到達すると予想する専門家も!

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