IPO株の銘柄分析&予想

「THECOO(ザクー)」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のファンコミュニティプラットフォーム運営企業との比較や予想まで解説![2021年12月24日 情報更新]

2021年11月17日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 THECOO(ザクー)
市場・コード/業種 東証マザーズ・4255/情報・通信業
上場日 12月22日
申込期間(BB期間) 12月6日~12月10日
おすすめ証券会社 大和証券野村證券SBI証券マネックス証券楽天証券松井証券CONNECTSBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 6100円(-15.28%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

THECOOが12月22日にIPO(新規上場)!

「THECOO」の公式サイトより

 THECOOは、2021年11月17日、東京証券取引所に上場承認され、2021年12月22日にIPO(新規上場)することが決定した。

 THECOOは2014年1月20日に設立された。一般ユーザー向けのファンコミュニティプラットフォーム「Fanicon」の提供を行う「Fanicon事業」及びクライアント企業向けにインフルエンサーを用いたマーケティング施策支援やオンライン広告コンサルティングを行う「法人セールス事業」を展開している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

THECOOのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 12月3
ブックビルディング(抽選申込)期間 12月6日~12月10日
公開価格決定 12月13日
購入申込期間 12月14日~12月17日
払込日 12月21日
上場日 12月22日

THECOOのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2021年12月14日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
30.4
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野村證券 4.3
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
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マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
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楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.4%
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松井証券
[最短3日後に取引可能]
0.4%
公式サイトはこちら!
CONNECT
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券(主幹事証券) 60.0  
いちよし証券 1.7  
東洋証券 0.4%  
極東証券 0.4%  
あかつき証券 0.4%  

THECOOのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 7180
仮条件
[予想PER(※2)
7000~7200円
倍~倍]
公募価格 7200円
初値 6100円
初値騰落率 -15.28%
予想トレーディングレンジ(※3) 6000~1万2000
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2021年12月1日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 56.9倍
エムアップHD<3661> 44.4倍(連)
UUUM<3990> 63.6倍(連)
SKIYAKI<3995> 62.6倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は赤字予想のため割安度を判断できない

THECOOの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 202万1355株(予定)
公開株式数 公募20万株  売出30万700株
(オーバーアロットメントによる売出7万5100株)
想定公開規模(※1) 41.3億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

THECOOはコミュニティ型ファンクラブ運営

 ファンコミュニティプラットフォーム運営事業、インフルエンサーマーケティング事業及びオンライン広告事業を展開する。「Fanicon」はアーティスト、インフルエンサー、タレント等(アイコン)とそのファンが集い、アイコン側とファン側のニーズをマッチング。2021年9月末時点で1人以上のファンが登録しているアイコン数は2,115、ファン数は14万4604。

 ベンチャーキャピタル保有株が多く、公開規模にはやや荷もたれ感がある。一方、先行投資で赤字が続いているとはいえ、売上高成長率の高さは評価でき、ファンサイト運営のエムアップHD<3661>が業績・株価とも好調である点も追い風となる可能性がある。売出株の一部を海外販売するため、需要動向を注視したい。

 公開規模については40億円前後となる見込み。12/22はリニューアブル・ジャパン<9522>などと6社同時上場。

⇒リニューアブル・ジャパン<9522>のIPO情報はこちら!

◆「THECOO」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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CONNECT[最短3日後に取引可能]
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THECOOの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損失
(伸び率)
純損失
(伸び率)
2017/12 433
(―)
▲ 45
(―)
▲ 53
(―)
2018/12 794
(83.2%)
▲ 188
▲ 191
2019/12 1,447
(82.3%)
▲ 211
▲ 243
2020/12 2,320
(60.2%)
▲ 60
▲ 65
2021/12予 3,392
(46.2%)
▲ 113
▲ 116
2021/9 3Q 2,452
(―)
▲ 60
(―)
▲ 64
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

THECOOの業績コメント

 2021年12月期の業績は、売上高が前期比46.2%増の33.9億円、経常損失が1.1億円(前期は0.6億円の損失)と増収・赤字拡大の見通しとなっている。

 同社のファンコミュニティプラットフォーム「Fanicon」においては、デジタルライブエンターテインメント市場が将来的に伸びて行く動向を捉え、2020年3月より、チケット制ライブ配信プラットフォーム「Fanistream」を開始(2021年4月に「Cassette」にリニューアル)している。さらに2021年4月にはアイコンが無料で利用できるライブ配信専用スタジオ「BLACKBOX³」をオープンするなど、デジタルライブエンターテインメントというファンにとっての新しい選択肢を提供するべく、インフラを整備してきている。ライブエンターテインメント市場の成長にともない、Fanicon事業は今後も拡大余地があると考えられる。

 また、法人セールス事業の市場環境としては、電通「2020年日本の広告費」によると、2020年のインターネット広告市場は2兆2290億円、前年比105.9%と引き続き高い成長率で推移し、総広告費に占める媒体構成比は前年比5.9pt増の36.2%に達しており、同社としては今後も同市場は堅調に推移すると予想している。

 このような環境のなか、Fanicon事業においては、「Fanicon」の運営に加え、サービス拡大に向けて、2021年4月にオープンしたライブ配信専用スタジオ「BLACKBOX」が本格稼働し始め、より様々な分野のアイコンとファンの交流を可能とすることで、「Fanicon」を通じて新しい価値の提供を進めている。

THECOOの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都渋谷区神宮前三丁目25番15号神宮前テラス5F
代表者名(生年月日) 代表取締役 CEO 平良 真人(昭和48年12月22日生)
設立 平成26年1月20日
資本金 9000万円(令和3年11月17日現在)
従業員数 91人(令和3年10月31日現在)
事業内容 ファンコミュニティプラットフォーム運営事業、インフルエンサーマーケティング事業及びオンライン広告事業
■売上高構成比率(2020/12期 実績)
品目 金額 比率
Fanicon事業 1,100 百万円 47.4%
法人セールス事業 1,219 百万円 52.6%
合計 2,320 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 株式会社ハイアンドドライ 41万9000 23.00%
2 YJ2号投資事業組合 18万4970株 10.16%
3 平良 真人 14万2200株 7.81%
4 NVCC8号投資事業有限責任組合 11万7750株 6.46%
5 武井 哲也 10万2000株 5.60
6 NVCC7号投資事業有限責任組合 10万株 5.49%
7 D4V1号投資事業有限責任組合 9万303株 4.96%
8 HSアセットマネジメント株式会社 7万1200株 3.91%
8 DX Ventures株式会社 7万1200株 3.91%
10 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント 6万606株 3.33%
10 エスファイブ1号投資事業有限責任組合 6万606株 3.33%
10 i-nest1号投資事業有限責任組合 6万606株 3.33%
合計   148万441株 81.28%
■その他情報
手取金の使途 (1)Fanicon事業における広告宣伝費及び販売促進費、(2)人材採用費及び増加人件費、(3)本社オフィス移転にかかる費用、(4)Fanicon事業の海外展開にかかる費用、(5)借入金返済に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2020年7月17日
割当先 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、i-nest1号投資事業有限責任組合、YJ2号投資事業組合、ダ・ヴィンチ・プロジェクト株式会社、株式会社ドロキア・オラシイタ
発行価格 1650円
◆「THECOO」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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THECOOの銘柄紹介

 同社は、一般ユーザー向けのファンコミュニティプラットフォーム「Fanicon」の提供を行う「Fanicon事業」及びクライアント企業向けにインフルエンサーを用いたマーケティング施策支援やオンライン広告コンサルティングを行う「法人セールス事業」を展開している。

(1)Fanicon事業

 当事業は、ファンコミュニティプラットフォーム「Fanicon」の提供及び運営管理を行っている。「Fanicon」はアーティスト、インフルエンサー、タレント等(ファンコミュニティのオーナーであり、ファンの熱量の対象となるもので、以下「アイコン」という)とそのファンが集い、アイコンとしての「価値」を提供したいアイコン側のニーズと、アイコンと「つながりたい」というファン側のニーズをマッチングさせるプラットフォームである。

 「Fanicon」は従来のオフラインのファンクラブとは異なり、ファンコミュニティのオーナーであるアイコンと、そのファンコミュニティに属するファンが一緒になってコミュニティを盛り上げ、ファンコミュニティを通じて共感したファン同士もつながることが可能なネットワーク効果のある、アイコンとファンのためのサービスである。

 同社はカスタマーサクセスチームを設置し、アイコンに有効な機能の使用方法を伝授し、ファンに喜んでもらえるコミュニティ作りをサポートしている。また、これまでの経験を通じて得たノウハウを生かし、アイコン、ファンともに楽しめる様々なイベントを企画するなど、より良いコミュニティを作るための提案や実行のサポートをしている。現在、インフルエンサーやタレントだけでなく、アーティストや俳優、またプロスポーツチームといった幅広いジャンルのアイコンのファンコミュニティが存在している。

(2)法人セールス事業

1. インフルエンサーセールス事業

 当事業は、クライアント企業に対し、インフルエンサーを用いたマーケティング施策の実施支援を行っている。インフルエンサーとは「influence」(影響、感化、効果作用の意)を語源とする言葉で、YouTubeやTwitter、InstagramといったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)において、他者の購買行動に強い影響力を及ぼす者を指す。インフルエンサーを用いたマーケティング施策とは、クライアント企業の製品やサービスをインフルエンサーが制作する動画等を通じてプロモーションする手法となる。

2. オンライン広告事業

 同社は創業以来、クライアント企業に対してオンラインマーケティングに関する支援を提供している。オンラインマーケティングとは、形式を問わず、ウェブ上で行われる広告活動やマーケティングを指し、自社のブランド、製品・サービス等に関するメッセージを潜在的な顧客に広めることを目的としている。同社では、クライアント企業のビジネス成長を目的とした最適なオンラインマーケティング・ソリューションを提供している。

THECOOの投資のポイント

 ベンチャーキャピタル保有株が多く、公開規模にはやや荷もたれ感がある。12/22は注目度の高いリニューアブル・ジャパン<9522>などを含む6社同時上場という環境で、初値買い分散の影響も強まりそうだ。同規模のマザーズIPOでは、9/29のプロジェクトカンパニー<9246>が公開価格比+32.1%という初値を付けたが、今回ここまでの伸びは期待しづらいだろう。一方、先行投資で赤字が続いているとはいえ、売上高成長率の高さは評価でき、ファンサイト運営のエムアップHD<3661>が業績・株価とも好調である点も追い風となる可能性がある。売出株の一部を海外販売するため、需要動向を注視したい。

⇒リニューアブル・ジャパン<9522>のIPO情報はこちら!
⇒プロジェクトカンパニー<9246>のIPO情報はこちら!

 同社は、「Fanicon事業」及び「法人セールス事業」を展開している。前期実績で売上高の47.4%を占めるFanicon事業は、ファンコミュニティプラットフォーム「Fanicon」の提供及び運営管理を行っている。アーティスト、インフルエンサー、タレント等(アイコン)とそのファンが集い、アイコンとしての「価値」を提供したいアイコン側のニーズと、アイコンと「つながりたい」というファン側のニーズをマッチングさせる。

 従来のファンクラブとは異なり、ネットワーク効果のあるサービス。サブスクリプション型の月額料金及び購入されたファニポイントの利用分の売上が収益。2021年9月末時点で1人以上のファンが登録しているアイコン数は2,115、ファン数(有料課金ユーザー数)は14万4604。同52.6%を占める法人セールス事業は、インフルエンサーを用いたマーケティング施策の実施支援を行っている。特に強みとしているのがゲーム領域。税務上の繰越欠損金あり。

 業績面について、2021年12月期は売上高が前期比46.2%増の33.9億円、経常損失が1.1億円(前期は0.6億円の損失)と増収・赤字拡大の見通しとなっている。セグメント別の売上高は、Fanicon事業が同73.6%増の19.1億円、法人セールス事業が同21.5%増の14.8億円。2021年4月にオープンしたライブ配信専用スタジオ「BLACKBOX(ブラックボックス)」が新規コミュニティ開設に大きく寄与しているという。

 エムアップHDが比較的高いPERを付与されているとはいえ、同社業績は赤字段階。「単月営業黒字を2022年12月期第4四半期中に達成」するよう努めるとしている。売上高や売上総利益の規模と比べると上場時時価総額に過大感は感じないが、割安とは受け止められにくそうだ。

 公開規模については40億円前後となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株はロックアップ(上場日後180日間、18万株弱)がかかっているか継続所有の確約(上場日後6カ月間、25万株強)が取られているが、ロックアップは公開価格の1.5倍以上で解除される。また、12/22はリニューアブルやFinatextHD<4419>サインド<4256>網屋<4258>サクシード<9256>が同時上場する。

⇒リニューアブル<9522>のIPO情報はこちら!
⇒FinatextHD<4419>のIPO情報はこちら!
⇒サクシード<9256>のIPO情報はこちら!
⇒網屋<4258>のIPO情報はこちら!
⇒サインド<4256>のIPO情報はこちら!

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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