つみたてNISA(積立NISA)おすすめ比較&徹底解説[2024年]

2024年に始まる「新NISA」は、従来の「NISA」や「つみたてNISA」とどう違う?「新NISA」の“2階建て”の仕組みや非課税期間、投資額など変更点を解説!

2020年2月8日公開(2022年3月29日更新)
頼藤 太希
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事

つみたてNISAのおすすめ証券会社はココ!

 投資で得られた利益(運用益)にかかる約20%の税金がゼロになる「NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)」の制度変更が行われることが2019年12月に発表されました。現在、NISAには「(一般)NISA」、「つみたてNISA」(積立NISA)、「ジュニアNISA」の3種類がありますが、その中の「(一般)NISA」と「つみたてNISA」(積立NISA)が2024年よりリニューアルされ、「ジュニアNISA」は姿を消すことになります。この記事では、新しくなる「(一般)NISA」と「つみたてNISA」を解説します!
【※関連記事はこちら!】
まだ「つみたてNISA」を始められない人が抱えがちな“8つの疑問”をわかりやすく解説! 金融機関&投信の選び方や「iDeCo」との併用方法などにズバリ回答!

「NISA(少額投資非課税制度)」の制度変更は
“人生100年時代”を見据えたもの

 「NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)」は、毎年、一定金額までの投資で得られた利益にかかる税金が非課税になる制度です。2014年に「(一般)NISA」が始まり、2016年には「ジュニアNISA」、2018年には「つみたてNISA」がスタートしました。
【※関連記事はこちら!】
「つみたてNISA」と「一般NISA」と「iDeCo」を比較して、どれを選ぶべきかを解説! 運用額や目的、住宅ローン控除の有無などで一番得する制度が判明!

 「(一般)NISA」「ジュニアNISA」「つみたてNISA」の3制度は、制度ごとに投資できる金額の上限や投資できる商品、非課税になる期間などが異なります。

 3つの制度の中で、もっとも口座数が多いのは「(一般)NISA」です。金融庁「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査」(2019年9月末時点)によると、「(一般)NISA」の口座数は約1170万口座。「つみたてNISA」の約171万口座、「ジュニアNISA」の約34万口座よりも格段に多くなっています。NISAは、3制度を合わせると、約1375万人が利用しているメジャーな制度と言えるでしょう。

 さて、2019年12月、政府は「令和2年度税制改正大綱」を閣議決定しました。この中に、2024年からのNISA制度の変更が盛り込まれています。政府は今回の変更について、「人生100年時代にふさわしい家計の安定的な資産形成を支援していく」と説明しています。
【※関連記事はこちら!】
「つみたてNISA」で老後資金2000万円を貯める方法を具体的に解説!「iDeCo」も併用して「早く始める=長く積み立てる」と老後資金2000万円は貯められる!

「(一般)NISA」は2階建ての「新NISA」にリニューアル
投資金額の上限は年122万円に増額!

 まずは「(一般)NISA」の変更点から。現在、「(一般)NISA」で投資ができる期間は2023年までとなっています。しかし、2024年より「(一般)NISA」は「新NISA(仮称)」となり、大幅に見直されることが発表されました。「新NISA」は仮称なので、2024年以降は「新NISA」のことを「(一般)NISA」と呼ぶようになるかもしれませんが、ここでは区別の意味で「新NISA」と呼ぶことにします。
【※関連記事はこちら!】
NISA(少額投資非課税制度)は、いったい何がお得? 投資初心者向けにNISAを使うメリットとデメリット、実際に運用する際の3つの注意すべきポイントも解説!

 主な変更点は、次の3点です。

「(一般)NISA」「新NISA」の概要
  (一般)NISA 新NISA
非課税になる投資金額 年120万円まで 1階部分:年20万円まで
2階部分:年102万円まで
利益を非課税にできる期間 5年間 5年間
投資の対象 上場株式(ETF・REIT含む)
投資信託
1階部分:金融庁の基準を満たした投資信託(「つみたてNISA」と同じ)
2階部分:「(一般)NISA」から高レバレッジ投資信託などを除いたもの
投資できる期間 2023年まで
※「新NISA」へ時価でロールオーバーできる見込み
2028年まで
※1階部分は「つみたてNISA」に簿価でロールオーバーできる見込み

 

◆「新NISA」の変更点①
非課税になる投資金額が変わる(少し増える)


「(一般)NISA」 では、年120万円まで投資ができ、投資で得られた利益が非課税になります。それに対して、2024年以降の「新NISA」では、投資は「2階建て」になります。

 1階部分は年20万円、2階部分は年102万円までの投資ができ、それぞれの利益が非課税になります。つまり、「新NISA」で投資できる金額は年122万円まで。現状の「(一般)NISA」よりも年2万円、5年で10万円多く投資できます。

 「(一般)NISA」と「新NISA」、どちらも非課税期間は5年間。買った株や投資信託などを売っても、非課税になる投資金額は回復しないのはこれまでと同様です。

◆「新NISA」の変更点②
投資の対象が変わる


「(一般)NISA」の投資の対象は、上場株式・ETF・REIT・投資信託です。2024年以降の「新NISA」も基本は同じですが、1階部分と2階部分で投資できる商品が異なります。

「新NISA」の1階部分で投資できるのは、「つみたてNISA」の対象になっている投資信託です。現在、日本で個人が購入できる投資信託は約6000本ありますが、「つみたてNISA」で購入できる投資信託は、金融庁の厳しい条件をクリアした170本程度に限られています。選択肢がたくさんありすぎても、とくに初心者は戸惑うかもしれませんから、170本程度に絞り込まれている「つみたてNISA」は初心者にとって利用しやすい制度と言えます。「新NISA」も同様にしようという狙いのようです。
【※関連記事はこちら!】
「つみたてNISA」は少額で投資が始められ、いつでも引き出せる、若年層&投資初心者にピッタリの制度!時間を味方にして、長期の積立で資産運用を始めよう

 これに対して2階部分では、「(一般)NISA」と同じく株式や投資信託に投資することができます。ただし、上場が廃止されそうな株式(監理銘柄・整理銘柄)や、長期投資に適さない高レバレッジ投資信託などは除外されます。具体的にどんな投資信託が除外されるかは検討中のようです。

 原則として、1階部分の投資をしないと、2階部分の投資はできないルールになるようです。とはいえ、2階部分を使いたいからといって1階部分の20万円の枠を使い切る必要はありません。金融機関によりますが、1000円、5000円といった最低投資金額の積み立てを行えば、2階部分が使えるようになります。

 例外として、株式だけに投資したい場合は、申請することで2階部分の投資だけをすることも可能です。しかしこの場合でも、2階部分の投資金額の上限は年102万円のまま。これまで「(一般)NISA」で株式を購入していた人にとっては、非課税枠が年120万円だったのが102万円に減ってしまうので、改悪と思う人もいるでしょう。

◆「新NISA」の変更点③
投資期間が伸び、「ロールオーバー」のルールが変わる


「(一般)NISA」で投資できる期間は2023年まで。それに変わる「新NISA」で投資できる期間は、2024年から2028年までの5年間となります。「(一般)NISA」の口座を持っている人は、2024年になると自動的に「新NISA」に移行します。特別な手続きは不要です。今、「(一般)NISA」口座を持っている人からすれば、投資できる期間が5年伸びたと言えるでしょう。

 「(一般)NISA」には、ロールオーバーというしくみがあります。これは、5年間、「(一般)NISA」で運用してきた株や投資信託をその翌年の投資枠に移すことで、最大10年間非課税で運用できるようになるというしくみです。ただ、「(一般)NISA」は2023年までの制度だったので、2019年以降に購入した株や投資信託は、ロールオーバーできなかったのです。
【※関連記事はこちら!】
「NISA」から「つみたてNISA」に変更する方法や、2015年から保有する金融商品の「ロールオーバー(非課税期間延長)」のために必要な手続きや申込期限を解説

 しかし、今回「新NISA」ができたことにより、2019年以降に「(一般)NISA」口座で購入した株や投資信託を「新NISA」にロールオーバーできるようになる見込みです。これにより最大10年間非課税で運用できるようになります。

 また、「新NISA」の1階部分で運用する投資信託も、5年の非課税期間終了後、「つみたてNISA」にロールオーバーできるようになる予定です。「つみたてNISA」は20年間非課税なので、「つみたてNISA」にロールオーバーすれば、「新NISA」の期間と合わせて、最大25年間非課税で運用できることになります。

 少し専門的ですが、「新NISA」の1階部分のロールオーバーは「取得原価(簿価)」で行われるとみられています。

 たとえば、「新NISA」の1階部分に投資した20万円の投資信託が5年間で倍の40万円になったとします。これを「つみたてNISA」にロールオーバーするとき、「取得原価」の場合は「20万円分の投資信託」として扱います。それに対して「40万円分の投資信託」として扱うことを「時価」といいます。

 「つみたてNISA」で非課税になる投資金額は年40万円までですから、もし時価でロールオーバーすると、この例では、その年はもう「つみたてNISA」での投資ができなくなってしまいます(投資枠を使い切ってしまうことになる)。その点、取得原価でロールオーバーすれば、まだ20万円分投資できるため、非課税で投資できる金額が増やせることになるのです。

 なお、「(一般)NISA」の株や投資信託を「新NISA」にロールオーバーするときは「時価」となる模様なので、このような恩恵はありません。

「つみたてNISA」は5年延長で2042年までに。
利用者数が低迷していた「ジュニアNISA」は制度自体が終了

 次は「つみたてNISA」です。「つみたてNISA」は投資信託などを購入できる期限が5年間延長され、2042年までとなります。
【※関連記事はこちら!】
「つみたてNISA」ならお金を増やす“投資の3つの鉄則”を誰でも無理なく実践できる!資産運用を始める前に知っておきたい「投資の基本」をまとめて解説!

 現状でも「つみたてNISA」は、投資信託などを購入できる期間が2018年から2037年までと、3つのNISA制度のなかでもっとも長く、2018年に始めれば、2037年までの20年間×40万円で、最大800万円の運用ができるようになっています。しかし、これでは、2019年に始めた人は、2019年から2037年までの最大19年間(760万円)、2020年に始める人は2020年から2037年までの最大18年間(720万円)……という具合に、始めるのが遅くなればなるほど、投資信託などを購入できる年数や金額が減る点が問題視されていました。

 今回、「つみたてNISA」は5年間延長されて、2042年まで投資信託などを購入できるようになるため、2020年からスタートすれば、2042年までの23年間×40万円、累計で最大920万円まで、非課税で投資できることになります。

 なお、2018年から「つみたてNISA」を利用している人は、累計非課税投資金額は最大1000万円になります(金融庁へ問い合わせをしたところ、『制度変更後の「つみたてNISA」の投資可能期間については、2018年に投資を開始した場合は25年』と回答がありました)。

 また、未成年の子や孫のために年80万円まで非課税で投資できる「ジュニアNISA」は利用者数が少ないことから、2023年をもって終了することになりました。「ジュニアNISA」口座内のお金は子や孫が18歳になるまでは原則として引き出せませんが、2024年以降はその制限なく、非課税で引き出せるようになる予定です。

 以上、2019年12月に発表されたNISAの制度変更や期間延長について、まとめて紹介しました。これから投資を始めたいという人には、少額からコツコツ積立投資ができる「つみたてNISA」が圧倒的におすすめです。2020年からスタートすれば、累計で最大920万円の非課税枠を活用することができます。
【※関連記事はこちら!】
つみたてNISA(積立NISA)を始めるなら、おすすめの証券会社はココだ!手数料や投資信託の取扱数などで比較した「つみたてNISA」のおすすめ証券会社とは?

 始めようと思ったときが始めどきです。何も行動しないでいると人生は何も変わりません。スタートすれば、金銭的なメリットはもちろん「投資は楽しいもの」という気づきもきっと得られるでしょう。
【※関連記事はこちら!】
「つみたてNISA」でおすすめの「国内株式型」投信4銘柄を紹介! 低リスクで信託報酬が安い「国内株式型」で、プロが推薦するインデックスとアクティブの銘柄は?
「つみたてNISA」でおすすめの「海外株式型」投信3銘柄を紹介!高い成長が見込める「海外株式型」でプロが推奨するインデックス型とアクティブ型の銘柄は?

頼藤太希(よりふじ・たいき)[マネーコンサルタント]
(株)Money&You代表取締役、マネーコンサルタント。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職。女性のための、一生涯の「お金の相談パートナー」が見つかる場『FP Cafe』を運営。メディアなどで投資に関するコラム執筆、書籍の執筆・監修、講演など日本人のマネーリテラシー向上に努めている。著書は『やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方』(きんざい)、 『税金を減らしてお金持ちになるすごい!方法』(河出書房新社)など多数。日本証券アナリスト協会検定会員。ファイナンシャルプランナー(AFP)。twitter→@yorifujitaiki
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。


新NISAおすすめ比較!編集部おすすめページへ
【新NISA口座おすすめ比較】 「日本株」の売買手数料や単元未満株への対応など、 NISAでの日本株投資におすすめの証券会社はココだ!
2024年に始まる「新しいNISA」を解説! 非課税保有 期間は無期限、投資限度額は年360万円に拡大など、 「つみたてNISA」「一般NISA」との違いや活用法を解説
【新NISA口座おすすめ比較】「日本株」の売買手数料や単元未満株への対応など、 NISAでの日本株投資におすすめの証券会社はココだ!
【新NISA口座おすすめ比較】 「米国株」が買えるおすすめ証券会社はココ! 取扱銘柄数や売買手数料、為替手数料などを比較
 新NISAおすすめ比較!詳しくはこちら!
【新NISA口座おすすめ比較】NISAでより多くのポイントが貯まる証券会社はココ! クレカ積立なら「年6000円分」のポイント獲得も可能
【新NISAおすすめ比較】 お得なキャンペーンを実施中の証券会社から選ぶ! 「新NISA」で得する、おすすめ証券会社はココ!
iDeCo(個人型確定拠出年金)おすすめ比較&徹底解説ページへ
【新NISA口座おすすめ比較】 「投資信託」の取扱本数やポイントの貯まりやすさで 選ぶ! NISAで得するおすすめの証券会社はココだ!
【新NISA口座おすすめ比較】 「IPO投資」に当選しやすい証券会社から選ぶ! 主幹事数や取扱銘柄数でおすすめの証券会社はココだ
証券会社(ネット証券)比較!総合比較ページへ
【2024年12月7日時点】
2024年にスタートした新制度を解説!
「新NISA」の取扱商品や売買手数料を徹底比較!

※表内のデータは、情報更新時に公表されている「新NISA」の情報をまとめたものです。
■SBI証券⇒詳細情報ページへ
つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
250本 無料 無料 1281本 0〜
0.5%
【SBI証券の新NISA口座のおすすめポイント】
ネット証券大手の一つで、新NISA口座では日本株の売買手数料無料に加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の積み立ては「100円」から可能で、少額から始めたい人に対応。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べる。三井住友カードなどによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用すると、カードの種類やその他の条件によってポイントが貯まる。「投信マイレージ」では保有額に応じたポイントも獲得できる。「成長投資枠」では米国株、中国株、韓国株、ロシア株(現在、注文停止中)、ベトナム株、インドネシア株、シンガポール株、タイ株、マレーシア株など海外株も豊富。単元未満株(1株から日本株が買える)「S株」は東証の全銘柄が対象で、成長投資枠で投資可能。売買手数料はゼロ円だ。「S株」では積立サービス「日株積立」を開始。株数指定(1 株単位)、金額指定(1000円以上、500円単位)で積立ができるようになった。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応しているのも便利。「J.D.パワー2024年NISA顧客満足度調査 」<証券部門>にて、総合満足度ランキング1位を受賞した。
【関連記事】
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
◆【SBI証券のNISA「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託の取扱数が250本と金融機関の中でも充実しているのがSBI証券の魅力!
◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
【新NISAおすすめ比較】SBI証券の公式サイトはこちら
■マネックス証券⇒詳細情報ページへ
つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
234本 無料 実質無料 1179本 0.73〜
​1.1%
【マネックス証券の新NISA口座のおすすめポイント】
新NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、米国株、中国株の売買手数料もキャッシュバックで実質無料。マネックス証券は以前から米国株と中国株の取引に力を入れている証券会社で、新NISA口座でも米国株は4850銘柄以上、中国株は約2650銘柄が購入できる。「つみたて投資枠」の対象投資信託のラインナップも豊富。最低購入金額が原則100円で、少額からつみたてNISAを始めることができる。すべての投資信託の販売手数料が無料! 投資信託を保有すると、ほとんどの投資信託で年率0.03〜0.26%の「マネックスポイント」や「dポイント」がもらえる​のも嬉しい。ポイントはAmazonギフト券などに交換できる。投資信託の積立購入のときに「マネックスカード」や「dカード」で支払うと最大1.1%分のマネックスポイントやdポイントが貯まる。単元未満株取引「ワン株」では買付手数料が無料。売却手数料も新NISA口座ならキャッシュバックされるので実質無料だ。2024年3月末から「ON COMPASS」がNISA成長投資枠での利用に対応した。「ON COMPASS」は2023年4月の金融庁公表調査、3年・5年リターンで1位を獲得したおまかせ資産運用サービスだ。
【関連記事】
◆NISAのクレジットカード積立は「dカード積立」がおすすめ! ポイント還元率は業界トップクラスの1.1%で、「dカード GOLD」ならお得な付帯サービスも満載
◆【マネックス証券の「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託が234本もあり、初心者も安心の資産設計アドバイスツールが使える!
◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル!
【新NISAおすすめ比較】マネックス証券の公式サイトはこちら
【クレカ積立でのポイント還元率が業界トップクラス!】
マネックス証券の公式サイトはこちら
■松井証券⇒詳細情報ページへ
つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
244本 無料 無料 1145本
【松井証券の新NISA口座のおすすめポイント】
株主優待名人の桐谷さんもおすすめするネット証券
の一つ。新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料で、取り扱っているすべての投資信託の販売手数料も一括購入・積立購入を問わず0円!「つみたて投資枠」対象の投資信託の取扱本数も豊富だ。投資信託は「100円」から購入可能。積立タイミングは「毎月」「毎週」「毎日」が選べる。投資信託の保有額に応じてポイントが付与され、dポイントやPayPayポイント、Amazonギフト券との交換が可能。低コストインデックス投信も含めた全銘柄がポイント還元対象となる「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」はお得感がある。投資信託のロボアドバイザー(利用料無料)では、新NISA対応のモデルポートフォリオ「成長投資コース」も用意されている。専門のオペレーターが投資の意思決定を手助けしてくれる「株の取引相談窓口」(完全予約制)や、NISAに関する質問に答える「NISAサポートダイヤル」を開設。利用料は無料で画期的なサービスとなっている。オンラインの口座開設手続きでは、証券口座とNISA口座の同時開設申込ができるため、手間を省いてすばやい口座開設が可能だ。
【関連記事】
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
◆【松井証券「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託を244本も用意!ロボアドバイザーが投資初心者の資産設計をサポート
◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)!その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介
 
【新NISAおすすめ比較】松井証券の公式サイトはこちら
■楽天証券⇒詳細情報ページへ
つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
241本 無料 無料 1285本 0.5〜
​1.0%
【楽天証券の新NISA口座のおすすめポイント】
NISA口座数が500万口座(2023年11月末時点)で業界NO1。新NISA口座では日本株の売買手数料が0円なのに加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の最低購入金額が「100円」のため、少額から積み立てられる。「つみたて投資枠」では「毎月積立」だけでなく「毎日積立」も選べる。ポイントプログラムが充実しており、「楽天カード」で決済する「クレカ積立」にすれば、毎月の積立額に応じて「楽天ポイント」が付与される。また、投資信託の保有額が一定額に達するとポイントがもらえる(一部対象外の商品あり)。積立代金を「楽天ポイント」で支払うことも可能だ。「成長投資枠」で買える海外株は、米国株、中国株、アセアン株。1株単位で売買する単元未満株「かぶミニ」は約2070銘柄の取引が可能。売買手数料は無料だが、リアルタイム取引(約740銘柄が対象)の場合は別途スプレッドが発生する。なお、単元未満株のリアルタイム取引に対応している証券会社はめずらしく希少だ。新NISAや資産作りに迷ったら相談窓口「withアドバイザー」が便利。楽天社員がアドバイスを行っている。現状の積立診断とプラスワン銘柄を提案してくれるロボアドバイザー「かんたん積立診断」も便利。2024年の「J.D. パワーNISA 顧客満足度調査」<ネット証券部門>のランキングにおいて総合1位を受賞した。
【関連記事】
◆楽天証券が投資信託の積立時の「楽天カード」決済&積立額の1%分のポイント還元を開始! ポイントの再投資も可能で、最強の「つみたてNISA」口座が誕生
◆【楽天証券のNISA「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託が241本と豊富!積立額に応じポイント還元&ポイントで投資も可能!
◆【楽天証券の特徴とおすすめポイントを解説!】売買手数料が安く、初心者にもおすすめの証券会社! 取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」を貯めよう
【新NISAおすすめ比較】楽天証券の公式サイトはこちら
【楽天カード+楽天キャッシュで月15万円の投信積立までポイント還元!】
楽天証券の公式サイトはこちら
■auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)⇒詳細情報ページへ
つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
239本 無料 無料 1137本 0.5%
【auカブコム証券の新NISA口座のおすすめポイント】​
新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料!「つみたて投資枠」の投資信託の種類も多く、「100円」から購入が可能なので投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。「au Payカード」で投資信託を積み立てると0.5%のPontaポイントが貯まるほか、投資信託の保有額に応じてもPontaポイントが貯まる(「au ID」の登録が必要)。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」も便利。通常「プチ株」の購入には手数料が発生するが、「プレミアム積立(プチ株)」の場合、買付手数料が無料。なお、NISA口座(成長投資枠)ならスポット取引でも売買手数料が無料となっており、コスト面でもお得だ。新NISA口座の開設者は特定口座での現物株式の取引手数料が最大5%割引になる「NISA割」がある(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。
【関連記事】
◆【auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率は最大1%とネット証券トップクラス
◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると最大1%のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ!
◆【auカブコム証券のNISA「つみたて投資枠」のメリットは?】「つみたて投資枠」対象の投資信託は239本と豊富で、現物株の取引手数料が最大5%割引になる特典もあり!
【新NISAおすすめ比較】auカブコム証券の公式サイトはこちら
■SMBC日興証券⇒詳細情報ページへ
つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
150本 137〜2200円
(約定代金による)
540本
【SMBC日興証券の新NISA口座のおすすめポイント】
2023年11月から投資信託情報サービス「日興の投信NISA」を開始。数多くの投資信託のなかからおすすめの21本に絞り込んでいるうえ、「なにごともバランスが大事よ」「私は世界の成長にかける」といったタイプごとに5〜6銘柄をピックアップしてくれるので、自分好みのNISA対応ファンドを選ぶ助けになる。SMBC日興証券では一部の投資信託で買付手数料が必要となるが、積立購入(投信つみたてプラン)の場合は全銘柄で買付手数料が原則無料となるので、上手に活用したい。
また、外国株式は、オンライントレードでは取引できないので注意しよう。単元未満株取引「キンカブ」は「100円以上、100円単位」の金額指定で株が買えるのがメリットで、dポイントでも株式投資ができる。「キンカブ」は売買手数料は無料で、100万円以下の買付ならばスプレッドも0%となっている(100万円超の買付時や売却時はスプレッド0.5~1.0%)。
【関連記事】
◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
◆IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と、多くの割当が期待できる主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
【新NISAおすすめ比較】SMBC日興証券の公式サイトはこちら
岡三オンライン⇒詳細情報ページへ
つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
91本 実質無料 332本
【岡三オンラインの新NISA口座のおすすめポイント】
2024年1月4日以降、新NISA口座では、日本株の売買手数料が全額キャッシュバックされ、実質無料に(上限なし)。投資信託は従来から購入手数料が無料となる「ZEROファンドプログラム」を行っているため、一括購入、積立買付とも手数料が無料だ。投信積立については、1銘柄あたり毎月100円から。低コストの人気ファンドを数多く取りそろえている。ファンド選びに迷った場合は、各自のリスク許容度に合わせた銘柄と投資割合を提案する「投信ロボ」が心強い。また、投資信託の平均保有残高が1000万円以上(プラチナ)、3000万円以上(プレミアゼロ)の場合は、信用取引の手数料が優遇されたり、IPOの当選確率がアップするサービスも提供している。単元未満株の取引も可能で取扱銘柄数も多いが、売買手数料は約定代金2万円まで220円、3万円まで330円、10万円まで660円(すべて税込)などだ。
【関連記事】
◆【証券会社比較】岡三オンラインの「現物手数料」「信用取引コスト」から「取扱商品」、さらには「最新のキャンペーン情報」までまとめて紹介!
◆「IPO(新規上場)が当選しやすくなる」証券会社の選び方を伝授! 優先すべきは、当選するまで資金が不要な岡三オンライン証券、野村證券などの4社だ!
【新NISAおすすめ比較】岡三オンラインの公式サイトはこちら
■GMOクリック証券⇒詳細情報ページへ
つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
38本 無料 112本
【GMOクリック証券の新NISA口座のおすすめポイント】
新NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。「100円」から積立が可能なのも魅力。GMOクリック証券は、ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。新NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、新NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ!
【関連記事】
◆GMOクリック証券のおすすめポイントはココだ!コストが激安な上にツール、情報も充実して大手ネット証券に成長
◆GMOクリック証券の株アプリ/株roid / iClick株を徹底研究!適時開示情報やアナリストレポートも過去90日分が読める!
【新NISAおすすめ比較】GMOクリック証券の公式サイトはこちら
■ウェルスナビ(WealthNavi)
つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
ETF ETF
サービス手数料:
資産残高の0.693〜0.733%(年率・税込)※
【ウェルスナビ(WealthNavi)の新NISA口座のおすすめポイント】
​​
国内外のETFに分散投資をするロボアドバイザー「ウェルスナビ」はNISA口座にも対応。5つの質問に答えるだけで最適なポートフォリオを提案し、毎月自動的に積立投資をしてくれるので、初心者でも簡単に効率的な運用を実行できる。2024年からの新NISAなら、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で資産を購入することで最大で年360万円まで投資可能! 運用コストとしては、一般的な証券会社のような売買手数料ではなく、資産残高に対して決まった割合のサービス利用料を負担する形なので要注意。また、楽天証券と提携した「ウェルスナビ×R」も提供している。その場合、楽天カードや楽天キャッシュを利用し、楽天ポイントを貯めたり、楽天ポイントを利用した購入・積立が可能となる。

※ NISA口座に自動積立だけで入金した場合で試算した手数料。リスク許容度(ポートフォリオ)により異なる。また、各商品の値動きによりポートフォリオのバランスが崩れた場合は、手数料が表記の範囲を超えて変動する可能性がある。
【関連記事】
◆【2024年最新版】「ロボアドバイザー」の機能や利用料、特徴を比較!証券会社のサービスから独立系業者まで紹介
【新NISAおすすめ比較】ウェルスナビ(WealthNavi)の公式サイトはこちら
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。※1 年会費無料のクレジットカードの場合。※2 1約定ごとプランで約定金額240万円までの売買手数料。

【ザイ・オンライン×松井証券】タイアップ企画!
新規口座開設+取引で、株の売買手数料を
最大1万円キャッシュバック!⇒ 関連記事はこちら

ザイ・オンラインおすすめのネット証券会社!松井証券の公式サイトはこちら


最短翌日!口座開設が早い証券会社は?
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開! 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
マネックス証券の公式サイトはこちら 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード! SBI証券の公式サイトはこちら
SBI証券の公式サイトはこちら! 【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開!
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

「株」全予測
人気株500激辛診断
優待年末年始

2月号12月20日発売
定価780円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[「株」全予測/人気株500激辛診断]
◎新春特別企画
2024年に儲けた株&損した株も大公開!
桐谷さんのゆく年くる年

2025年も全力優待ライフ
◎第1特集
2年目NISAの必勝法!
112人のプロに聞いた!
2025年「株」全予測&儲け方

●日経平均は5万円へ!日本株の高値・安値予測
●生成AIブームも半導体は苦戦!
上がる株・下がる株
●国内利上げで銀行・金融が有望!
上がる業種&テーマ
●中央銀行の買いが継続!金(ゴールド)
●トランプ政権下でも下落傾向!原油
●ドル円は年後半に140円台に!為替
●オルカンの次に買う1本も!投資信託

◎第2特集
買っていい10万円株は97銘柄!
<2025新春>人気の株500+
Jリート14激辛診断

●投資判断に異変アリ!
買いに躍進!》トヨタ自動車、ホンダ…など
強気に転換!》ソニーグループ…など
●儲かる株の見つけ方[1]旬の3大テーマ
通期で上ブレ期待/AI関連で恩恵他
●儲かる株の見つけ方[2]5大ランキング
PBRが低く改善に期待の株/アナリストが強気な株/配当利回りが高い株
●2025年新春のイチオシ株
10万円株/高配当株/株主優待株/Jリート
●気になる人気株
大型株/新興株/Jリート

【別冊付録】
増益割安株は1178銘柄
上場全3916社の最新理論株価

◎第3特集
トランプ政権下でどうなる!?
人気の米国株150診断
●S&P500指数をプロが大予測

●Big8を定点観測!GAFAM+αを分析!
●買いのオススメ株
トランプ株/高配当株
●人気の124銘柄を徹底診断
ナスダック/ニューヨーク証券取引所

◎第4特集
ザイクラブ拡大版!2024年はどうだった?
ザイ読者の悲喜こもごも&2025年の投資戦略
ザイ編集部員のプチ反省&自慢大会も!


◎連載も充実!

◆目指せ!お金名人
◆10倍株を探せ!IPO株研究所2024年10月編
◆おカネの本音!VOL.29兒玉遥さん
◆株入門マンガ恋する株式相場!
◆マンガどこから来てどこへ行くのか日本国
◆人気毎月分配型100本の「分配金」速報データ!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!


「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

【法人カード・オブ・ザ・イヤー2023】 クレジットカードの専門家が選んだ 2023年おすすめ「法人カード」を発表! 「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報