↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓ | ||||||
●トランプ大統領 | ●地方創生 | ●トランプ・トレード | ||||
●防災・減災 | ●生成AI | ●自動運転 | ||||
●サイバーセキュリティ | ●再生可能エネルギー | ●iPhone16 | ||||
●株主優待 | ●ゲーム | ●防災・減災 | ||||
●米株/大型優良株 | ●米株/燃料電池 | ●米株/大手IT株 | ||||
●米株/高配当株 | ●米株/天然ガス | ●米株/ディフェンシブ株 |
新型コロナウイルス以降の市場を振り返ると、
金融緩和で株価が上昇し、インデックス投資が大ブームに!
2020年2月に新型コロナウイルスの怖さにウォール街が初めて気がつき、米国株が高値から-35%も調整したとき、連邦準備制度理事会(FRB)は大急ぎで政策金利を0%に引き下げるとともに債券買入れプログラムを再開しました。さらに、心臓発作を起こしてしまった産業界を蘇生させるため、中小企業雇用維持プログラムなども発表しました。
株式投資家の目線で言えば、このように中央銀行がなりふり構わず金融緩和へと邁進している場面では、何を買っても儲かる相場が起こりやすいです。実際、2020年の相場はどんなに下手な投資家でもウハウハ儲かる相場でした。
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
そして、2021年に入ると経済再開がはじまり、雇用市場が急角度で改善しました。
さらに、経済再開に合わせて、それまで実施されていた臨時措置は順次終了されていきました。3兆ドルを超える財政散布が終了し、債券買入れプログラムの手仕舞いが議論されはじめました。つまり、2021年は思いのほか速いペースで経済が立ち直ったのです。
そのため、投資家もじゃぶじゃぶの金融緩和がいつまでも続かないことを悟り、投資戦略の修正を迫られました。
結果として、2021年は物色の矛先がめまぐるしく変わり、ストックピッキング(個別株投資)は困難を極めました。それとは対象的に、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(ティッカーシンボル:VTI)に代表されるような市場をまるごと買う戦略、いわゆる「インデックス投資」が一番効率よく儲けることができました。
そんなわけで、今はインデックス投資信仰が極めて強くなっています。俗にいう「レバナス・ブーム」、すなわちナスダック指数を2~3倍のレバレッジで買うような投資信託(ETF)が飛ぶように売れる現象も見られています。
大体、こんなふうに大衆がひとつの人気商品に熱狂する局面になると、その手法が天井をつけるリスクが高いです。つまり、2022年は株価指数を買い、それを抱えているだけでは儲からない相場になるでしょう。
その一方で、S&P500指数に代表されるような株価指数の採用銘柄のなかで、指数に占める比重が小さい銘柄には極端に割安で取引されている銘柄が目立ち始めています。言い直せば、今は株価指数よりも個別株に妙味があるということです。
2022年の株式市場はスピード調整の年となる見通し!
高利回り・低PERの個別株を中心にバリュー投資に徹しよう
普通、米国の景気拡大局面は8〜10年くらい続きます。今回の景気拡大局面は2020年4月から始まっていますので、まだ2年目です。つまり、今は長期的な景気拡大局面の初期に位置していると考えられます。
しかし、株式市場は新型コロナウイルスからの経済立ち直りをいち早く織り込み、先駆けて上昇してしまっているので、高値に買い進まれた株価に実体経済が追いつく必要があります。つまり、2022年はスピード調整の年になるということです。
このスピード調整さえ完了すれば、株式は再び買っていける状況になると思います。ただし、このスピード調整には、まるまる1年を要するかもしれません。
目先の“かく乱要因”は、改善著しい雇用市場だと思います。雇用主が「なかなか求人への応募者が来ない」と焦った場合、賃金をアグレッシブに引き上げるかも知れません。生産性の向上がないままに賃金だけが上昇すれば、それはいずれ「賃金価格スパイラル」と呼ばれる悪循環をもたらし、しつこいインフレになるリスクがあります。今のところそうなるリスクは低いですが注意は必要です。
現在までのインフレの少なからぬ部分は、石油をはじめとするエネルギー価格の上昇によってもたらされました。今後、エネルギー価格の上昇の変化率は鈍化することが期待されます。
ただし、上場シェール企業はほとんど増産していませんし、サウジアラビアも増産していません。そのことから考えて、原油価格の上昇が続くシナリオも覚悟しておく必要があります。
一方、米国の10年債利回りは1.4%前後で推移しています。これは、中長期での米国経済の成長が弱々しいものになるリスクがあることを示唆しています。
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
今、中国経済は、中国恒大集団をはじめとした不動産開発業者の資金繰りが困難な問題でスランプに陥っています。中国経済の減速は、素材や資本への需要が旺盛でなくなることを意味します。さらに、中国経済と密接に連携している日本経済も道連れにされるリスクがあります。そのような事情から日本やドイツの長期金利の水準は低く、それが米国債の利回り水準を魅力的に魅せている側面は否定できません。
つまり、足下の高インフレにもかかわらず、米国の長期金利は低い水準のままで推移する可能性が高いのです。これは、インフレ退治のためにFRBがあまりアグレッシブに政策金利を引き上げられないことを意味します。
2022年の株式投資に際しては、このようなもろもろのポイントを考慮し、高利回りで低PER(株価収益率)の個別株を中心に、バリュー投資に徹するのが良いでしょう。
【今週のまとめ】
2021年は「インデックス投資」が正解だったが、
2022年は「個別株へのバリュー投資」が狙い目に!
2020年は何を買っても儲かる簡単な相場でした。2021年は「株式市場をまるごと買う!」というような株価指数への投資が正解でした。2022年は、2021年とは正反対で、個別株へのバリュー投資に妙味があると思います。
※編集部注:来週、2021年12月27日の「世界投資へのパスポート」は休載となります。
【※関連記事はこちら!】
⇒【証券会社おすすめ比較】外国株(米国株、中国株、ロシア株、韓国株など)の取扱銘柄数で選ぶ!おすすめ証券会社
【※今週のピックアップ記事はこちら!】
⇒【日本株】2021年の年末は「想定以上の変動」が起こるリスクも! 東証マザーズの「小型グロース株」は避け、「低PER・高配当・好業績・高ROE」の大型株だけ注目を
⇒ふるさと納税の8大サイトの特徴やメリットを比較! 最も便利なサイトはどこ?取扱い自治体数や特典は? ザイがおすすめする「ふるさと納税サイト」を紹介!
↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓ | ||||||
●トランプ大統領 | ●地方創生 | ●トランプ・トレード | ||||
●防災・減災 | ●生成AI | ●自動運転 | ||||
●サイバーセキュリティ | ●再生可能エネルギー | ●iPhone16 | ||||
●株主優待 | ●ゲーム | ●防災・減災 | ||||
●米株/大型優良株 | ●米株/燃料電池 | ●米株/大手IT株 | ||||
●米株/高配当株 | ●米株/天然ガス | ●米株/ディフェンシブ株 |
【※米国株を買うならこちらの記事もチェック!】
⇒米国株投資で注意が必要な「為替」と「税金」とは?「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」で投資をして、口座内に「米ドル」を残さないのがポイント!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年11月1日時点】
「米国株」取扱数が多いおすすめ証券会社 |
◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約4900銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)※買付時の為替手数料が無料/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【マネックス証券のおすすめポイント】 外国株の取扱銘柄数はトップクラス! また、米国株の買付時の為替手数料が0円(売却時は1ドルあたり25銭)となるキャンペーンが長期継続しており、実質的な取引コストを抑えることができる。さらに、外国株取引口座に初回入金した日から20日間は、米国株取引手数料(税込)が最大3万円がキャッシュバックされる。米国ETFの中で「米国ETF買い放題プログラム」対象21銘柄は、実質手数料無料(キャッシュバック)で取引が可能。米国株の積立サービス「米国株定期買付サービス(毎月買付)」は25ドルから。コツコツ投資したい人に便利なサービス。米国株は、時間外取引に加え、店頭取引サービスもあり日本時間の日中でも売買できる。また、NISA口座なら、日本株の売買手数料が無料なのに加え、外国株の購入手数料も全額キャッシュバックされて実質無料! 企業分析機能も充実しており、一定の条件をクリアすれば、銘柄分析ツール「銘柄スカウター米国株」「銘柄スカウター中国株」が無料で利用できる。 |
|
【関連記事】 ◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル! |
|
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約5300銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【SBI証券のおすすめポイント】 ネット証券最大手のひとつだけあって、米国から中国、韓国、アセアン各国まで、外国株式のラインナップの広さはダントツ! 米国株は手数料が最低0米ドルから取引可能で、一部米国ETFは手数料無料で取引できる。また、2023年12月1日から米ドルの為替レートを「0円」に引き下げたので、取引コストがその分割安になった。さらにNISA口座なら米国株式の買付手数料が無料なので、取引コストを一切かけずにトレードできる。米国株を積立購入したい人には「米国株式・ETF定期買付サービス」が便利。また、米国株の信用取引も可能。さらに、リアルタイムの米国株価、48種類の米国指数および板情報を無料で閲覧できる点もメリットだ。米国企業情報のレポート「One Pager」、銘柄検索に使える「米国株式決算スケジュールページ」や「米国テーマ・キーワード検索」、上場予定銘柄を紹介する「IPOスピードキャッチ!(米国・中国)」など情報サービスも多彩。「SBI 証券 米国株アプリ」は「米国市場ランキング」「ビジュアル決算」「銘柄ニュース」などの機能が充実している。 |
|
【関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
|
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約4750銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【楽天証券おすすめポイント】 米国、中国(香港)、アセアン各国(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)と幅広い銘柄がそろっており、米国株の信用取引も利用可能! 指定の米国ETF15銘柄については買付手数料が無料で取引ができるのもお得。さらに、2023年12月からは米ドル⇔円の為替取引が完全無料! NISA口座なら米国株の売買手数料が0円(無料)なのもメリットだ。米国株の注文受付時間が土日、米国休場を含む日本時間の朝8時~翌朝6時と長いので、注文が出しやすいのもメリット。米国株式と米国株価指数のリアルタイム株価、さらに米国決算速報を無料で提供。ロイター配信の米国株個別銘柄ニュースが、すぐに日本語に自動翻訳されて配信されるのもメリット。米国株の積立投資も可能で、積立額は1回3000円からとお手軽。楽天ポイントを使っての買付もできる。銘柄探しには、財務指標やテクニカル分析などの複数条件から対象銘柄を検索できる「米国株スーパースクリーナー」が役に立つ。 |
|
【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が見やすい! |
|
◆DMM.com証券(DMM株) ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約2400銘柄 | 無料 |
【DMM.com証券おすすめポイント】 米国株の売買手数料が完全無料なので、取引コストに関しては割安! ただし、配当金が円に両替される際の為替スプレッドが1ドルあたり1円と高いので、配当狙いで長期保有する人は注意が必要だ。他社と違う点としては、外貨建ての口座がなく、売却時の代金や配当が自動的に米ドルから円に交換されること。米ドルで持っておきたい人には向かないが、すべて円で取引されるため初心者にとってはわかりやすいシステムと言えるだろう。また、米国株式と国内株式が同じ無料取引ツールで一元管理できるのもわかりやすい。米国株の情報として、米国株式コラムページを設置。ダウ・ジョーンズ社が発行する「バロンズ拾い読み」も掲載されている。 |
|
【関連記事】 ◆DMM.com証券「DMM株」は、売買手数料が安い!大手ネット証券との売買コスト比較から申込み方法、お得なキャンペーン情報まで「DMM株」を徹底解説! ◆【証券会社比較】DMM.com証券(DMM株)の「現物手数料」「信用取引コスト」から「取扱商品」、さらには「最新のキャンペーン情報」までまとめて紹介! |
|
【米国株の売買手数料がなんと0円!】 |
※ 本記事の情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。 |