↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓ | ||||||
●量子コンピューター | ●トランプ大統領 | ●トランプ・トレード | ||||
●地方創生 | ●生成AI | ●メタネーション | ||||
●サイバーセキュリティ | ●再生可能エネルギー | ●ドローン | ||||
●株主優待 | ●ゲーム | ●防災・減災 | ||||
●米株/大型優良株 | ●米株/燃料電池 | ●米株/大手IT株 | ||||
●米株/高配当株 | ●米株/天然ガス | ●米株/ディフェンシブ株 |
中国製造業の拡大ペースにやや陰りが見えるため、
石炭や鉄鉱石、銅、建設機械、工作機械などの業種は要注意!
4月1日、財新の中国製造業購買担当者指数が50.6と発表されました。
購買担当者指数は、50が景気拡大と景気縮小の分水嶺です。50.6という数字は、未だ中国の製造業が拡大していることを示していますが、そのペースはあきらかに鈍ってきています。
このことは、中国の需要への依存度が高い石炭や鉄鉱石、銅、建設機械、工作機械などの業種は注意を払わなければならないことを示唆していると思います。
新型コロナワクチン接種の進捗状況は地域差が大きく、
世界の経済再開のペースもバラバラになる可能性が高い
もうひとつ我々が心に留めておくべきポイントは、新型コロナウイルス向けワクチン接種の進捗状況に大きな地域差が生まれつつある点があります。
米国ではワクチンの注射がうまく捗っていて、これまでに1.57億回の注射が実施されました。国民の30.7%が、少なくとも1回目の注射を終えた計算になります。
これに対してユーロ圏では7690万回、注射を終えた人の割合で言うと11.9%にとどまっています。
ワクチン接種が遅れるということは経済再開が遅れることを意味し、世界の景気回復がこれまで想定されていたような同時回復ではなく、バラバラの足取りになる公算が濃厚になってきたと言えます。
とりわけ、ジョンソン&ジョンソン(ティッカーシンボル:JNJ)のワクチンの製造下請となっているエマージェント(ティッカーシンボル:EBS)で原料の生産ミスがあり、生産がかなり遅延することが明白になったことは憂慮すべき点です。
【※関連記事はこちら!】
⇒米国の新型コロナ関連株では“ワクチン製造下請け”の「エマージェント・バイオソリューションズ」に注目! ワクチン開発競争の勝者に関係なく売上増の可能性大
ジョンソン&ジョンソンのワクチンは、1回の投与だけで良く、さらに常温で保存できることなどの特性から、新興国など医療インフラが比較的整ってない国々においてワクチン接種の切り札になると期待されてきました。その生産が遅延するとなると、地域格差が一層広がる懸念があるわけです。
エマージェントは、ジョンソン&ジョンソンだけでなくアストラゼネカ(ティッカーシンボル:AZN)やノヴァヴァックス(ティッカーシンボル:NVAX)のワクチンの製造下請も引き受けており、そちらの生産体制に関しても不安がつきまといます。
今、アメリカ経済の見通しは極めて明るくなっていますが、世界の他の地域がもたもたしている中で、アメリカだけが好調を維持できると考えるのは無理があります。ましてや、冒頭で述べたように中国の製造業にやや陰りが見え始めている状況で、景気敏感株だけでポートフォリオを固めるというやり方は無謀だと思います。
景気敏感株だけでポートフォリオを固めるのではなく、
2月以降に調整したハイテク株の中から良い銘柄も拾っておこう
そこで今日提案したいことは、「2月以降に調整したハイテク株の中から良い銘柄を選び、バーゲン・ハンティングの買いを入れる」ということです。
例えば、テスラ(ティッカーシンボル:TSLA)は、1月末の高値900.40ドルから先週の引け値661.75ドルまで調整しています。テスラが発表した3月の納車台数は、予想16.2万台に対して18.48万台と楽々コンセンサスを上回りました。テスラの納車台数に関しては、折からの車載半導体の品薄という不安材料がありましたが、それを克服して予想を上回ったのは立派だと思います。
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
また、フェイスブック(ティッカーシンボル:FB)は、2020年8月末に304.67ドルの高値をつけて以降、275ドル前後で横ばいを続けていて出遅れ感が強かったのですが、3月に入って株価が上昇し始め、あと少しで300ドルに届くところまで戻してきています。フェイスブックのキャッシュフローは潤沢なのに「自社株買い」は他社に比べて少ないので、今後は「自社株買い」を増やす可能性も十分に考えられるでしょう。
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
一方、半導体セクターでは、各社が大型の設備投資を発表しており、半導体製造装置の株が人気化しています。このセクターで私が注目している株は、アイコア(ティッカーシンボル:ICHR)です。
アイコアは、半導体製造の前工程において、物理気相成長法(PVD)や化学気相成長法(CVD)などにより半導体のウェハー(薄い円形の板)を鏡のようにピカピカに磨き上げる過程で、液体や気体の化学物質をむらなく届ける装置を作っています。
これらの工程は激しい反応を引き起こすプロセスのため、密閉されたチェンバーの中で行われる必要があり、周囲の機器と高い統合性を持つ必要があります。アイコアは、ラムリサーチ(ティッカーシンボル:LRCX)とアプライドマテリアルズ(ティッカーシンボル:AMAT)という半導体製造装置メーカーの大手2社と緊密な関係を維持しています。
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
最後に、通信関係の半導体を製作しているコルボ(ティッカーシンボル:QRVO)にも注目したいと思います。
コルボの売上の3分の2は、iPhoneなどのスマホ向けのRF(ラジオ周波)半導体ですが、残りの3分の1は防衛宇宙関連で、具体的にはミサイルに搭載される半導体や人工衛星に搭載される半導体を作っています。それらの防衛宇宙関連向け半導体の多くは、ガリウムひ素を使っています。
ガリウムひ素は猛毒のため、新規の半導体製造工場を立ち上げにくいというデメリットがあります。コルボの場合、ノースカロライナ州グリーンズボロー工場、テキサス州リチャードソン工場、オレゴン州ヒルズボロー工場で、すでにガリウムひ素半導体を製造しています。
今、イーロン・マスクのスペースXに代表される宇宙ベンチャー企業が続々と登場し、ロケット打ち上げのコストが劇的に下がっています。それと同時に、低軌道(LOE=地球から2000キロ以内の地球周回軌道)への人工衛星の打ち上げが盛んになっています。このことは、将来的にコルボの半導体が活躍する場が増えることを意味しています。
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
【今週のまとめ】
今は景気敏感株よりハイテク株にチャンスがあると考え、
「テスラ」「フェイスブック」「アイコア」「コルボ」をチェック!
今、株式市場では「経済再開」を見越して景気敏感株が人気ですが、新型コロナウイルス向けワクチンの摂取状況を見ると、今はむしろハイテク株にチャンスがあると思います。
具体的には、テスラ、フェイスブック、アイコア、コルボがとりわけタイムリーだと思いますので、ぜひチェックをしてみてください。
【※関連記事はこちら!】
⇒【証券会社おすすめ比較】外国株(米国株、中国株、ロシア株、韓国株など)の取扱銘柄数で選ぶ!おすすめ証券会社
【※今週のピックアップ記事はこちら!】
⇒【米国株】株価が急落した“ハイパー・グロース株”に注目!「ズーム」や「オクタ」など、長期金利上昇による株価下落で買いやすくなった“人気ハイテク株”を狙え
⇒「連続増配株ランキング」ベスト20![2021年最新版]31期連続増配の「花王」、21期連続増配で利回り3.9%の「三菱HCキャピタル」など、おすすめ増配銘柄を紹介
↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓ | ||||||
●量子コンピューター | ●トランプ大統領 | ●トランプ・トレード | ||||
●地方創生 | ●生成AI | ●メタネーション | ||||
●サイバーセキュリティ | ●再生可能エネルギー | ●ドローン | ||||
●株主優待 | ●ゲーム | ●防災・減災 | ||||
●米株/大型優良株 | ●米株/燃料電池 | ●米株/大手IT株 | ||||
●米株/高配当株 | ●米株/天然ガス | ●米株/ディフェンシブ株 |
【※米国株を買うならこちらの記事もチェック!】
⇒米国株投資で注意が必要な「為替」と「税金」とは?「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」で投資をして、口座内に「米ドル」を残さないのがポイント!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年12月2日時点】
「米国株」取扱数が多いおすすめ証券会社 |
◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約4900銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)※買付時の為替手数料が無料/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【マネックス証券のおすすめポイント】 外国株の取扱銘柄数はトップクラス! また、米国株の買付時の為替手数料が0円(売却時は1ドルあたり25銭)となるキャンペーンが長期継続しており、実質的な取引コストを抑えることができる。さらに、外国株取引口座に初回入金した日から20日間は、米国株取引手数料(税込)が最大3万円がキャッシュバックされる。米国ETFの中で「米国ETF買い放題プログラム」対象21銘柄は、実質手数料無料(キャッシュバック)で取引が可能。米国株の積立サービス「米国株定期買付サービス(毎月買付)」は25ドルから。コツコツ投資したい人に便利なサービス。米国株は、時間外取引に加え、店頭取引サービスもあり日本時間の日中でも売買できる。また、NISA口座なら、日本株の売買手数料が無料なのに加え、外国株の購入手数料も全額キャッシュバックされて実質無料! 企業分析機能も充実しており、一定の条件をクリアすれば、銘柄分析ツール「銘柄スカウター米国株」「銘柄スカウター中国株」が無料で利用できる。 |
|
【関連記事】 ◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル! |
|
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約5300銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【SBI証券のおすすめポイント】 ネット証券最大手のひとつだけあって、米国から中国、韓国、アセアン各国まで、外国株式のラインナップの広さはダントツ! 米国株は手数料が最低0米ドルから取引可能で、一部米国ETFは手数料無料で取引できる。また、2023年12月1日から米ドルの為替レートを「0円」に引き下げたので、取引コストがその分割安になった。さらにNISA口座なら米国株式の買付手数料が無料なので、取引コストを一切かけずにトレードできる。米国株を積立購入したい人には「米国株式・ETF定期買付サービス」が便利。また、米国株の信用取引も可能。さらに、リアルタイムの米国株価、48種類の米国指数および板情報を無料で閲覧できる点もメリットだ。米国企業情報のレポート「One Pager」、銘柄検索に使える「米国株式決算スケジュールページ」や「米国テーマ・キーワード検索」、上場予定銘柄を紹介する「IPOスピードキャッチ!(米国・中国)」など情報サービスも多彩。「SBI 証券 米国株アプリ」は「米国市場ランキング」「ビジュアル決算」「銘柄ニュース」などの機能が充実している。 |
|
【関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
|
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約4750銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【楽天証券おすすめポイント】 米国、中国(香港)、アセアン各国(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)と幅広い銘柄がそろっており、米国株の信用取引も利用可能! 指定の米国ETF15銘柄については買付手数料が無料で取引ができるのもお得。さらに、2023年12月からは米ドル⇔円の為替取引が完全無料! NISA口座なら米国株の売買手数料が0円(無料)なのもメリットだ。米国株の注文受付時間が土日、米国休場を含む日本時間の朝8時~翌朝6時と長いので、注文が出しやすいのもメリット。米国株式と米国株価指数のリアルタイム株価、さらに米国決算速報を無料で提供。ロイター配信の米国株個別銘柄ニュースが、すぐに日本語に自動翻訳されて配信されるのもメリット。米国株の積立投資も可能で、積立額は1回3000円からとお手軽。楽天ポイントを使っての買付もできる。銘柄探しには、財務指標やテクニカル分析などの複数条件から対象銘柄を検索できる「米国株スーパースクリーナー」が役に立つ。 |
|
【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が見やすい! |
|
◆DMM.com証券(DMM株) ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約2400銘柄 | 無料 |
【DMM.com証券おすすめポイント】 米国株の売買手数料が完全無料なので、取引コストに関しては割安! ただし、配当金が円に両替される際の為替スプレッドが1ドルあたり1円と高いので、配当狙いで長期保有する人は注意が必要だ。他社と違う点としては、外貨建ての口座がなく、売却時の代金や配当が自動的に米ドルから円に交換されること。米ドルで持っておきたい人には向かないが、すべて円で取引されるため初心者にとってはわかりやすいシステムと言えるだろう。また、米国株式と国内株式が同じ無料取引ツールで一元管理できるのもわかりやすい。米国株の情報として、米国株式コラムページを設置。ダウ・ジョーンズ社が発行する「バロンズ拾い読み」も掲載されている。 |
|
【関連記事】 ◆DMM.com証券「DMM株」は、売買手数料が安い!大手ネット証券との売買コスト比較から申込み方法、お得なキャンペーン情報まで「DMM株」を徹底解説! ◆【証券会社比較】DMM.com証券(DMM株)の「現物手数料」「信用取引コスト」から「取扱商品」、さらには「最新のキャンペーン情報」までまとめて紹介! |
|
【米国株の売買手数料がなんと0円!】 |
※ 本記事の情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。 |