◆1月~12月までのお得な株主優待の内容はココでチェック!◆
2024年12月に権利が確定する株主優待の中から
注目すべきお得な銘柄&株主優待内容を徹底調査!
12月の株主優待株は全部で約180銘柄あり、1年の中では3番目に多い月だ。ライオン(4912)やアース製薬(4985)などの自社商品詰め合わせがもらえる銘柄をはじめ、ヒューリック(3003)や内外トランスライン(9384)などカタログギフトの人気銘柄、さらに今回から株主優待を再開したペッパーフードサービス(3053)、新たに株主優待を導入した魁力屋(5891)など、注目すべき株主優待が多数揃っている。また、「QUOカード」などの金券類がもらえる銘柄に目を向けると、配当+株主優待利回りが5%超の銘柄も複数ある。
株主優待の内容や必要投資額、株主優待利回り、配当利回りに加えて、直近の業績動向や株価も確認した上で、豊富な銘柄の中から目当ての株主優待をしっかり絞り込もう!
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⇒「12月に権利が確定する株」の配当利回りランキング!利回り7.3%の「ガイアックス」、利回り6.7%の「 日本パワーファスニング」など、高配当株50銘柄を紹介!
新製品中心のライオン、カタログギフトのヒューリックなど、
「モノ」がもらえる定番の株主優待7銘柄をピックアップ!
まずは、自社取り扱い商品の詰め合わせや、欲しい商品を自分で選べるカタログギフトなど、「モノ」がもらえる株主優待の中から定番と言える7銘柄を紹介しよう。
■自社商品詰め合わせや選べるギフトの定番7銘柄! | ||||
最低投資額 | 株主優待+ 予想配当利回り |
株主優待利回り | 予想配当利回り | 詳細情報 |
◆ノバレーゼ(9160) 【確定月】12月 | ||||
3万6400円 | 5.49% | 5.49% | ー | |
【株主優待内容】 100株で2000円相当の特選ギフト、500株で3500円相当、1000株で5000円相当、5000株で1万円相当、1万株以上で2万円相当のWeb型カタログギフト。他に、食事割引券(20%引)2枚 |
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【備考】前回の特選ギフトは「もなかSOUP(味噌汁)」と「フィナンシェ(焼き菓子)」のセット、Web型カタログギフトはグルメや雑貨などをラインアップ。食事割引券は、ブロスダイニングのレストラン及び自社運営の婚礼施設での一般飲食営業時に利用可。長期保有優遇制度があり、3年以上の継続保有で、優待券を2枚追加 | ||||
◆ポーラ・オルビスホールディングス(4927) 【確定月】12月 | ||||
13万6400円 | 4.91% | 1.10% | 3.81% | |
【株主優待内容】 株主優待ポイントを、100株で15ポイント、400株で60ポイント、1200株で80ポイント、2000株以上で100ポイント(1ポイント=100円) |
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【備考】株主優待ポイントは、複数の商品(スキンケア商品など)から好みのものと交換可能。長期保有優遇制度があり、3年以上の継続保有で区分ごとに20ポイント(2000円相当)を追加 | ||||
◆ヒューリック(3003) 【確定月】12月 | ||||
43万950円 | 4.46% | 0.70% | 3.76% | |
【株主優待内容】300株以上で3000円相当のグルメカタログギフト | ||||
【備考】長期保有優遇制度があり、3年以上の継続保有で3000円相当の商品を2点選択可。来期からは株主優待を変更予定 | ||||
◆ダイキアクシス(4245) 【確定月】12月 | ||||
35万8000円 | 4.19% | 0.84% | 3.35% | |
【株主優待内容】 株主優待ポイントを、500株で3000ポイント、600株で4000ポイント、700株で5000ポイント、800株で6000ポイント、900株で7000ポイント、1000株で8000ポイント、2000株で2万ポイント、3000株以上で4万ポイント(1ポイント=1円相当) |
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【備考】ポイント数に応じて食品、電化製品、ギフト、旅行・体験など5000種類以上の商品と交換可(プレミアム優待倶楽部)。長期保有優遇制度があり、1年以上の継続保有で付与ポイントが1.1倍。共通株主優待コインに交換すると、他のプレミアム優待倶楽部のポイントと合算も可能 | ||||
◆内外トランスライン(9384) 【確定月】12月 | ||||
28万7000円 | 3.48% | 0.52% | 2.96% | |
【株主優待内容】 100株で1500円相当、200株で2500円相当、4000株以上で5000円相当のカタログギフト |
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【備考】カタログギフトは、グルメ商品を中心に生活用品、防災用品など区分ごとに20品(今期分は公表済み) | ||||
◆アース製薬(4985) 【確定月】12月/6月 | ||||
53万9000円 | 2.97% | 0.74% | 2.23% | |
【株主優待内容】 6月は100株で2000円相当、1000株以上で3000円相当、12月は100株以上で2000円相当の自社製品詰め合わせ |
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【備考】昨年12月分の株主優待品は、「マモルームエッセンス 虫よけスティック」「サラテクト ACT FIT カードタイプ」「きき湯 重曹カルシウム炭酸湯」など全4品。6月は、100株を3年以上の継続保有で株主優待金額が3000円相当にグレードアップ | ||||
◆ライオン(4912) 【確定月】12月 | ||||
17万3450円 | ー | ー | 1.56% | |
【株主優待内容】 100株以上で、新製品を中心とした自社製品詰め合わせ |
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【備考】前回は「システマハグキプラスハミガキ」「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」「NANOX one PRO」など計5点。来期からは株主優待を変更予定 | ||||
※株主優待内容、最低投資額、利回りは11月15日終値時点 |
最初に取り上げるのは、昨年から株主優待を導入して“定番"と言うにはまだ早いが、必要投資額が3万円台と手頃なこともあり、注目度の高いノバレーゼ(9160)だ。
株主優待の内容は、100株以上で2000円相当の特選ギフト、500株以上で3500円相当、1000株以上で5000円相当、5000株以上で1万円相当、1万株以上で2万円相当のWeb型カタログギフト。ほかに、100株以上で指定レストランの食事代金が20%割引になる食事割引券2枚(3年以上の継続保有なら4枚)がもらえる。
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権利獲得に必要な最低投資額は3万6400円(11月15日終値で計算、以下同)。無配だが、株主優待利回りだけで5.49%と、かなりの高利回りなのも嬉しい。
食品系に狙いを定めるなら、複数の商品からほしいものを選択できるカタログギフトの株主優待もおすすめだ。ヒューリック(3003)は、300株以上で3000円相当のグルメカタログギフトがもらえて、フルーツや総菜、飲料品など300点以上(昨年実績)という豊富な選択肢の中から、好みの品をチョイスできる。配当+株主優待利回りは4.46%と、なかなかの高利回りだ。なお、来年以降は株主優待の獲得の条件が変わり、300株以上を2年以上継続保有する必要がある。
また、内外トランスライン(9384)はグルメ商品に加えて生活用品や防災用品など、保有区分ごとに20品から選べる。選択肢はやや少ないが、すでに今回12月分の商品は確定済みのため、目当ての商品を確認した上で投資できるのはメリット。たとえば100株保有の場合は、20品中15品が食料や飲料で、具体的には「アサヒ飲料のウェルチギフト」「じっくり煮込んだデミグラスハンバーグ」「喜多方“生”ラーメン」などがラインナップされている。
なるべく多くの選択肢から選びたい人は、ポイント制のカタログギフト「プレミアム優待倶楽部」の株主優待を導入している銘柄を選ぶとよいだろう。ポイント数に応じて選べる商品数は限られるが、食品をはじめ、電化製品、体験型ギフトなど全5000種類以上が用意されている。
12月は10銘柄以上が「プレミアム優待倶楽部」を採用しているが、必要投資額や付与されるポイント数、利回りなどを考慮して1銘柄選ぶとすると、ダイキアクシス(4245)がよいかもしれない。権利獲得に必要な最低投資額は35万8000円で、3000ポイント(=3000円相当)が付与され、配当+株主優待利回りは4.19%となっている。
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⇒「プレミアム優待倶楽部」株主優待利回りランキング! 76銘柄の配当+優待利回り(2024年11月時点)を比較して最もお得な「プレミアム優待倶楽部」銘柄を公開!
ところで、これまで12月はビール大手3社が揃って株主優待を実施していたが、アサヒグループホールディングス(2502)は今回から株主優待を廃止、キリンホールディングス(2503)は株主優待の権利獲得に継続保有が必須条件になり、優待品の額面も変更になった(※今回のみ3カ月以上の継続保有、次回からは1年以上。100株の優待品の額面は1000円相当⇒500円相当に変更)。
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⇒キリンホールディングス(2503)、株主優待を変更! 今後は1年以上の保有が必須となり、100株を1年以上保有でもらえる優待品が500円相当と従来から半減!
サッポロホールディングス(2501)の株主優待に変更はないが、最低投資額は79万1000円と高額で、配当+株主優待利回りは0.79%とかなり低いため、あえて狙うかどうかはよく検討したほうがよさそうだ。
化粧品に興味がある人には、付与された株主優待ポイント数に応じて、複数の化粧品などから好きなものと交換できるポーラ・オルビスホールディングス(4927)がおすすめ。前回の100株保有時は、ボディシャンプーや日焼け止めセットなど5種類の選択肢が用意されていた。あくまで昨年の場合ではあるが、男性向けスキンケアセットもあり、誰でも利用しやすい株主優待だったと言える。しかも、配当+株主優待利回りは4.91%とかなり高めだ。
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⇒ポーラ・オルビスHD、2023年12月の株主優待の内容を発表! 例年どおり、ポーラやTHREEなどの化粧品がもらえる!
アース製薬(4985)とライオン(4912)の株主優待品は、日々の暮らしに欠かせない自社の日用品の詰め合わせだ。アース製薬のほうは12月と6月の年2回実施で、12月は100株以上で一律2000円相当の品がもらえる。昨年12月の場合は「マモルームエッセンス 虫よけスティック」「きき湯 重曹カルシウム炭酸湯」など4品だった。配当+株主優待利回りは2.97%で、まずまずの水準となっている。
ライオンは毎回、新製品を中心とした詰め合わせとなっていて、昨年は「システマハグキプラスハミガキ」「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」「NANOX one PRO」など5点だった。優待品の額面は公表していないが、ネット通販などの価格を独自に調べた結果、1800~2000円程度と推定できる。仮に、株主優待品を1800円相当とした場合、配当+株主優待利回りは2.60%だ。なおライオンは、2025年12月以降は1年以上の継続保有が株主優待の権利獲得の条件になる。
株主優待を再開したかんなん丸にペッパーフードサービス、
定番のすかいらーくHDなど、お得な「株主優待券」の8銘柄!
次に、外食や買い物などをお得に楽しめる株主優待券がもらえる銘柄の中から、ニュース性があるものや利回り、人気度が高い8銘柄を紹介する。
■外食や買い物がお得になる「株主優待券」の注目8銘柄! | ||||
最低投資額 | 株主優待+ 予想配当利回り |
株主優待利回り | 予想配当利回り | 詳細情報 |
◆かんなん丸(7585) 【確定月】12月/6月 | ||||
4万8600円 | 8.23% | 8.23% | ー | |
【株主優待内容】 ①自社飲食券②ジェフグルメカードのどちらかを、100株で①2000円分②500円分、300株で①5000円分②1000円分、500株で①8000円分②2000円分、1000株以上で①1万5000円分②4000円分 |
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【備考】今回から株主優待を再開。自社飲食券は、「庄や」「日本海庄や」など自社店舗各店で利用可。株主優待利回りは自社飲食店で計算 | ||||
◆バリューHR(6078) 【確定月】12月 | ||||
18万3700円 | 6.31% | 4.95% | 1.36% | |
【株主優待内容】 100株以上で、健康管理サービス「バリューカフェテリア」システムの年会費6600円が1年間無料。また、カフェテリアポイントを100株で2500ポイント、200株で5000ポイント、300株で7500ポイント、500株で1万ポイント、1000株で1万5000ポイント、2000株以上で3万ポイント(1ポイント=1円相当) |
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【備考】健康診断、各種検査などの補助のほか、健康行動を支援する2万点以上の商品・サービスに利用可。長期保有優遇制度があり、1年以上、3年以上の継続保有で区分ごとにポイントの追加あり。100株保有時は1年で3500ポイント、3年以上で5000ポイントが増額される | ||||
◆ルックホールディングス(8029) 【確定月】12月 | ||||
25万4400円 | 5.50% | 1.57% | 3.93% | |
【株主優待内容】 100株で4000円分、400株以上で8000円分の株主優待商品券 |
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【備考】株主優待商品券は自社オンラインストア、一部実店舗で利用可。「お得なお楽しみ詰め合わせパック」も用意。長期保有優遇制度もあり、3年以上の継続保有で区分ごとに株主優待金額が1.25倍に増額 | ||||
◆ペッパーフードサービス(3053) 【確定月】12月 | ||||
9万4000円 | 3.19% | 3.19% | ー | |
【株主優待内容】 ①食事券②自社商品のいずれかを、500株で3000円相当、5000株で6000円相当、1万株以上で9000円相当 |
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【備考】今回から株主優待を再開 | ||||
◆物語コーポレーション(3097) 【確定月】12月/6月 | ||||
35万3000円 | 3.00% | 1.98% | 1.02% | |
【株主優待内容】 100株以上で3500円分の株主食事優待券 |
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【備考】「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」「二代目丸源」など自社グループ店舗で利用可(「焼きたてのかるび」を除く)。持ち帰り商品には使用不可 | ||||
◆すかいらーくホールディングス(3197) 【確定月】12月/6月 | ||||
22万8000円 | 2.52% | 1.75% | 0.77% | |
【株主優待内容】 100株で2000円分、300株で5000円分、500株で8000円分、1000株以上で1万7000円分の株主優待カード |
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【備考】「ガスト」「バーミヤン」など自社グループ店舗で、500円単位で利用可能(一部除外店舗あり)。テイクアウト利用は可、売店商品の利用は不可 | ||||
◆パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532) 【確定月】12月/6月 |
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36万9700円 | 2.00% | 1.08% | 0.92% | |
【株主優待内容】 100株以上で、自社グループの電子マネー「majica」を2000ポイント(1ポイント=1円) |
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【備考】国内の「ドン・キホーテ」「アピタ」「ピアゴ」などmajica加盟店で利用可。ポイントの受け取りには「majicaアプリ」への会員登録が必要 | ||||
◆魁力屋(5891) 【確定月】12月/6月 | ||||
18万1200円 | 1.98% | 1.10% | 0.88% | |
【株主優待内容】 100株以上で、1000円分の優待券(電子チケット)を1枚 |
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【備考】今回から株主優待を新設。「魁力屋」各店で利用可 | ||||
※株主優待内容、最低投資額、利回りは11月15日終値時点 |
コロナ禍に株主優待を一時休止し、今回から株主優待を復活したのが「庄や」や「日本海庄や」などの飲食店をFC展開しているかんなん丸(7585)だ。休止前とは権利月や株主優待内容が変わっていて、人気のあった産直品カタログは残念ながらなくなっている。今回からの内容は、自社飲食券かジェフグルメカードの二択で、100株保有時は自社飲食券なら2000円分、ジェフグルメカードなら500円分がもらえる。
無配だが、自社飲食券を選んだ場合の株主優待利回りは8.23%と非常に高利回りだ。また、ジェフグルメカードを選ぶと株主優待利回りは2.06%。高利回りとは言えないが、ジェフグルメカードがもらえる12月優待株はほかにないため、ジェフグルメカードを狙っている人は検討してみてもよさそうだ。
2022年に株主優待を廃止したペッパーフードサービス(3053)も、再開の要望が強いことや、日頃の支援に感謝するには株主優待が適切として、今回から株主優待を再開する。こちらも、権利日や株主優待の内容は変更していて、12月権利月で500株以上が対象になる。500株の場合は3000円相当の食事券または自社商品のどちらかで、株主優待利回りは3.19%と比較的高めだ。
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⇒ペッパーフードサービス(3053)、株主優待を変更!2024年12月末から再開される株主優待の優待品として、自社商品ではなく同額の食事券の選択も可能に!
一方、「京都背脂醤油」ラーメンを提供している魁力屋(5891)は、今回から株主優待を新設。100株以上で1000円分の優待券(電子チケット)が、12月と6月にそれぞれ1枚もらえる。配当+株主優待利回りは1.98%と、高利回り銘柄も多い外食系優待の中にあっては低めの数値だが、ラーメン好きなら押さえておきたい銘柄と言えるかもしれない。
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⇒ラーメンの魁力屋(カイリキヤ)、株主優待を新設!100株の保有すると、6月と12月の年2回、自社店舗で使える1000円分の優待券(電子チケット)がもらえる!
定番の外食系優待では、物語コーポレーション(3097)とすかいらーくホールディングス(3197)の2銘柄も外せない。どちらも12月と6月の年2回実施で、物語コーポレーションは「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」など、すかいらーくホールディングスは「ガスト」をはじめ「バーミヤン」や「ジョナサン」など、バラエティに富んだ外食業態で利用できる。
買い物系では、アパレルや生活雑貨の輸入販売などを行うルックホールディングス(8029)に注目しよう。4000円分の株主優待商品券がもらえて、配当+株主優待利回りは5.50%に達する。株主優待商品券は、自社オンラインストアや一部の実店舗で使えるが、お得度が高いのは「お得なお楽しみ詰め合わせパック」の利用だ。「マリメッコ」や「SCAPA」など4つのブランドから1つを選択すると、4000円分の優待商品券で1万円相当がもらえるなど、優待金額以上の内容をセットにした商品を受け取ることができる。
食品や雑貨、日用品、衣類など幅広い買い物に使うなら、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)の株主優待がおすすめだ。100株以上の保有で「ドン・キホーテ」や「MEGAドン・キホーテ」「アピタ」などで使える同社の電子マネー「majica」が2000ポイント(=2000円分)付与される。1円単位で利用できるため、無駄なくポイントを利用できるのもうれしい。
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⇒【株主優待】2024年・秋の「おすすめ優待株」を紹介! 自社製品がもらえる「キユーピー」や電子マネー贈呈の「パン・パシフィック・インターナショナルHD」に注目
バリューHR(6078)は、外食や買い物とはまったく異なるタイプの株主優待を実施している。個人で利用できる福利厚生サービスの「バリューカフェテリア」の年会費6600円が無料になるほか、カフェテリアポイント2500円相当が付与される。ポイントは、健康診断や人間ドックなどに利用できるほか、健康食品や日用品などとの交換や、dポイントとの交換も可能だ。
年間3万円分の「QUOカード」がもらえるグランディーズほか、
配当+株主優待利回りが3%台後半以上の高利回り金券優待8銘柄!
最後は「QUOカード」に代表される金券の株主優待を見ていこう。今回は、投資額25万円以下で配当+株主優待利回りが3%台後半以上の6銘柄に加えて、年間3万円分という高額の「QUOカード」がもらえる新設優待2銘柄を取り上げる。
■25万円以下で買える高利回り金券6銘柄+高額QUOカード2銘柄! | ||||
最低投資額 | 株主優待+ 予想配当利回り |
株主優待利回り | 予想配当利回り | 詳細情報 |
◆グランディーズ(3261) 【確定月】12月/6月 | ||||
60万500円 | 6.67% | 5.00% | 1.67% | |
【株主優待内容】 500株以上で1万5000円分のQUOカード |
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【備考】今回から株主優待を新設 | ||||
◆AI CROSS(4476) 【確定月】12月/6月 | ||||
52万3800円 | 5.73% | 5.73% | ー | |
【株主優待内容】 300株以上で1万5000円分のQUOカード |
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【備考】今回から株主優待を新設 | ||||
◆マーキュリアホールディングス(7347) 【確定月】12月 | ||||
7万9500円 | 5.29% | 2.52% | 2.77% | |
【株主優待内容】 100株以上で2000円分のQUOカード |
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【備考】今回から株主優待を新設 | ||||
◆シークス(7613) 【確定月】12月 | ||||
11万1800円 | 5.18% | 0.89% | 4.29% | |
【株主優待内容】 100株で1000円分、500株で2000円分、1000株以上で3000円分の大手カード会社のギフトカード |
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【備考】昨年はVJAギフトカード。長期保有優遇制度があり、100株以上を1年以上継続保有した場合は、抽選で10名を自社海外工場の視察を含む旅行に招待 | ||||
◆ミヨシ油脂(4404) 【確定月】12月 | ||||
14万3900円 | 4.86% | 0.69% | 4.17% | |
【株主優待内容】 100株以上で1000円分のQUOカード |
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【備考】特になし | ||||
◆ベルパーク(9441) 【確定月】12月/6月 | ||||
17万200円 | 3.77% | 1.18% | 2.59% | |
【株主優待内容】 100株以上で、1000円分のQUOカードと株主優待券1枚 |
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【備考】株主優待券の利用で、「結婚相談所ベルブライド」の初期費用分(入会金・登録料)が無料 | ||||
◆小田原機器(7314) 【確定月】12月 | ||||
12万4500円 | 3.70% | 1.61% | 2.09% | |
【株主優待内容】 100株で2000円分、500株以上で3000円分のQUOカード |
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【備考】特になし | ||||
◆TRUCK-ONE(3047) 【確定月】12月 | ||||
20万8500円 | 3.60% | 1.44% | 2.16% | |
【株主優待内容】 500株以上で3000円分のQUOカード |
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【備考】設立35周年記念で今回のみの実施 | ||||
※株主優待内容、最低投資額、利回りは11月15日終値時点 |
まずチェックしたいのが、年間3万円分の「QUOカード」がもらえる2銘柄、グランディーズ(3261)とAI CROSS(4476)だ。どちらも今回からの新設銘柄で、12月と6月に各1万5000円分の「QUOカード」がもらえる。
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⇒グランディーズ、株主優待を新設! 500株で1万5000円分の「QUOカード」が年2回(合計3万円分)もらえる!
必要投資額はグランディーズが60万500円、AI CROSSは52万3800円とかなり高いが、高額の「QUOカード」がもらえるだけでなく、配当+株主優待利回りもグランディーズは6.67%、AI CROSSは5.73%と非常に高い。ただし、どちらも株主優待の導入発表後、株価がかなり上昇しているので、高値掴みには気をつけよう。
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⇒AI CROSS、「QUOカード」の株主優待を新設! 300株以上の保有で6月末と12月末の年2回で合計3万円分の「QUOカード」がもらえる!
マーキュリアホールディングス(7347)も、今回から株主優待を新設した銘柄だ。こちらは必要投資額が7万9500円とお手頃で、2000円分の「QUOカード」がもらえる。しかも、配当+株主優待利回りは5.29%とかなり高めで、投資額を抑えつつ高利回りの「QUOカード」優待株を狙いたいという人にはおすすめと言えるだろう。
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⇒マーキュリアホールディングス、株主優待を新設! 12月末に100株以上の保有で2000円分の「QUOカード」がもらえることに!
また、福証Q-Boardに上場しているTRUCK-ONE(3047)は、設立35周年記念として500株以上で3000円分の「QUOカード」がもらえる株主優待を今回のみ実施する。なお、TRUCK-ONEはここ数年「QUOカード」がもらえる株主優待を毎年実施しているが、例年は1000円分となっている。
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⇒TRUCK-ONE、「QUOカード」の記念株主優待を実施! 2024年12月末に500株を保有すると、通常の株主優待との合計で4000円分の「QUOカード」がもらえる!
ミヨシ油脂(4404)、ベルパーク(9441)、小田原機器(7314)は、いずれも必要投資額は10万円台。ミヨシ油脂の株主優待品は1000円分の「QUOカード」だが、3銘柄の中ではもっとも配当+株主優待利回りが高く、4.86%となっている。
ベルパークと小田原機器はどちらも年間2000円分の「QUOカード」がもらえるが、ベルパークが12月と6月に各1000円分なのに対して、小田原機器は12月の1回で2000円分がもらえる。配当+株主優待利回りはどちらも3.7%台だ。利回り重視なのか「QUOカード」の額面重視なのか、また年1回がいいのか2回もらいたいのかなど、好みに合わせて選ぶとよいだろう。
シークス(7613)は、取り上げた8銘柄のうちで唯一、株主優待品が大手カード会社のギフトカードとなっている(昨年は「VJAギフトカード」)。ギフトカードは「QUOカード」を使えない百貨店やスーパーなどで使えるので、百貨店などでの買い物が多いという人には、こちらが便利かもしれない。また、ユニークな長期保有の優遇制度もあり、1年以上継続保有した場合は、抽選で10名が自社海外工場の視察を含む旅行に招待される。
権利確定日と権利付最終売買日も確認しておこう。12月31日は取引がないため、12月末が権利日の銘柄は実質30日(月)が権利日で、その2営業日前の26日(木)が最終売買日になる。なお、ヒューリック(3003)、ペッパーフードサービス(3053)、グランディーズ(3261)、AI CROSS(4476)、TRUCK-ONE(3047)の各銘柄は、株主優待を獲得するには複数単元が必要になる。
株主優待の数が多い月はうっかりミスも多くなるので、購入前には最終売買日と必要単元数の再確認をお忘れなく!
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 |
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