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アップルがiPhoneやMacBookの新製品を立て続けに発表!
今秋にはタッチ操作対応のMacBookが登場するとの観測も
米国のアップル(AAPL)は3月2日、低価格モデルの新型スマホ「iPhone 17e」を発表しました。日本での販売価格は9万9800円(税込)と前モデルの「iPhone 16e」から据え置かれており、4日から予約受付、11日から販売開始とのことです。
さらにアップルは、3月2日に新型の「iPad Air」、3日に新型の「MacBook Air」と「MacBook Pro」、4日に低価格モデルの新型ノートPC「MacBook NEO」などの新製品を相次いで発表しました。この新製品ラッシュに、ネット上ではアップルユーザーを中心に大きな盛り上がりを見せています。
特に「MacBook NEO」は完全新設計の低価格モデルで、9万9800円(税込)からというMac製品のなかでは手の出しやすい値段設定が最大の魅力。イエローやピンクなどポップなカラーバリエーションも特徴で、「Macが欲しいけど高いのが難点」と考えていたエントリーユーザーをターゲットに、どれだけ新規顧客を取り込めるのか今後の推移を見守りたいところです。
なお、今回は発表されませんでしたが、アップルは今秋にも初のタッチ操作対応の有機ELディスプレイを搭載した「MacBook Pro」を販売するのではないかとの予測が報じられています。観測の域ではありますが、もし本当に発売された場合、共同創業者のスティーブ・ジョブズが「タッチスクリーンはPCのような垂直の画面には適さない。タブレットのような水平の画面向け」と否定的な見解を示して以来、タッチ対応ノートPCに背を向けてきたアップルにとって大きな方針転換になります。
「MacBook Pro」の処理速度やバッテリー持続時間と「iPad」の操作性を兼ね備えたタッチ操作対応のノートPCは、アップルユーザーにとって期待の新製品になりそうです。
スマホ・タブレットからゲーム機、ATM、家電まで、
タッチパネルで操作するデバイスが社会全体に普及!
アップルがタッチ対応のノートPCを発売するかは観測段階ですが、タッチパネルを使ったユーザーインターフェイスはすでに社会全体に広く普及しています。
スマートフォンやタブレットは言うに及ばず、ゲーム機や銀行のATM、駅の券売機、さらには冷蔵庫や炊飯器などの家電に至るまで、タッチパネルが広く普及しています。最近ではエアバスのA350など、航空機のコックピットにもタッチパネルが採用されているそうです。タッチパネルは、現代における標準インターフェースになりつつあると言えるでしょう。
また、最近ではコスト削減や人手不足の解消などから、タブレットを使って注文する飲食店や、セルフレジを導入するスーパーやコンビニが増加していますが、そこで使用されるのもタッチパネルを搭載したデバイスです。つまり、従来は対面が基本だった注文や支払いといった作業が、タッチパネルの操作で行われるのが当たり前の風景となってきているのです。
そこで今回は「タッチパネル(タッチスクリーン)」関連銘柄に注目しました。具体的な銘柄としては、タッチパネル向けのガラスやフィルム素材などで高いシェアを有している企業を中心に、要注目の企業を選定しています。
【日東電工(6988)】
タッチパネルに不可欠な透明導電性フィルムを提供
日東電工(6988)は、液晶ディスプレイ用の光学フィルムを手掛けており、タッチパネルに不可欠な高機能フィルムや光学用透明粘着シートで高いシェアを有しています。また、PCやスマートフォン、テレビなどで使用されるディスプレイの品質に大きく影響する偏光板についても幅広く製品化しています。株価は、直近の株式市場全体の急落の影響で大きく調整しましたが、52週移動平均線近くまで下げてきたことで、押し目買いの好機と言えそうです。
日東電工(6988)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト)※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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【NISSHA(7915)】
写真印刷で培った技術を活かし、薄型のタッチセンサーを提供
NISSHA(7915)は、フィルムベースのタッチセンサーが主力製品です。写真印刷で培った技術を活かし、極めて薄く透明度の高いフィルム型タッチセンサーを実現。また、偏光板を使用した「MidCell構造」により、ディスプレイの反射を低減し、映像をより鮮やかに表示させます。株価は直近で大きく調整しましたが、昨年12月以降、1200~1400円のレンジでの推移を見せていることから、押し目を狙いたいところです。
NISSHA(7915)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト)※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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【村田製作所(6981)】
独自開発の圧電フィルムセンサー「Picoleaf」を開発
村田製作所(6981)は、タッチパネルの感度を落とす電気的ノイズを極小化した高品質な受動部品を提供しています。また、独自開発の圧電フィルムセンサー「Picoleaf(ピコリーフ)」は、薄型でありながら微細な「曲げ」や「ねじり」が検知可能で、従来品と比較して薄型化や組立性・耐久性の向上などを実現します。株価は、2月26日につけた高値4322円をピークに調整が継続。下値支持線として意識される13週移動平均線辺りでの押し目を狙いたいところです。
村田製作所(6981)チャート/週足・1年(出典:SBI証券公式サイト)※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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【東レ(3402)】
強靱性、耐熱・耐寒性などを兼ね備えた高機能PETフィルムを開発
東レ(3402)が開発したポリエステル(PET)フィルム「ルミラー」は、優れた強靱性、電気絶縁性、耐熱・耐寒性、耐化学薬品性を持つPETフィルムで、タッチパネルを始めとした幅広い用途に使用されています。その他、高い視認性を持ちながら画面の大型化や曲面化が可能な感光性誘電材料「レイブリッド」を実用化。また、自社の透明ポリイミドをフィルム基板として組み合わせることで、薄型で軽量なフレキシブルタッチセンサーを実現しました。株価は3月2日につけた1353.5円をピークに調整となりましたが、上向きで推移する13週移動平均線が支持線として機能しており、押し目狙いのスタンスになります。
東レ(3402)チャート/週足・1年(出典:SBI証券公式サイト)※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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【デクセリアルズ(4980)】
タッチパネルの貼り合わせに使う光学弾性樹脂などを手掛ける
デクセリアルズ(4980)は電子部品や接合材料、光学材料などの機能性材料の開発・製造を展開。タッチパネルの貼り合わせに使う光学弾性樹脂や、タッチセンサーの微細な配線と制御用ICチップやフレキシブル基板をつなぐフィルムなどを提供しています。株価は直近で大きく調整しましたが、52週移動平均線が下値支持線として意識されており、同線近辺がエントリーポイントになりそうです。
デクセリアルズ(4980)チャート/週足・1年(出典:SBI証券公式サイト)※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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【日本電気硝子(5214)】
紙にペンで書くような自然な感覚を実現したカバーガラスを開発
日本電気硝子(5214)は、電子・情報分野向け特殊ガラスを主力に、ガラス製造機械類の製造・販売を手掛けています。タッチパネル関連としては、超薄板ガラスや耐衝撃性に優れた特殊ガラスを展開。昨年9月には、ガラス表面に独自の「微細凹凸技術」を採用し、紙にペンで書くような自然な感覚を実現したカバーガラスを開発しました。株価は、3月3日につけた高値7185円をピークに調整しましたが、一気に13週移動平均線を割り込んできたことで、リバウンド狙いのタイミングになりそうです。
日本電気硝子(5214)チャート/週足・1年(出典:SBI証券公式サイト)※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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以上、今回は「タッチパネル(タッチスクリーン)」関連銘柄を発掘しました。
なお、米国の市場調査会社フォーチュン・ビジネス・インサイトによれば、世界のタッチパネルの市場規模は、2026年の1126億1000万ドル(約17兆7000億円 ※見込み)から年平均13.9%で成長し、2034年までに3189億9000万ドル(約50兆円)に達すると推定されています。
すでに社会に幅広く普及したイメージのあるタッチパネルですが、長期的にはまだまだ成長余地があるので、今のうちから投資対象としてチェックしておくといいでしょう。
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