投資未経験者が抱える悩みで多いのは「時間がない」
「リスクを取りたくない」「家族の理解を得られない」の3つ!
こんにちは、個人投資家の立川です。
過去6回のこの連載で、「増配株投資」の有利性やリスクコントロールのしやすさなどを紹介させていただきました。しかし、ザイ・オンラインの読者の中には、株式投資に興味はあるけれど、あと一歩踏み出すのをためらっている方もいらっしゃることと思います。
そこで、今回からは「増配株投資」の実践編として、サラリーマン投資家が実際にどのように投資に取り組んでいくべきかを考えてみたいと思います。
私は自分が株式投資をしていることを周囲にオープンにしているので(もちろん資産額はナイショですので、知人は私のことを株主優待投資家だと思っているようです)、株式投資に興味をもって質問に来る人も少なくありません。しかし、質問に来た人のほとんどは、実際に株式投資に踏み切ることはありません。
投資をためらう理由を聞いてみると、ほとんどの場合の次の3点に悩まれているようです。
①投資に時間をかけたくない、または時間をかけられない
②大きなリスクを取りたくない
③投資に対する家族の理解を得るのが難しい
もちろん、貯金だけで資産形成を達成されている方もたくさんいらっしゃいますので、それなりの勉強とリスク管理が必要な株式投資を無理して行うことはありません。
しかし、株式投資だけが持つ有利な点と、多くの人が心配するリスクは誰でもコントロールが可能であることを理解せずに投資をためらうのは、非常にもったいないのではないでしょうか。
そこで、今回は「株式投資へ一歩踏み出そう」と題して、投資を始める際の問題点を一緒に考えてみましょう。
【問題点①】
投資に時間をかけたくない、または時間をかけられない
上場企業は4000社近くあり、さらに投資信託や海外の株式もネット証券で売買できる昨今、証券口座を開いた途端に数万単位の投資対象があなたが投資するのを待っています。その中から、リスクを抑えつつ、それなりのリターンを得られる投資対象をどうやって探したらよいのか、途方に暮れてしまう方も多いことでしょう。
しかし、当コラムで紹介している「増配株への投資」は、配当の推移が銘柄選びのポイントとなります。最もシンプルな増配株への分散投資なら、投資の検討段階では過去の配当額の推移を調べ、PERなどの指標が割高過ぎないものを選び(連載記事「第6回」を参照)、実際に投資したあとは配当推移を確認するだけです。
「増配株投資」の場合は、年に1~2回もらえる「配当」が目的となるので、日々の値動きに翻弄されることは少なくなり、勉強や銘柄選び、投資後のフォローにかかる手間や時間も最小限で済みます。
実際に「増配株投資」を始めてから、徐々に各種指標の見方や決算書の読み方なども少しずつ勉強していくと理想的ですが、まずは増配株への投資を続けるだけでもいいでしょう。
実は各種指標の見方や決算書の読み方などは、中学校卒業程度の数学を理解できていれば、ほんの少し時間を費やすだけで理解できるようになります。まずはシンプルに増配株への投資を始めて、いずれ時間に余裕がでてきたり、もっと興味が湧いてきたりしてから勉強を始めても決して遅くありません。
【問題点②】
大きなリスクを取りたくない
残念ながら、株式投資に絶対はありません。どんなに優れた会社の株に投資しようとも、株価の値下がりリスクや会社の倒産リスクはゼロにはできません。これは、かつて一流と言われた大企業が悲惨な状況になっている昨今の事例を見ても明らかですし、大きな問題を起こしていなくても株式相場の大きな流れに巻き込まれて一時的に株価が低迷することもあります。
このように、株式投資をする限り、リスクを「ゼロ」にすることはできません。ただし、リスクを背負わなければリターンを得ることは不可能です。そこで考えるべきことは、「大きなリスクを取りすぎない」ということと、「取るリスクをできるだけ小さくする」ということです。
ある会社が配当を出すためには、配当実施後でも企業活動の継続に必要な十分なキャッシュが十分になくてはなりませんし、増配し続けるには増益を継続できる優れたビジネスを持つ企業でないと無理です(連載記事「第2回」を参照)。つまり、増配株を選ぶ、ただそれだけでリスクはグッと小さくなり、時を経て投資元本が回収できればリスクフリーにすることもできるのです。
そして、「大きなリスクを取りすぎない」ためには、資産に対する株式のウェイトを小さめにスタートすることが大切です。
さらに、「取るリスクをできるだけ小さくする」ためには、 「複数の銘柄に分散」して「時間を味方につける」ことが重要になります。
連載記事「第4回」の「増配株への分散投資は、預貯金よりもリスクが低い? 配当金だけで投資元本を回収できる期間が短くなり、元本回収後はリスクフリーで高い配当金がもらえる!」で紹介したとおり、やり方を工夫することによって「増配株投資」は預貯金よりもリスクを小さくすることができます。また、「時間を味方につける」ことによって、配当や株主優待で元本を回収しリスクフリーを目指すことが可能になるのです。
【問題点③】
株式投資に対する家族の理解が得るのが難しい
日本では、株式投資で資産形成をするということはまだまだ一般的ではなく、どれだけリスクを抑えた投資手法を実践しても、ギャンブルのように捉えられることもしばしばです。
確かに、株価は日々変動するため、時価評価額が増減します。そして、それを利用して短期間で利益を得ようとして、無謀な取引を行った結果、逆にお金を減らしてしまう人も数多くいるのは確かです。
しかし、これまでの連載記事で紹介してきたとおり、株式投資は長期的に取り組むことで非常に有利な資産形成手段となります。あなたが堂々と株式投資を始めるためには、株式投資が家族の将来に役立つことをあなた以外の家族に理解してもらう必要があります。
家族の理解を得る方法として、「株主優待」に勝るものを私は見たことがありません。例えば、100円ショップを展開するワッツ(2735)の自社商品や、CDG(2487)のボックスティッシュが株主優待で届くのを初めて見たとき、私の実家の女性陣は「え? これがタダで送られてくるの?」と大喜びしていたことを今でも覚えています。
(※「株主優待銘柄」の例として「ワッツ(2735)」と「CDG(2487)」を挙げましたが、私個人がこれらの銘柄への投資を推奨するものではありません)
増配をしている株主優待株を保有して、株式投資に興味をもってもらうことで、家族の株式投資への理解に要する時間を短縮することができると思います。
誰でも初対面の人と会うときは警戒しますが、共通の知人や趣味があれば、仲良くなるまでの時間を短縮することが可能になります。株式投資も同じく、まずは興味を持ってもらうことが大切です。短時間で興味をもってもらうために、最も単純で役立つのが「株主優待」なのです。一度、理解を示してくれればしめたもの、あとはあなたが株式投資に取り組んで、株式投資が家族の将来のための資産形成に大いに役立つことを立証するだけです。実績を上げれば、家族は徐々に理解してくれることでしょう。
投資にかかる時間は想像しているほど長くなく、リスクも十分にコントロールすることができ、家族の理解を得ることもできそう……ということで、いよいよ株式投資に対する迷いが吹っ切れたら、まずは実際に1銘柄か2銘柄買って見ましょう。
私はリスクを抑えるために「増配株投資」を推奨していますが、もし「増配株」にピンとくる会社がない場合は、とにかく自分の好きな銘柄を買って見るのもいいかもしれません。買ったあとは、毎日株価が変動すること、自分の資産が増減するということに慣れましょう。そして、配当や株主優待をもらうとはどういうことかを実感することから株式投資がスタートします。
3つの悩みを一挙に解決できる、株主優待が魅力的な増配株を紹介!
「QUOカード」+「選べるギフト」で、高利回り&家族も喜ぶ!
最後に、今回紹介した3つの悩みを一度に解決できそうな参考銘柄を一つ紹介いたします。いつものことですが、あくまでも一例で、私が投資を推奨するものではありません。
日本コンセプト(9386)は、タンクコンテナを用いた化学品、薬品、食品材料などの液体物流サービスを提供している会社です。
10月23日現在の株価1250円に対して、一株当たりの予想配当が30円ですので、100株の保有で2390円(税引後)の配当がもらえます。
この配当が続くとすると、以下の計算で元本の回収時期がわかります。
12万5000円÷2390円=51.7
つまり、配当で元を取るのに52年の時間がかかります。しかし、1年以上にわたって保有すれば、1000円のQUOカードが株主優待でもらえるので、これを加味すると元を取るのにかかる時間は37年まで短くなります。
12万5000円÷(2390+1000)=36.5
さらに日本コンセプトは以下のように結構な勢いで増配をしており、今後も長期的に増配する可能性が高いでしょう。今までよりも緩やかなペースであっても、増配を継続すれば10年~20年で元が取れてしまいます。増配傾向にはありますが、連続増配をしていないので、「増配株ランキング」などで注目されることもなく、株価も予想PER13倍程度と割安水準にあります。
■日本コンセプト(9386)の配当金の推移 | |||||||||
基準月 | 2009年 12月 |
2010年 12月 |
2011年 12月 |
2012年 12月 |
2013年 12月 |
2014年 12月 |
2015年 12月 |
2016年 12月 |
2017年 12月 (予想) |
配当金額 (税引前) |
3.33円 | 3.33円 | 3.33円 | 10.00円 | 10.00円 | 18.00円 | 20.00円 | 30.00円 | 30.00円 |
※株式分割考慮後の配当金額 |
また、QUOカードに加えて、中間期末の株主優待として2000円分の選べるギフトがあるので、家族の株式投資への理解も得やすいでしょう。このように増配+QUOカードの株主優待で元本の回収がしやすく、さらに選べるギフトによって家族の理解も得られやすいという都合のよい銘柄をいくつか探して分散投資をすれば、リスクを最小限に(上手く行けばリスクフリーに!)抑えて資産形成ができてしまうのです。
それでは、今回の内容のおさらいをしてみましょう。
【ポイント①】
「増配株投資」はサラリーマンに無理のない時間で実践でき、そこで得た知識は一生、役に立つ。
【ポイント②】
リスクを小さくするには、「資産に対する株式のウェイト」と「銘柄の分散」でコントロール可能。
【ポイント③】
「百聞は一見に如かず」で、説明を100回するよりも、一度、魅力的な株主優待が届くほうが家族は納得しやすい。
次回は、「増配株投資」を実践するために証券会社をお得に利用する方法と、サラリーマンがどのように投資に取り組めばいいか、具体的なプランを解説します。どうぞお楽しみに!
【※連載第8回はこちら!】
⇒億トレーダーが初心者におすすめの証券会社を紹介!NISA口座の売買手数料無料のSBI証券と、株主優待で売買手数料が無料になるGMOクリック証券がおすすめ
■立川さんが利用している証券会社はGMOクリック証券とSBI証券!
⇒GMOクリック証券の詳細(公式サイト)を見る
⇒SBI証券の詳細(公式サイト)を見る
◆GMOクリック証券 【証券情報⇒GMOクリック証券の紹介ページ】 | |||
株式売買手数料(税抜) | 詳細情報(公式サイトへ) | ||
10万円 | 30万円 | 50万円 | |
88円 | 241円 | 241円 | |
【GMOクリック証券のメリット】 ネット証券でも最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用中。近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップしており、売買代金では5大ネット証券に食い込むほど急成長している。商品の品揃えは、株式、先物・オプション、FXのほか、CFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引ができ、この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFD、FXも活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ! |
|||
【GMOクリック証券の関連記事】 ◆「株主優待のタダ取り(クロス取引)」で得するなら、GMOクリック証券がおすすめ! 一般信用の「売建」を使って、ノーリスクで優待をゲットする方法を解説! ◆億トレーダーが初心者におすすめの証券会社を紹介!NISA口座の売買手数料無料のSBI証券と、株主優待で売買手数料が無料になるGMOクリック証券がおすすめ ◆GMOクリック証券を「無料」で利用する裏ワザとは? グループ会社の株主優待を効率よく利用することで、1年間に「最大231回分」の売買手数料が0円に! |
|||
【※立川さんが登場する記事はこちら!】
⇒「連続増配の株を買う」だけで資産1億円超を達成! サラリーマン投資家・立川一さんが編み出したシンプル&ユニークな「増配銘柄投資法」を解説!
⇒株の配当金で暮らす生活も実現可能な投資術を公開! 株の配当が増え続ける会社を選んで投資するだけで、1億5000万円の資産を築いた会社員の投資法を紹介
個人投資家・立川 一(たちかわ はじめ)さん
(『Value Investment since 2004 長期に配当収入増加と資産形成を目指す立川一の投資日記』:https://vis2004.blog.fc2.com/)
40代のサラリーマン投資家。中学生のころから株に興味を持ち、2004年から本格的に株式投資を開始。バフェットの本に影響を受け、最初はバリュー投資からスタートしたが、次第に増配株のメリットに気がつき、現在の投資手法を確立する。趣味である楽器演奏の腕前はかなりのもので、週末にはライブ活動も行っているとか。
■「『夢の配当金生活』実現メソッド」バックナンバー
【第1回】
⇒年収500万円以下のサラリーマンが、投資歴13年で資産1億5000万円、年間配当収入300万円を実現!成功のカギは「増配銘柄への投資」を発見したこと!
【第2回】
⇒定期預金の金利より「株の配当」は数百倍もお得!増配銘柄を選べば、自動的に株価下落リスクが低く、優れたビジネスモデルの超優秀な銘柄に投資できる!
【第3回】
⇒増配株は「元本が増える銀行預金」「部屋数が増えるアパート」のようなもの! 追加投資をしなくても配当が増え、価値も上がる「増配株」のスゴさとは?
【第4回】
⇒増配株への分散投資は、預貯金よりもリスクが低い?配当金だけで投資元本を回収できる期間が短くなり、元本回収後はリスクフリーで高い配当金がもらえる!
【第5回】
⇒「株主優待」の有効活用は「配当金生活」への近道!配当だけでなく株主優待にも注目すれば、投資元本は15年以内で回収できて、リスク管理がパワーアップ!
【第6回】
⇒増配株に投資する際に参考にすべき「指標」とは?割安・割高の目安になる「PER」、資本効率の良さを表す「ROE」「ROA」など「指標」の使い方を解説!
【第7回】
⇒株式投資を始める前に直面する3つの問題を解決!「時間がない」「リスクを取りたくない」「家族の理解が得られない」という悩みを解決する方法とは?
【第8回】
⇒億トレーダーが初心者におすすめの証券会社を紹介!NISA口座の売買手数料無料のSBI証券と、株主優待で売買手数料が無料になるGMOクリック証券がおすすめ
【第9回】
⇒サラリーマンが株式投資する前に準備すべきことは?投資資金とは別に、当面の生活費やiDeCoなどを準備して、株式投資による自分年金作りを始めよう!
【第10回】
⇒高配当な「米国株」や「J-REIT」の魅力を分析!増配株投資で成功した投資家が実践する「米国株」と「J-REIT」を利用した「分散投資」の戦略を公開!
【第11回】
⇒インフラファンドのメリット・デメリットを解説! 「J-REIT」と比較しても、「インフラファンド」には 高利回り+安定度、不況に強いなど、メリット多数!
【第12回】
⇒「配当利回りが高い株」に投資するより重要なのは、 「増配傾向にある株」を選んで投資をし続けること! 実現間近の「配当でモトを取る」途中経過も大公開!
【第13回】
⇒株式投資はそもそも「株の売買で稼ぐ」ことでなく、 「出資に応じた利益の分配=配当を受け取る」もの! サラリーマンに「増配株投資」がおすすめの理由は?
【第14回】
⇒「配当金」を再投資すれば、複利効果によって配当金 &資産増加のスピードが加速する!「増配株投資」の 優位性をさらに高める「配当金」の使い道を伝授!
【第15回】
⇒株式投資に「損切り」は必要なのか? 悪材料が出た 場合の「損切り」の必要性や増配の継続性を判断する 方法など、ネガティブなニュースへの対処法を検証!
【第16回】
⇒インフラファンドが抱える「出力制御」「自然災害」「売電価格の低下」という“3つのリスク”を解説!投資対象としてのインフラファンドに未来はあるか?
【第17回】
⇒個人投資家は「株価暴落」にどう対応すべきなのか?株価の急変に右往左往しないためには「株価の変動を気にしなくていい投資手法=増配株投資」を選ぶこと
【第18回】
⇒「資産運用」は、40~50代から始めても遅くない!40~50代が定年退職や老後に備えて「増配株投資」で資産運用するメリットと注意点をわかりやすく解説!
【第19回】
⇒配当金生活を実現するなら「日本株」より「米国株」に投資すべき!? 50年以上の連続増配株が約30銘柄もある「米国株」の魅力と注意点をわかりやすく解説!
【第20回】
⇒米国株投資で注意が必要な「為替」と「税金」とは?「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」で投資をして、口座内に「米ドル」を残さないのがポイント!
【第21回】
⇒「株」を買う理由は、本当に“増配”だけでいいのか?何歳までに始めるべきなのか?など、株初心者が抱きがちな「増配株投資」の“3つの疑問”をまとめて解決!
【第22回】
⇒「高配当株」と「増配株」では、どちらに投資すべきか?「増配」は業績やビジネスモデルの“裏付け”があるが、「高配当」は株価や配当額に左右される不安定なもの!
【第23回】
⇒「増配株投資」は“コストパフォーマンス”が高い投資法なのか? 投資に必要な「手間」や「時間」を、「配当金」で回収できるかどうかをシミュレーションして検証!
【第24回】
⇒賢い「お金の貯め方&使い方」を“億超え”サラリーマン投資家が伝授! 若いうちにもっとも重視すべきなのは「経験」でも「節約・貯金」でもなく「株式投資」!
【第25回】
⇒「東証インフラファンド指数」の登場で、インフラファンドの出来高急増&投資口価格の上昇も!? 指数連動型の投資信託の設定や機関投資家の参入に実現に期待!
【第26回】
⇒米国株投資をする際に気になる「為替変動リスク」にどう対応すべきか? 配当生活を目指す個人投資家が考える「為替変動リスク」の捉え方と回避する方法!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年12月6日時点】 【証券会社おすすめ比較】 手数料、取引ツールetc.で総合比較! おすすめネット証券はココだ! |
||||||
株式売買手数料(税込) | 投資信託 | 外国株 | ||||
1約定ごと | 1日定額 | |||||
10万円 | 20万円 | 50万円 | 50万円 | |||
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||||
すべて0円 | 2581本 | ○ 米国、中国 、アセアン |
||||
【楽天証券のおすすめポイント】 国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が完全無料(0円)! 株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出したSBI証券と並んで業界最安レベルとなった。また、投信積立のときに楽天カード(一般カード/ゴールド/プラチナ)で決済すると0.5〜1%分、楽天キャッシュで決済すると0.5%分の楽天ポイントが付与されるうえ、投資信託の残高が一定の金額を超えるごとにポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだろう。貯まった楽天ポイントは、国内現物株式や投資信託の購入にも利用できる。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名で、数多くのデイトレーダーも利用。ツール内では日経テレコン(楽天証券版)を利用することができるのも便利。さらに、投資信託数が2500本以上と多く、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、長期的な分散投資がしやすいのも便利だ。2024年の「J.D. パワー個人資産運用顧客満足度調査<ネット証券部門>」では総合1位を受賞。 |
||||||
【関連記事】 ◆【楽天証券の特徴とおすすめポイントを解説!】売買手数料が安く、初心者にもおすすめの証券会社! 取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」を貯めよう ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
||||||
【楽天カードを活用すれば、投資しながら楽天ポイントもゲット!】 | ||||||
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||||
すべて0円 ※取引報告書などを「電子交付」に設定している場合 |
2547本 | ○ 米国、中国、 韓国、ロシア 、アセアン |
||||
【SBI証券のおすすめポイント】 ネット証券最大手のひとつ。国内株式の売買手数料を完全無料化! 取引報告書などを電子交付するだけで、現物取引、信用取引に加え、単元未満株の売買手数料まで0円になるので、売買コストに関しては圧倒的にお得な証券会社と言える。投資信託の数が業界トップクラスなうえ100円以上1円単位で買えるので、投資初心者でも気軽に始められる。さらに、IPOの取扱い数は大手証券会社を抜いてトップ。PTS取引も利用可能で、一般的な取引所より有利な価格で株取引できる場合もある。海外株式は米国株、中国株のほか、アセアン株も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富だ。米国株の売買手数料が最低0米ドルから取引可能になのも魅力。低コストで幅広い金融商品に投資したい人には、必須の証券会社と言えるだろう。2024年は「JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」の「証券業種」で1位を獲得。また口座開設サポートデスクが土日も営業しているのも、初心者には嬉しいポイントだ。 |
||||||
【SBI証券の関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
||||||
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||||
0円 (1日定額) |
0円 (1日定額) |
0円 (1日定額) |
0円/日 | 1885本 | ○ 米国 |
|
【松井証券のおすすめポイント】 1日定額制プランしかないものの1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料という手数料体系は非常に魅力的。また、25歳以下なら現物・信用ともに国内株の売買手数料が完全無料! 資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料、金利・貸株料が0%になる「一日信用取引」や手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。「J.D.パワー2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」では、ネット証券部門で1位を受賞した。 ※ 株式売買手数料に1約定ごとのプランがないので、1日定額制プランを掲載。 |
||||||
【関連記事】 ◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)! その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
||||||
1約定ごと(税込) | 1日定額(税込) | 投資信託 ※1 |
外国株 | |||
10万円 | 20万円 | 50万円 | 50万円 | |||
◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||||
99円 | 115円 | 275円 | 550円/日 | 1767本 | ○ 米国、中国 |
|
【マネックス証券のおすすめポイント】 日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、4850銘柄以上の米国株や約2650銘柄の中国株を売買できる。「dカード」や「マネックスカード」で投資信託を積み立てると最大1.1%のポイント還元。さらに、投資信託の保有金額に対し、最大0.26%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、2024年7月からは「dカード」による投資信託のクレカ積立などのサービスが始まった。 |
||||||
【関連記事】 ◆NISAのクレジットカード積立は「dカード積立」がおすすめ! ポイント還元率は業界トップクラスの1.1%で、「dカード GOLD」ならお得な付帯サービスも満載 ◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル! ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
||||||
【人気の「米国株」の銘柄数がトップクラス!】 | ||||||
◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) ⇒詳細情報ページへ | ||||||
0円 (1日定額) |
0円 (1日定額) |
0円 (1日定額) |
0円/日 | 1844本 | ○ 米国 |
|
【auカブコム証券のおすすめポイント】 MUFGグループとKDDIグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「J.D.パワー 2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」において、ネット証券部門で2年連続第1位となった。 |
||||||
【関連記事】 ◆auカブコム証券の新アプリで「スマホ投資」が進化! 株初心者でもサクサク使える「シンプルな操作性」と、投資に必要な「充実の情報量」を両立できた秘密とは? ◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると最大5%のPontaポイントがたまる! NISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! ◆【auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率は「1%」とネット証券トップクラス |
||||||
◆GMOクリック証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||||
0円 (1日定額) |
0円 (1日定額) |
0円 (1日定額) |
0円/日 | 112本 | ○ (CFD) |
|
【GMOクリック証券のおすすめポイント】 1日100万円まで取引は売買手数料無料! 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップ。米国株の情報では、瞬時にAIが翻訳する英語ニュースやグラフ化された決算情報などが提供されており、米国株CFDの取引に役立つ。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。なお、国内店頭CFDについては、2023年末まで10年連続で取引高シェア1位を継続。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ! |
||||||
【関連記事】 ◆GMOクリック証券が“業界最安値水準”の売買手数料を維持できる2つの理由とは? 機能充実の新アプリのリリースで、スマホでもPCに負けない投資環境を実現! ◆「株主優待のタダ取り(クロス取引)」で得するなら、GMOクリック証券がおすすめ! 一般信用の「売建」を使って、ノーリスクで優待をゲットする方法を解説! ◆GMOクリック証券を「無料」で利用する裏ワザとは? グループ会社の株主優待を効率よく利用することで、1年間に「最大375回分」の売買手数料が0円に! ◆億トレーダーが初心者におすすめの証券会社を紹介! NISA口座の売買手数料無料のSBI証券と、株主優待で売買手数料が無料になるGMOクリック証券がおすすめ |
||||||
1約定ごと(税込) | 1日定額(税込) | 投資信託 ※1 |
外国株 | |||
10万円 | 20万円 | 50万円 | 50万円 | |||
◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券) ⇒詳細情報ページへ | ||||||
0円 (1日定額) |
0円 (1日定額) |
0円 (1日定額) |
0円/日 | 49本 | ○ (米国株CFD) |
|
【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】 以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。 |
||||||
【関連記事】 ◆【ネット証券おすすめ比較】株の売買手数料を比較したらあのネット証券会社が安かった! ◆株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券は? 手数料、使い勝手で口座を使い分けるのが桐谷流! |
||||||
【積極的に売買する短期トレーダーに人気!】 | ||||||
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 |
【SBI証券×ザイ・オンライン】タイアップ企画
新規口座開設+条件クリアした人全員に
現金2000円プレゼント!⇒関連記事はこちら
お得な限定キャンペーン! | もれなく2500円プレゼント | 株の売買手数料がお得! |
---|---|---|
SBI証券 新規口座開設+条件クリアで もれなく2000円プレゼント! |
岡三オンライン証券 1日定額プランで 手数料を大幅値下げ! |
松井証券 1日50万円までの取引 なら売買手数料0円! |
ネット証券最大手で、ザイ・オンラインでも人気NO.1⇒関連記事 | 2017年の秋からIPO取扱数がトップクラスに!⇒関連記事 | 優待名人・桐谷さんも「便利でよく使う」とおすすめ⇒ 関連記事 |