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株価チャートの形だけで売買タイミングがわかる!ネット証券の便利なツールや分析レポートを使って、タイミングよく株の銘柄を探す方法とは?ネット証券を活用した株の初心者入門講座(5)

2015年10月1日公開(2025年4月28日更新)
久保田正伸
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株価が上昇中の好業績銘柄でも株価が高いところで買えば、なかなか含み益が増えません。また、値動きの見方がわからないと、上昇が終わっている銘柄を買ってしまうかもしれません。今回は売買タイミングを測る上で便利な株価チャートの基本的な見方から、売買タイミングの見方、売買タイミングが来ている銘柄の見つけ方を紹介します。

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【第3回】株価はなぜ上下するのか?株価を動かす5つの要因と株の仕組みを知ろう!ネット証券で見られる各種投資情報も紹介!

【第4回】株の銘柄はどうやって選んだらいいのか?身近な情報、株主優待、会社四季報、企業業績からネット証券のツールを使って探す方法を紹介!

ローソク足を見れば相場の気持ちがわかる!?

 日本で相場の値動きを表す時に一般的に使われるのが「ローソク足のチャート」です。ローソク足の基本的な見方を【図表1】に示しました。ローソク足には上昇を示す、「陽線」(通常は白か赤で表示)と下落を示す「陰線」(通常は黒か青で表示)があります。

 この陽線・陰線、そしてヒゲを見るだけで、その間の始値、高値、安値、終値がわかるため、ある程度値動きを把握できます。たとえば、【図表1】の陽線の場合、ローソク足の実体部分の底から値が始まります。途中下ヒゲ部分の最安値、上ヒゲ部分の最高値をつけた後、ローソク足の実体部分の上辺が終値です。

 次に、実際にローソク足のチャートを見てみましょう【図表2】。ローソク足の形がさまざまな相場の方向性を物語っています。赤のローソクが陽線で、青のローソクが陰線です。

【図表2】コナミ(9766)日足チャート。マネックス証券の取引ツール「新マネックストレーダー」で表示
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 まず、注目して欲しいのは長いヒゲです。相場の底付近には長い下ヒゲが見られ、天井付近には長い上ヒゲが見られます。たとえば、【図表2】では長い上ヒゲが3つ現れています。上ヒゲはいったんは高値にトライしながらも高値を突破できず、ローソクの実体部分に値が戻ったことを意味しています。つまり、ローソク足が「上げ渋り」「上昇ストップ」「上値が重い」と語っているのです。実際、3つの上ヒゲの後、相場はいったん急落しました。

 また、陰線と陽線以外にもローソクの部分がない「十字線」と呼ばれるローソク足もあります。【図表2】では上昇の途中で現れているのがわかります。これは値動きの上下動を示しており、相場が上昇か下落か迷っている状態と考えられます。

 【図表2】では十字線を上抜けて、最後に上ヒゲの価格帯も上に突破しています。そこで「上昇ストップを意味する上ヒゲを突破できるほど上昇力が強い相場だ」と判断できるのです。

時間軸を変えると相場の見え方も変わる

 ローソク足には、時間軸に応じた種類があります。主なものは下の4種類です。

日足(ひあし):ローソク1本が1日を表す。
週足(しゅうあし):ローソク1本1週間を表す。
月足(つきあし):ローソク1本が1カ月を表す。
日中足(にっちゅうあし):ローソク1本が1分、5分、60分などを示す。それぞれの時間に応じて「5分足」「時間(60分)足」などと呼ばれます。

 実際に同じ銘柄の各種ローソク足を表示したのが【図表3】です。デイトレーダーのように超短期売買を行う人は、タイムスパンの短い日中足を使います。

【図表3】トヨタ自動車(7203)、左上:月足、右上:週足、左下:日足、右下:5分足。マネックス証券の取引ツール「新マネックストレーダー」で表示
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 ところで、【図表3】を見ると同じ銘柄のチャートでも時間軸を変えれば見え方が異なることに気づきます。【図表3】の場合、日足・週足で見ると下げ真っ盛りで、とても買える段階には見えません。しかし、月足で見ると上昇の流れの中で安い場面が来ているように見えます。

 時間軸の短い足の長所は、詳細な値動きがわかること。短所は大きな値動きが見られないことです。時間軸の長い足の長所・短所はその逆になります。相場を判断する場合は、ひとつの時間軸のチャートを見るだけでなく、60分足、日足、週足など、複数の足を見比べて、総合的な売買の判断を下すべきでしょう。

どんなチャート型の銘柄を選ぶべきか?

 株価の値動きのパターンは、基本的にはトレンドが出ているか、出ていないか(=もみあい)です。もう少し詳しい値動きのパターンを示したのが【図表4】です。

【図表4】左上:右肩上がりの上昇トレンド。右上:右肩下がりの下降トレンド。左下:方向感のないもみあい。右下:高値切り下げ、安値切り上げの三角保合。マネックス証券の取引ツール「新マネックストレーダー」で表示
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 画面左上が「上昇トレンド」、画面右上「下降トレンド」は見た目にもトレンド(値動きの方向性)がわかりやすいと思います。上昇トレンドは右肩上がりの波動、下降トレンドは右肩下がりの波動です。

 上昇トレンドの場合、前回の高値・安値を今回の高値・安値が切り上げていく特徴があります。現物株で投資を行う場合、一般的にはこのような右肩上がりの銘柄を買った方が儲けが出やすいことになります。

 実際に投資する場合「少しでも安く買いたい」という心理が働き、下降トレンドの銘柄が買いたくなるものです。しかし「落ちてきたナイフはつかむな」という相場格言があり、素手で落ちてきたナイフの刃をつかめばケガをするように、下落途中の銘柄を、根拠のない単なる値ごろ感から買うのはとても危険です。買った後も下落し続け、すぐに含み損が出てしまうケースが多いからです。

 左下の波動は「もみあい」です。高値・安値の流れを追ってみると、ほぼ同じ価格水準で、上にも下にもトレンドが見られません。同じ価格帯で値動きが推移する相場を「レンジ相場」とか「ボックス相場」とも言います。この後、レンジ相場を上下どちらに抜けるかはわかりません。

 こういった相場では、「安値で買って、高値で売ればいい」と思えるかもしれませんが、実際には、高値がレンジを突破した後に、安値がレンジを下抜けるなど、値動きがめちゃくちゃになることもあります。

 右下の波動は「三角保合(さんかくもちあい)」と呼ばれるパターンです。高値が切り下がり、安値が切り上がっており、高値同士、安値同士を線で結ぶと、三角形ができあがっています。

 この後、株価が上下どちらに抜けるかは、わかりません。しかし、抜けた後は大きく値が動くケースがよく見られます(三角保合から上昇に転じた場合、「三角保合の上放れ(うわっぱなれ)」と言います)。三角保合の場合は、抜けるまで待って抜けた方向につく(上放れた時だけ買う)といった取引方法が考えられます。

銘柄のトレンドを自動判定するツール

 「現在、自分の保有銘柄はどんなトレンドにあるのか」「上昇トレンドが来ている銘柄を探したい」といった場合に便利なネット証券のツールを紹介しましょう。

 「チャートフォリオ(チャート形状銘柄検索)」は、現在の状況を認識して、25種類のチャート形状からひとつの形状を選び出します。SBI証券松井証券マネックス証券で利用できる情報ツールです。

 ある銘柄の現在のトレンドを知りたい場合には、期間を指定して銘柄コードを入力するだけです【図表5】。

【図表5】松井証券で利用できる「チャートフォリオ」(9月16日時点)
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 【図表5】では【図表3】と同じトヨタ自動車(7203)のチャート形状を判定しています。松井証券のチャートフォリオの場合、期間指定を「日足:1カ月」~「週足:2年半」まで5種類に設定変更できますから、すべての期間でチェックしてみるといいでしょう。「日足:1カ月」では「下げとまった?」という判定ですが、「週足:2年半」では「上昇ストップ?」という判定になっています。これは期間の取り方によって、チャートの形が変わるためです。

 【図表5】では「下げとまった?」というチャート形状が1448銘柄で、もっとも銘柄数が多い状況がわかります。相場全体が下げ相場だと把握できます。

 また、こんなに下げ真っ盛りの相場でも「上昇基調」「強含み」「上昇?」など上昇トレンドに分類される銘柄も、少ないながらもあることもわかります。チャート形状をクリックすれば、具体的な銘柄が表示されます。

 一方、トレンドが出ていない銘柄を探したい場合もありますので一例を紹介しましょう。3月末、9月末は多くの銘柄の配当や優待の権利が取れる日が集中しています。

 そこで、証券各社のレポートなどでも好業績・好配当銘柄などがたくさん掲載されます。しかし、実際にはそういった銘柄を3月末、9月末が近づいてから買おうとすると、人気が集中して、株価が高騰している場合があります。

 そこで、レポートで紹介された高配当銘柄をまとめてチャートフォリオでチェックして、株価が「もみあい」「弱含み」などの銘柄を抜き出します。すでに人気が集中している銘柄を除外するのです。こういった銘柄を買えば、株価が上昇しなくても高配当が得られますし、購入した後に株価が上昇すれば値上がり益が狙えるわけです。

 ただし、値上がり益と高配当の両方狙おうと欲を出しすぎると、配当権利取り日の翌日には株価が急落し、「二兎を追う者は一兎をも得ず」になってしまうかもしれません。

*チャートフォリオが使える証券会社
●マネックス証券
●SBI証券
●松井証券
(※クリックで公式サイトへ)

このチャート型を見たらチャンス到来!?

 チャートには、売買のポイントや多くの投資家が注目しているポイントがあります。ぜひ覚えておきましょう。ここでは4つのパターン(押し目、ゴールデンクロス、ダブルトップ、窓)を紹介します【図表6】。

【図表6】チャートの節目。左上:上昇トレンドの押し目。左上:移動平均線のゴールデンクロス。左下:ダブルトップ。右下:窓(ギャップアップ)。マネックス証券の取引ツール「新マネックストレーダー」で表示
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・買いや売りの目安~押し目・戻し(戻り)

 【図表6】の画面左上、上昇トレンドの中でも少し安くなったところを「押し目」と言います。反対に下降トレンドでいったん小高くなったところを「戻し(戻り)」と言います。

 上昇波動でもアゲアゲのてっぺんで買うと高値づかみになりがちです。じっとこらえて押し目の到来を待てば、お得な買い物ができるかもしれません。こういった買い方を「押し目買い」と言います。

 押し目には「押し目待ちに押し目なし」という相場格言があります。上昇トレンドが強いと押し目を作らないことがあります。押し目を待っていると、えてして買えずに利益のチャンスを逃してしまう、という「投資あるある」話でした。

・上げ(下げ)止まり~ダブルトップ・ダブルボトム

 【図表6】の左下がダブルトップで、天井がふたつ完成しました。最初に上昇し、押し目を作って2度目に高値にトライしましたが、失敗し、押し目の価格(ネックライン)を割り込んだ状態です。これは「上昇の頭打ち」を意味しています。天井に3度トライして失敗するケースもあり、その場合「トリプルトップ」となります。

 反対に底値付近で下げに2回トライしても下抜けず、「下げ止まり」になるケースがダブルボトム(3度底にトライすれば「トリプルボトム」)です。

 ダブルトップについて「上昇の頭打ち」と書きましたが、かといって「売り」とは必ずしも言えません。ダブルトップができた時点では上昇に失敗して、短期的に急落が起きるかもしれません。しかし、上昇力が強ければ再度高値トライになるかもしれませんし、そのまま失速して下げの流れが始まるケースもあります。

・強いトレンドの証明~窓(ギャップアップ、ギャップダウン)

 【図表6】の右下の銘柄(川西倉庫:9322)は、チャートの中に大きく空間が空いている部分があります。これを「窓(ギャップ)」と言います。そして、窓を開けた上昇を「ギャップアップ」、下落を「ギャップダウン」と言います。

 窓の価格帯では、取引が行われず株価が一気に飛んでいますが、この場合「ストップ高」で売買不成立となったために起きた現象でした。

 ギャップアップは上昇力の強さ、ギャップダウンは下落力の強さを示しています。川西倉庫の場合は、8月31日に株主優待制度導入を発表し人気が集中したことがギャップアップの原因と考えられます。

 一方、「窓埋め」という言葉もあります。ギャップアップした後、しばらくすると下落し、窓の価格帯まで下げてから再び上昇というパターンがよく見られます。窓の価格帯は取引が行われなかった価格帯ですから、多くの投資家にとって売買したポイントがありません。ですから、窓は値が一気に動きやすい価格帯とも言えます。

・買い/売りの目安~ゴールデンクロス/デッドクロス

 チャート上によく表示されるのが「移動平均線」です。【図表6】の右上のチャートでは、赤と緑、2本の移動平均線が表示されています。

 移動平均線は、一定期間の終値の平均を結んでできた線グラフです。【図表6】の場合、赤線が75(営業)日間の平均線で「75日移動平均線」といいます。緑線は「25日移動平均線」です。

 短期的な移動平均線の方が値動きに敏感に反応し、長期的な移動平均線は緩やかな動きとなります。

 移動平均線の読み取り方のひとつが「トレンドを見ること」です。相場の流れを読む場合、一般的には少し長めの移動平均線を見ます。

 日足でよく使われる移動平均線は、5日、25日、75日などです。株式ニュースでアナリストが「株価が下落していますが、200日移動平均線が下支えになりそうです」などと解説していることがあります。このように200日とか、13週、26週といった長期的な移動平均線も使われます。長期的なトレンドが崩れていないかを確認しようとしているのです。

 また、移動平均線は、市場参加者の平均コストを意味しています。たとえば、25日移動平均線よりも株価が上にある場合、過去25日間にその株を買って保有している投資家はみんな含み益があります。反対にラインの下に株価があるならば、投資家は含み損を抱えていることになります。

 【図表6】右上、日本化学工業 (4092)の場合、75日移動平均線では、ラインが横ばいですが、25日移動平均線ではラインが上向き始めていますから、上昇トレンドが出始めた可能性があります。短期線は長期線よりも株価に敏感に反応しますから、その時点で買えば、長期線を使うよりも値幅が取れることになります。

 たとえば、株価が5日移動平均線の上に出たら買い、下に下がったら売る、といった具合です。ただし、短期的な移動平均線は、株価に反応しやすいですから、たまたま株価が上ブレした場合に買って、結局、トレンドが出ず(これを「ダマシ」と言います)、損失につながることもあります。

 一方、長期的な線を利用して売買をすれば、ダマシにはあいにくいですが利益の値幅が小さくなってしまいます。短期的な線で売買すればダマシにあいやすいジレンマに陥ります。

 そこで、長期と短期、2本の移動平均線を利用して売買のポイントを探る方法があります。それが、長期線を短期線が上抜く「ゴールデンクロス」(買いのサイン)とその逆パターンである「デッドクロス」(売りのサイン)です。

 長期線が上向いていることで上昇トレンドを確認し、その中で短期線が長期線を上回るのを確認してから買えば、「押し目買い」のタイミングがつかめることになります。

 とはいえ、移動平均線のクロスも、実際には何日の移動平均線を使うべきか、銘柄やその時のトレンドの強さによっても異なります。ネット証券のチャートツールでは、一般的に移動平均の日数(変数)を設定変更ができますから、自分なりに使い方のコツを見つけてほしいと思います。

売買タイミングが見やすくなるテクニカル指標

 移動平均線のように、トレンドを把握したり売買のタイミングをはかったりする際に便利なのがテクニカル指標です。ここでは移動平均線以外の、よく使われる指標を紹介しましょう。なお、ネット証券各社のチャートツールについては、「ネット証券8社の投資ツール「株式チャート」の便利&最新機能を徹底比較!」(https://diamond.jp/zai/articles/-/68436)で紹介しています。

・トレンドライン:ネット証券ツールを使い自分で描画する

 ネット証券のトレードツールなどで簡単に利用できるのが「トレンドライン」です。【図表7】の画面右下では、筆者がローソク足のチャートにトレンドラインを描き加えてみました。

【図表7】左上から「移動平均線」、右上「ボリンジャーバンド」、左下「一目均衡表(いちもくきんこうひょう)」、右下「トレンドライン」。また、各チャート画面の下に表示されている「出来高」も相場の勢いや行方を探るヒントになる。マネックス証券の取引ツール「新マネックストレーダー」で表示
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 トレンドラインの引き方はローソク足のチャートの高値同士、安値同士をつなぐだけです。トレンドラインはトレンドの把握に役立ちます。トレンドが発生すると、ローソク足の上昇や下降が連続する場合があります。そういったケースでは、支持線(株価の下支えとなっているライン)や抵抗線(株価の頭を抑えているライン)が引けます。

 レンジ相場の場合にはトレンドラインが水平に近くなります。そこで、「高値同士を結んだラインを突破してきたら(上昇力が発生したと見て)買おう」という使い方が考えられます。

 また、買った株に含み益ができた時には、どこで利食ったら良いか迷うものです。そこで「トレンドライン(支持線)上に株価があるうちは買い持ちを続け、トレンドライン(支持線)を割り込んだら利食い」とする手もあるでしょう。

 このようにローソク足のチャートにトレンドラインを書き加えれば、相場の方向性や強さを見たり、売買のきっかけを確認したりする際に役立ってくれます。

・「順張り系」と「逆張り系」

 テクニカル指標はたくさんの種類が存在しますが、「順張り系」「逆張り系」の2種類に大別できます。順張りとはトレンドが出た方向、つまり、上昇トレンドが出たら買い、下降トレンドが出たら売る方法です。

 順張り系の指標の代表が移動平均線や一目均衡表です。順張りですから、前にも述べましたが、移動平均線を上抜けたら買い、あるいは、長期移動平均線を短期移動平均線が上抜けたら(ゴールデンクロス)買いと見ます。

 逆張り系の指標は、「下がったら買い、上がったら売り」のサインが出る指標です。【図表7】右上、リコー(7752)の「ボリンジャーバンド」というテクニカル指標は、順張り、逆張り両方の見方ができるテクニカル指標です。

 上記リコーのチャート上には、5本のラインが表示されています。ラインは移動平均線とその標準偏差(σ)です。正規分布で平均値±標準偏差の2倍(±2σ)内にデータが入る確率が約95%と言われています。5本のラインの一番上のラインが(+2σ)、一番下のラインが(-2σ)です。

 だいたいこのライン内に値動きが収まるとすれば、逆張り手法では、株価が-2σライン付近で買い、+2σライン付近で売りと考えます。実際、【図表7】のリコーのチャートでもローソク足はほとんど±2σのライン内で値が動いていることがわかります。

 一方でボリンジャーバンドは、トレンドが出ている時は、移動平均線のように、ラインを上抜けたら買い、下抜けたら売りという風に順張り系の指標としても使えます。

 また、【図表7】では、ローソク足の最後に長い陽線(大陽線)が現れて+2σのラインを上抜けています。逆張り的発想ではここで売りとなりますが、+2σを突破するような強い波動では、そのまま上昇トレンドが発生するケースもあるので注意が必要です。

 つまり、逆張り系指標はトレンドがあまり強くない時、株価がもみあっているような場合に有効。順張り系指標はトレンドが発生した時には有効となる場合が多いのです。

 上記のボリンジャーバンドの例のように、逆張り系指標では「売り」に見えるポイントで、順張り系指標では「買い」のサインになるケースがあります。千変万化する相場のすべての局面に対応できるテクニカル指標はありません。そうしたことを踏まえながら、指標を使っていく必要があるでしょう。

今すぐ役立つ!ネット証券のお役立ちチャート分析情報

 移動平均線のゴールデンクロスなど、テクニカル指標には売買のタイミングを知らせるポイントがあります。そういったポイントを通知する情報を掲載しているネット証券もあります。

 特に銘柄ごとの過去の値動きを検証して、これまでに効果のあったテクニカル指標とその売買サインを提示しているのが、三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の「kabuカルテ」やSBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)の「livestarQUICK情報」【図表8】です。

【図表8】ライブスター証券に口座があれば見られる「livestarQUICK情報」欄にある売買シグナル。過去2年間の売買シミュレーションの結果が表示されている。
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 過去2年間にそれぞれのテクニカル指標で売買したケースで総損益が表示されています。過去に成績が良かったテクニカル指標の売買シグナルに従えば、将来的にも有効かもしれない、というわけです。【図表8】のケースでは、移動平均乖離率(25日が-10%以下で買い、25日が10%以上で売り)とすると、総損益が+53.74%で過去の成績が良かったことがわかります。もちろん未来の利益を保証するものではありませんが、参考になるデータだと思います。

 もうひとつネット証券のアナリストが定期的に分析結果を掲載しているおすすめのテクニカルレポートを紹介しましょう。

 ひとつはSBI証券の「福永博之氏のテクニカルレポート」です。このレポートでは、毎週今が旬の銘柄など、テーマを決めて、特定の銘柄のテクニカル分析を行っています。

 たとえば、9月14日掲載分では、「過去60日ボラティリティーが大きい5銘柄分析」が行われていました。ボラティリティとは値動きの激しさを意味しています。

 具体的に分析されていた銘柄のひとつがラオックス(8202)です。短期的には下降トレンドと見ており、25日移動平均線を越えられるかどうかに注目しています。その他、ディップ(2379)ペプチドリーム(4587)ネクソン(3659)コーセー(4922)についても分析が行われました。分析内容を読めば、テクニカル分析の考え方の勉強にもなるでしょう。

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 最後にこれまで紹介してきたネット証券各社提供のテクニカル指標情報を【図表10】にまとめました。こういったテクニカル分析を駆使して、売買タイミングや銘柄探しに役立てていただきたいと思います。

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※本文ではチャートの見方・法則、投資のアイデアなどを紹介していますが、値動きの行方や、投資のリターンを保証するものではありません。

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【楽天証券のおすすめポイント】
国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が完全無料(0円)! 株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出したSBI証券と並んで業界最安レベルとなった。また、投信積立のときに楽天カード(一般カード/ゴールド/プラチナ/ブラック)で決済すると0.5〜2%分、楽天キャッシュで決済すると0.5%分の楽天ポイントが付与されるうえ、投資信託の残高が一定の金額を超えるごとにポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだろう。貯まった楽天ポイントは、国内現物株式や投資信託の購入にも利用できる。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名で、数多くのデイトレーダーも利用。ツール内では日経テレコン(楽天証券版)を利用することができるのも便利。さらに、投資信託数が2500本以上と多く、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、長期的な分散投資がしやすいのも便利だ。2024年の「J.D. パワー個人資産運用顧客満足度調査<ネット証券部門>」では総合1位を受賞。
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※取引報告書などを「電子交付」に設定している場合
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、アセアン
【SBI証券のおすすめポイント】
ネット証券最大手のひとつ。国内株式の売買手数料を完全無料化! 取引報告書などを電子交付するだけで、現物取引、信用取引に加え、単元未満株の売買手数料まで0円になるので、売買コストに関しては圧倒的にお得な証券会社と言える。投資信託の数が業界トップクラスなうえ100円以上1円単位で買えるので、投資初心者でも気軽に始められる。さらに、IPOの取扱い数は大手証券会社を抜いてトップPTS取引も利用可能で、一般的な取引所より有利な価格で株取引できる場合もある。海外株式は米国株、中国株のほか、アセアン株も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富だ。米国株の売買手数料が最低0米ドルから取引可能になのも魅力。低コストで幅広い金融商品に投資したい人には、必須の証券会社と言えるだろう。「2025年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」の「証券業種」で9年連続1位を獲得。また口座開設サポートデスクが土日も営業しているのも、初心者には嬉しいポイントだ。
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◆松井証券⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1907本
米国
【松井証券のおすすめポイント】
1日定額制プランしかないものの1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料という手数料体系は非常に魅力的。また、25歳以下なら現物・信用ともに国内株の売買手数料が完全無料! 資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料、金利・貸株料が0%になる「一日信用取引」や手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。「J.D.パワー2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」では、ネット証券部門で1位を受賞した。
※ 株式売買手数料に1約定ごとのプランがないので、1日定額制プランを掲載。
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1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
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(1日定額)
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(1日定額)
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(1日定額)
0円/日 1863本
米国
【三菱UFJ eスマート証券のおすすめポイント】
MUFGグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「J.D.パワー 2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」において、ネット証券部門で2年連続第1位となった。 
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◆マネックス証券⇒詳細情報ページへ
99円 115円 275円 550円/日 1821本
米国、中国
【マネックス証券のおすすめポイント】
日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、5000銘柄以上の米国株や2650銘柄以上の中国株を売買できる。「dカード」「マネックスカード」などの提携クレカで投資信託を積み立てると最大3.1%のポイント還元。さらに、投資信託の保有金額に対し、最大0.26%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、2024年7月からは「dカード」による投資信託のクレカ積立などのサービスが始まった。
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◆GMOクリック証券⇒詳細情報ページへ
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0円/日 120本
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【GMOクリック証券のおすすめポイント】
1日100万円まで取引は売買手数料無料! 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップ。米国株の情報では、瞬時にAIが翻訳する英語ニュースやグラフ化された決算情報などが提供されており、米国株CFDの取引に役立つ。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。国内店頭CFDについては、2024年度まで11年連続で取引高シェア1位を継続。さらに2025年5月末から取引所CFD「くりっく株365」の取り扱いを開始した。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ!
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1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
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0円/ 48本
【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】
以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。また、信用取引の売買手数料が完全無料(0円)なのに加え、信用取引金利の低さもトップクラス。アクティブトレーダーほどお得さを実感できるだろう。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。取引ツール「NEOTRADER」のPC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)をアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

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