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2020年8月1日 ザイ編集部

株主優待が「廃止」されずに“ずっと続く”企業を見分け
る3つのポイントを解説!「金券」や「カタログギフト」の
優待は企業の負担が大きく廃止されやすいので注意!

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株主優待を廃止・改悪するリスクが低い銘柄を見つけるための3つのポイントを解説!

発売中のダイヤモンド・ザイ9月号は、特集「ウィズコロナ時代の【株主優待】新常識&カタログ47」を掲載! 新型コロナウイルスの影響で、私たちの日常は激変したが、生活様式の変化に伴い、株主優待の“常識”にも変化が生じている。そこで、この特集では、株主優待好きの有名個人投資家の座談会や、コロナ禍のなかでも注目される株主優待株をカタログ形式で紹介。金融危機に直面しても、株主優待を廃止・改悪する恐れの少ない銘柄の見極め方もまとめているので、株主優待株に投資したい人なら必見だ!

今回はこの特集から、株主優待を廃止・改悪する恐れの少ない銘柄の見極め方を抜粋! 長期で安心して保有できる株主優待株を見つけたい人は、ぜひチェックを!
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株主優待好きの投資家が「ウィズコロナ時代のおすすめ優待株」を紹介! コロナ禍の体験で激変した「優待の選び方」や「役立つ優待」などをZoom座談会で徹底討論!

株主優待を長期的にもらい続けるには銘柄の見極めが必要!
金券やカタログギフトなどは企業の負担が大きいので要注意!

 株主優待がほしくて株を買ったのに、その株主優待が廃止になってしまっては元も子もない。廃止されると、株主優待がもらえないばかりか、株価も下がりやすくなるため、二重のダメージを受ける可能性がある。株主優待の廃止、あるいは改悪といった“ババ”を掴まないためにも、銘柄を選ぶ段階でよく吟味すべきだ。
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株主優待を「廃止・改悪」する銘柄を見極める“3つの特徴”に注意!「株主優待の新設直後・優待品がQUOカード・業績悪化に伴う減配や無配」の3点には要警戒!

 株主優待をずっと続けてくれそうな、信頼感の高い銘柄選びのポイントは、以下の3点だ。

①株主優待品が自社製品や自社のサービスであること
②業績や財務内容が安定していること
③株主優待+配当利回りが4%以上あること

 順に解説していこう。

 「株主優待がずっと続く3つのポイント」の1つ目は「株主優待品が自社製品や自社のサービスであること」。株主優待で自社製品を贈呈する場合、企業はキャッシュアウト(現金支出)を伴わないうえに、自社の商品やサービスを株主に使ってもらえて「宣伝効果」を期待できるため、メリットが大きい。反対に「QUOカード」やカタログギフトの株主優待は、キャッシュアウトを伴う分だけ企業側の負担が大きく、業績が悪化すると真っ先にリストラ(廃止)の対象になりがちだ。

 なお、2020年上期(1~6月)に株主優待を廃止した株は19銘柄。他にも休止や中止、株主優待内容の改悪を発表した株が12銘柄あり、半年の間に約30銘柄が株主優待の廃止や改悪に踏み切ったことになる。それらの株主優待の内容を調べてみると、過半数が「QUOカード」や「カタログギフト」だった。このことからも、自社製品やサービスを株主優待で贈呈している企業のほうが、株主優待を継続する可能性は高いと言える。

【※2020年7月以降も金券優待の廃止や改悪が続出! 関連記事はこちら】
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業績が安定していて体力のある企業のほうが継続力は高い!
株主優待と配当をチェックして合計利回り4%超の銘柄を選ぼう

 「株主優待がずっと続く3つのポイント」の2つ目は「業績や財務内容が安定していること」。これまでの利益の蓄えである自己資本が少なかったり、赤字が続いていたりする企業は、株主優待を廃止・改悪するリスクが高い。株主優待はそれなりに体力がある企業でなければ継続できないからで、実際、業績の悪化を理由に株主優待を廃止・改悪するケースはよくある。

 たとえば、高級和食店などを展開する梅の花(7604)は、新型コロナウイルスによる業績悪化を理由として、株主優待の大幅な改悪に踏み切り、これまで200株以上の株主に配布していた優待券(200株の株主の場合、1万2000円分)を廃止した。
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梅の花(7604)、新型コロナウイルスの影響により、株主優待を改悪!“業績改善を最優先”とするために、「優待券」を廃止して「優待証(20%割引)」のみに縮小へ

 もちろん、弱体化しすぎて倒産してしまったら、投資したお金をすべて失うことになる。決算短信に「継続企業の前提に関する注記」が載った企業は、倒産リスクが特に高いので要注意だ。投資する前に決算短信をチェックし、足元の業績はもちろん、過去にも遡って業績の推移を確認すべきだろう。

株主優待株選びは慎重に!

 「株主優待がずっと続く3つのポイント」の3つ目は「株主優待+配当利回りが4%以上あること」。株価が高く、株主優待の価値が低いと、株主優待銘柄としての魅力に乏しくなる。株主優待利回り+配当利回りの合計が4%以上あれば、お得度が高いといえるので目安にしておきたい。
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株主優待名人・桐谷さんがサラリーマンにおすすめの投資法を伝授! 二度の大損を経験して悟った鉄則は「配当+優待利回り4%以上」の優待株を狙うこと!

 さて、3つのポイントを紹介したが、以上の条件を満たしている銘柄を選んでも、完全に株主優待の廃止や改悪を回避することは難しい。リスクをなるべく抑えるには、できるだけ多くの銘柄を持ち、分散投資するのがおすすめだ。たとえば10銘柄持っていれば、そのうち1銘柄の株主優待が廃止になっても、資産全体で受けるダメージは10分の1で済む。複数銘柄に分散投資をするには、まとまった資金が必要になるが、無理して一気に買おうとせず、少しずつ銘柄を足していくことも検討してほしい。
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 ここまで、ダイヤモンド・ザイ9月号に掲載している特集「ウィズコロナ時代の【株主優待】新常識&カタログ47」から、株主優待を廃止・改悪する恐れの少ない銘柄の見極め方を抜粋した。特集では、注目の株主優待株を47銘柄紹介するほか、株主優待好きの有名個人投資家の座談会や、あの株主優待名人・桐谷広人さんの“コロナ籠城生活”なども取り上げているので、誌面も併せてチェックを!
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ザイ9月号

 今回は、発売中のダイヤモンド・ザイ9月号の特集「ウィズコロナ時代の【株主優待】新常識&カタログ47」から、一部を抜粋してお届けした。

 ダイヤモンド・ザイ9月号の大特集は「継続こそ企業の実力!【10年連続株】」! この特集では、10年以上にわたって「高配当を継続」「増配を継続」「増収を継続」「金融資産の保有割合が高い状態を継続」という条件を一つでも満たす銘柄を「10年連続株」と命名。これまで日本株市場はさまざまな国難に翻弄されてきたが、「10年連続株」には危機を乗り越える“底力”を持った銘柄が多い。そこで、特集では「10年連続株」の条件を満たす注目銘柄を、先の4条件の下に分類してピックアップ。ダイヤモンド・ザイ独自の基準でスコアを付け、ランキング形式で紹介しており、投資の参考になるはずだ。

 ダイヤモンド・ザイ9月号では、ほかにも読みごたえのある特集を多数掲載! 10年間好成績をキープする投資信託をセレクトした「10年ずっと成績がいい投資信託ベスト15」や、コロナ禍の中で開催された株主総会のレポートをまとめた「2020年【株主総会】事件簿」、「村上ファンド」としてその名を知られた村上世彰さんに聞く「コロナ禍での投資の心構え」など、盛りだくさんな内容となっているので、ぜひチェックを!