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スイスで創業したアスレチックシューズメーカーの「オン」が
今週にもニューヨーク証券取引所にIPOすることを決定!
今回は、スイスのアルプスで誕生し、今週、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に新規株式公開(IPO)されるオン(On、ティッカーシンボル:ONON)を紹介します。
オンは、スイスの北端、ドイツ語圏に属するチューリッヒで2010年に創業されたアスレチックシューズのブランドです。
スイスは、国土の半分を険しいアルプス山脈が占めており、限られた平野には澄んだ河川や美しい湖があるなど、アウトドアスポーツに極めて適した土地柄となっています。
また、スイスは、米国の州に相当する郡(Cantons)が寄せ集まって形成された国家で、地域によってドイツ語、フランス語、ロマンシュ語、イタリア語の4言語が話されています。アルプスによって分断され、それぞれが独特の文化を持った各地域が、仲良く力を合わせてひとつの国家を形成している国です。その関係で、スイス人は「独立心が強いが寛容」「実利的で質素だけど経済的には豊か」「極めて国際的」という特徴を持っています。オンは、そんなスイス人のDNAを、そのまま継承したブランドだと言えるでしょう。
「元ワールドチャンピオンが創業」というイメージが、
アスレチックシューズのブランドにとって大きな武器に
オンは、元プロアスリートのオリビエ・バーンハードが共同創業者として名を連ねています。彼は、ランニングと自転車を交互に行う複合競技「デュアスロン」のワールドチャンピオンに3回選ばれているトップアスリートで、走ること、とりわけ山道を走るためのシューズの開発に常に取り組んできました。オンのアスレチックシューズに搭載された「クラウドテック(CloudTec)」という技術は、そのような背景から生まれました。
スポーツ関連のブランドでは「オーセンティック(本物らしさ)」ということがとても重要になるのですが、その点「ワールドチャンピオンのアスリートが開発した」というオンの生い立ちは、非常に由緒正しいと言えるでしょう。
アスレチックシューズ市場は競争が熾烈で、ナイキ(ティッカーシンボル:NKE)という巨大企業が君臨していることもあって簡単には攻略できません。しかし、ナイキが陸上競技場やバスケットボールコートという舞台で消費者からの信頼を勝ち取ってきたのに対し、オンはスイスの自然を背景にブランドイメージを培ってきました。
オンの売上高は、欧米を中心に右肩上がりに成長!
今後はネット通販や自社店舗などのD2Cにも注力する
現在、オンの売上高の52%が北米、41%が欧州、6%がアジア・太平洋となっています。また、近年は中国やブラジルなどの新興国にも参入しました。
オンのマーケティング戦略は、まずランニングに強いスポーツ用品店に商品を置いてもらい、コアのファンを開拓。その後、徐々に幅広い商品を、より広範な小売店に卸していきます。
さらに、今後はネット通販や自社店舗などのダイレクト・ツー・コンシュマー(D2C)にも力を入れていく方針で、最近、マンハッタンのグリニッジビレッジにあるニューヨーク大学のキャンパスの近くに北米旗艦店をオープンしました。さらに、中国でも4つの自社店舗をオープンしました。
2020年の売上高は4.25億スイスフランで、売上高に占める卸売比率は63.4%でした。
粗利益は2.31億スイスフラン、グロスマージンは54.5%でした。また、修正EBITDA(利払い税払い償却前利益)は4980万スイスフラン、修正EBITDAマージンは11.7%でした。
なお、オンはベトナムの10の企業に生産を委託しており、自社では工場を持っていません。
「競合他社との苛烈な競争」や「ブランドイメージの毀損」
「限られた商品への依存」などが事業リスクに!
オンのリスクとしては、まずアスレチックシューズ市場における競争の熾烈さが挙げられます。オンが成長するには、ナイキやリーボック、アディダスなどの大企業を敵に回さなければなりません。アスレチックシューズは流行り廃りが激しいため、オンが消費者から飽きられるリスクもあります。
次に、オンはイノベーション(技術革新)を続けていく考えですが、良いアイデアが枯渇するとライバル企業に劣後するリスクがあります。また、もし製品に関しネガティブな風評が立つと、ブランドイメージが毀損するリスクもあります。
さらに、アスレチックシューズへの依存度が高いため、その市場自体に何か大きな変化が起きた場合に打撃を受けることもリスクです。
オンのIPOにおける売出し株数は3110万株で、
価格設定は18~20ドル、発行済み株式数は2.71億株に
今回のIPOで売り出される株数は3110万株で、価格設定は18~20ドルです。幹事団はゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、JPモルガンです。ディール後の発行済み株式数は2.71億株を見込んでいます。
【今週のまとめ】
アスレチックシューズ業界に新風を吹き込む「オン」の
今後の成長を期待しつつ、IPOをチェックしておこう!
オンは、アスレチックシューズ業界に新風を吹き込む、若々しいブランドです。スイスで生まれたオーセンチックなブランドイメージを持ち、雲の上を歩くような軽やかさが特徴となっています。
オンはグローバルブランドになることを目指しており、今、急成長しています。今後は、ネット通販や直営店に力を入れてゆく考えです。
要注目の米国株IPOとして、チェックしておくといいでしょう。
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