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今週の日経平均株価は、FOMCと日銀金融政策決定会合
の通過によるアク抜けが意識され、6万5000円台を回復!
今週(9月14〜18日)の日経平均株価は上昇し、先週末と比べて1007.61円(1.57%)高い6万5018.95円で取引を終えました。9月15~16日に米国の連邦公開市場委員会(FOMC)、17~18日に日銀金融政策決定会合を控えた「中銀ウィーク」でしたが、いずれも予想通りの結果となったことで日経平均株価も堅調な結果となりました。
日経平均株価チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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週前半はインフレと利上げへの警戒感から神経質な相場展開となり、週明け14日には一時6万2726.18円まで下げる場面も見られました。サウジアラビアのパイプラインが停止したとの報道をきっかけとした原油高や、それに伴うインフレ懸念を背景とした米・長期金利の上昇が重荷になりました。
9月16日には、日経平均株価が4日ぶりに反発。米・長期金利の上昇が一服したことに加え、前日までの下落に対する自律反発狙いの買いが入りました。
米国時間の9月16日、米・連邦準備理事会(FRB)は、FOMCで予想通り0.25%の利上げを決定。イベント通過によるアク抜けが意識され、翌17日の日経平均株価は続伸しました。
週末9月18日は、前日の米国市場でエヌビディア(NVDA)など半導体株が買われた流れを引き継ぎ、アドバンテスト(6857)、ソフトバンクグループ(9984)、東京エレクトロン(8035)、キオクシアホールディングス(285A)など指数インパクトの大きいAI・半導体関連株が上昇し、日経平均株価を押し上げました。
さらに9月18日の昼頃、日銀金融政策決定会合で予想通り政策金利を0.25%引き上げて1.25%とすることが発表されました。その結果、日経平均株価はイベント通貨によるアク抜けが加わって上げ幅を拡大し、終値で6日ぶりに節目の6万5000円を回復しました。
来週の日経平均株価は、月〜水の3日間が休場のため、
その間の欧米市場の値動きに大きく左右される見通し
【来週の日経平均株価の想定レンジ】
6万3000 ~ 6万7000円
来週(9月24〜25日)の日本市場は、21~23日がシルバーウィークで休場になるため、立ち会いは2日間のみとなります。そのため、休場中の原油相場や長期金利の動向などを受けた欧米市場の値動きに影響を受けることになりそうです。
【※関連記事はこちら!】
⇒【日本株】11月の米・中間選挙までは「原油価格の上昇」や「AnthropicのIPO」などで米国株の需給悪化の懸念あり! 「高配当株」「ドローン関連株」の押し目を狙え
また、先物市場では9月21~23日の間も祝日取引が行われます。先物市場が大きく変動するようだと、連休明けは大きく上昇、または下落して始まる可能性があります。
米国では9月22日に9月のリッチモンド連銀製造業指数、23日に9月の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値などが発表されます。ただ、すでにFOMC参加者による金利見通しは「年内はあと1回の利上げ」が予想されているので、経済指標の結果があらためて嫌気される可能性は低そうです。
そのため、原油相場や金利動向が落ち着いた動きとなれば、連休明けは上昇トレンドが期待され、日経平均株価が上値抵抗線として意識される25日移動平均線を捉えてくる場面もありそうです。
個別銘柄としては、9月末の配当や株主優待の権利取りを狙った物色が目立つことが予想されます。
【今週の値上がり率・値下がり率・出来高ランキング】
テクノマセマティカルが+107.36%で値上がり率トップ!
ここからは、今週、値動きが目立った個別銘柄を見ていきましょう。
今週の値上がり率ランキングのトップはテクノマセマティカル(3787)でした。9月11日、アバールデータを親会社、テクノマセマティカルを子会社とする株式交換を行うことを決議。テクノマセマティカル株1株につき690円の割合で金銭を交付するとしており、これにサヤ寄せする形で買われました。
上がり率2位のメディシノバ・インク(4875)は、明確な手掛かり材料は確認できませんでしたが、値動きの軽さから値幅取り狙いの短期資金が集中したようです。
上がり率3位のI-ne(4933)も明確な材料は確認できませんでしたが、一部でTOBへの思惑があったとの声も聞かれました。
一方、今週の値下がり率ランキング1位はネオマーケティング(4196)でした。こちらも明確な材料は確認できませんでしたが、年初から上昇が続くなか、9月に入って調整を見せており、利益確定の売りが一段と強まったようです。
値下がり率2位のビーマップ(4316)は、株価が100円を割り込んだ後も売りが続き、9月18日には一時66円まで売られました。
| ■今週の値上がり率 トップ5 | ||
| 順位 | 先週末比(%) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | +107.36 | テクノマセマティカル(東S・3787) |
| 2 | +79.63 | メディシノバ・インク(東S・4875) |
| 3 | +67.14 | I-ne(東P・4933) |
| 4 | +63.72 | リンカーズ(東S・5131) |
| 5 | +58.30 | レオパレス21(東S・8848) |
| ■今週の値下がり率 ワースト5 | ||
| 順位 | 先週末比(%) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | −38.55 | ネオマーケティング(東S・4196) |
| 2 | −35.24 | ビーマップ(東P・4316) |
| 3 | −34.74 | 山王(東S・3441) |
| 4 | −34.29 | ジェネレーションパス(東S・3195) |
| 5 | −30.41 | リベルタ(東S・4935) |
| ■今週の出来高 トップ5 | ||
| 順位 | 出来高(株) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | 1,355,175,900 | ランド(東S・8918) |
| 2 | 932,996,400 | NTT(東P・9432) |
| 3 | 819,669,400 | オンコセラピー・サイエンス(東G・4564) |
| 4 | 394,092,800 | ソフトバンク(東P・9434) |
| 5 | 366,964,100 | ソフトバンクグループ(東P・9987) |
【来週の主要イベント】
米国の総合PMIやリッチモンド連銀指数、ミシガン大消費者態度指数
などの経済指標、国内のレイヤードのIPO(新規上場)に注目!
来週は以下のようなイベントが予定されています。
<9月21日(月)>
◆敬老の日の祝日で休場
<9月22日(火)>
◆国民の祝日で休場
◆欧9月消費者信頼感(速報値)
◆米9月リッチモンド連銀製造業指数
<9月23日(水)>
◆秋分の日の祝日で休場
◆独9月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
◆独9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
◆欧9月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
◆欧9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
◆米MBA住宅ローン申請指数
◆米9月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
◆米9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値
◆米9月総合購買担当者景気指数(PMI)速報値
<9月24日(木)>
◆独9月IFO企業景況感指数
◆米4-6月期四半期経常収支
◆米8月新築住宅販売件数
◆決算:コストコホールセール(COST)
<9月25日(金)>
◆レイヤード(634A)東証スタンダード上場
◆独10月GFK消費者信頼感調査
◆米8月耐久財受注
◆9月ミシガン大学消費者態度指数 確報値
【来週の注目銘柄】
「エクセディ」「グンゼ」「VTホールディングス」
の3銘柄をピックアップ!
来週、注目したい銘柄は、この3つです。
| エクセディ(2026年9月18日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 輸送用機器 | 東P・7278 | 5930円 | 15.1倍 | 1.11倍 |
|
次世代EV向け駆動システムやドローンの研究・開発を推進 マニュアルクラッチやトルクコンバータといった自動車の駆動系部品の専門メーカーです。3月に、インホイールモータ(車輪の中に組み込むモーター)の開発・製造・販売を行う英国のProteanを完全子会社化。次世代EV向け駆動システムの事業拡大を進めています。また、自動車部品で培った技術を応用し、ドローン事業を推進。7月には消防車両最大手のモリタホールディングス(6455)に協力し、消防庁の研究制度による消火用ドローンの研究開発に参画しています。株価は、5月29日と9月1日の高値6290円がダブルトップ(2点天井)を形成後、調整していましたが、足元で下値支持線として意識される52週移動平均線からのリバウンドを見せています。 |
||||
| グンゼ(2026年9月18日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 繊維製品 | 東P・3002 | 4075円 | 24.5倍 | 1.18倍 |
|
長年培ってきた繊維加工のノウハウから、独自の樹脂加工技術を開発 インナーウェアなどのアパレル事業のほか、プラスチックフィルムや医療機器などを手掛けています。長年培ってきた繊維加工のノウハウが、高分子プラスチックフィルムや医療用の吸収性縫合糸など独自の樹脂加工技術に繋がっています。半導体関連製品は、AIサーバー向け需要を中心に回復基調を見せています。さらに、カテーテル関連製品を中心とした健康・医療分野も順調に推移しています。株価は足元で調整を見せていますが、13週・52週移動平均線近くでは底堅さが見られることから、押し目狙いのスタンスで臨みましょう。 |
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| VTホールディングス(2026年9月18日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 小売業 | 東P・7593 | 528円 | 8.5倍 | 0.84倍 |
|
グループ会社が次世代EVスポーツカー「プロジェクトV」を開発中 特定の自動車メーカー系列に属さない独立系の自動車ディーラーグループです。国産車に加え、BMWやMINI、フォルクスワーゲンなどの輸入車も展開。欧州市場でも、新車・中古車ディーラー事業を展開しています。また、次世代EVスポーツカー「プロジェクトV」を開発中の英国のグループ会社、ケータハム(Caterham)について、のれん代など約27億円を一括計上。2026年3月期の当期純利益は一時的に押し下げられましたが、EV時代を見据えた未来への先行投資として、今後の動向が注目されます。株価は上昇一巡後の調整を見せていますが、52週移動平均線が下値支持線として意識されており、押し目を狙いたいところです。 |
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【※今週のピックアップ記事!】
⇒【9月の株主優待の内容&利回りを調査(2026年版)】記念優待も実施するオリエンタルランドや学研、優待を拡充する丸大食品、ANAのほか、お得な金券優待も
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