↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓ | ||||||
●トランプ大統領 | ●地方創生 | ●トランプ・トレード | ||||
●防災・減災 | ●生成AI | ●自動運転 | ||||
●サイバーセキュリティ | ●再生可能エネルギー | ●iPhone16 | ||||
●株主優待 | ●ゲーム | ●防災・減災 | ||||
●米株/大型優良株 | ●米株/燃料電池 | ●米株/大手IT株 | ||||
●米株/高配当株 | ●米株/天然ガス | ●米株/ディフェンシブ株 |
エアビーアンドビーが8月12日に
スッキリとした素晴らしい決算を発表!
2020年12月にエアビーアンドビー(Airbnb、ティッカーシンボル:ABNB)が新規株式公開(IPO)して以降、私はこの株が嫌いで一度も推奨したことがありません。しかし、8月12日に発表されたエアビーアンドビーの2021年第2四半期の決算は、スッキリとした素晴らしい内容で、「エアビー・ヘイター」の私としても同社の素晴らしさを認めざるを得ませんでした。
そこで今回は、エアビーアンドビーを取り上げます。
コロナ禍からの経済活動再開の流れを背景に、
営業キャッシュフローや売上高が着実に成長!
私は企業を見るときいろいろな財務データを見るのですが、とりわけ営業キャッシュフローを重視しています。その理由は、利益や売上高と違って、実は営業キャッシュフローが一番粉飾しにくい数字だからです。
エアビーアンドビーの営業キャッシュフローは下のグラフの通りです。
2020年の第3四半期が突出しているのは、コロナ禍で在宅勤務となったものの「家族とは離れて静かなところで仕事したい!」という人たちが、仮の仕事場とするため、エアビーアンドビーで自宅に近い物件を借りるケースが多かったことに起因しています。この傾向は、この後紹介するグラフにも共通しています。
この2020年の第3四半期を除いて考えると、2020年の第1四半期から2021年の第2四半期まで、営業キャッシュフローはきれいに伸びています。これが何を意味するのかというと「経済活動再開は現実に起きている!」ということです。
【※関連銘柄はこちら!】
⇒【米国株】国内旅行&行楽に特化した「旅行」関連銘柄を紹介! ワクチン接種による経済再開が進み、米国の「夏の行楽」需要はコロナ前を超える勢いで復活中!
エアビーアンドビーの予約は、北米エリアがとりわけ強かったです。欧州エリアは少し出遅れましたが、こちらも今活発化しています。
強いて言えば、6月、7月に夏の行楽シーズンで予約数が増加したため、その反動で足元の予約は若干緩んでいるそうです。また、新型コロナウイルスのデルタ変異株のニュースも、旅行需要を抑える要因になっていると考えられます。
しかし、そのような季節要因や不安なニュースを勘案したうえでも、中期的なトレンドとして旅行需要は右肩上がりで伸びてゆく、とエアビーアンドビーの経営陣は考えています。
ユーザーがエアビーアンドビーを予約した総代金を指す「グロス予約高(Gross bookings)」は、以下のように推移しています。
そして、グロス予約高から物件提供者であるホストに対して対価を支払った残りのお金が、エアビーアンドビーの「売上高(Revenue)」になります。売上高の推移は以下の通りです。
・グロス予約高−ホストへの支払額=売上高
宿泊予約数と平均宿泊単価も右肩上がりで、
売上高成長率は前年同期比+298.7%に!
次に、エアビーアンドビーの宿泊予約数(延べ何泊予約されたかで表示)は下のグラフのようになっています。
そして、先ほどのグロス予約高を宿泊予約数で割った数字が、平均宿泊単価になります。
・グロス予約高÷宿泊予約数=平均宿泊単価
つまり、エアビーアンドビーは、予約数と宿泊単価のどちらも伸びているということです。
ちなみに、2021年第2四半期のEPSは予想-43セントに対して-11セント、売上高は予想12.7億ドルに対して13.4億ドル、売上高成長率は前年同期比+298.7%でした。
エアビーアンドビーの物件掲載数は過去最高に!
最近のトレンドを踏まえた新機能も実装
エアビーアンドビーの経営者は、最近の旅行の特徴として「人々は昔よりいろんなところへ旅行しているし、旅行の期間もより長くなっている」と指摘しています。そして新しい旅行先が増え、借り手の需要が高まると、自ずと宿泊施設を提供するホストの数も増える傾向にあるそうです。
そのような理由から、今、エアビーアンドビーの物件の掲載数は過去最高に達しています。
また、新型コロナ以前だと長期滞在は重要ではありませんでした。しかし、新型コロナ後は長期滞在型の需要もとても重要になってきています。
旅行に関するもうひとつの新しいトレンドとして、エアビーアンドビーで物件を探しているユーザーの40%が旅行先や旅行時期に関してフレキシブルに考えており、「何か良い特売セールがあれば、旅行のタイミングや行先はそれに合わせて変更しても良い」と考えていることが指摘できます。
この潜在需要をもっと掘り起こすために、エアビーアンドビーは「私はフレキシブルです」というボタンを実装しました。物件をサーチする際にこのボタンを押すと、日程や行き先の条件を緩やかにして最も有利な条件の物件が表示されます。これは、供給能力が余っているところ(=値段が下がっている物件)へユーザーの需要を振り向ける働きをするので、貸す側も借りる側もハッピーです。
つまり、以前はまずロケーション、次に日付の順番でサーチし、物件を絞り込んでいくのが当たり前だったのですが、今は「バーゲンセールにインスパイアされた旅行プラン」というのが新型コロナ後の新しい流行になっているのです。
【今週のまとめ】
エアビーアンドビー決算は素晴らしい内容!
株価には反映されていない今が絶好の買い場に
エアビーアンドビーの2021年第2四半期の決算は良い内容で、営業キャッシュフロー、グロス予約高、予約回数、予約単価などが、すべてきれいに伸びています。エアビーアンドビーの株価は、このような好決算を未だ反映していないと思いますので、絶好の買い場と言えるでしょう。
【※関連記事はこちら!】
⇒【証券会社おすすめ比較】外国株(米国株、中国株、ロシア株、韓国株など)の取扱銘柄数で選ぶ!おすすめ証券会社
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
【※今週のピックアップ記事はこちら!】
⇒アマゾンの株価急落はネット通販株の「売り」サイン! 一方、経済活動再開による消費行動の変化はグーグルやフェイスブックなど「ネット広告株」にはプラスに!
⇒【米国株】国内旅行&行楽に特化した「旅行」関連銘柄を紹介! ワクチン接種による経済再開が進み、米国の「夏の行楽」需要はコロナ前を超える勢いで復活中!
↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓ | ||||||
●トランプ大統領 | ●地方創生 | ●トランプ・トレード | ||||
●防災・減災 | ●生成AI | ●自動運転 | ||||
●サイバーセキュリティ | ●再生可能エネルギー | ●iPhone16 | ||||
●株主優待 | ●ゲーム | ●防災・減災 | ||||
●米株/大型優良株 | ●米株/燃料電池 | ●米株/大手IT株 | ||||
●米株/高配当株 | ●米株/天然ガス | ●米株/ディフェンシブ株 |
【※米国株を買うならこちらの記事もチェック!】
⇒米国株投資で注意が必要な「為替」と「税金」とは?「特定口座(源泉徴収あり)」か「NISA口座」で投資をして、口座内に「米ドル」を残さないのがポイント!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年11月1日時点】
「米国株」取扱数が多いおすすめ証券会社 |
◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約4900銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)※買付時の為替手数料が無料/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【マネックス証券のおすすめポイント】 外国株の取扱銘柄数はトップクラス! また、米国株の買付時の為替手数料が0円(売却時は1ドルあたり25銭)となるキャンペーンが長期継続しており、実質的な取引コストを抑えることができる。さらに、外国株取引口座に初回入金した日から20日間は、米国株取引手数料(税込)が最大3万円がキャッシュバックされる。米国ETFの中で「米国ETF買い放題プログラム」対象21銘柄は、実質手数料無料(キャッシュバック)で取引が可能。米国株の積立サービス「米国株定期買付サービス(毎月買付)」は25ドルから。コツコツ投資したい人に便利なサービス。米国株は、時間外取引に加え、店頭取引サービスもあり日本時間の日中でも売買できる。また、NISA口座なら、日本株の売買手数料が無料なのに加え、外国株の購入手数料も全額キャッシュバックされて実質無料! 企業分析機能も充実しており、一定の条件をクリアすれば、銘柄分析ツール「銘柄スカウター米国株」「銘柄スカウター中国株」が無料で利用できる。 |
|
【関連記事】 ◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル! |
|
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約5300銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【SBI証券のおすすめポイント】 ネット証券最大手のひとつだけあって、米国から中国、韓国、アセアン各国まで、外国株式のラインナップの広さはダントツ! 米国株は手数料が最低0米ドルから取引可能で、一部米国ETFは手数料無料で取引できる。また、2023年12月1日から米ドルの為替レートを「0円」に引き下げたので、取引コストがその分割安になった。さらにNISA口座なら米国株式の買付手数料が無料なので、取引コストを一切かけずにトレードできる。米国株を積立購入したい人には「米国株式・ETF定期買付サービス」が便利。また、米国株の信用取引も可能。さらに、リアルタイムの米国株価、48種類の米国指数および板情報を無料で閲覧できる点もメリットだ。米国企業情報のレポート「One Pager」、銘柄検索に使える「米国株式決算スケジュールページ」や「米国テーマ・キーワード検索」、上場予定銘柄を紹介する「IPOスピードキャッチ!(米国・中国)」など情報サービスも多彩。「SBI 証券 米国株アプリ」は「米国市場ランキング」「ビジュアル決算」「銘柄ニュース」などの機能が充実している。 |
|
【関連記事】 ◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実 ◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社! |
|
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約4750銘柄 | <現物取引>約定代金の0.495%(上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(上限16.5米ドル) |
【楽天証券おすすめポイント】 米国、中国(香港)、アセアン各国(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)と幅広い銘柄がそろっており、米国株の信用取引も利用可能! 指定の米国ETF15銘柄については買付手数料が無料で取引ができるのもお得。さらに、2023年12月からは米ドル⇔円の為替取引が完全無料! NISA口座なら米国株の売買手数料が0円(無料)なのもメリットだ。米国株の注文受付時間が土日、米国休場を含む日本時間の朝8時~翌朝6時と長いので、注文が出しやすいのもメリット。米国株式と米国株価指数のリアルタイム株価、さらに米国決算速報を無料で提供。ロイター配信の米国株個別銘柄ニュースが、すぐに日本語に自動翻訳されて配信されるのもメリット。米国株の積立投資も可能で、積立額は1回3000円からとお手軽。楽天ポイントを使っての買付もできる。銘柄探しには、財務指標やテクニカル分析などの複数条件から対象銘柄を検索できる「米国株スーパースクリーナー」が役に立つ。 |
|
【関連記事】 ◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実! ◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が見やすい! |
|
◆DMM.com証券(DMM株) ⇒詳細情報ページへ | |
米国株の取扱銘柄数 | 取扱手数料(税込) |
約2400銘柄 | 無料 |
【DMM.com証券おすすめポイント】 米国株の売買手数料が完全無料なので、取引コストに関しては割安! ただし、配当金が円に両替される際の為替スプレッドが1ドルあたり1円と高いので、配当狙いで長期保有する人は注意が必要だ。他社と違う点としては、外貨建ての口座がなく、売却時の代金や配当が自動的に米ドルから円に交換されること。米ドルで持っておきたい人には向かないが、すべて円で取引されるため初心者にとってはわかりやすいシステムと言えるだろう。また、米国株式と国内株式が同じ無料取引ツールで一元管理できるのもわかりやすい。米国株の情報として、米国株式コラムページを設置。ダウ・ジョーンズ社が発行する「バロンズ拾い読み」も掲載されている。 |
|
【関連記事】 ◆DMM.com証券「DMM株」は、売買手数料が安い!大手ネット証券との売買コスト比較から申込み方法、お得なキャンペーン情報まで「DMM株」を徹底解説! ◆【証券会社比較】DMM.com証券(DMM株)の「現物手数料」「信用取引コスト」から「取扱商品」、さらには「最新のキャンペーン情報」までまとめて紹介! |
|
【米国株の売買手数料がなんと0円!】 |
※ 本記事の情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。 |