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ビットコインの中核技術である「ブロックチェーン」は、
透明性が高く、データ改善が極めて困難な最先端の情報技術
2009年に世界初の暗号資産(仮想通貨)として誕生したビットコイン(BTC)は、2024年12月にはじめて1BTC=10万ドル(約1550万円)を突破しました。「アメリカをビットコイン超大国に」と掲げるトランプ氏が米国の大統領に就任したことで、仮想通貨規制が緩和されるとの期待が価格上昇の一因でした。トランプ大統領は「ビットコインの戦略備蓄構想」も進めており、今後もビットコインの動向が注目されます。
暗号資産の中核技術である「ブロックチェーン」は、暗号技術を使って取引履歴を「ブロック」と呼ばれる単位に分解して、鎖(チェーン)のようにつなげ、分散的に処理・記録できるようにした台帳技術のことです。従来のシステムとは違って特定の管理者が存在せず、不特定多数の参加者が平等にデータを管理・確認できるため、透明性が高く、特定の人間によるデータの改ざんを防ぎやすいことが特徴です。
ブロックチェーンは「次世代の社会基盤」として
医療分野での情報共有など、暗号資産以外にも幅広い分野で活用可能
こうした特徴を持ったブロックチェーンは、暗号資産にとどまらず、次世代の社会基盤にもなり得る「インターネット以来の技術革新」とも言われています。
例えば、医療分野では、ブロックチェーンを活用することで、複数の医療機関の間で個人情報を含んだ医療記録などの情報共有がスムーズになります。また、人手不足が深刻な物流分野においては、生産・運送・納品までの全過程で商品の所在を関係者全員で把握可能となり、業務の大幅な効率化が期待できます。
さらに、ブロックチェーンに記録されたデータは改ざんが極めて困難なため、国家機関への導入も検討されています。例えば、テスラ(TSLA)の創業者としても知られるイーロン・マスク氏は、トランプ大統領が新たに設立する「政府効率化省(DOGE)」を率いて、米国連邦政府の支出の追跡やデータの保護、支払い、さらには建物の管理にまでブロックチェーンを使ったデジタル台帳を活用し、政府のコスト削減を行うと見られています。
日本政府も、石破総理が政策の核心として掲げる「地方創生2.0」を推進し、文化・芸術などの地域資源を最大限に活用して新たな産業・事業を創出するため、ブロックチェーンなどの新技術を利用していくことを表明しています。
そこで今回は「ブロックチェーン」関連銘柄に注目しました。具体的な銘柄としては、ブロックチェーンを活用した事業を展開している企業のなかから、グロース市場とスタンダード市場に上場している中小型株を中心に選定。さらに、足元でリバウンドを見せている銘柄に絞り込みました。
【サスメド(4263)】
医薬品開発を効率化する「サスメドシステム」を提供
サスメド(4263)は、医薬品開発を効率化するデジタルソリューション「サスメドシステム」を提供。医薬品開発において膨大な時間と労力を必要とするデータ照合作業はコストを押し上げる要因のひとつとなっていますが、ブロックチェーンを使った「サスメドシステム」を活用することで、その労力と時間、さらにはコストを大幅に削減可能です。株価は、2024年1月の急落以降、ボトム圏での推移が続いていましたが、2024年末に52週移動平均線を突破して以降、リバウンドの勢いが強まっています。
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【ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)】
ブロックチェーンを活用した広告配信プラットフォームを運営
ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)は「ミンカブ」や「ライブドアニュース」などのメディア運営に加え、ブロックチェーンやNFT、AIといった最新技術を活用した次世代のソリューションサービスを展開しています。2022年10月には、ブロックチェーンソーシャルメディア「ALIS」の運営を行うALISを完全子会社化。また、子会社のミンカブWeb3ウォレットでは、ブロックチェーンを活用した広告配信プラットフォーム「toku-chain」を展開しています。株価は、ボトム圏での推移が続いていますが、直近では13週・26週移動平均線が下値支持線として機能しており、ここからのリバウンドに期待したいところです。
⇒ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)の最新の株価はこちら!
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【メタプラネット(3350)】
ビットコインの購入・蓄積をビジネスの中核に据える
メタプラネット(3350)は、日本の上場企業のなかで唯一、ビットコインの購入・蓄積を事業化し、ビジネスの中核に据えています。市場の動向に適応し、機会を捉えながらビットコインの保有量を継続的かつ戦略的に拡大するとしており、1月28日には「2026年末までに2万1000BTCを取得する」という目標を発表しています。また、2024年11月にはブロックチェーン企業指数「BLOCK」に採用されました。株価は、1月20日につけた高値4935円をピークに調整を見せていますが、25日移動平均線が下値支持線として意識されています。また、週足では上向きで推移する13週移動平均線を上回っての推移を継続しており、押し目狙いのスタンスがおすすめです。
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【サイバーステップ(3810)】
暗号資産関連事業を新たな成長の柱のひとつに!
サイバーステップ(3810)は、ブロックチェーンとWeb3プロジェクトの企画・開発・運用を展開しています。2024年12月25日には、2025年から暗号資産関連事業を本格的に強化すると発表。暗号資産関連事業を新たな成長の柱のひとつと位置付け、(1)Web3エコシステムを活用したブロックチェーンゲームの実現、(2)暗号資産ディーリング事業と独自トークンの展開、(3)フィジカル商品とNFTの融合の3つの領域での事業展開を表明しています。株価は、2024年12月25日の急騰で358円まで買われ、その後は調整していますが、中期的には上向きで推移する25日移動平均線が下値支持線とした上昇トレンドを見せています。
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【gumi(3903)】
共同開発したNFTゲーム「エルゴスム」を2024年10月にリリース
gumi(3903)は、モバイルオンラインゲーム事業とブロックチェーン事業(主にブロックチェーン領域とXR領域)を中心に業容を拡大させています。2024年10月にはクルーズ(2138)の100%子会社であるCROOZ Blockchain Labと共同開発したNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)の「エルゴスム」をリリース。遊びながらNFTが獲得できるRPGで、入手したNFTはゲームのマーケットプレイスで売買が可能です。株価は、2024年12月18日に476円をつけ、3月12日の高値476円との「ダブルトップ(二点天井)」を形成した後、調整が続いていました。しかし、1月後半に入って75日移動平均線が下値支持線として機能する形でリバウンドの動きを見せ、25日移動平均線を突破。さらなる上昇に期待したいところです。
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【ハイブリッドテクノロジーズ(4260)】
「プライベートブロックチェーン・アプリケーション」を開発
ハイブリッドテクノロジーズ(4260)は、これまでのアプリ開発で得たノウハウと技術を結集し、ブロックチェーンアプリケーションの開発とソリューションを提供。特定の業界向けに許可された「プライベートブロックチェーン・アプリケーション」の開発や、ブロックチェーンの運用方法・戦略に関するコンサルティングなどを手掛けています。株価は、2022年11月をピークに下落トレンドが続いていましたが、足元の強いリバウンドで13週・26週移動平均線を突破した後、52週移動平均線を捉えており、本格的な上昇トレンドへの転換が意識されます。
⇒ハイブリッドテクノロジーズ(4260)の最新の株価はこちら!
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以上、今回は「ブロックチェーン」関連銘柄を発掘しました。
ブロックチェーンは、今後、AI(人工知能)などの技術と組み合わせることで、その可能性はさらに大きく広がっていくことが予想されます。
経済産業省もブロックチェーン技術が、今後到来するであろう、日常的に膨大な量のデータ処理を行う「Society5.0(サイバー・フィジカル融合社会)」時代に求められるグローバルデータ共有基盤の構築などに繋がる可能性を追求していくとしています。また、経済企画庁からも、ブロックチェーンは「あらゆる産業分野における次世代プラットフォームとなる可能性を持つ」と期待されています。
最先端の技術なだけになかなか理解するのが難しい「ブロックチェーン」ですが、今後ますます重要度が増してくる「国策テーマ」と言えるので、今のうちからきちんとチェックしておくといいでしょう。
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