↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓ | ||||||
●トランプ大統領 | ●地方創生 | ●トランプ・トレード | ||||
●防災・減災 | ●生成AI | ●自動運転 | ||||
●サイバーセキュリティ | ●再生可能エネルギー | ●iPhone16 | ||||
●株主優待 | ●ゲーム | ●防災・減災 | ||||
●米株/大型優良株 | ●米株/燃料電池 | ●米株/大手IT株 | ||||
●米株/高配当株 | ●米株/天然ガス | ●米株/ディフェンシブ株 |
米国では、ワクチン接種が順調に進んでいることから、
4月〜9月の行楽シーズンにガソリン消費量が増加する見通し
米国のエネルギー省エネルギー情報局(EIA)では、毎年4月から9月までの間を「サマー・ドライビング・シーズン」と定義しています。この期間、アメリカ人はマイカーでバカンスに出掛けることが多く、ガソリンの消費量も増加します。
米国のレギュラー・ガソリンの価格は、コロナ禍で外出禁止令が出た2020年4月末に1ガロンあたり1.77ドルの安値を付けましたが、現在は2.85ドルまで戻っています。
EIAは、2021年のサマー・ドライビング・シーズンの全米レギュラー・ガソリンの平均価格を2.78ドルと予想しています。これは昨年の同時期の平均2.07ドルより高いです。また、サマー・ドライビング・シーズンを通じた消費量は、1日あたり884万バレルと予想されています。2020年の同時期は781万バレルでした。
さらに、サマー・ドライビング・シーズンを迎える時期の米国内のガソリン備蓄は、2021年が2.28億バレル、2020年が2.61億バレルでした。
このように2021年はガソリンの在庫がだぶついていないので、精油所の稼働率もサマー・ドライビング・シーズンを通じて87%という高い数字が予想されています。ちなみに2020年の稼働率は75.7%でした。
つまり、ワクチン接種が順調に進んでいることを背景に、2021年の夏のバカンス・シーズンはそれなりに賑やかになることが予想されます。言い直せば、石油会社にとって良い経営環境が予想されます。
米国におけるGDPの高い成長率を見る限り、
今後、原油価格が大きく落ち込むリスクは低い
米国の原油の指標銘柄であるWTIは、去年の4月20日、先物取引特有の貯蔵能力の払底からくる需給関係の悪化で、瞬間的に1バレル当たりマイナス37ドルまで急落する場面がありましたが、今は安定的に推移しています。
【※関連記事はこちら!】
⇒日経平均株価は、当面1万8576円〜1万9922円の間のレンジ相場で続くと予想! 原油先物は“マイナス”まで暴落したが、限月交代で落ち着きを取り戻す見通し
米国の2021年のGDPは、+6.5%前後で成長すると見られています。これは1984年以来の高い成長率です。原油の需要はGDPに連動するため、GDPの高い成長率は、今後、原油価格が大きく落ち込むリスクが少ないことを示唆しています。
稼働している採掘装置の数が抑えられているため、
石油価格に影響を与えるシェール・オイルの供給量は限定的
下の表は、石油探索生産会社に対してドリルビットなどを提供するベーカーヒューズ(ティッカーシンボル:BHI)が、毎週集計している北米のロータリーリグカウントの推移です。ロータリーリグアカウントとは、「シェール業者が稼働させている採掘装置の数」と考えればいいでしょう。
表を見ると、去年の苦い経験から、米国のシェール・オイル業者が生産を抑え気味なことがわかります。これは今後の石油価格の安定に寄与すると思われます。
石油をめぐる投資環境が正常化したことで、
「エクソン・モービル」と「シェブロン」が要注目銘柄に!
以上のことから、2021年の石油株を巡る投資環境は、去年の異常事態から抜け出し、すでに正常の状態に戻っていると考えて良いでしょう。
関連銘柄としては、エクソン・モービル(ティッカーシンボル:XOM)とシェブロン(ティッカーシンボル:CVX)がもっとも無難な選択肢になると思います。
エクソン・モービルは、テキサス州アーヴィングに本社を置く大手石油会社です。そのルーツはロックフェラーのスタンダード石油で、創業は1882年です。
エクソン・モービルは垂直統合された石油会社で、川上の部門では米国やカナダ、オーストラリア、パプアニューギニア、アングラ、モザンビークなどで石油や天然ガスを生産しています。一方、川下の部門では、テキサス州ベイタウンやボーモント、ルイジアナ州バトンルージュ、シンガポール、ベルギーのアントワープなどに精油所を持っています。
なお、エクソン・モービルの配当利回りは6.2%です。
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
一方、シェブロンもルーツはスタンダード石油で、本社はカリフォルニア州サンラモンにあります。シェブロンは、米国やオーストラリア、ナイジェリア、カナダ、インドネシア、バングラデシュなどの国々で石油や天然ガスの生産を行っています。
シェブロンも、エクソン・モービル同様、垂直統合されているため川下の部門を持っています。シェブロンの精油所は、ロスアンゼルスやサンフランシスコの対岸のリッチモンドなどに立地しており、カリフォルニア州では住民の反対で新しい精油所は建設できないので、これらの既存施設は貴重な存在です。事実、カリフォルニア州は、慢性的に精製キャパシティが足らない関係で、米国の他の地域よりも高い価格でガソリンが取引されています。
なお、シェブロンの配当利回りは5.1%です。
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
【今週のまとめ】
米国で経済再開が本格化してガソリン消費量の伸びが予想される中、
割安に放置され配当利回りも高い石油株が狙い目に!
新型コロナウイルス向けワクチンの接種が進み、米国では経済再開がいよいよ本番を迎えています。そんな状況の中、夏の行楽シーズンを迎えて、これからガソリン消費量が伸びることが予想されます。
原油価格は去年、在庫のだぶつきから先物価格が1バレル当たりマイナス37ドルをつける異常事態もありましたが、現在では原油貯蔵タンクのキャパシティには余裕がありますし、精油所も旺盛なガソリン需要に応える形で高い操業度を維持しています。
こうした環境の中、現在はエクソン・モービルやシェブロンといった石油株が割安に放置されているのが目につきます。これらの銘柄は配当利回りも高いので、狙い目と言えるでしょう。
【※関連記事はこちら!】
⇒【証券会社おすすめ比較】外国株(米国株、中国株、ロシア株、韓国株など)の取扱銘柄数で選ぶ!おすすめ証券会社
【※今週のピックアップ記事はこちら!】
⇒2021年3月の「IPO」13銘柄の中で株価上昇に期待の2銘柄! AI関連銘柄の「Appier GROUP(エイピアグループ)」とスキルマーケットの「ココナラ」に注目!
⇒「売上高&利益」が史上最高を記録しながら、長期的な成長も見込める「エス・エム・エス」と「日本M&Aセンター」に注目! 投資判断も“買い”で、株価上昇に期待!
↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓ | ||||||
●トランプ大統領 | ●地方創生 | ●トランプ・トレード | ||||
●防災・減災 | ●生成AI | ●自動運転 | ||||
●サイバーセキュリティ | ●再生可能エネルギー | ●iPhone16 | ||||
●株主優待 | ●ゲーム | ●防災・減災 | ||||
●米株/大型優良株 | ●米株/燃料電池 | ●米株/大手IT株 | ||||
●米株/高配当株 | ●米株/天然ガス | ●米株/ディフェンシブ株 |
【※米国株を買うならこちらの記事もチェック!】
⇒米国株投資で注意が必要な「為替」と「税金」とは?「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」で投資をして、口座内に「米ドル」を残さないのがポイント!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年11月1日時点】
「米国株」取扱数が多いおすすめ証券会社 |
◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約4900銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)※買付時の為替手数料が無料/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【マネックス証券のおすすめポイント】 外国株の取扱銘柄数はトップクラス! また、米国株の買付時の為替手数料が0円(売却時は1ドルあたり25銭)となるキャンペーンが長期継続しており、実質的な取引コストを抑えることができる。さらに、外国株取引口座に初回入金した日から20日間は、米国株取引手数料(税込)が最大3万円がキャッシュバックされる。米国ETFの中で「米国ETF買い放題プログラム」対象21銘柄は、実質手数料無料(キャッシュバック)で取引が可能。米国株の積立サービス「米国株定期買付サービス(毎月買付)」は25ドルから。コツコツ投資したい人に便利なサービス。米国株は、時間外取引に加え、店頭取引サービスもあり日本時間の日中でも売買できる。また、NISA口座なら、日本株の売買手数料が無料なのに加え、外国株の購入手数料も全額キャッシュバックされて実質無料! 企業分析機能も充実しており、一定の条件をクリアすれば、銘柄分析ツール「銘柄スカウター米国株」「銘柄スカウター中国株」が無料で利用できる。 |
|
【関連記事】 ◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル! |
|
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約5300銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【SBI証券のおすすめポイント】 ネット証券最大手のひとつだけあって、米国から中国、韓国、アセアン各国まで、外国株式のラインナップの広さはダントツ! 米国株は手数料が最低0米ドルから取引可能で、一部米国ETFは手数料無料で取引できる。また、2023年12月1日から米ドルの為替レートを「0円」に引き下げたので、取引コストがその分割安になった。さらにNISA口座なら米国株式の買付手数料が無料なので、取引コストを一切かけずにトレードできる。米国株を積立購入したい人には「米国株式・ETF定期買付サービス」が便利。また、米国株の信用取引も可能。さらに、リアルタイムの米国株価、48種類の米国指数および板情報を無料で閲覧できる点もメリットだ。米国企業情報のレポート「One Pager」、銘柄検索に使える「米国株式決算スケジュールページ」や「米国テーマ・キーワード検索」、上場予定銘柄を紹介する「IPOスピードキャッチ!(米国・中国)」など情報サービスも多彩。「SBI 証券 米国株アプリ」は「米国市場ランキング」「ビジュアル決算」「銘柄ニュース」などの機能が充実している。 |
|
【関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
|
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約4750銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【楽天証券おすすめポイント】 米国、中国(香港)、アセアン各国(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)と幅広い銘柄がそろっており、米国株の信用取引も利用可能! 指定の米国ETF15銘柄については買付手数料が無料で取引ができるのもお得。さらに、2023年12月からは米ドル⇔円の為替取引が完全無料! NISA口座なら米国株の売買手数料が0円(無料)なのもメリットだ。米国株の注文受付時間が土日、米国休場を含む日本時間の朝8時~翌朝6時と長いので、注文が出しやすいのもメリット。米国株式と米国株価指数のリアルタイム株価、さらに米国決算速報を無料で提供。ロイター配信の米国株個別銘柄ニュースが、すぐに日本語に自動翻訳されて配信されるのもメリット。米国株の積立投資も可能で、積立額は1回3000円からとお手軽。楽天ポイントを使っての買付もできる。銘柄探しには、財務指標やテクニカル分析などの複数条件から対象銘柄を検索できる「米国株スーパースクリーナー」が役に立つ。 |
|
【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が見やすい! |
|
◆DMM.com証券(DMM株) ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約2400銘柄 | 無料 |
【DMM.com証券おすすめポイント】 米国株の売買手数料が完全無料なので、取引コストに関しては割安! ただし、配当金が円に両替される際の為替スプレッドが1ドルあたり1円と高いので、配当狙いで長期保有する人は注意が必要だ。他社と違う点としては、外貨建ての口座がなく、売却時の代金や配当が自動的に米ドルから円に交換されること。米ドルで持っておきたい人には向かないが、すべて円で取引されるため初心者にとってはわかりやすいシステムと言えるだろう。また、米国株式と国内株式が同じ無料取引ツールで一元管理できるのもわかりやすい。米国株の情報として、米国株式コラムページを設置。ダウ・ジョーンズ社が発行する「バロンズ拾い読み」も掲載されている。 |
|
【関連記事】 ◆DMM.com証券「DMM株」は、売買手数料が安い!大手ネット証券との売買コスト比較から申込み方法、お得なキャンペーン情報まで「DMM株」を徹底解説! ◆【証券会社比較】DMM.com証券(DMM株)の「現物手数料」「信用取引コスト」から「取扱商品」、さらには「最新のキャンペーン情報」までまとめて紹介! |
|
【米国株の売買手数料がなんと0円!】 |
※ 本記事の情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。 |