↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓ | ||||||
●防災用品 | ●チャットGPT | ●EV(電気自動車) | ||||
●PBR1倍割れ | ●生成AI | ●ライドシェア | ||||
●AI医療 | ●インバウンド | ●再生可能エネルギー | ||||
●株主優待 | ●半導体 | ●円安・ドル高 | ||||
●米株/大型優良株 | ●米株/燃料電池 | ●米株/大手IT株 | ||||
●米株/高配当株 | ●米株/天然ガス | ●米株/ディフェンシブ株 |
世界最大のスポーツ実況データ配信企業「スポートレーダー」が、
近くナスダックに新規株式公開(IPO)することを発表!
今週は、近くナスダックに新規株式公開(IPO)するスポートレーダー(Sportradar、ティッカーシンボル:SRAD)を紹介します。
スポートレーダーは、スイスに本社を置く、売上高ベースでは世界最大のスポーツ実況データ配信企業です。具体的には、自社開発したスポーツ実況プラットフォームを使い、メディアやスポーツ・ベッティング会社などに対して信頼できるゲームスコアやデータをリアルタイムで配信します。スポートレーダーは、そうしてコンテンツを配信した見返りとして、取引先企業の売上高の一部を折半する契約を定期購読の形で締結します。
そんなスポートレーダーが8月15日、米国の証券取引委員会(SEC)に対してIPOに関する書類を提出したと発表しました。上場先はナスダック、ティッカーシンボルは「SRAD」になる予定です。現時点ではまだ詳しい発行条件は決まっていません。
スポーツ中継では、データのグラフ化やAR化が必要不可欠に。
スポーツ・ベッティングの市場も急速に拡大中!
最近のスポーツファンは、単にテレビの前に座ってゲームを視聴するだけでは飽き足らず、スマホなど別のデバイスからもゲームのリアルタイムデータにアクセスし、スコア分析やベッティングを楽しみます。このため、スポーツに関するデータのグラフ化やAR(拡張現実)化が必要不可欠になりつつあります。
スポーツ市場は、2019年時点で1840億ドルありました。しかし、その多くは受動的なテレビ放映などであり、イノベーションが望まれています。ゲーミフィケーション、データ・ビジュアライゼーション、ARなどをスポーツ実況中継に持ち込む試みは、まだ始まったばかりです。
また、スポーツ・ベッティング(スポーツに対する賭け事)に関しても、今や世界的に認可される方向にあり、新しい商機が出現しています。
さまざまなベッティング(賭け事)チャンネルの中で、スポーツ・ベッティングは年率+50%と最も急成長しているカテゴリーで、その市場規模は410億ドルになります。スポーツ・ベッティングに対する規制緩和は欧州が先行しており、米国は遅れています。その関係で米国での市場規模は、現在10億ドルに過ぎません。しかし、新型コロナウイルスが州政府の財政を直撃したことから、今、オンラインの賭け事を許可する州が増えています。
900のスポーツ・ベッティング業者と350のテレビ局などに
正確で信頼できるスコアやデータを安定的に配信
リアルタイムでのゲームスコアやデータの提供者として信頼を得るには、まず公式データを配信できる立場を確保しなければいけません。
スポートレーダーは150のスポーツリーグと業務提携し、リアルタイムの動画をコンピュータ・ビジョン(勝敗や不正などをAIで判定する機能)を利用しながら収録する権利を得ています。
正確な公式スコアは、ロー・レイテンシー(通信の遅延が少ないこと)かつ安定して世界中に配信される必要がありますが、スポートレーダーは、それを可能にするための最新鋭の技術を持っています。さらに、スポートレーダーのデータ・インフラストラクチャーでは、AIや機械学習が活躍しています。
また、ベッティング業者からは、掛金データの提供を受けており、それをスポートレーダーがリアルタイムで世界中に再配信します。さらに、マスコミなどのメディア企業からは、視聴者にまつわる統計の提供を受けています。
このようにして、正確で信頼できるスコアやデータを900のスポーツ・ベッティング業者と350のテレビ局、その他のメディア企業に配信しているのです。
具体的に、スポートレーダーは「対戦前オッズ」「ライブ・データ」「ライブ・オッズ」「マネージド・トレーディング」「マネージド・プラットフォーム」「バーチャル・ゲーム」「シミュレーテッド・リアリティー」「ベッティング・エンターテインメント・ツール」「インテグリティー、アナリティックス」などのサービスを提供しています。
NBAやメジャーリーグなどのスポーツ連盟と提携!
過去5年間の売上高成長率は年率+25%に
スポートレーダーは現在、ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)やメジャーリーグ・ベースボール(MLB)、国際テニス連盟(ITF)、フォーミュラ1(F1)など、幅広いスポーツ連盟と提携しています。
2020年末におけるスポートレーダーの顧客企業数は1612社で、ダラー・ベースト・ネット・リテンション率(ドル建ての売上膨張率)は118%でした。
2020年の売上高は4.05億ユーロで、過去5年間の売上高成長率は年率+25%になります。2020年の修正フリー・キャッシュフローは1480万ユーロ、過去5年の修正フリー・キャッシュフロー成長率は+26.5%でした。また、2020年の修正EBITDAマージンは19.0%になります。
「新型コロナによるゲームの中止」や「スポーツチームからの解約」
「スポーツ・ベッティングに対する世間の反発」などが事業リスク
スポートレーダーの競合他社には、ジーニアス・スポーツ、スタッツ・パフォーム、IMGアリーナ、ベットコンストラクトが挙げられます。
事業のリスクとしては、まず新型コロナウイルスの感染拡大でゲームが中止になる危険性があります。次に、スポーツチームから解約されるリスクや、スポーツ・ベッティングが過熱しすぎると世論の反発が予想されます。さらに、競合他社にビジネスを奪われるリスクや、提供するデータの信頼性がユーザーから疑われるリスク、ハッキング・リスク、サービス中断リスクなどが考えられます。
なお、スポートレーダーはアマゾン(ティッカーシンボル:AMZN)のAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)を利用しています。
【今週のまとめ】
スポーツ実況データ配信のニーズが高まるなか、
今後の成長が期待できる「スポートレーダー」のIPOに注目!
スポートレーダーは、信頼できるゲームスコアやデータをメディアやスポーツ・ベッティング会社などに対し配信しています。スポーツ実況データ配信会社としては世界最大で、すでに黒字化を果たしています。
テレビのスポーツ中継では、データのグラフ化やAR化が必要不可欠です。また、スポーツ・ベッティング市場は年々拡大しており、この先も成長が期待できます。
そんなスポートレーダーのIPOは、まだ詳しい発行条件などは決まっていませんが、ぜひ注目しておくといいでしょう。
【※関連記事はこちら!】
⇒【証券会社おすすめ比較】外国株(米国株、中国株、ロシア株、韓国株など)の取扱銘柄数で選ぶ!おすすめ証券会社
【※今週のピックアップ記事はこちら!】
⇒「つみたてNISA」で「米国株」に投資できる、もっともおすすめの投資信託を発表! S&P500やNYダウなど米国株の指数の特徴や、米国株投信のリスクも紹介!
⇒日経平均株価の「2022年7月」までの値動きを予測! 一時2万7000円を割れた日経平均株価だが、2021年の年末に3万円を回復、2022年7月に3万3000円も!
↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓ | ||||||
●防災用品 | ●チャットGPT | ●EV(電気自動車) | ||||
●PBR1倍割れ | ●生成AI | ●ライドシェア | ||||
●AI医療 | ●インバウンド | ●再生可能エネルギー | ||||
●株主優待 | ●半導体 | ●円安・ドル高 | ||||
●米株/大型優良株 | ●米株/燃料電池 | ●米株/大手IT株 | ||||
●米株/高配当株 | ●米株/天然ガス | ●米株/ディフェンシブ株 |
【※米国株を買うならこちらの記事もチェック!】
⇒米国株投資で注意が必要な「為替」と「税金」とは?「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」で投資をして、口座内に「米ドル」を残さないのがポイント!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2023年12月1日時点】
「米国株」取扱数が多いおすすめ証券会社 |
◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約5250銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)※買付時の為替手数料が無料/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【マネックス証券のおすすめポイント】 約5250銘柄の米国株を取り扱っており、銘柄数はトップクラス! 買付時の為替手数料が0円(売却時は1ドルあたり25銭)なので、実質的な取引コストを抑えることができる。さらに、外国株取引口座に初回入金した日から20日間は、米国株取引手数料(税込)が最大3万円がキャッシュバックされる。米国ETFの中で「米国ETF買い放題プログラム」対象17銘柄は実質手数料無料(キャッシュバック)で取引が可能。米国株は、時間外取引に加え、店頭取引サービスもあり日本時間の日中でも売買できる。なお、NISA口座なら日本株の売買手数料が無料なのに加え、外国株(海外ETF含む)の購入手数料も全額キャッシュバックされて実質無料! 企業分析機能も充実しており、一定の条件をクリアすれば、銘柄分析ツール「銘柄スカウター米国株」が無料で利用できる。 |
|
【関連記事】 ◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル! |
|
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約5550銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【SBI証券のおすすめポイント】 ネット証券最大手だけあって、米国、中国(香港)、韓国、ロシアからアセアン各国(ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア)まで、外国株式のラインナップの広さはダントツ! 米国株は手数料が最低0米ドルから取引可能で、一部米国ETFは手数料無料で取引できる。米ドルの為替レートは「片道25銭」と他の証券会社と同じレベルだが、住信SBIネット銀行の外貨預金口座から入金すれば「片道4銭」で両替可能。差額の21銭は1ドル=108円なら約0.19%に相当するので、かなりお得だ。あらかじめ設定した金額か株数(口数)で定期的に買付する「米国株式・ETF定期買付サービス」が便利。 NISA口座なら、日本株の売買手数料だけでなく、海外ETF(米国・中国・韓国)の買付手数料も無料に。米国企業情報のレポート「One Pager」、銘柄検索やソートに使える「米国株式決算スケジュールページ」や「米国テーマ・キーワード検索」、上場予定銘柄を紹介する「IPOスピードキャッチ!(米国・中国)」など情報サービスも多彩。また、2021年4月から米国株式取引専用の「米国株アプリ」が登場した。インドネシアやタイなどのアセアン各国に関しては、主要約70銘柄の個別企業レポート「ASEANアナリストレポート」を提供している。 |
|
【関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
|
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約5200銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【楽天証券おすすめポイント】 米国、中国(香港)、アセアン各国(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)と、幅広い銘柄がそろっているうえ、海外ETFの取り扱い数も、米国ETF約350本を含む、約400本と業界No.1! 所定の米国ETF9銘柄については買付手数料が無料で取引ができる。米国株式の注文は、最大90日先まで指値注文が有効で、「約定通知メール」サービスとあわせて利用すると便利。米国株の注文受付時間が、土日、米国休場を含む日本時間の朝8時~翌朝6時と長いので、注文が出しやすいのもメリット。アセアン株式の情報も充実。財務分析でよく使われるPERなどの主な指標、過去5年間の業績推移や今後2年間の業績予想もチェックが可能だ。NISA口座なら買付手数料が無料(売却時の手数料は必要)なのもメリットだ。取引から情報収集までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名。さらに、スマホ向けトレードアプリ「iSPEED」でも米国株取引が可能になった。ツール内では日経新聞の記事を無料で読むこともできる。 |
|
【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が見やすい! |
|
◆DMM.com証券(DMM株) ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約2500銘柄 | 無料 |
【DMM.com証券おすすめポイント】 2019年12月に米国株の売買手数料を完全に無料化したことで、取引コストに関しては一歩リード!ただし、配当金が円に両替される際の為替スプレッドが1ドルあたり1円と高いので、割り狙いで長期保有する人は注意が必要だ。取扱銘柄数は少なめだが、FAANGなどの有名IT株やバンガードなどの人気ETFは、きちんと網羅されている。他社と違う点としては、外貨建ての口座がなく、売却時の代金や配当が自動的に受け付けから円に交換されること。その後で持っておきたい人にはデメリットだが、すべて円で取引されるため初心者にとってはわかりやすいシステムと言えるだろう。また、米国株式と国内株式が同じ無料取引ツールで一元管理できるのもわかりやすい。米国株の情報として、米国株式コラムページを設置。ダウ・ジョーンズ社が発行する「バロンズ拾い読み」も掲載されている。 |
|
【関連記事】 ◆DMM.com証券「DMM株」は、売買手数料が安い!大手ネット証券との売買コスト比較から申込み方法、お得なキャンペーン情報まで「DMM株」を徹底解説! ◆【証券会社比較】DMM.com証券(DMM株)の「現物手数料」「信用取引コスト」から「取扱商品」、さらには「最新のキャンペーン情報」までまとめて紹介! |
|
【米国株の売買手数料がなんと0円!】 |
※ 本記事の情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。 |