こんにちは、個人投資家の立川です。
前回は「増配株投資」にかかる手間とリターンとの関係を考えてみましたが、いかがだったでしょうか。
【※前回の記事はこちら!】
⇒「増配株投資」は“コストパフォーマンス”が高い投資法なのか? 投資に必要な「手間」や「時間」を、「配当金」で回収できるかどうかをシミュレーションして検証!
世の中にはさまざまな投資手法がありますが、私自身はあくまでも「投資は人生を豊かにする手段」だと思っているので、時間や手間が最小限で済む、シンプルな投資手法を選ぶべきだと考えています。
「新型コロナウイルス」の感染拡大によって、世界中の株式市場が乱高下していますが、こういうときこそ「自分向きの投資とは何か」を考える機会にもなるはずです。読者の方々が投資方法を検討する際の参考として、この連載記事がお役に立てば幸いです。
「若いときから投資を始めるべき」なのか、
「若いうちは“お金”より“経験”を重視すべき」なのか
さて、投資は「早く始めるほど『複利効果』が活かせて有利」と言われています。しかし、その一方で、「若いうちはお金を貯めるよりも、いろいろな経験をしておくことが大切だ!」という意見や、「いつ死ぬかもわからないのに、そんなにお金を貯めてどうする? 天国にお金は持っていけないぞ?」という意見もよく耳にするので、迷う人もいるかもしれません。
私自身、今でも投資がうまくいかなかったときは「あぁ、こんなに損をするなら、このお金で旅行に行くか、好きなアーティストのライブを見に行けばよかった……」なんて考えることがあります。そこで今回は「若いときから投資をするべきなのか? 投資以外にお金を振り向けるべきなのか?」について考えてみたいと思います。
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⇒サラリーマンが株式投資する前に準備すべきことは?投資資金とは別に、当面の生活費やiDeCoなどを準備して、株式投資による自分年金作りを始めよう!
私は就職してサラリーマンになるタイミングで、家族の急な入院などを経験しました。そのため、「いざというときの貯金」の重要性が身に染みており、就職してすぐに社内の財形貯蓄を始めました。
ところが、職場の同僚や先輩達からは「カネなんか貯めてどうするんだ!?」とよく言われました。多くの場合、このような意見を言う人は普段から貯金をせず、自分が無計画にお金を遊びに使っている「浪費」を「経験」と言って正当化する傾向にある気がしました。「浪費」を正当化する人は、自分がお金を使ってしまう不安を、他人を巻き込むことで紛らわしがちなのです。
一方で、同じ職場の先輩でも、仕事に関係する技術や資格の取得、外国語の学習に取り組むなど、仕事で役立つ勉強に時間を費やしている人もいました。勉強をするなら、若いうちのほうが時間とお金が自由に使えて、吸収力もあるので有利です。しかも、そういう先輩たちのほとんどは「いかにリーズナブルに効率よく勉強するか」を真剣に考えていましたし、仕事ができる人たちだったように思います。
もちろん私は「勉強をする先輩」を見習って、就職してからは勉強と技術の習得に努めることで、自分が希望する部署で仕事を続けることができました。そして結果的に、副業などに頼ることなく、シンプルに本業でもらう給料を増やすことができ、投資の資金を貯めることができました。
当初、家族にある程度の金額を仕送りする必要があったために、投資に回せる資金は少額でした。そこで、資信託や株式累積投資(るいとう)、単元未満株への投資など、資金が少なくてもできる投資にトライしました。そして、就職して10年以上が経過して、いよいよ本格的に資産形成に取り組もうと決意したときに「バリュー投資」の概念を知り、本格的に個別株への投資を始めたのです。その後、ライブドア・ショックやリーマン・ショックなどを経験しながら、長期間に渡って配当を成長させてくれる株を保有する「増配株投資」にたどり着きました。
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⇒「配当利回りが高い株」に投資するより重要なのは、「増配傾向にある株」を選んで投資をし続けること! 実現間近の「配当でモトを取る」途中経過も大公開!
とはいえ、私はただ「ひたすらに勉強や仕事をする」というタイプでもありませんでした。投資の資金を貯めるために、節約もほどほどにしましたが、職場や友人との付き合い、自分の趣味にもそれなりにお金を使うようにしていました。つまり、「ひたすら遊ぶ」のでも「ひたすら勉強や仕事をする」のでも「ひたすら節約してお金を貯める」のでもなく、「勉強」や「付き合い」「節約・貯金」「投資」などに、時間やお金を“分散投資”したのです。
日本社会では、「○○一筋」「○○の専門」を“美徳”とする考え方が根強いように感じます。確かに、いろいろなことに手を出して、中途半端になってしまう人がいるのも事実ですし、その逆に一つのことに時間を費やして成果を出している人が多くいることは確かです。しかし、専門分野で活躍している人の話を聞くと、広いジャンルの知識を持ち、それを自分の専門分野に生かしているタイプの人が多いのです。逆に、特定のモノやコトに集中しすぎると視野が狭くなり、かえって自分の専門分野でも行き詰ってしまうこともあるのではないでしょうか。
「遊び」だけに集中して浪費をするのは論外ですが、目の前の「仕事」だけに集中するよりも、ビジネスにも役立つ幅広い知識を得る方法として、「株式投資」は打ってつけではないでしょうか。
しかも、私がたどり着いた「増配株投資」であれば、毎日何時間も銘柄の研究をする必要もありません。仕事も勉強もして、たまには同僚や友人と飲みに行ったとしても、その合間に銘柄を選び、実際に注文をして、株価をチェックすることは十分に可能です。仕事・勉強・付き合い・趣味・家族などにお金や時間を配分できている人も多いと思いますが、少しだけ投資にも配分することをおすすめします。
若いうちに真っ先に経験すべきことこそ「株式投資」!
実際に経験しないと「株式投資」の魅力もリスクもわからない!
というわけで、私が20~30代の読者の方にアドバイスするとしたら「若いうちはひたすら貯金しておけ」でも「若いうちに遊べるだけ遊んでおけ」でもなく、「若いうちにいろいろな経験をすることも大切で、適度に遊んでも構わないとも思うけど、真っ先に『株式投資』だけは始めておいたほうがいい」ということになります。
まずは、自分が気になった1銘柄に投資して、数年間、保有してみましょう。自分が商品やサービスをよく利用している会社でも、雑誌やブログで紹介されていて気になった会社でも構いませんが、できれば「増配株」がおすすめです。
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そうして1銘柄だけでも株を保有していると、報告書や株主総会の招集通知が送られてくるようになり、銘柄によっては配当金が振り込まれたり、株主優待がもらえたりします。
もちろん、1銘柄だけを保有した場合、配当金はそれほど多くもらえるわけではありません。10万円で配当利回りが2%の株を買った場合、配当金は年間2000円です。しかし、「株を買えば配当金がもらえる」ということを実際に経験すると、株式投資がとても有利なものだと実感できると思います。現状の配当利回りは預貯金の金利よりも圧倒的に高く、「働かなくてもお金がもらえる(=自分の代わりにお金が働いてくれる)」ことを実感できれば、株式投資への興味がどんどん湧いてくることでしょう。しかも、増配株に投資した場合、受け取れる配当金は毎年徐々に増えていきます。株価は常に変動しますので、今回の「コロナ・ショック」のようなことで、一時的に株価が下がってしまうこともありますが、増配株を保有しておけば、配当を10~20年にわたって受け取ることで、投資した資金が回収できることが実感できると思います。
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⇒定期預金の金利より「株の配当」は数百倍もお得!増配銘柄を選べば、自動的に株価下落リスクが低く、優れたビジネスモデルの超優秀な銘柄に投資できる!
このように、「株主」になって配当金が振り込まれる感覚や、株価の変動による自分の心理的な変化は、実際に経験してみないと決してわからないと思います。
また、「投資」を始めるなら、個別株よりも手軽にできる「投資信託」を利用する手もあります。例えば、雑誌やテレビによく出演しているファンドマネジャーが運用している投資信託(アクティブファンド)や、日経平均株価などの株価指数に連動する低コストな投資信託(インデックスファンド)など、証券会社によっては2500銘柄以上の投資信託を取り扱っていて、投資環境も充実しています。しかも、個別株に比べると投資信託のほうがたくさんの銘柄に分散投資されていたり、個別株よりも少額から投資できたり、設定すれば自動的に積立投資ができたりもするので、個別株に投資するよりもリスクが低くなる場合もあります。
しかし私は、できれば投資信託ではなく、個別株を買って保有することをおすすめします。なぜなら、投資信託の場合、企業の「配当金」が「分配金」という形で投資家に還元されますが、基本的には再投資されることが多く、「配当金」が口座に振り込まれたり、株主優待を受け取れたりしないので、「株主」であることや「お得」なこと、「楽しい」ことを実感しづらいからです。
最近では、個別株への投資でも数十円、数百円で「1株」から買うことができる「単元未満株」サービスを提供する証券会社も増えてきています。「単元未満株」でも配当金は受け取れますし(ただし、株主優待は受け取れないケースがほとんど)、投資資金が少額でも分散投資がしやすく、リスクを減らすことができるので、資金が十分にない場合には、これらのサービスを利用して個別株への投資を始めるのもおすすめです。
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我慢を強いる「節約」は続かないので要注意!
飲み代を仕事や将来に生かす方法を考えよう!
前半でも触れましたが、「人生経験」と言い訳をしながら浪費することは好ましくありません。収入を増やすことは簡単ではありませんが、節約は自分でコントロールをして支出を抑えることができるので、お金を多く貯める早道です。実際、私も浪費を避けるように心掛けてきました。しかし、資産形成やマイホーム購入のために、我慢に我慢を重ねて徹底的に節約をすることも考えものです。
たとえば、お金を貯めるために、仕事や友人の付き合いをすべて断り、必要以上に食費や光熱費などを削ったとしましょう。当然、人間関係や心身の健康を損なってしまいますから、お金が貯まったとしても、その後の人生がつまらなくなってしまいます。それに、そもそも多くの我慢を強いるような無理な節約生活は継続が困難でしょう。
お金を貯めるための「節約」は、多額の固定費が発生する住居や車、携帯料金、保険などを見直したり、不用品を買わない・持たないようにしたりと、生活水準を大きく変えずに高い効果が得られる部分を削るようにしましょう。お金を貯めるのは大切なことですが、今の生活を充実させて楽しむことも大切です。
「節約」という観点から、ちょっと話はずれますが、職場の「飲み会」について、私の体験談をさせてください。職場の上司や先輩、同僚との付き合い、飲み会を否定的に捉えて、「仕事が終わったあとまで、わざわざお金を払って面白くもない職場の先輩の話を聞くのは耐えられない」という若い人も増えてきているようです。
しかし、前半で触れたとおり、私は若い頃、職場の付き合いにそこそこ参加していました。職場の飲み会では仕事や人間関係のグチが多いのは定番ですが、そこに「業務改善」の大きなヒントが隠れていると感じたからです。私は飲み会の話題からヒントを得て、積極的に「業務改善提案」を会社に提出しました。そのいくつかが採用・評価され、昇給につながったのです。さらに、仕事ができる先輩がアドバイスしてくれる「仕事を効率的に進めるヒント」は聞き逃さないようにして、自分の仕事に生かしていました。飲み会への参加を「投資」と考えて、本業を短時間で済ませることに応用させてもらっていたのです。
この「業務改善提案」のエピソードはとても個人的な体験談だと思いますが、一般論としても、職場の飲み会を最初から「めんどくさい」「お金がもったいない」と否定的にならず、「できる先輩の本音や、上手に仕事を進めるヒントを聞き出せる場所」として活用することは十分に可能なのではないでしょうか。考え方を少し変えるだけで、イヤだと思っていた職場の飲み会が、とんでもなく利用価値が高くなるかもしれません。
そして、職場の「飲み会」を業務改善に生かすのと同じように、いろいろな場面で人の話を聞いたり、買い物をしたり、旅行をしたり、趣味を楽しんだりすることは、株式投資で銘柄を選ぶヒントにもなります。これから何が売れるのか、それは自分でお金を使うことで見えてきます。このように、私はひたすら「節約」するのではなく、適度に時間とお金を使い、仕事を上手に進めたり、生活を楽しんだりすることも重要だと考えています。
「増配株」投資家は、コロナ・ショックにどう対応すべきか?
保有し続けられるのが増配株投資の良さだが、不安なら売却を!
ところで、今年2月以降は新型コロナウイルスの影響で、株式市場は急落したかと思えば、急激なリバウンドで株価が上昇するなど、先が読めない相場展開が続いています。ここ1~2年の間に株を始めた人はもちろん、2013年に始まったアベノミクス相場に乗って、順調に資産を増やしてきた個人投資家の方々でも、資産を減らしてしまった方もいるかもしれません。
私も例外ではなく、残念なことに年初から考えると資産の評価額は減少しています。しかし、毎月の給料から少しずつ証券口座に入金をして、ある程度の金額が貯まったら「増配株」に投資をする私のような投資手法では、株価の急落に合わせて右往左往して売買するようなことはありません。いつもどおりに配当を受け取り続けて、時間をかけて投資元本を回収していけばいいと思っているからです。
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⇒個人投資家は「株価暴落」にどう対応すべきなのか?株価の急変に右往左往しないためには「株価の変動を気にしなくていい投資手法=増配株投資」を選ぶこと
しかし、この連載を参考に増配株投資を始めた人の中には、株価が急落して含み損が増えてくると、心穏やかでいられなくなる方もいると思います。そこで、お役に立つかどうかはわかりませんが、私の「含み損」体験を書いてみます。
私が投資を始めたのは2004年で、その年の運用成績は「マイナス15%(の含み損)」でした。翌年の2005年には含み損が解消されたものの、リーマン・ショックが起こった2008年末には再び投資元本を割り込んで含み損が拡大してしまいました。当時は、資産のほぼ全額を投資に回していたので、リーマン・ショックによる世界的な株価急落の影響をモロに食らってしまったのです。
しかし、そのときも「利益を計上し、適度な配当を実施している企業に投資していれば、いつか報われるはずだ」と信じて増配株を保有し続けたところ、2010年には徐々に保有していた企業の業績が回復して証券口座は含み損から含み益に転じ、2013年以降にはアベノミクスの恩恵を受けて、それなりの資産を築くことができました。その間、各企業が積極的な株主還元も実施してくれたので、いまでは受け取れる配当金も年間400万円を超える水準に増えています。
このように、増配株は長期にわたって堅調な業績を維持できるビジネスモデルを持つ銘柄が多いため、一時的な株価下落に振り回される必要はありません。リーマン・ショックという世界的な経済危機も乗り越え、そのほとんどが業績も株価も確実に回復しています。
とはいえ、株価が急落すると不安になるのは当然です。そして、あまりに不安が大きくなりすぎて、仕事や家族との時間に影響が出るようであれば、多少の損失には目をつぶってでも、いったん保有株を売却してしまってもいいと思います。株式投資を続けるのは重要ですが、日々の生活を落ち着いた気持ちで送ることのほうがもっと大切です。そして、株価が下がったときに不安で落ち着かなくなるようなら、その投資方法や保有銘柄、投資金額などが自分に合っていない可能性もあります。不安になるようなら、保有している株をいったん売却して、投資方法や銘柄、投資金額を再検討したうえで、改めて株式投資にトライするのもいいでしょう。
なお、増配株投資をしているときに、株価の急激な変動が起こった場合の対処法については、下記の記事も参考にしてください。
【※関連記事はこちら!】
⇒個人投資家は「株価暴落」にどう対応すべきなのか?株価の急変に右往左往しないためには「株価の変動を気にしなくていい投資手法=増配株投資」を選ぶこと
それでは、今回のまとめです。
【ポイント①】
社会人になったら「浪費」でも「節約」でもなく、とにかく真っ先に「株式投資」を始めよう!
【ポイント②】
「浪費」を正当化する人は、自分がお金を使ってしまう不安を他人を巻き込むことで紛らわしがちなので関わらない!
【ポイント③】
極度の「節約」は逆に損をするかも? 職場の先輩や同僚、友人との飲み会を自分の仕事や将来に生かす方法を考えよう!
【ポイント④】
増配株投資なら、リーマン・ショックでもコロナ・ショックも、右往左往せずに乗り切れる!
【ポイント⑤】
たとえ増配株投資をしていても、株価の下落で仕事が手につかない、不安で普段の生活が送れないなら、いったん株を売却して再挑戦しよう!
以前、この連載では分散投資の一環として「インフラファンド」を何度か取り上げてきましたが、2020年4月、ついに「インフラファンド指数」が登場しました。日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)と同じように「インフラファンド指数」によってマーケット全体の傾向をとらえることができるようになりました。そこで次回は、「インフラファンド指数」の登場で何が起こるのかを考えていきたいと思います。
【※関連記事はこちら!】
⇒インフラファンドのメリット・デメリットを解説!「J-REIT」と比較しても、「インフラファンド」には 高利回り+安定度、不況に強いなど、メリット多数!
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【※立川さんが登場する記事はこちら!】
⇒「連続増配の株を買う」だけで資産1億円超を達成! サラリーマン投資家・立川一さんが編み出したシンプル&ユニークな「増配銘柄投資法」を解説!
⇒株の配当金で暮らす生活も実現可能な投資術を公開! 株の配当が増え続ける会社を選んで投資するだけで、1億5000万円の資産を築いた会社員の投資法を紹介
個人投資家・立川 一(たちかわ はじめ)さん
(『Value Investment since 2004 長期に配当収入増加と資産形成を目指す立川一の投資日記』:https://vis2004.blog.fc2.com/)
40代のサラリーマン投資家。中学生のころから株に興味を持ち、2004年から本格的に株式投資を開始。バフェットの本に影響を受け、最初はバリュー投資からスタートしたが、次第に増配株のメリットに気がつき、現在の投資手法を確立する。趣味である楽器演奏の腕前はかなりのもので、週末にはライブ活動も行っているとか。
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99円 | 115円 | 275円 | 550円/日 | 1767本 | ○ 米国、中国 |
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【マネックス証券のおすすめポイント】 日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、4850銘柄以上の米国株や約2650銘柄の中国株を売買できる。「dカード」や「マネックスカード」で投資信託を積み立てると最大1.1%のポイント還元。さらに、投資信託の保有金額に対し、最大0.26%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、2024年7月からは「dカード」による投資信託のクレカ積立などのサービスが始まった。 |
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0円/日 | 1844本 | ○ 米国 |
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【auカブコム証券のおすすめポイント】 MUFGグループとKDDIグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「J.D.パワー 2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」において、ネット証券部門で2年連続第1位となった。 |
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【関連記事】 ◆auカブコム証券の新アプリで「スマホ投資」が進化! 株初心者でもサクサク使える「シンプルな操作性」と、投資に必要な「充実の情報量」を両立できた秘密とは? ◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると最大5%のPontaポイントがたまる! NISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! ◆【auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率は「1%」とネット証券トップクラス |
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0円/日 | 112本 | ○ (CFD) |
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【GMOクリック証券のおすすめポイント】 1日100万円まで取引は売買手数料無料! 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップ。米国株の情報では、瞬時にAIが翻訳する英語ニュースやグラフ化された決算情報などが提供されており、米国株CFDの取引に役立つ。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。なお、国内店頭CFDについては、2023年末まで10年連続で取引高シェア1位を継続。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ! |
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1約定ごと(税込) | 1日定額(税込) | 投資信託 ※1 |
外国株 | |||
10万円 | 20万円 | 50万円 | 50万円 | |||
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0円/日 | 49本 | ○ (米国株CFD) |
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【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】 以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。 |
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【関連記事】 ◆【ネット証券おすすめ比較】株の売買手数料を比較したらあのネット証券会社が安かった! ◆株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券は? 手数料、使い勝手で口座を使い分けるのが桐谷流! |
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【積極的に売買する短期トレーダーに人気!】 | ||||||
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 |
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