↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓ | ||||||
●防災用品 | ●チャットGPT | ●EV(電気自動車) | ||||
●PBR1倍割れ | ●生成AI | ●ライドシェア | ||||
●AI医療 | ●インバウンド | ●再生可能エネルギー | ||||
●株主優待 | ●半導体 | ●円安・ドル高 | ||||
●米株/大型優良株 | ●米株/燃料電池 | ●米株/大手IT株 | ||||
●米株/高配当株 | ●米株/天然ガス | ●米株/ディフェンシブ株 |
毎年クリスマス前後は米国市場が強いので、
今週〜来週は強気のトレードがおすすめ!
今週の12月25日(金)はクリスマスですが、米国ではクリスマスの前後は相場が高いことで知られています。
下のグラフは、米国を代表する株価指数であるS&P500が1980年以降、クリスマスの前後3日間にどのように動いたかを示したものです。
クリスマス前後3日間のすべてで、平均パフォーマンスがプラスになっている点に注目してください。このことからも、今週と来週は強気で臨むべきだということがわかります。
12月後半に小型株のパフォーマンスが良いのは、
「タックスロスセリング」で売られた後のリバウンドが原因
もうひとつ、この時期の市場の特徴としては、小型株のほうが大型株よりパフォーマンスが良い傾向にあることが挙げられます。下のグラフは、大型株指数のラッセル1000と小型株指数のラッセル2000について、12月後半と1月前半のパフォーマンスをそれぞれ比較したものです。
これを見ると、大型株指数(ラッセル1000)より小型株指数(ラッセル2000)のほうがパフォーマンスが良く、しかも、それは1月前半より12月後半のほうが際立っていることがわかります。
この現象が起こる理由としては、よく「タックスロスセリング」が指摘されます。
「タックスロスセリング」とは税金対策のひとつで、「その年、株式投資で大きなキャピタルゲインを得た投資家は、少しでも税金を減らすため、年末までに含み損が一番大きくなっている株を処分して実現損を出すことでキャピタルゲインと相殺する」という手法です。そのため、今年IPOした後に株価が一本調子で下げたような銘柄は、「タックスロスセリング」の格好の標的になります。
しかし、12月15日を過ぎると「タックスロスセリング」は一巡するので、そこで売られた銘柄はこの後はリバウンドしやすいと思います。つまり「タックスロスセリング」の標的となった企業は、今が狙い目と言えるでしょう。
10月のIPO後に大きく下落した「ルート」は、
最も「タックスロスセリング」の影響を受けた銘柄のひとつ
自動車保険のルート(ティッカーシンボル:ROOT)は、2020年10月27日に新規株式公開(IPO)されたばかりの銘柄ですが、値決め価格から48%も下げています。そのため、恐らく今年最もタックスロスセリングの影響を受けた銘柄のひとつだと考えられます。
ルートが事業を展開する自動車保険市場は、毎年2660億ドルの保険料売上高がある巨大市場です。自動車保険市場では、ウォーレン・バフェットが代表を務めるバークシャー・ハサウェイの中核会社、ガイコーやオールステートなどの古い体質の企業が幅を利かせています。
自動車保険は、これまで消費者の年齢、性別、既婚かどうか、学歴、住んでいる場所など、運転とは直接関係ない属性によって保険料率を決定してきました。しかしルートは、ウェブを通じたマーケティングとデータ分析による最適な保険料率の設定を武器として、先行企業の牙城に斬り込もうとしています。
具体的には、「テレマティック・デバイス(クルマの中に装着する運転モニター装置)を駆使してドライバーの運転状況を把握し、安全運転なら保険料金を安くします」という価値提案を行っています。
テレマティック・デバイス自体は、プログレッシブ(PRG)など既存の自動車保険会社も提供していますが、これまではスピード違反や急ブレーキなどの限られた危険行為しか記録できませんでした。しかしルートのデバイスは、それらに加えて運転中のスマホ使用などの危険行為もキャッチできるようになっています。
ルートの第3四半期の保有契約(Premiums in Force)は、前年同期比+41%の6億ドルでした。一方、直接既経過保険料(Direct Earned Premium)は、第3四半期が前年同期比+54%の1.65億ドルで、年初来(9月まで)が前年同期比+53%の4.71億ドルでした。
ルートの第3四半期の修正粗利益マージンは970万ドル(前年同期は-2720万ドル)、修正粗利益マージンは19.2%(前年同期は-34.2%)でした。また、純利益は70万ドル(前年同期は-3650万ドル)、直接ロスレシオは89.8%(前年同期は113.3%)でした。
ルートに対する批判として「顧客離反率が高い」「ロスレシオが高い」という指摘がありますが、これらは新規参入企業が背負わなければいけない宿命であり、時間が経過してデータの蓄積が進めば、次第に安全運転のドライバーが長期に渡ってルートの顧客として定着してゆくことが期待できます。
【まとめ】
今週は年末年始の“小型株ラリー”に向けた格好の仕込み場なので、
「タックスロスセリング」で売られた「ルート」に注目!
今週は「タックスロスセリング」が終り、年末年始の“小型株ラリー”に向けて格好の仕込み場になると予想されます。そして、「タックスロスセリング」の後にリバウンドが期待できる株のひとつが、IPO後に株価が一本調子で下がった銘柄です。
今年のIPO銘柄の中でも、特に惨めなパフォーマンスだった株のひとつがルートです。ルートは、自動車保険という巨大市場でガイコーやオールステートなどの大手と競争しているので、目先は苦戦を強いられると思います。しかし、データ・サイエンスに基づいた価値提案は若いドライバーにとって魅力的なので、今後の業績改善は十分に期待できます。
つまり、ルートは「タックスロスセリング」の影響を最も大きく受けたため、年末年始に向けては狙い目だと考えられます。

※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
【※今週のピックアップ記事はこちら!】
⇒米国株投資をする際に気になる「為替変動リスク」にどう対応すべきか? 配当生活を目指す個人投資家が考える「為替変動リスク」の捉え方と回避する方法!
⇒【ふるさと納税】お米の返礼品の人気ランキング! ふるさとチョイスでもらえる「お米」の返礼品の中で、2020年12月時点でもっとも人気がある返礼品を紹介
↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓ | ||||||
●防災用品 | ●チャットGPT | ●EV(電気自動車) | ||||
●PBR1倍割れ | ●生成AI | ●ライドシェア | ||||
●AI医療 | ●インバウンド | ●再生可能エネルギー | ||||
●株主優待 | ●半導体 | ●円安・ドル高 | ||||
●米株/大型優良株 | ●米株/燃料電池 | ●米株/大手IT株 | ||||
●米株/高配当株 | ●米株/天然ガス | ●米株/ディフェンシブ株 |
【※米国株を買うならこちらの記事もチェック!】
⇒米国株投資で注意が必要な「為替」と「税金」とは?「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」で投資をして、口座内に「米ドル」を残さないのがポイント!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2023年12月1日時点】
「米国株」取扱数が多いおすすめ証券会社 |
◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約5250銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)※買付時の為替手数料が無料/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【マネックス証券のおすすめポイント】 約5250銘柄の米国株を取り扱っており、銘柄数はトップクラス! 買付時の為替手数料が0円(売却時は1ドルあたり25銭)なので、実質的な取引コストを抑えることができる。さらに、外国株取引口座に初回入金した日から20日間は、米国株取引手数料(税込)が最大3万円がキャッシュバックされる。米国ETFの中で「米国ETF買い放題プログラム」対象17銘柄は実質手数料無料(キャッシュバック)で取引が可能。米国株は、時間外取引に加え、店頭取引サービスもあり日本時間の日中でも売買できる。なお、NISA口座なら日本株の売買手数料が無料なのに加え、外国株(海外ETF含む)の購入手数料も全額キャッシュバックされて実質無料! 企業分析機能も充実しており、一定の条件をクリアすれば、銘柄分析ツール「銘柄スカウター米国株」が無料で利用できる。 |
|
【関連記事】 ◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル! |
|
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約5550銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【SBI証券のおすすめポイント】 ネット証券最大手だけあって、米国、中国(香港)、韓国、ロシアからアセアン各国(ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア)まで、外国株式のラインナップの広さはダントツ! 米国株は手数料が最低0米ドルから取引可能で、一部米国ETFは手数料無料で取引できる。米ドルの為替レートは「片道25銭」と他の証券会社と同じレベルだが、住信SBIネット銀行の外貨預金口座から入金すれば「片道4銭」で両替可能。差額の21銭は1ドル=108円なら約0.19%に相当するので、かなりお得だ。あらかじめ設定した金額か株数(口数)で定期的に買付する「米国株式・ETF定期買付サービス」が便利。 NISA口座なら、日本株の売買手数料だけでなく、海外ETF(米国・中国・韓国)の買付手数料も無料に。米国企業情報のレポート「One Pager」、銘柄検索やソートに使える「米国株式決算スケジュールページ」や「米国テーマ・キーワード検索」、上場予定銘柄を紹介する「IPOスピードキャッチ!(米国・中国)」など情報サービスも多彩。また、2021年4月から米国株式取引専用の「米国株アプリ」が登場した。インドネシアやタイなどのアセアン各国に関しては、主要約70銘柄の個別企業レポート「ASEANアナリストレポート」を提供している。 |
|
【関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
|
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約5200銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【楽天証券おすすめポイント】 米国、中国(香港)、アセアン各国(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)と、幅広い銘柄がそろっているうえ、海外ETFの取り扱い数も、米国ETF約350本を含む、約400本と業界No.1! 所定の米国ETF9銘柄については買付手数料が無料で取引ができる。米国株式の注文は、最大90日先まで指値注文が有効で、「約定通知メール」サービスとあわせて利用すると便利。米国株の注文受付時間が、土日、米国休場を含む日本時間の朝8時~翌朝6時と長いので、注文が出しやすいのもメリット。アセアン株式の情報も充実。財務分析でよく使われるPERなどの主な指標、過去5年間の業績推移や今後2年間の業績予想もチェックが可能だ。NISA口座なら買付手数料が無料(売却時の手数料は必要)なのもメリットだ。取引から情報収集までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名。さらに、スマホ向けトレードアプリ「iSPEED」でも米国株取引が可能になった。ツール内では日経新聞の記事を無料で読むこともできる。 |
|
【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が見やすい! |
|
◆DMM.com証券(DMM株) ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約2500銘柄 | 無料 |
【DMM.com証券おすすめポイント】 2019年12月に米国株の売買手数料を完全に無料化したことで、取引コストに関しては一歩リード!ただし、配当金が円に両替される際の為替スプレッドが1ドルあたり1円と高いので、割り狙いで長期保有する人は注意が必要だ。取扱銘柄数は少なめだが、FAANGなどの有名IT株やバンガードなどの人気ETFは、きちんと網羅されている。他社と違う点としては、外貨建ての口座がなく、売却時の代金や配当が自動的に受け付けから円に交換されること。その後で持っておきたい人にはデメリットだが、すべて円で取引されるため初心者にとってはわかりやすいシステムと言えるだろう。また、米国株式と国内株式が同じ無料取引ツールで一元管理できるのもわかりやすい。米国株の情報として、米国株式コラムページを設置。ダウ・ジョーンズ社が発行する「バロンズ拾い読み」も掲載されている。 |
|
【関連記事】 ◆DMM.com証券「DMM株」は、売買手数料が安い!大手ネット証券との売買コスト比較から申込み方法、お得なキャンペーン情報まで「DMM株」を徹底解説! ◆【証券会社比較】DMM.com証券(DMM株)の「現物手数料」「信用取引コスト」から「取扱商品」、さらには「最新のキャンペーン情報」までまとめて紹介! |
|
【米国株の売買手数料がなんと0円!】 |
※ 本記事の情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。 |