世界投資へのパスポート

2022年は「米国株」のインデックス投資は儲からな
い!FRBがインフレ対策で金融引き締めを行う今年は
出遅れ感が強い「石油・銀行・旅行」関連株に注目!

2022年1月10日公開(2022年1月10日更新)
広瀬 隆雄
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●GoToトラベル ●半導体材料 ●抗原検査
●米株/シェール ●米株/旅行 ●米株/EV
●米株/高配当株 ●米株/ワクチン ●米株/燃料電池
●米株/GAFAM ●米株/天然ガス ●米株/2022年戦略

12月に開催されたFOMC の議事録が公開され、
債権の在庫圧縮についても検討されたことが明らかに!

 米国の相場の格言に「Don't fight the FED」というのがあります。FEDとは連邦準備制度のことを指します。つまり「連邦準備制度理事会(FRB)に刃向かってはならない」という意味です。

 今、FRBは一刻も早く利上げをしたくてウズウズしています。債券買入プログラムを3月までに切り上げ(=テーパリング)、その後、ただちに利上げに入る意向が表明されています。1月5日に、2021年12月14日〜15日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公開されましたが、それにより単なるテーパリングだけでなく、もう一段踏み込んだ、これまでに買い込んだ債券の在庫の圧縮についても徹底的な検討が行われたことが明らかになりました。

FRBの予想以上に「タカ派」なメッセージを受け、
年初のS&P500指数は下落してスタート!

 こうした予想以上に“タカ派”なFRBのメッセージを、市場は厳粛に受け止めています。実際、2022年に入って最初の5立会日(1月3日〜7日)のS&P500指数のパフォーマンスは、−1.9%でした。

 このように株式市場が軟調にスタートする年は、一年を通じて苦しいマーケットになるという経験則があります。つまり、今年はFRBに刃向かって強気で正面攻撃を仕掛けても、勝ち目はないのです。言い換えれば、2022年はインデックス投資では儲かりません

 幸いなことに現在の米国の株式市場を見ると、テクノロジー株のように「べらぼうに割高に買われている銘柄群」とバリュー株のように「割安で放置されている銘柄群」がハッキリしています。つまり、ここは下げ相場でも下落幅が小さい「割安で放置されたバリュー株」で守りの戦に徹するのが一番です

当面は、インフレで株価が上がりやすい「石油株」や
新型コロナの影響で出遅れ感の強い「旅行株」に注目!

 それでは具体的に何を買えば良いのでしょうか?

 まず、そもそもFRBが利上げを急いでいる理由は「インフレの押さえ込み」なので、当面はインフレで株価が上がりやすい石油株を買うのが素直な戦略だと思います。具体的には、パイオニア・ナチュラル・リソーシズ(ティッカーシンボル:PXD)ダイヤモンドバック・エナジー(FANG)ペトロブラス(PBR)が良いでしょう。
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米国株は12月に向けてダラダラと下落が続く!? 連邦債務上限引き上げ問題が先送りされ、テーパリング開始も予定されるなか、「エネルギー」関連銘柄が狙い目!

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パイオニア・ナチュラル・リソーシズ(PXD)チャート/日足・6カ月パイオニア・ナチュラル・リソーシズ(PXD)チャート/日足・6カ月
(出典:SBI証券公式サイト) ※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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ダイヤモンドバック・エナジー(FANG)チャート/日足・6カ月ダイヤモンドバック・エナジー(FANG)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト) ※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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ペトロブラス(PBR)チャート/日足・6カ月ペトロブラス(PBR)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト) ※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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 また、FRBが債権の在庫を減らすことで連邦準備制度の総資産を圧縮するのは、長短金利差の拡大を狙っているとも解釈できます。その場合、短期で資金調達して長期で運用する銀行は、収益環境の改善が見込まれます。具体的には、カレンフロスト(ティッカーシンボル:CFR)などの地銀に妙味があります。

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カレンフロスト(CFR)チャート/日足・6カ月カレンフロスト(CFR)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト)
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 さらに、新型コロナウイルスの影響で出遅れ感の強いデルタ・エアラインズ(ティッカーシンボル:DAL)カーニバル(CCL)のような旅行株も良いと思います
【※関連記事はこちら!】
【米国株】「デルタ・エアラインズ」と「トーム」に注目! 米国人がもっとも旅行に出かける“感謝祭”の前に新型コロナが沈静化したことで、旅行需要の急回復に期待

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【今週のまとめ】
「インフレ退治」に躍起になるFRBの方針には逆らわず、
投資環境の悪化を認めて「守りの戦」に徹するのが正解!

 2022年に入ってから、さらに強硬に「インフレ退治」をしようとするFRBのスタンスが明らかになりました。つまり、金融引き締めです。ここは素直に株式を巡る環境の悪化を認め、守りの戦に徹するほうが良いででしょう。

 銘柄としては、いずれも人気の圏外となっていた時期が長く、出遅れ感の強い石油株や銀行株、旅行株がおすすめです。
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【証券会社おすすめ比較】外国株(米国株、中国株、ロシア株、韓国株など)の取扱銘柄数で選ぶ!おすすめ証券会社

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